目指すのはマグロのプロフェッショナル

魚の価格相場は、毎日、1分1秒の世界で変動するもの。変動のタイミングに合わせて即座に対応できるよう、常にアンテナを張り巡らせています。

各地の加工場を駆け回りながら、マグロの選定に明け暮れる日々。

お客さまに最高の製品を届けることが私たちの役割です。

岐阜経済大学 経済学部・スポーツ経営学科2017年入社

商品事業本部 特販部 第二課

西田 将秀ニシダ マサヒデ

マグロの水揚げ日本一。本場 焼津で、日々マグロに触れる

特販部に所属する社員の仕事は、全国各地にある魚の加工場で水揚げされた魚が、ちゃんと規格どおりの製品として加工されているかをチェックすることです。私はマグロを担当しています。加工メーカーさんの工場は全国各地にあるのですが、私は静岡県の加工メーカーさんの工場にいることが多いですね。

マグロは大きな魚なので、加工場では1匹を20個程度の切り身に分けます。カットされた部位ごとに、回転寿司チェーン店などさまざまな販売先へ納品するというのが仕事の流れです。

そのほか、カットしたマグロの断面を見て良し悪しを判断し、ランク分けする仕事も行います。私は入社1年目には、よいマグロの見定め方がだいたい身についていました。1年目に所属していた部署では仲卸業者の方とコミュニケーションを取ることも多く、魚の見極め方や美味しい魚のポイントなど、たくさんのことを親切に教えてもらいました。

マグロは1本あたりの価格も高く、毎年ニュースでセリの様子が報道されるなど、世間の興味の対象ですよね。そんな魚を自分が取り扱えていることを誇りに思いますし、大きなやりがいを感じています。

若いうちから責任ある現場へ。だからぐんぐん成長できる

両親は漁師でしたが、私は学生時代、水産業にまったく無関係の分野を学んでいました。それでもいま、うおいちに入社して3年目で、すでに加工メーカーさんの工場で業務が円滑に遂行するための管理として1つの工場を任せてもらえています。

静岡県焼津市はマグロの産地なので、加工場も複数あります。1日で数箇所の加工場をまわることもありますね。20代のうちからこんなに責任ある仕事をさせてもらえるのも、うおいちならではだと感じます。魚が好き、釣りが趣味など、魚に興味があれば、充分やりがいを持って働ける職場だと思います。

たとえばさっき話したマグロのランク付けに関しても、最高ランクのマグロを求める業者もいれば、真ん中くらいのランクを求める業者もいます。「〇〇県のマグロがいい」といった、産地指定をされることもあるんです。

「こんな製品はありますか?」と聞かれて、「ないです」と答えることはなるべくしたくありません。多様な要望に臨機応変に応えられるよう、知識を増やしていきたいです。

将来的には、お客さまの要望に100%応えられるような人になりたいと考えています。