8月19日に相愛大学様にて料理研究部の学生さんとの「お魚料理教室」を行いました。参加者は1~3年生の学生21名でした。
弊社の食育活動の目的は、中央卸売市場とポジションを活かした「正しい魚に関する知識を共有すること」「生産者、行政、教育機関、流通、食品メーカーと連携し、食育を通じて魚食を普及させること」「水産物の消費拡大を推進し、水産業界の未来を共に考えること」の3つの軸があります。
料理研究部は月1回のクラブ活動を行っており、今回は学生の強い要望で特別企画を実現しました。レシピは学生の意見を取り入れ、弊社提供の魚や愛媛県の提供食材を使い、新たな知識や視点を学ぶ機会を設け、普段体験出来ない食育の実現が可能となりました。
弊社からは「マアジ」と「ハマチ」を提供し、愛媛県からは「茄子」「トマト」「アスパラ」の提供を頂きました。魚を捌いたことのない1年生にはマアジの3枚卸を体験して貰い、2年生3年生にはハマチを捌いてもらいました。出来上がった料理は、「ライスバーガー」「ハマチとアスパラのペペロン炒め」「アジのなめろう」「ハマチのお造り」「茄子と魚の赤だし」でハマチとアジのつくねをパテにしたライスバーガーがとても美味しく、また「ペペロン炒め」も「なめろう」も完成度が高く、また料理の段取りからも普段から料理を楽しまれていることがよくわかりました。
各班それぞれ余った茄子を田楽や御浸しにも工夫しており食材を余ることなく使用した点もすごくよかったと思いました。
今回の自主活動支援プロジェクトが、魚を調理するだけでなく、水産に興味や関心をもつきっかけとなり、自分たちで学びや発見に挑戦する姿勢を見つけて欲しく思っております。また新鮮で美味しく健康な魚食をこれからもっと楽しんでいただきたいです。
最後になりましたが、この様な機会をくださった相愛大学の先生方、料理研究部の皆様に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。