HOME > お知らせ > お魚食育

摂南大学にて「お魚料理教室」を行いました

食育活動にて、摂南大学 農学部 食品栄養学科1年生合計97名を対象に「お魚料理教室」の実習を10月18日と25日の2回に分割して実施しました。協賛は、一般社団法人大日本水産会様と徳島県水産物消費地流通研究会様です。

今回の実習では、弊社で行っている食育の趣旨を軸としました。というのも、弊社の理念にもある「食文化の発展に貢献する」という精神のもと、これからの食文化を担う学生達に対し、水産物を使用した食育を行うことで魚食に興味を持ってもらうことを目指しています。また、大阪の中央卸売市場における水産の荷受会社という立場を活かし、様々な地域と手を組むことにより、水産だけでなく農産も取り入れ、学生にその地域ならではの食材の美味しさや日本の食文化を伝えていこうと考えております。

食材は、まず一般社団法人大日本水産会様がお魚代を提供してくださいました。お魚は、徳島県産の「すだちハマチ」を使用しました。旭物産株式会社様から仕入れさせて頂きました。その他、徳島県の名産品である「スダチ、シイタケ、レンコン、海苔、柿、半田そうめん、コシヒカリ、かつおだしパック」は徳島県水産物消費地流通研究会様が提供してくださいました。

実習は、13:20頃から始まり17:30頃まで行われました。まずは、徳島県関西本部の矢野様が本日の食材・県の観光・魅力などを紹介してくださいました。そして弊社の宮崎がお魚の捌き方・料理を説明しました。捌き方・料理は、説明しながら実際に調理する同時進行型で行いました。

メニューは、「すだちハマチの湯引き刺身」「徳島シイタケとハマチの炊き込みご飯~スダチ風味」「徳島レンコンの甘酢サラダ」「ハマチと徳島レンコンの照り焼き」「かつお出汁で半田そうめんのお吸い物~焼き海苔」「デザート~柿」でした。皆さんで美味しく召し上がりました。

学生たちは、最初、お魚の大きさや内臓などに驚いていましたが、しっかり話を聞き、真似をすることで上手に捌き、調理できました。初めての経験で戸惑いながらも楽しそうに頑張っている姿がとても印象的でした。このような実習は、学生たちにとって、五感を刺激し、吸収力も高まる充実したものになったと思われます。

実習を通して、水産物・徳島県の魅力を肌で感じて学んでいただき、食に関わっていく大人として、将来、魚食普及そして、日本の食文化を発信する人生の良いきっかけになればと思っております。

最後になりますが、このような実習に参加させてくださり、細かい準備や料理の相談などをしてくださった摂南大学の先生方、何度も打ち合わせや準備を手伝ってくださった徳島県の皆様に大変感謝申し上げます。

また、このような素晴らしい食育を実現できますよう、さらなる活動を進めていきたいと思っております。

 

ご提供いただいた食材です

徳島県関西本部の矢野様も補助講師として捌き方・調理を教えて下さってます

すだちハマチ(ツバス)約1.5kg/尾です。とてもきれいで可愛いですね!

手際よく頑張っていました!
楽しそうですね!
とても美味しかったです!!
Back

PAGE TOP