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相愛大学にて「お魚料理教室」を行いました

食育活動にて相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科 1年生合計55名を対象に「お魚料理教室」の実習を11月12日に実施しました。協賛は、一般社団法人大日本水産会様と鳥取県様です。

今回の実習では、弊社で行っている食育の趣旨を軸としました。というのも、弊社の理念にもある「食文化の発展に貢献する」という精神のもと、これからの食文化を担う学生達に対し、水産物を使用した食育を行うことで魚食に興味を持ってもらうことを目指しています。また、大阪の中央卸売市場における水産の荷受会社という立場を活かし、様々な地域の皆様と協賛し、水産だけでなく農産も取り入れ、学生にその地域ならではの食材の美味しさや日本の食文化を伝えていこうと考えております。

食材は、まず一般社団法人大日本水産会様がお魚代を提供してくださいました。お魚は、鳥取県赤碕港産の「活〆釣りサワラ」を使用しました。その他、鳥取県の名産品である「紅ズワイガニ、白ネギ、ブロッコリー、カキ、星空舞(お米)」は鳥取県様が提供してくださいました。

実習は、午前9:00頃から始まり13:30頃まで行われました。まずは、鳥取県関西本部の永島様とJA全農とっとりの松村様が本日の食材・県の観光・魅力などを紹介してくださいました。そして弊社の宮崎がお魚の捌き方・料理を説明しました。最後に紅ズワイガニの食べ方は、永島様に説明して頂きました。捌き方・料理は、説明しながら実際に調理する同時進行型で行いました。

メニューは、「鳥取県サワラのムニエル~バター醤油」「鳥取県白ネギのミルクスープ」「鳥取県サワラのカルパッチョ~粒マスタードソース」「紅ズワイガニ」「星空舞(お米)」「デザート~柿」でした。皆さんそれぞれ美味しく召し上がりました。

事前に捌き方や調理の方法の資料を配布していた為、学生たちはスムーズに実習に取り組むことができました。また、「活〆釣りサワラ」は大きくてとても鮮度がよく脂ものっていた為、驚きのお魚だったと思われます。鱗もほぼないお魚であり、調理工程もシンプルなものにしたことによって時間内に実習を終えることができました。食材の良さも伝わりやすいレシピであったと思われます。初めての経験で戸惑いながらも、自分たちで役割分担をして最後まで調理を完成できたと思います。このような実習は、学生たちにとって、五感を刺激し、吸収力も高まる充実したものになったと思われます。

演習を通して、農水産物・鳥取県の魅力を肌で感じて学んでいただき、食に関わっていく大人として、将来、魚食普及そして、日本の食文化を発信する人生の良いきっかけになればと思っております。

最後になりますが、このような実習を開催企画そして、授業の進行などを助けてくださった相愛大学の先生方、鳥取県の魅力を分かりやすく伝えて下さった鳥取県の皆様に大変感謝申し上げます。

また、このような素晴らしい食育を実現できますよう、さらなる活動を進めていきたいと思っております。

教卓の手元が映し出されるモニターを見ながら、実施しています

学生が作ったお料理です

JA全農とっとりの松村様がパワーポイントを使用し、農産品を紹介している様子です

鳥取県関西本部の永島様が紅ズワイガニの食べ方を紹介しています
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