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大阪樟蔭女子大学にて愛媛県と「お魚料理教室」を行いました

食育活動にて大阪樟蔭女子大学 健康栄養学科 食物栄養専攻24名、管理栄養士専攻85名の1年生合計109名を対象に「お魚料理教室」の実習を12月6日と9日の2日間にわたって実施しました。協賛は、一般社団法人大日本水産会様と愛媛県様です。

今回の実習では、弊社で行っている食育の趣旨を軸としました。というのも、弊社の理念にもある「食文化の発展に貢献する」という精神のもと、これからの食文化を担う学生達に対し、水産物を使用した食育を行うことで魚食に興味を持ってもらうことを目指しています。また、大阪の中央卸売市場における水産の荷受会社という立場を活かし、様々な地域の皆様と協賛し、水産だけでなく農産も取り入れ、学生にその地域ならではの食材の美味しさや日本の食文化を伝えていこうと考えております。

食材は、まず一般社団法人大日本水産会様がお魚代を提供してくださいました。お魚は、愛媛県「愛鯛」を1班1尾(ドレス)を使用しました。その他、愛媛県の名産品である「はだか麦、美豊卵、伊予美人(サトイモ)、松山あげ、麦みそ、紅マドンナ、ひめの凛(お米)、蛇口からみかんジュース」は愛媛県様が提供してくださいました。

まず、愛媛県大阪事務所の山口様と及川様が本日の食材・県の観光・魅力などを紹介してくださいました。そして鯛の捌き方を及川様、調理を弊社の宮崎が説明しました。学生たちは説明を聞きながら実際に調理する同時進行型で実習に取り組みました。

メニューは、「宇和島鯛めし」「伊予美人と鯛アラ炊き」「鯛のアラ出汁で松山あげの味噌汁」「デザート~紅マドンナ、蛇口からみかんジュース」でした。どれも大変美味しかったです。

今回の実習は、カリキュラム上180分間と他大学より短い時間でしたが、学生の鯛はドレス加工したものを使用し、また調理をシンプルなものにしたことによって充実した時間となりました。教卓の鯛は、ラウンドから捌き、頭のわり方など1から説明することで限られた時間の中でも、丸ごと1尾捌く方法も説明できました。

愛媛県の郷土料理である「宇和島鯛めし」をレシピに入れることで、より愛媛県らしさを紹介することができ、学生さんも大変喜んでくださいました。また、初めての経験で戸惑いながらも、自分たちで役割分担をして最後まで調理を完成できたと思います。このような実習は、学生たちにとって、五感を刺激し、吸収力も高まる充実したものになったと思われます。

演習を通して、農水産物・愛媛県の魅力を肌で感じて学んでいただき、食に関わっていく大人として、将来、魚食普及そして、日本の食文化を発信する人生の良いきっかけになればと思っております。

最後になりますが、このような実習を開催企画そして、授業の進行などを助けてくださった大阪樟蔭女子大学の先生方、愛媛県の魅力を分かりやすく伝えて下さった愛媛県の皆様に大変感謝申し上げます。また、このような素晴らしい食育を実現できますよう、さらなる活動を進めていきたいと思っております。

今回提供された商材たちです

愛媛県大阪事務所の山口様が農産品について紹介している様子です。

蛇口からみかんジュース!!

愛媛県大阪事務所の及川様が鯛の捌き方を説明しています。
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