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帝塚山学院大学にて長崎県と「お魚料理教室」を行いました

食育活動にて帝塚山学院大学 人間科学部 食物栄養学科 全学年 有志 合計43名を対象に「お魚料理教室」の実習を2月6・7日に実施しました。協賛は、長崎県漁業協同組合連合会様と長崎県大阪事務所様です。

今回の実習では、弊社で行っている食育の趣旨を軸としました。というのも、弊社の理念にもある「食文化の発展に貢献する」という精神のもと、これからの食文化を担う学生達に対し、水産物を使用した食育を行うことで魚食に興味を持ってもらうことを目指しています。また、大阪の中央卸売市場における水産の荷受会社という立場を活かし、様々な地域の皆様と協賛し、水産だけでなく農産も取り入れ、学生にその地域ならではの食材の美味しさや日本の食文化を伝えていこうと考えております。

食材は、まず長崎県漁業協同組合連合会様が長崎産「養殖ヒラマサ」を、食育で使用しやすい2/3kg尾サイズに選別してご提供してくださいました。そして、長崎県大阪事務所様からは長崎県の名産品である「にんじん、だいこん、スナップエンドウ、「五島ルビー」(ミディトマト)、米、お抹茶、ゆめのか・恋みのり(いちご)」をご提供してくださいました。

実習は、13:40頃から始まり17:30頃まで行われました。まずは、長崎県大阪事務所の鈴木様と岩永様より本日の野菜・県の観光・魅力などを紹介してもらいました。そして長崎県漁業協同組合連合会の高橋様よりヒラマサとブリの見分け方などを紹介してもらいました。

続いて弊社の宮崎がお魚の捌き方・料理を説明しました。捌き方・料理は、説明しながら実際に調理する同時進行型で行いました。

メニューは、「ヒラマサ出汁お茶漬け」「ヒラマサお刺身~大根のツマ付き」「長崎お野菜でさっぱりサラダ」「ヒラマサのアラほぐし身と野菜の皮で簡単佃煮」「デザート~ゆめのか・恋みのり(いちご)」でした。皆さんそれぞれ美味しく召し上がりました。

今回のポイントとしましては、お魚を三枚おろしから刺身まで捌くこと、アラの下処理、魚を焼く方法、出汁の取り方まで一連の魚の処理方法を説明できたことです。また、出汁取りの際に使用した昆布や、大根の皮など捨ててしまうかもしれない食材を再利用したレシピにしたこともポイントです。学生たちは初めての経験で戸惑いながらも、自分たちで役割分担をし、実習に取り組んでくれました。今回の経験を家で復習したいという意見も多くみられました。

実習を通して、農水産物・長崎県の魅力を肌で感じて学んでいただき、食に関わっていく大人として、将来、魚食普及・持続可能な魚介類の利用などの人生の良いきっかけになればと思っております。

最後になりますが、このような実習を開催してくださりそして、授業の進行などを助けてくださった帝塚山学院大学の先生方、長崎県の魅力を分かりやすく伝えて下さった長崎県の皆様に大変感謝申し上げます。また、このような素晴らしい食育を実現できますよう、さらなる活動を進めていきたいと思っております。

完成した料理です

ご提供いただいた農産品です

楽しそうに調理していました

長崎県大阪事務所の皆様です
長崎県漁業協同組合連合会の高橋様です
綺麗な養殖ヒラマサです
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