10月17.24日に2023年度 摂南大学にて「お魚料理教室」を長崎県漁連様、長崎県様と協賛で行いました。農学部食品栄養学科1年生を対象に合計81名に実習をしました。
本実習の趣旨は、「鮮度感」と「臨場感」という観点に重きを置きながら「大学・行政・生産者(漁師・漁業者)・販売流通(荷受)」の多様な主体と連携・協働して活動しています。また、「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」「持続可能な食を支える食育の推進」「「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進」の3つ重点事項を柱にSDGsの考え方を踏まえて、取組と施策を推進していることです。
スケジュールは以下の手順で行いました。
メンバー紹介・注意事項説明 |
本日の食材・県の魅力・観光等の講義 (行政・漁連) |
魚の捌き方の実践講習 (うおいち・行政) |
魚料理の実践講習 (うおいち) |
試食・片付け |
解散 |
実際に調理に入る前に、簡単な講義を行うことで知識や興味を持った状態で取り組むことができます。
食材は長崎県漁連様から「養殖ヒラマサ」、長崎県様から「パプリカ・ゴーヤ・大根・レモン・みかん・醤油」を提供いただき、メニューは「ヒラマサ出汁お茶漬け」「ヒラマサの刺身 ~長崎県レモン添え ご当地お醤油」「長崎のゴーヤとパプリカで和え物~レモンマリネ風」「ヒラマサのアラほぐし身で簡単佃煮」でした。
実習終了後に行った学生向けアンケートから、普段お魚を捌いたことがない子が87%でしたが今回の実習を受け、自宅で捌いてみたいといった意見や、レシピ作成などに生かしたいといった意見が非常に多く寄せられました。また、今後どのような水産に関する学びを受けてみたいですかという問いには、魚の鮮度の保ち方や、水産物の流通・加工・販売までの流れを勉強したいといった好奇心あふれる意見も多くありました。
長時間に及ぶ実習でしたが、先生がたや協賛の皆様のおかげで学生さんにとって非常に充実した時間となりました。
最後になりましたが、この様な機会をくださった摂南大学の先生方、協賛先の長崎漁連の皆様、長崎県の皆様に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。
摂南大学様のHPはこちらになります。
【産学官連携のお魚料理教室を開催しました】 - 摂南大学 農学部【食品栄養学科】公式 (setsunan-af.jp)
掲載ありがとうございます!
1班に1尾3.5kg前後/尾の養殖ヒラマサを捌いてもらいました
提供頂いた食材です
産官学連携で力合わせて行いました