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相愛大学にて「お魚料理教室」を行いました

 11月11日土曜日に相愛大学様にて「お魚料理教室」を行いました。相愛大学人間発達学部発達栄養学科1年生、約50名を対象に徳島県様、大日本水産会様と協賛して取り組みました。

 

 本実習の趣旨は、「弊社の食育では、「鮮度感」と「臨場感」という観点に重きを置きながら「大学・行政・生産者(漁師・漁業者)・販売流通(荷受)」の多様な主体と連携・協働して活動しています。また、「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」「持続可能な食を支える食育の推進」「「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進」の3つ重点事項を柱にSDGsの考え方を踏まえて、取組と施策を推進することです。

タイムスケジュールとしては、まず徳島県関西本部の矢野様が本日の食材と県の魅力、観光の講義を行いました。事前に徳島県の知識をつけることで、より実習への関心を高め、食材の良さを理解することができます。次に、説明と体験の同時進行型ですだちブリの捌き方と調理方法を説明いました。そして皆で美味しく食べました。

食材は、徳島県産の「養殖すだちぶり」を旭物産様から仕入れ、大日本水産会様の提供で準備し、農産品・加工品は徳島県関西本部様が「すだち、しいたけ、れんこん、さつまいも、ブロッコリー、ふしめん、ゆず、米」を準備・提供してくださいました。

メニューは「すだちブリのお刺身」「すだちブリの混ぜ込みご飯」「すだちブリの出汁」「すだちブリの照り焼き」「徳島ゆずゼリー」を作りました。こちらのメニューは矢野様と試作をしながら、杉山先生の適格なアドバイスを元に作成しまいした。

今回のポイントは、まず魚の捌き方を一から理解し刺身まで引けるようになること、魚の下処理・調理方法を基礎から理解すること、食材を余すことなく使用すること、県の魅力と食材のありがたみを理解すること、このようなところでした。これらを伝え、理解してもらうことで自分たちのレシピ作りや将来の仕事にも応用可能な知恵をつけることができました。

学生にとったアンケートからは、自宅でも調理したいという声が53%ととても多くあげられました。また将来教える立場になりたいという学生もいて、食を学ぶ意欲と感心の大きさを実感しました。水産について学んでみたいことは何ですか?という問いには、魚に対する食中毒対策について学んでみたいや、魚の栄養素・生態・旬について栄養士となった時に役立つことを知りたいといった意見もありました。

 

 最後になりましたが、この様な機会をくださった相愛大学の杉山先生と徳島県関西本部の矢野様、その他協賛先の皆様に大変感謝申し上げます。

今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。

 

徳島県関西本部の矢野様が県の紹介をしています

1班1尾、3.5㎏前後/尾のすだちぶりを捌きました

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