1月29日に2023年度 帝塚山学院大学にて「お魚料理教室」を愛媛県様、大日本水産会様と協賛で行いました。食物栄養学科の全学年対象に有志にて合計48名に実習をしました。
本実習の趣旨は、「鮮度感」と「臨場感」という観点に重きを置きながら「大学・行政・生産者(漁師・漁業者)・販売流通(荷受)」の多様な主体と連携・協働して活動しています。また、「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」「持続可能な食を支える食育の推進」「「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進」の3つ重点事項を柱にSDGsの考え方を踏まえて、取組と施策を推進していることです。
食材は大日本水産会様から「愛鯛」、愛媛県様から「養殖スマ、ひめの凛(米)、美豊卵、はだか麦、松山あげ、麦味噌、伊予美人(里芋)、甘平(柑橘)」を提供いただき、メニューは「宇和島鯛めし風~愛鯛」「養殖スマお刺身」「伊予美人と愛鯛アラ炊き」「愛鯛おアラ汁で松山あげの味噌汁」「甘平」でした。
今回のレシピは、愛媛県の郷土料理である宇和島鯛めしを参考に地元の味を再現しました。甘くて味の濃い愛鯛と濃厚な美豊卵、甘い出汁が混ざり、まさに究極の卵かけごはんでした。捌き方はもちろんアラ下処理や、煮魚の方法など基本的な魚の知識を教えることに重きを置きました。
学生たちは、愛媛といえばみかんというイメージだったけど観光地や水産物もなかなか魅力的で愛媛について興味がすごくわいてきた。普段なかなか目にすることのない大きな魚を一から捌く体験ができて良かった。甘平というみかんは今まで聞いたことがなかったのですが、とてもおいしくてトリコになりました。というコメントを頂きました。
将来、栄養士や管理栄養士など食に関わる仕事につくかもしれない学生たちにとって、今回の実習で学んだ事を活用して水産や魚食に興味を持つきっかけ、そして関わる行動源となればいいと思っております。
最後になりましたが、この様な機会をくださった帝塚山学院大学の先生方、協賛先の愛媛県様、大日本水産会様に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。
愛媛県大阪事務所の皆様が講義をしてくれました。
みんな楽しく捌いて調理しています。