6月18.25日に2024年度摂南大学様にて「お魚料理教室」を愛媛県様、大日本水産会様と協賛で行いました。農学部食品栄養学科2年生 合計79名に実習をしました。
本実習の趣旨は、「鮮度感」と「臨場感」という観点に重きを置きながら「大学・行政・生産者(漁師・漁業者)・販売流通(荷受)」の多様な主体と連携・協働して活動しています。また、「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」「持続可能な食を支える食育の推進」「「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進」の3つ重点事項を柱にSDGsの考え方を踏まえて、取組と施策を推進していることです。
食材は大日本水産会様から「愛鯛」、愛媛県様から「ひめの凛(米)、美豊卵、松山あげ、麦味噌、絹かわなす、キュウリ、アスパラ、もろみ黒酢」を提供いただき、メニューは「宇和島鯛めし風~愛鯛」「絹かわなすと愛鯛アラ炊き」「愛鯛おアラ汁で松山あげの味噌汁」「もろみ黒酢ドレッシングサラダ」でした。
今回のレシピは、愛媛県の郷土料理である宇和島鯛めしを参考に地元の味を再現しました。甘くて味の濃い愛鯛と濃厚な美豊卵、甘い出汁が混ざり、まさに究極の卵かけごはんでした。捌き方はもちろんアラ下処理や、煮魚の作り方など魚の基礎知識を教えることに重きを置きました。
学生たちは2回生ということで、意識や知識もより高く、積極的に学ぶ姿勢とともに楽しそうな様子もうかがうことができました。
もっと魚の捌き方を学びたい!いろんな魚を捌いてみたい!家でも魚を買ってみた!といった意見から㈱うおいちさん楽しそうです就職したい!といったありがたいお言葉も頂きました。
将来、栄養士や管理栄養士など食に関わる仕事につくかもしれない学生たちにとって、今回の実習で学んだ事を活用して水産や魚食に興味を持つきっかけ、そして水産業界に関わる行動源となればいいと思っております。
最後になりましたが、この様な機会をくださった摂南大学の先生方、共催の愛媛県様、協賛の大日本水産会様に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。