8月22日に相愛大学様にて料理研究部の皆さまと共催して「アジの調理方法」について部活動を行う自主活動支援プロジェクトを行いました。参加者は1~4年生の学生22名でした。
弊社の食育活動の目的は、中央卸売市場とポジションを活かした「正しい魚に関する知識を共有すること。」「生産者、行政、教育機関、流通、食品メーカーと連携し、食育を通じて魚食を普及させること。」「水産物の消費拡大を推進し、水産業界の未来を共に考えること。」の3つの軸があります。
今後の取り組みとして地域の専門家や団体と協力し、新たな知識や視点を学ぶ機会を設け、全員が成長できる場を提供していこうとする中で今回の部活動共催が決まりました。
若手の意見を取り入れ、自主活動を支援するプロジェクトに参加することで、参加者のニーズに寄り添った食育の実現が可能となりました。
食材は山口県萩市の瀬付きマアジを使用しました。萩沖の天然礁(瀬)に棲みついていることから「瀬付きアジ」と呼ばれ、豊富で良質なエサを食べて育っているため、脂乗りがよく、身もふっくらと肥えています。
活動では、アジの特徴、三枚おろしの仕方、アラの処理方法などを共有し、「アジフライ」「アジのなめろう」「アジのうしお汁」に調理しました。
学生たちは、年齢層の異なる部活動の良さを活かし、それぞれの知識と経験を使って助け合いながら取り組んでいました。
楽しくて一人で10尾ほどアジを捌く子や、アジフライを6枚食べる子など和気あいあいとしながら夏休みの部活動を充実したものにできたと思います。
今回の自主活動支援プロジェクトが、水産に興味や関心をもつきっかけとなり、自分たちで学びや発見に挑戦する姿勢を見つけていってほしいです。また新鮮で美味しく健康な魚食をこれからもっと楽しんでいただきたいです。
最後になりましたが、この様な機会をくださった相愛大学の先生方、料理研究部の皆様に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。