11月12日に2024年度相愛大学様にて人間発達学部 管理栄養学科 1年生 合計45名を対象に「お魚料理教室」を長崎県漁業協同組合連合会・長崎県大阪事務所の皆さんと共催で行いました。
本実習の趣旨は、「鮮度感」と「臨場感」という観点に重きを置きながら「大学・行政・生産者(漁師・漁業者)・販売流通(荷受)」の多様な主体と連携・協働して活動しています。また、「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」「持続可能な食を支える食育の推進」「「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進」の3つ重点事項を柱にSDGsの考え方を踏まえて、取組と施策を推進していることです。
食材は長崎県漁業協同組合連合会様から「養殖シマアジ」、長崎県様から「ブロッコリー・大根・人参・レタス・みかん・レモン・醤油」を提供いただき、メニューは「シマアジの刺身・炙り刺身 大根のツマを作ろう、シマアジのアラの塩焼き、長崎県産レタス・ブロッコリー・ニンジン ~レモンはちみつマリネ風」でした。
今回のレシピは、長崎県漁連様いちおしの養殖シマアジを主としたもので、素材の味を楽しめるようシンプルな味付けにしました。高級で味の濃いシマアジを刺身と炙り刺身で味わい、アラも捨てる所なく簡単に調理して食べることができました。また、2人で1尾捌くようにしたため学生たちが魚に触れる機会を多く設けることができました。
普段あまり会う機会の少ない合同クラスでの実習だったようですが、学生たちは班で協力して助け合いながら作業をしていました。体の向きや包丁の持ち方の工夫を伝えるとすぐに吸収して実践していました。
このような機会を通して、水産や魚食に興味を持って学びを深めてもらい、将来的に食に関わる仕事や消費者として魚食普及に貢献できれば幸いです。
最後になりましたが、この様な機会をくださった相愛大学の先生方、共催の長崎県漁業協同組合連合会様、長崎県大阪事務所県様に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。