食育活動の一環として、第二和光園様にて3~5歳児約80名を対象に、2月21日(金)に「お魚食育」を実施いたしました。今回の取り組みは、お魚が持つ「可愛さ」「面白さ」「美味しさ」を発見していただき、興味を持っていただくことを目的としております。見て、触れて、体験しながら楽しく学ぶことで、魚食普及に寄与する食育を目指しました。
【活動内容】
イワシの手開き
まずは、イワシの手開きに挑戦しました。骨も身も柔らかなイワシは、4~5歳のお子様でも手で簡単に捌くことが可能です。事前に頭と内臓を取り除いておくことで、初めてお魚に触れるお子様でも戸惑いながらも、みんなで協力して楽しんでいただけました。
紙芝居「まぐろがまぐろになったわけ」
手開きしたイワシを天ぷらに調理していただく間、紙芝居を通じてお魚の名前の由来や多様な種類について学びました。物語形式で進めることで、皆様が楽しくお魚について理解を深めることができました。
お魚クイズ
楽しく面白くお魚を学ぶために、体を動かしながらのクイズ形式のアクティビティも実施しました。また、大日本水産会様より頂戴した最新版「カニ」の塗り絵を配布。カニの種類や特性が細かく記載されており、興味深く取り組まれていました。
イワシ天ぷらの実食
調理したイワシの天ぷらは、身は天ぷら、骨は骨せんべいとして仕上げました。自ら捌いたお魚を抵抗なく味わい、普段はお魚をあまり食べないお子様からも「お魚が好きになった!美味しい!」「家でも食べたい!」という嬉しい声をいただきました。
【今後の展望】
今回の活動を通して、お子様たちにお魚の魅力を再発見していただけたことは大変喜ばしい限りです。今後も、魚食普及に向けたさらなる取り組みを進め、魅力ある食育活動の実現に努めてまいります。
本授業の開催および進行にご協力いただいた第二和光園の先生方に、心より感謝申し上げます。
大日本水産会の塗り絵を熟読中