8月5日火曜日に「2025年度 相愛大学産官学食育実践演習」が大阪市中央卸売市場本場にて行われ、弊社も「魚の流通と知識」というテーマで相愛大学人間発達学部の1学年生、合計35名に講義を行う時間を頂きました。
本演習の目的は、「食育の実践に関する講義・演習を多方面から行う科目として、オムニバス方式により実施する。産官学が連携協働した具体的実践を通してのポピュレーションアプローチという観点から教育を行うとともに、さらに食育実践のために不可欠な情報獲得および処理のための教育を行う。」ことのようです。
タイムスケジュールとしては、8:45~市場協会の「市場の役割と食品流通」を行い、11:10~弊社の「魚の流通と知識」、午後13:10~香川県の「香川県の野菜と果物」、14:20~食品衛生検査所の「食品衛生検査所の業務」がありました。一日、あらゆる角度からしっかりと学ぶことができる内容でした。後日には、調理専門学校での調理実習も実施されるようです。
弊社の講義の「魚の流通と知識」では、水産物が生産者(漁業者)から消費者まで市場を通してどのようにしてやってくるのかということを、現場の写真や動画を交えながら分かりやすく紹介しました。また、鮮度感や栄養面などの基礎知識や、水産に関するSDGsの価値観を絡めた未来への責任と役割について説明しました。
時間が長かったのですが、皆さん真剣にメモを取りながら積極的に参加する姿勢が印象的でした。
最後になりましたが、この様な機会をくださった相愛大学の鷲津先生に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。