今年もお正月用の塩数の子の初セリを下記の通り行いました。
1.上場場所及び日時
セリ日時 :令和4年11月18日(金) 午前9時00分より
上場場所 :大阪市中央卸売市場 本場(福島区)四十物 北海物売場 (北 I - 7)
2.入札数量 : 544㎏(うおいち)
昨年:両社合計数量 540kg(うおいち 360kg、 大水 180kg)
3.産地(加工地) : 北海道(留萌)
4.原料生産地 : カナダ・アメリカ・日本(北海道)
5.塩数の子入札価格(うおいち分)
サイズ |
令和4年(円/kg) |
令和3年(円/kg) |
カナダ・アメリカ(大) |
10,000 |
10,000 |
アメリカ・カナダ(特~大) |
9,000~6,000 |
― |
カナダ (大) |
10,000~6,000 |
9,000~6,000 |
ブリストル(特々~大) |
― |
― |
ロシア (2折~3折) |
― |
― |
前 浜 (特~大) |
10,000~7,000 |
10,000~6,000 |
魚卵サイズg/本 カナダ・アメリカ(大) 約 20 g
前浜 (特) 約 40 g (大)約 30 g
「上場明細」
うおいち 大水
前浜 64kg 90kg
カナダ 200kg 20kg
カナダ・アメリカ 40kg ―
アメリカ・カナダ 240kg 80kg
アメリカ(ブリストル) ― 30kg
計 544㎏ 220kg
両社合計 764kg
今年の初せりの上場数量は、卸両社合計で昨年の約1.4倍の約760㎏となりました。
今年の抱卵ニシンの水揚げはカナダBCが減産したものの、シトカが大幅に増産、その他の地域でも昨年並みの水揚げとなりました。また北海道前浜物は主要産地の日本海で1.6倍の5,330tの好漁となり、全体的に安定した水揚げとなりましたが、円安による輸入コストの上昇に加え国内での加工は人手不足や資材などの製造コストの上昇、輸送、配送コストの上昇などの影響から昨年よりやや高値から昨年並みの価格となりました。塩カズノコ(化粧箱)の需要は頭打ちが続いていますが、手間のかからない味付け数の子や塩抜き数の子・チーズなどで加工した製品での販売などで、新しい食べ方の提案で家庭向けの需要を増やしていただければと思います。
今年の数の子も綺麗で大変美味しそうです!!
塩数の子以外にも、調理済みのすぐ召し上がれる物や味付きの物もございます。
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