今年もお正月用の塩数の子の初セリを下記の通り行いました。
１．上場場所及び日時
セリ日時：令和1年１１月２２日（金）
午前９時００分より
上場場所：大阪市中央卸売市場 本場（福島区）
四十物 北海物売場 （北 I － ７）
２．入札数量： 1,260ｋｇ（うおいち）
昨年：両社合計数量 3,503kg
（うおいち1,886kg、大水1,617kg）
12月予想取扱量（うおいち約150 t）
３．産地（加工地）：北海道（留萌）
４．原料生産地:カナダ、アメリカ、日本(北海道)
５．塩数の子入札価格（うおいち分）
■令和１年（円／kg）
カナダ・アメリカ（大）9,000
アメリカ・カナダ（大）5,000
カナダ （大）7,500～6,000
ブリストル（特々～大）3,000
ロシア（２折～３折）2,200
前 浜（特～大）10,000～8,500
■平成３０年（円／kg）
カナダ・アメリカ（大）9,000～5,300
アメリカ・カナダ（大）9,000～4,300
カナダ
ブリストル（特々～大） ナシ
ロシア （特大～大） ―
前 浜 （特々～中）10,000～7,000
魚卵サイズｇ/本
ｶﾅﾀﾞ・ｱﾒﾘｶ（大） 約20g
ﾌﾞﾘｽﾄﾙ （特々）約50g （大）約30g
前浜 （特） 約40g （大）約30g
今年の初せりの上場数量は、卸両社合計で昨年を下回る約２，５２０tとなりましたが、今年の製品の出来も良いものに仕上がっています。
今年は前浜物の生産量が少なく入荷も減り、価格は昨年同様高値となりました。シトカ産は漁が無かったため製品の入荷は無く、昨年は無かったロシア産の入荷が有りました。
全体の価格は昨年並みとなっています、需要の頭打ちが続いていますが、その分、手間のかからない味付け数の子や塩抜き数の子製品での販売で、おせちには欠かせない縁起物だけではなく、新しい食べ方の提案で家庭向けの需要を増やしていただければと思います。
