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共同船舶株式会社様が「鯨生肉上場記念式典」を行いました

 一般社団法人日本捕鯨協会 共同船舶株式会社様が「鯨生肉上場記念式典」を大阪中央卸売市場にて行いました。

捕鯨船「勇新丸」が大阪港に12日入港し、約1・2トンのニタリクジラの生肉を水揚げしました。

その北海道東部や三陸沖の太平洋で捕獲されたニタリクジラは、セリにて、尾びれの付け根辺りの希少部位「尾の身」に最高で1キロ25万円の値が付きました。2019年に商業捕鯨が再開されて以降で最高額となっております。

日本捕鯨協会によると、ニタリクジラの生肉が大阪で取引されるのは、商業捕鯨が一時停止される前の1987年の夏以来、35年ぶりのようです。というのも、日本はクジラの減少を危ぶむ国際捕鯨委員会の決定で商業捕鯨を一時停止し、2019年に会を脱退して再開した経緯があります。ただ、クジラの消費量は、日常の食卓に並んだ1950~70年代から激減しているようです。

捕鯨船は長期間沖合で操業することが多く、通常は捕獲したクジラを洋上で解体して冷凍します。しかし今回は、冷凍していない生肉本来のおいしさを知ってもらいたいという共同船舶様の熱い思いから、太平洋沖で捕まえたクジラの生肉を氷詰めのコンテナで保管し、鮮度を保ちながら運び込まれました。生肉は、うまみ成分が失われず、冷凍に比べて濃厚な味がするようです。

14日以降に大阪府内の飲食店や魚屋などで販売される予定です。

弊社の橋爪社長もご出席されました

クジラ肉です

取引の様子です

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