松葉カニ・セコガニの初セリが行われました

日本海の冬の味覚、松葉ガニ・セコガニ漁が１１月６日（月）午前０時に解禁となり、各産地に水揚げされたものが７日（火）に大阪の市場で初セリとなりました。

１．上場場所及び日時

初セリ日時　：令和　5年１１月7日（火）　午前4時40分より

上場場所　：大阪市中央卸売市場福島本場・四十物、北海物売場（北 I - ７）

２．入荷予定水揚げ港：津居山港、香住港、浜坂港　等

３．漁期：　１１月６日より　　　松葉ガニ（雄）：令和６年３月２０日迄

セコガニ（雌）：令和５年　１２月３１日迄

入荷並び相場（令和５年）

入荷量

価格（円/尾）

松葉ガニ

うおいち 10尾　約　10ｋｇ

大　　水　　　　10尾　約　10ｋｇ

合　　　計　　　20尾　約　20ｋｇ　　

　　　　35,000～20,000（円/尾）　　

セコガニ

うおいち　80ケース　約160　kg

大　　水　265ケース　約 530　kg

合計　　　345ケース　約 690ｋｇ

合　　計　　917ケース　2,410　kg

　　　　　2,500～ 1,200（円/尾）

参考（入荷量：大阪本場計、価格：うおいち本場）

昨年は、松葉ガニ　12尾　約　12㎏の入荷で、１尾　45,000～28,000円

　　　　セコガニ　457ケース　約910㎏の入荷で、１尾　 2,400～ 1,000円

＊大阪本場の初入荷は兵庫県（津居山・香住・浜坂）からの入荷となり、入荷数量は卸両社合計で、松葉ガニ「雄」20尾（約20㎏）・せこがに「雌」345ケース（約690㎏）となりました。昨年と比べ、雄は入荷が増え・雌は減少するという状況になりました。価格（うおいち入荷分）は、雄は上値は下げましたが、サイズ別ではほぼ昨年並み。雌もほぼ昨年と変わらない結果となりました。昨日の但馬地区の初水揚げは悪天候の影響から水揚げが大幅に減少したため浜相場は高騰しました。今年の水揚げは平年並みかやや前年を上回ると予想されていますが、産地需要の高まりが続くものとみられることから、価格は高値で推移するものと思われます。