今年もお正月用の塩数の子の初セリを下記の通り行いました。
1.上場場所及び日時
セリ日時 :令和3年11月19日(金) 午前9時00分より
上場場所 :大阪市中央卸売市場 本場(福島区) 四十物 北海物売場 (北 I -7)
2.入札数量 : 360kg(うおいち)
昨年:両社合計数量 720kg(うおいち570kg、大水150kg)
3.産地(加工地) : 北海道(留萌)
4.原料生産地 : カナダ・アメリカ・日本(北海道)
5.塩数の子入札価格(うおいち分)
サイズ |
令和3年(円/kg) |
令和2年(円/kg) |
カナダ・アメリカ(大) |
10,000 |
10,000 |
アメリカ・カナダ(大) |
― |
― |
カナダ (大) |
9,000~6,000 |
10,000 |
ブリストル (特々~大) |
― |
― |
ロシア (2折~3折) |
― |
― |
前 浜 (特~大) |
10,000~6,000 |
6,000 |
魚卵サイズg/本 カナダ・アメリカ(大) 約20g
前浜 (特) 約40g (大)約30g
今年の初せりの上場数量は、卸両社合計で昨年を大きく下回る約540㎏となりました。
今年の抱卵ニシンの水揚げはカナダ、シトカ、アメリカともに大幅に増加、北海道前浜物も昨年に続き3,000t以上の豊漁となりましたが、コロナ禍の影響で人手不足や原料搬入の遅れから製品の供給が間に合わない状況となっており、価格は昨年よりやや高値から昨年並みの価格となりました。
塩カズノコの需要は頭打ちが続いていますが、手間のかからない味付け数の子や塩抜き数の子・チーズなどで加工した製品での販売などで、新しい食べ方の提案で家庭向けの需要を増やしていただければと思います。