関連品の欄参照。
あおやぎの味がおいしい春に食べたいぬたです。
あおやぎ、わけぎ、酢味噌
①あおやぎは生のものはボイルします。
②わけぎは湯をくぐらせ、まな板の上で包丁の背で中のぬめりをとり、4cmほどの大きさに切りそろえます。
③あおやぎ、わけぎ、酢味噌をあえます。
あおやぎを使ったかき揚げです。丼物やおうどんに入れてもおいしいです。
調理のコツは、かき揚げを薄くすることです。
あおやぎ、三つ葉、ごぼう、にんじん、
小麦粉150g、冷水 200cc、卵1個、
揚げ油
1.三つ葉は3cmの長さに、ごぼうはささがきに、にんじんは千切りにします。
2.小麦粉を冷水で溶き、卵1個を混ぜ合わせます。
3. 2に1の野菜、あおやぎをいっしょに入れ混ぜます。
4.熱した揚げ油に、お玉等で形を整えながら3を入れます。
5.カラッとしてきたら取り出す。
・かきあげをあったかいご飯の上にのせてめんつゆ等をかけると簡単にかきあげ丼ができます。
溶き卵を入れるとき、火を通しすぎないのがポイントです。
あおやぎ、卵、ゴボウ、たまねぎ、三つ葉、塩、しょうゆ、だし汁、砂糖
①だし汁に塩、しょうゆ、砂糖で味を付け、火にかける。
②ゴボウはささがき、たまねぎは薄切りにし、①にいれる。
③野菜が煮えたら卵を溶いてまわしながら入れる。
青柳のむき身みとワケギをさっと煮たもの。潮の香りがしておいしいです。ボイルした青柳を使ってもできますが、その場合はダシがあまりでないのでかつおだし(顆粒)を少し加えてください。
青柳むき身・・・100g
ワケギ・・・1/2束
<調味料>
醤油・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、さとう・・・大さじ1/2、日本酒・・・大さじ4
だし汁・・・大さじ4
①むき身は薄い塩水でさっと洗って水を切る。ワケギは5cmくらいに切っておく。
②鍋にだし汁と調味料を入れて火にかけ、①のむき身、ワケギを入れて3分くらいさっと煮るだけです。貝に火が通り、ネギがしんなりすればでき上がり。煮すぎないように。
アカムツをカラリと唐揚げにしました。二度揚げすることでとても香ばしく骨まで食べられるようになります。
アカムツ、片栗粉、レモン、塩、こしょう、サラダ油
1.アカムツは、ウロコ、内臓、エラを取り除き、きれいに洗う。この時腹膜の中の腎臓の部分もきれいに取り除くと臭みがなくなる。
2.アカムツの水分をよく拭き、塩をふり、片栗粉を薄くまぶす。
(ビニール袋に片栗粉を少量入れ、そこにアカムツを入れて大きく空気を入れて口を閉じて振ると、薄くつけることができます。)
3.160~170℃のサラダ油で揚げる。
4.油を切って、もう一度油の温度を最初よりも高くして揚げる。
アカムツは皮の下に脂があるので、刺身は皮を炙った焼き霜にするのがお勧め。口に入れると脂が溶け出して「白身のトロ」と言われるのも納得の味です。
刺身ではレシピも何もないので、簡単に書いておきます。
アカムツ・・・皮付きの片身
大根ケン、大葉など適宜・適量
①アカムツを焦げても大丈夫な木のまな板等におき、料理用トーチ(バーナー)で皮目を炙り、氷水に落として冷ましてから水気をふき取る。
②血合い骨に沿ってフィレを割り切り、血合いの骨を除く。後は平造りにして大根ケン、大葉などと盛り付けます。
◎皮の下の脂が多すぎて刺身に切るときに皮がはがれてしまいました。刺身に切り、そのあとで炙って冷やさずに盛り付けた方がよいと思います。
脂があって身自体が美味しいので、シンプルな塩焼きはお勧めの一品です。
アカムツ切身・・・2切れ
塩・・・適量
甘酢生姜・・・適量
①切身に塩を振って20分くらいおき、でてきた水分をクッキングペーパーなどで拭う。
②後はグリルで焼くだけです。
アカムツ切身・・・2切れ(約200g)
肝・・・適量(あれば)
生姜(薄切り)・・・少々
醤油、みりん、砂糖・・・各大さじ1・1/2 酒、水・・・各大さじ5
①沸騰した湯に1割程度差し水をして80~90℃に温度を下げ、切身を湯通しして冷水にとり、丁寧に鱗などの汚れを落とす。
②鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、切身、肝、生姜を加える。沸騰したらアクを除き、落し蓋をして5~6分煮れば出来上がり。
昆布の上に塩で下味を付けた切身をのせ、酒をふりかけて蒸すだけです。
アカムツ切身・・・2切れ
昆布・・・5×10㎝
塩・・・適量
生姜・・・少々
酒・・・大さじ3
①切身に軽く塩を振って20分くらいおき、さっと洗って水けをぬぐう。生姜は千切りにして水にさらし、水けをきる。
②深めの器に昆布をしき、切身をのせて酒を振りかける。器の上をアルミホイルなどで軽く覆い、蒸気の上がった蒸し器で6~7分蒸す。器にホイルで軽く覆うのは、蒸し器のふたから水滴が落ちるのを避けるためです。
③蒸しあがったら器に盛り付け、千切り生姜を添えて完成。
アラは潮汁がお勧め。潮汁は魚の下処理をきちんとすることが上手に作るポイントです。
アカムツのアラ・・・1尾分(頭は半分に割っておく)
塩・・・適量
大根・・・100g
青ネギ・・・2本
昆布・・・5×10㎝
水・・・2カップ
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1/2
薄口醤油・・・小さじ1
①まず魚の下処理です。アラに塩をきつめに振り、15分くらいおく。80~90℃の熱湯でアラを湯通しし、冷水に落として鱗などの汚れを丁寧に洗う。
②大根は拍子木に切る。青ネギは5㎝に切る。
③鍋に水と下処理したアラ、昆布を入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を取り除く。沸騰したらアクをすくい、大根を加えて弱火にし15分程度煮る。
④酒、みりん、薄口醤油を加え、味が薄ければ塩少々を加えて味を調える。最後に青ネギを加えて火を止める。
※器によそってユズ皮とか添えれば最高でしたが、手持ちがありませんでした。残念!!
でも美味しかったです。
焼き穴子を使った穴胡巻きです。他にも蒸し穴子を使ったもののあります。
焼き穴子 1/4本
キュウリ 1/8本
酢飯 大スプーン1杯
焼き海苔
しょうゆ 適量
好みでゴマ
1.焼き穴子を横半分、縦半分に細長く切る。
2.キュウリも横半分、縦に4ツに切る。
3.酢飯に好みでゴマを混ぜる。
4.焼き海苔に酢飯を広げ、穴子、キュウリをのせて巻く。
5.巻いた寿司を半分に切る。
煮穴子って「寿司屋さんのプロの味」みたいに思っている方が多い知れませんが、作り方さえわかれば家庭でも割と簡単にできます。特にできたてはふわふわトロトロで、自分で作らないとなかなか味わえません。
穴子丼、棒寿司などにお勧め。そのまま酒の肴にしても良いです。
穴子(開いたもの)・・・600g
<煮汁>
醤油・・・大さじ6(90m)
砂糖・・・大さじ6
みりん・・・大さじ3
酒・・・大さじ6
水・・・900ml
昆布茶・・・小さじ1
※煮汁は穴子の量に応じて調整してください。穴子100gに対して醤油 大さじ1が目安です。
①バットを伏せて開いた穴子の皮を上にして並べ、熱湯をかける。皮についたヌメリが白く固まるので、指でヌメリをこそげながら洗い流す。ヌメリを丁寧に処理することが、生くさくなく美味しく作るポイント。
②底が広い鍋に穴子の皮を上にして並べ、煮汁を加えて強火で煮る。沸騰したらアクを除き、落し蓋をして中火~弱火で20~30分くらい煮て火を止める。(この時、煮汁はやや薄味で、まだ十分に残っている状態です。)煮すぎると柔らかくなりすぎ型崩れしてしまうので注意!!
③荒熱が取れたらザル等に穴子を取り出し、煮汁を切る。穴子はものすごく柔らかくなっているので、形を崩さないように丁寧に扱ってください。今回は使った鍋が深めだったので、取り出すときにちょっと崩してしまいました(写真)。フライパン等の浅い鍋が良いです。
※残った煮汁は少し煮詰め、タレとして使います。
※煮穴子を冷蔵庫で保存し冷たい場合は、レンジにかけたり、タレを少し薄めてさっと煮て暖めなおすと美味しくいただけます。
※穴子の頭や骨がある場合は、身と同様に熱湯をかけ、頭のヌメリを洗い落としてから一緒に煮てください。だしが出て更に美味しくなります。
南蛮漬けはアジだけとは限りません。アマゴの南蛮漬けもおいしい。ご飯のおかずにも、ビールなどのおつまみにもなる初夏の惣菜です。野菜の彩りがきれいで豪華、メインディッシュにもなります。
アマゴ・・・2尾(200g)
タマネギ・・・80g
ニンジン・・・20g
ピーマン・・・1個
サラダ油・・・小さじ2
塩・コショウ・・・適量
揚げ油・・・適量
小麦粉…適量
<南蛮酢>
穀物酢・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ4、水・・・大さじ1、塩・・・小さじ1、薄口しょうゆ・・・小さじ1、顆粒ダシ・・・少々、赤トウガラシ(輪切り)・・・1本分
①アマゴのヌメリを洗い落とし、盛付けた時に下側になる方の腹に庖丁を入れて内臓を取り除き、エラも取ってから腹の中をきれいに洗う。キッチンペーパーでよく水気を拭き取り(腹の中も)、軽く塩・コショウを振って15分位おく。
②タマネギは櫛形に切り、ニンジン、ピーマンは千切りにする。
③鍋に南蛮酢の材料を入れ、温めて砂糖、塩を溶かし冷ましておく。
④フライパンを熱し、サラダ油で②のタマネギ、ニンジンをしんなりするまで炒め、③の南蛮酢に漬ける。ピーマンは生のまま加えて漬ける。
⑤アマゴの表面に浮き出した水分をよく拭き取り、小麦粉を付けて(腹の中や頭にも付ける)170~180℃くらいの油でからっと揚げ、熱いうちに④の南蛮酢に漬け込む。
⑥魚を取り出して器に盛り付け、野菜を魚の上に乗せ、南蛮酢をかけてでき上がり。
パエリアはスペイン風の炊き込みご飯。蓋のできるフライパンがあれば、けっこう本格的なものが簡単に作れます。魚介類などの具材が1、2品無くても、他のものでもOKです。気軽に作ってみてください。美味しいです。
魚介類…適宜(今回はアサリ、エビ、ボイルホタテ、イカ)約400g
刻みニンニク…小さじ2
タマネギ…1/2個(みじん切り)
カットトマト(缶詰)…1/2カップ
パプリカ(赤)…1/2個(乱切り)
サフラン…(0.1g)
コンソメ…小さじ2
米…1カップ(200ml)
オリーブ油…大さじ1+1/2
白ワイン…大さじ1
水…280ml
①サフランをアルミホイルに包み、オーブントースターで30秒ローストする。取り出してアルミホイルの上から指ですりつぶし、細かくする。
★焼きすぎると黒くこげてしまうので注意!パンを弱火で焼く時の火加減が目安です。
②フライパンにオリーブ油 大さじ1/2、ニンニク小さじ1を熱してエビとイカをさっと炒める。塩・コショウ、白ワインを振り、皿に取り出しておく。
③フライパンにオリーブ油 大さじ1、ニンニク小さじ1を入れて弱火で香をだし、タマネギ加えて透き通るまで炒める。
④中火にしてトマトを加え、トマトをつぶしながら良く炒め水分をとばす。これに米を洗わずに加え、炒め合わせる。米がトマトの水分を吸い、照りがでるまで良く炒める。
⑤水280ml、サフラン、コンソメを加え、混ぜ合わせながら3分くらい煮詰める。
⑥一旦火を止め、パプリカ、アサリ、ホタテ、炒めておいたエビ、イカを米の上に載せ、蓋をして弱火で18分間蒸し煮にする。
★弱火が重要! 強いとこげ過ぎます。
⑦蓋を開けて米の煮え具合をチェック。蓋を開けたまま中火で30秒くらい加熱し、余分な水分を飛ばす。パセリを散らせばできあがり。
★食べる時にレモン汁をかけると美味しい。
★サフランの代わりにカレー用のサフランライスの素を使ってもOK。値段も手頃で簡単・便利です。
コリコリとした食感がたまりません!
1.アワビの身の部分をタワシでこすってきれいに洗います。
2.スプーンで殻から身をはずします。
3.内臓をとります。
4.口の部分を切り落とします。
5.貝柱の部分に縦に薄く切れ目を入れます。
6.薄くスライスします。
肝のソースの苦味が、身の甘味を際立たせている逸品です。
1.アワビをさばく。(「アワビのお造り」に捌き方をのせています。)
2.フライパンにオリーブオイルを大さじ1入れ、熱してからアワビを貝柱が上にくるように入れます。
3.ふたをして中火で1分ほど焼き、裏返して焼き、最後にバターを入れて焼きます。
4.肝の部分は包丁で細かく刻み、バターを加えてフライパンで熱します。
5.アワビを切って皿に盛り付け、周りを肝のソースで囲み、青じそを細かく切ったものを散らして出来上がりです。
バターの風味がほんのりして・・・
柔らかくてとってもおいしかったです。
1.アワビの貝をはずし、ワタと口をとって3等分する。
2.熱したフライパンにバターをいれ、アワビを入れて、軽く炒める。
肝って聞くだけで敬遠しがちですが、これは苦み等は無く食べやすいです。パンやクラッカーにつけたり、パスタのソースとしてお召し上がりください。
アワビ肝…2個
ニンニク…1カケ
オリーブオイル…大さじ1
鷹の爪…1/2本
醤油…小さじ1/2
お酒…大さじ1
1. アワビの肝を洗い、水気をふきとり、肝以外を取り除く。
2. ニンニクをみじん切りにする。
3. フライパンにオリーブオイルとニンニク・鷹の爪を入れ、弱火で炒める。
4. にんにくの香りが立ってきたら、アワビの肝を裏ごししながらいれる。
5. アワビの肝に少し火を入れてから、調味料を入れて煮立たせ、水分を飛ばす。
石鯛はやはりお刺身が一番です。鮮度が良く身が固かったで、薄造りにしました。残った皮も湯引きにして添えています。石鯛の皮は厚く硬いので、30秒くらいしっかりと茹でて使います。
石鯛…刺身用冊
添え物…大根ケン、大葉、すだち 適量
※刺身なのでレシピというほどのものはないですが、簡単に書いておきます。
①石鯛の皮を引く。小鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ入れて皮を柔らかくなるまで(30秒くらい)茹でる。冷水にとって鱗の残り等をきれいに洗い、水切りして細くきざむ。
②器に大根ケンと大葉をセットし、石鯛を薄く削ぎ切りして盛り付ける。①の皮とすだちを添えて完成。
刺身にして残ったアラを煮付けました。石鯛はちょっとクセがありますが、脂があっておいしいです。
石鯛のアラ…1尾分(約400g)
生姜…1カケ
<煮汁>
醤油…大さじ4、みりん…大さじ4、砂糖…大さじ2、酒…大さじ8(120ml)、水・・・大さじ12(180ml)
①湯を沸かしてアラをさっと(5秒くらい)湯通しし、冷水にとって鱗の残りや血などの汚れをきれいに洗う。
②鍋に煮汁の材料と生姜の薄切り、①の下処理したアラを入れて強火で沸騰させる。浮いてきた灰汁を除いたら中火に落とし、落し蓋をして7~8分煮ればできあがり。
煮付けはシズ料理の定番です。繊維質がしっかりとして旨みがあり淡白な味で、薄めの煮汁で炊いた方が美味しいです。薄いと思われたら、最後に汁だけ少し煮詰めてください。
シズ・・・2尾(今回は約200g)
ショウガ・・・1/3カケ
サヤインゲン・・・6本
<煮汁(※1)>
醤油、みりん・・・各大さじ2、砂糖・・・大さじ1、料理酒、水・・・各大さじ6
※1:カレイなどの煮付けに適した、やや甘めで薄めの煮汁です。分量は魚約200g相当なので、煮る魚の量で加減してください。
①シズはエラと内臓を取り除いて水洗いして水気をふき取り、表と裏に2ヶ所切れ目を入れる。
②ショウガは千切りにし、飾りに使う半分は水にさらして軽く水気をきる(煮汁に入れる半分は千切りのまま)。サヤインゲンは塩を一つまみいれた湯で固めに茹で(約2分)、冷水で色止めし、半分に切る。
③鍋(※2)に煮汁の材料を入れて火にかけ沸騰したら①シズを入れ、落し蓋(ホイル等)をして3分煮、千切り生姜を加えて更に3~4分煮て火を止め、煮汁に②のサヤインゲンを加える。5分くらい冷まして味をしみ込ませる。
④フライ返し等を使って魚の形を崩さないように器に盛り付け、千切りしたショウガを添える。
※2:煮上がった魚を型崩れしないように取り出すには、浅めの鍋が便利です。お勧めはフライパン。鍋の大きさは、魚を曲げずにきちんと納まる程度がベスト。大きすぎると煮汁が回らず、小さいと魚が型崩れしてしまいます。
通常は小さめで安価なものを使って南蛮漬けをつくります(今回のは大きさが1尾100g以上あって南蛮漬け用には立派)。シズの骨は柔らかので、よく揚げて1日くらい南蛮酢に漬け込むと骨まで食べられます。
シズ・・・約200g
タマネギ・・・1/2個
ニンジン・・・1/4本
ピーマン・・・1/2個
小麦粉・・・適量
揚げ油・・・適量
レモン・・・輪切り4切
<南蛮酢>
酢、薄口醤油、みりん・・・各大さじ4、料理酒、水・・・各大さじ2、砂糖・・・大さじ3
鷹の爪・・・輪切り1本分、ショウガ・・・薄切り4枚、顆粒だし・・・少々
①シズはエラと内臓を取り除いて水洗いし、水気をふき取って表と裏に2ヶ所切れ目を入れる。
②タマネギは櫛形に切り、ニンジンは千切り、ピーマンも種を除いて千切りにする。タマネギ、ニンジンは20分くらい水にさらし、水気をきる。
③南蛮酢の材料を合わせて火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止め、バットなどの容器に移しておく。
④ ①のシズに小麦粉をまぶし、170~180℃の油でからっと揚げ、熱いうちに③の南蛮酢に漬け込む。②の野菜も同様に南蛮酢に浸ける。
⑤器に盛り付け、レモンを添える。できた後、すぐに温かいものを食べても良いですし、何日か漬け込んでも美味しく食べられます。
シズの寿司といえば、徳島県の郷土料理「ぼうぜの姿寿司」がよく知られますが、今回作ったのは刺身感覚の握り寿司です。身が少し柔らかかったので、ちょっとだけ塩と酢で締めて使いました、
※今回はカツオの握り寿司も一緒に作ったので、分量を書いていません。握り寿司の種は1切れが約12g、寿司飯は握り1個が約18gですので、寿司種の量を考慮して寿司飯を作ってください。寿司飯と寿司酢の割合は下に書いています。
【材料】
シズ
すし飯
わさび、甘酢ショウガ
①シズは水洗いして3枚におろし腹骨をすき取る。かるく塩を振って5分ほどおき、水で塩を洗い流した後、寿司用の酢で洗って身を締める。
② ①のシズの酢をふき取り、骨抜きで血合いの骨を抜く。次に頭側から手で皮をむき、寿司種用にカットする。今回は片身が約25gでしたので半分にそぎ切りにしています。
③寿司飯は、固めに炊いたご飯に、ご飯の重量の約10%の寿司酢(市販品)をかけて作ります。例えば 米1合=ご飯約320g ならば 寿司酢 大さじ2(30ml)が目安です。
子どもと一緒に、岩牡蠣をこじ開けて、牡蠣の身を取り出し、それを使ってカキフライを作りました。子どもは牡蠣を食べれなかったのが、牡蠣フライ好きになりました!
イワガキ(剥き身でも可)、小麦粉、パン粉、卵黄
①イワガキをむき、中身を取り出します。
②カキをよく洗い、水気をキッチンペーパー等でよくきります。
③小麦粉を薄くつけ、卵黄につけパン粉をまぶし、油で揚げます。
エビのチリソース煮は家庭で作ってもそれほど難しくありません。ケチャップと豆板醤が味のベースとなっているので、これさえ揃えれば、それなりに美味しく作れます。一応、標準的なレシピを書きますから、後は各家庭で工夫してみてください。
分り易い様に、①エビの下処理、②下味付けと下加熱、③チリソース作成と仕上げ、の三段階に分けて材料と作り方を書きます。
エビ(無頭):200g
■エビの下処理
塩・・・小さじ1、片栗粉・・・大さじ2
■エビの下味、下加熱
塩・コショウ・・・少々、酒・・・大さじ1/2、卵白・・・1/2個分、片栗粉・・・大さじ1、サラダ油・・・大さじ2
■チリソース作成、仕上げ
サラダ油・・・大さじ1
ニンニク(みじん切り)・・・小さじ1、生姜(みじん切り)・・・小さじ2、豆板醤・・・大さじ1/2
中華スープ・・・60ml(水+中華スープの素)
A:塩・コショウ・・・少々、酒・・・大さじ1、砂糖・・・小さじ1、酢・・・小さじ1、ケチャップ・・・大さじ3
ごま油・・・小さじ1
水溶き片栗粉・・・適量
■その他
きざみ白ネギ・・・1/3本分、グリンピース(ボイル冷凍)・・・適量、サラダ菜・・・適量
■エビの下処理
①エビの殻をむき(尾と第1関節は残す)、背に庖丁を入れて背ワタがあれば除く。尾の先を尾の形に沿って半分くらいカットする。
※写真の料理はエビが特大だったので、尾も除き、1尾を3つに切って使っています。無頭で1尾12~15gくらいの中小エビが使い勝手が良い。
②次に、エビの臭みを取るための下処理をします。①のエビに塩と片栗粉を振って水少量を加え、柔らかくもみ込み、水を3回くらい替えて洗った後、クッキングペーパーなどで水分を切る。これで下処理が完了。
■エビの下味、下加熱
③下処理したエビに塩・コショウ、酒で下味を付け、卵白と片栗粉を加えてやさしくもみ込む。これを冷蔵庫に入れて1時間くらい寝かす。
④フライパンを熱して油を入れ、③のエビを重ならないように1尾づつ入れて両面を焼く。衣がはがれないようにあまりいじらない。70~80%火が通ればOKです。
■チリソースを作って仕上げ
⑤中華鍋を熱して油を入れ、ニンニク、生姜を焦がさないように炒めて香りをだし、豆板醤を加えて更に油と豆板醤が分離するくらい炒める。
⑥中華スープとAの調味料を加え、煮立ったら④のエビを加えてひと煮立ちさせる。ごま油ときざみ白ネギ、グリンピースを加え、水溶き片栗粉を適量加えてとろみをつけ、30~40秒煮て片栗粉に火を通す。
⑦皿にサラダ菜と盛付けてでき上がり。
大きいエビフライを食べると、ちょっとリッチな気分になってしまいます。輸入老が少なかった昔は高級料理だったからでしょうか? ま、歳が判ってしまうので、その話はそこまでにして、今回はその大きいエビフライを作りました。タルタルソースで食べるとおいしいです。
エビ(無頭殻付き)・・・4尾(約120g)
塩・コショウ・・・少々
小麦粉、パン粉・・・適量
揚げ油・・・適量
付け合せ・・・今回はキャベツ、トマト、パセリ、レモン
<バッター液>
水・・・50ml、小麦粉・・・50g、卵・・・1/2個
※今回はバッター液を作りましたが、小麦粉⇒溶き卵⇒パン粉 でも、どちらでも好みで。
①最初にエビの前処理です。尾と関節1つ分残してエビの皮をむき、背ワタを取り除く。エビの腹側に斜めに3~4箇所切込みを入れ、背側から押して伸ばす。
②バッター液の材料を混ぜておく。
③ ①のエビに塩・コショウで下味を付け、小麦粉を薄くまぶす。バッター液、パン粉の順に付け、中温(170度くらい)の油で揚げる。今回の場合、エビが大きめなのとバッター液を使ったので4分ちょっと揚げました。
④油を切って野菜と盛付ければできあがり。レシピと別途、自家製のタルタルソースを添えました。
伊勢などの観光地で、焼いて売っている貝です。バター焼きはお勧めの料理。
貝の隙間から包丁を差し込み、半分に割ってからグリルかオーブンで焼きます。焼けたらバターを落とすだけ。好みで、醤油を少したらしたり、ニンニクのみじん切りを加えて焼いてもおいしい。
バターを落として醤油焼きにしました。
食べるときには、旨味がつまった汁も余さずに!!
ウチムラサキ…1個
醤油・料理酒・バター…適量
①表面をかるくこすり洗いする。
②砂抜きをする。
ウチムラサキをバットなどの容器に入れ、軽くかぶるくらいの深さまで塩分濃度3%程度の塩水を入れる。
冷暗所で数時間置き、砂を吐かせる。
③ウチムラサキの殻を開く。
殻の間に包丁を入れ、蝶番の部分まで滑らせて切る。蝶番の手前で包丁を抜き、手で殻を開ける。
ウチムラサキを縦にし、直角に包丁の刃をあてて蝶番を切断する。
※スーパーなどでは、すでに開いて砂抜きした状態で売っていることが多いです。今回は開いたものをそのまま使用。
④さっと水洗いし、水分を吸水紙でふき取る。
⑤身全体に、醤油と料理酒を適量振りかけ、バターを落とす。
⑥トースターや魚焼きグリルなどで、15分ほど加熱して出来上がり。
アルミホイルなどで固定すると、旨みがつまった汁がこぼれません。
海老は腰が曲がり、髭が長いことを老人に見立て、長寿を願う縁起魚。お節には頭付のものを使います。薄口醤油を使うと、海老の赤色が鮮やかです。また、楊枝を刺して煮ると形が整い、美しく仕上がります。先に塩茹でしてから煮汁(調味液)に漬けるのがポイント。煮汁で直接煮るよりすっきりとした味に仕上がります。
頭付きエビ・・・6尾(約250gでした)
塩・・・適量
<煮汁>
薄口醤油・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1、酒・・・大さじ2、だし汁・・・大さじ8(120ml)
①エビの頭の次の関節に楊枝を刺して背ワタを取り除く。
②エビを曲げて尾の関節と頭の関節に竹串か楊枝を通し刺し、形をと整える。
③2%の塩水を鍋に入れて沸騰させ、②のエビを、大きさによっても異なるが2分~2分半程度茹で取り出し冷ます。茹で時間の目安は、エビに火が通ると浮いてくるので、浮いてから一呼吸(15秒)程度。茹ですぎると身が縮んでかたくなるので注意!
④鍋に煮汁を入れて火にかけ、1分程度沸騰させてアルコール分を飛ばし、火を止める。粗熱が取れたら温かいうちに煮汁をタッパ等に移し、③のエビを5時間くらい漬けて味を染みこます。
⑤盛付けるときには煮汁をよく切り、竹串(楊枝)を抜き、頭の先を切って形を整える。竹串は廻しながら抜くと抜きやすい。
既に焼いてあるニギスを、豆腐と葱と一緒に醤油煮にしました。
煮汁に焼いた香ばしさが溶け込んで、これまたおいしい!!
一晩置いておくと、より味が染み込みます。
焼きニギス…4尾
木綿豆腐…半丁
白葱…1本
☆煮汁
料理酒…大さじ3
醤油…大さじ3
みりん…大さじ2
水…大さじ4
①豆腐・葱を適当な大きさに切る。
②調味料をあわせて煮汁を作り、火にかける。
③沸騰した煮汁にニギス、切った豆腐と葱を入れる。
落し蓋をし、中火で煮込む。
④具材に火が通れば完成。
出来立ても美味しいですが、常温で1日置くとより美味しくなります。常温で1週間程持ちます。
「いかなごのくぎ煮のたれ」を使うと、もっと簡単に作れます。
牡蠣(加熱用)・・・300g
しょうゆ・・・70cc
水・・・80cc
みりん・・・小さじ1
砂糖・・・大さじ1
1.カキは身をつぶさないように、塩水できれいに振り洗いする。
2.鍋に湯を沸かし、沸騰したらカキを入れ、1分ほど湯通しする。その後、カキをザルにあげ、冷水でしめます。
3.鍋に水、しょうゆ、砂糖、みりんを入れて強火にかけ、沸騰させる。
4.沸騰したら弱火にし、カキを入れる。煮立ったら落し蓋をして30分煮込む。
5.煮汁が1/3に減ったら落し蓋をはずし、とろ火で30分カキを転がしながら煮詰める。
6.煮汁にとろみが出て、カキ全体に照りがついたら火を止め、そのまま常温まで冷ます。
ピリ辛でおいしく、血行もよくなります。
カキ、白菜キムチ、卵、塩、胡椒
①カキとキムチをフライパンで炒めます。
②①を溶き卵を入れてとじます。
カキを簡単に調理できます。
ポン酢に付けて食べます。
カキ、小麦粉、ポン酢、ネギ
①カキの両面に小麦粉を付けてフライパンで色が付くまで焼きます。
②あとはポン酢で食べてください。
カキを具にした味噌汁は最高においしいです!
★お料理のポイント★
味噌汁は常時食べるもの。旬の食材を入れて楽しむのがおすすめです。冬の味噌汁にカキはピッタリです。
カキ、出汁、味噌、水、好みでネギ等
①普通に味噌汁を作る要領で、沸騰した出汁にカキのむき身を入れる。
②再び煮立って、カキにいい具合に火が通ったら味噌を入れて完成です。
牡蠣の濃厚なうまみがおいしいですよ!
かきのデュクセル 100g、
とろけるチーズ 大さじ1、
バター 10g、
生クリーム 30cc
ご飯 200g、
水 200cc
塩、こしょう 適量、
パセリ 少々
1.フライパンに、バター、かきのデュクセル、ごはん、水、チーズを順に入れて煮詰める。
2.とろっとしてきたら弱火にしてさらに煮詰める。器に盛り、パセリをちらして出来上がり。
カキは加熱しすぎると縮じんで固くなってしまいます。さっと煮汁で煮てカキを一旦取出し、煮汁で炊飯した後に戻します。今回はゴボウを加えましたが、カキのみでも、またニンジン、シメジ、薄揚げなど、適宜加えても美味しいです。
米・・・2合
カキ・・・1パック(150~200g)
ゴボウ・・・50g
土生姜・・・1/2カケ
鰹だし(顆粒)・・・少々
きざみネギ・・・少々
<煮汁>
醬油(あれば薄口)・・・大さじ2、みりん・・・大さじ1、酒・・・大さじ4、水・・・1/2カップ(100ml)
①ゴボウはささがきにして水に放ち、水気を切る。生姜は皮をむいて細い千切りにする。半分はそのまま、半分は水にさらして針生姜をつくる。
②カキと煮汁の材料を小鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして2分程度煮る。余熱で煮えすぎないように、すぐにカキを取り出しておく。
③米を洗ってざっと水気を切り、②の煮汁とかつおだしを加え、2合分の目盛まで水を足す。(煮汁+水)で通常ご飯を炊く水の量です。ここで味をチェック。好みにもよりますが、吸い物くらいの塩味です。薄いようなら少々塩を足してください。OKなら、上に千切り生姜、ささがきゴボウをのせて炊飯する。
④炊き上がったら、取り出しておいたカキをのせて蒸らす。ざっくりと混ぜて茶碗に盛り、きざみネギ、水にさらした針生姜をあしらう。
フランス料理にかかせないのが、デュクセルというソースの素になるもので、エシャロット、玉ねぎ、マッシュルーム等をみじん切りにして炒めたものです。いろいろなアレンジがありますが、これは牡蠣を使ったデュクセルを作りました。牡蠣の濃厚な旨味がでて大変おいしいです。
かき150g
えのきだけ 100g
玉ねぎ 1/2個
生クリーム 100ml
オリーブオイル 大さじ1
にんにく 1片
塩・こしょう 適量
1.かき、えのきだけ、玉ねぎ、にんにくをみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、にんにく、玉ねぎを入れて炒め、火がとおって透き通ってきたら、きのことかきをいれてさらに炒める。
3.2に生クリームを入れてかきまぜながら煮詰め、塩こしょうして味を整える。
牡蠣料理の定番中の定番。特に揚げたては、衣はサクサクで中は柔らか、たまりませんね。揚げたてを食べるには、付け合せの野菜とかタルタルソースとか、先に準備しておきましょう。当然ですが・・・。
カキむき身・・・200g
塩・コショウ・・・少々
小麦粉、パン粉・・・適量
溶き卵・・・1/2個分
揚げ油・・・適量
付け合せ野菜・・・適宜(写真は、タマネギ、トマト、キュウリ)
<タルタルソース>
固ゆで卵みじん切り・・・1個分
タマネギみじん切り・・・大さじ2
甘酢ラッキョウみじん切り・・・大さじ2
パセリみじん切り・・・小さじ1
マヨネーズ・・・大さじ4
塩・コショウ・・・少々
①タマネギは薄くスライスして水にさらし、水気を切る。トマト、キュウリも食べやすくスライスする。タルタルソースの材料をよく混ぜ合わせておく。
②カキは3%くらいの塩水で軽く洗い、水を切る。更に1ずつクッキングペーパーなどでよく水気をぬぐっておく。
※塩水のパックに入っているカキ、生食用のカキは、洗わなくてOKです。
③カキに小麦粉をまぶして余分な粉をはたき、溶き卵、パン粉の順に付ける。
④形を整えて、中高温の油で揚げる。衣が固まるまで(40~50秒)箸で触らないこと。表裏を返し、カキが浮いてきたら(中心まで火が通ると膨れて比重が軽くなる)油から上げる。余熱で中心まで火が通るくらいがベストです。
⑤野菜と一緒に器に盛り付け、タルタルソースを添える。
加熱用かき 1パック
小麦粉 適量
しめじ 1パック
玉ねぎ 1個
市販のホワイトソース 1缶
グラタン用マカロニ 80g
牛乳(もしくは豆乳) 大さじ3
塩、こしょう 適量
サラダ油 適量
ピザ用細切りチーズ 適量
1.マカロニは約9分ゆでておく。
2.玉ねぎは薄切りにし、しめじはいしずきをとりバラバラにしておく。
3. かきは水気をよくふき、小麦粉をはたき、サラダ油でソテーする。
4. フライパンにサラダ油をひき、玉ねぎを炒め、しめじも炒める。
5. 4にゆでたマカロニ、ホワトソース、牛乳(もしくは豆乳)を入れてよくなじませる。
6.耐熱の器に5を入れ、上に3のかきを並べて、チーズを散らし、あらかじめ210℃
に余熱したオーブンで15分ほど焼き、焼き目をつけて出来上がりです。
牡蠣料理のコツ
1. 水洗いしたあと水気をよくふき取る。(大根おろしなどで洗ってもよい)
2. 少しお酒をふりかけるとより味がひきたちます
3. ノロウイルスは、85℃~90℃で1分30秒加熱で、死滅しますので、中心部分の温度が85℃以上が1分30秒以上続くようにしましょう。しかし、あまりに加熱しすぎると身が縮んで小さくなってしまいます。
加熱用かき 5粒
しめじ 1/4パック
玉ねぎ 1/8個
卵 1個
ヒガシマルちょっとどんぶり(うすくち) 1袋
1.鍋に水と薄切りにした玉ねぎ、しめじ、「ちょっとどんぶり」を入れて煮立てる。
2.牡蠣を加えて両面を返しながら火を通す、溶き卵を回しいれる。
3.卵が半熟になったら火をとめて温かいごはんにかける。
久々に行った大阪湾の釣りで立派なガシラをゲット。通常、小さいものは味噌汁や唐揚げにしますが、今日のは300gくらいあったので、もう1尾小さなものと一緒に煮付けにすることにしました。
とっても良い出汁がでるので、冷蔵庫にあったナスと一緒に炊きました。
ガシラ・・・2尾(約450g)
ショウガの千切り・・・少々
ナス・・・中2個
昆布・・・1切
<煮汁>
水・・・150ml
醤油・・・大さじ3
みりん・・・大さじ3
酒・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ1
①ガシラはウロコをとって裏から(頭を右、腹を手前にした時に上にくる側)包丁を入れて内臓を抜き、エラも取り除く。その後、よく水で洗って腹の中までペーパーなどで水気や汚れをふき取る。
②ナスは縦に4等分し、斜めに切れ目を入れる。①のガシラも食べやすく、また味がしみやすいように包丁を入れる。
③鍋に煮汁と②のガシラ、ナス、昆布、ショウガを入れ、強火で煮立てアクが出たら取り除き、落し蓋をして中火で汁が半分くらいになるまで(10分くらい)煮て火を止め、そのまま5分くらい冷まして味を含ませます。
アクアパッツァは、イタリア風煮魚といったところでしょうか。調理も簡単、しかも美味しくて見栄えもするので、知っておくと重宝する料理です。白身の魚なら何でも使えますが、1尾丸ごと使うカサゴのアクアパッツアは頭や骨から旨味が出て抜群に美味しいです。
カサゴ…2尾(約250g)
アサリ…200g
ニンニク…1カケ
鷹のつめ…1本
ミニトマト…5~6個
パセリ…少々
EVオリーブ油…大さじ2+1
白ワイン…1/2カップ(お酒でも)
水…3/4カップ
塩・コショウ…適量
①カサゴは下処理して塩・コショウを振り10分おく。ニンニクはつぶして粗く刻む。鷹のつめは種を除く。ミニトマトは半分に切り、パセリはみじん切り。
②フライパンにEVオリーブ油 大さじ2を入れて弱火でニンニク、鷹のつめを炒め香りが出たら取り出し、中火にしてその油でカサゴの両面に焼きめを付ける。
③ニンニク、鷹のつめをフライパンに戻し、アサリ、ミニトマト、白ワイン、水を加えて5~6分蓋をして蒸し煮にする。
④塩・コショウで味を調え、オリーブ油 大さじ1を加えてフライパンをゆすりなじませる。パセリを振ってでき上がり。アサリと魚から塩分が出るので、塩は味見をしてからに。
ガシラは身が少ない魚なので、小さめは味噌汁にするか、この唐揚げがお勧め。2度揚げすればヒレも食べられるので、小さくても結構食べ応えがあります。
ガシラ
片栗粉、揚げ油
大根おろし、一味唐辛子、刻みネギ
①カサゴはエラの付根に包丁を入れ、エラと一緒に内臓を引き抜く。盛り付けた時の裏側の腹に包丁を入れ、中をきれいに洗う。
②大根おろしを作り、一味唐辛子と刻みネギを混ぜて、簡単もみじおろしを作っておく。
② ①のカサゴの水気をきれいに拭い、片栗粉をまぶして中温の揚げ油でからっと揚げる。一旦油から上げて2~3分冷まし、もう一度油に戻して1分くらい揚げます。
③揚げたてをもみじおろしとポン酢でいただきます。
小さいカサゴは開いて一夜干しにするのがお勧め。普通に焼いてもよいし、唐揚げ、潮汁などにしてもおいしいです。冷凍すれば日持ちするのもうれしい。
カサゴを開くのはそれほど難しくはありませんが、アジを三枚におろせるくらいの腕前と、頭を割るので出刃包丁など刃が厚めの包丁が必用です。
カサゴ
塩・・・適量
①先ずカサゴを開きますが、頭の割り方がポイント。頭の中央に出刃包丁の切っ先を刺して、テコの原理で口のほうにかけて頭を割ります(あごは切らない)。後は背開きの要領で、身を開きます。
②開いたらエラと内臓を取除き、流水できれいに洗う。
③8%くらいの食塩水に30分漬け、水気を切ってキッチンペーパーで更によく水気を拭き取る。
④バット等にのせ、扇風機の風を2~3時間くらい当てて水分を少し飛ばせばでき上がり。
釣ったカサゴを捌くときは鰓や鰭の棘に気を付けてください。
釣りすぎて家族に唐揚げ&煮つけに飽きたと言われたそんな時!カサゴはチリソースとの
相性もバッチリです。
カサゴ(あまり大きくないもの)…2尾
小麦粉…大さじ1
市販のスイートチリソース…大さじ1
サラダ油…大さじ1
1.カサゴの内臓を取り、3枚に下ろす。
2.カサゴの身の水分をしっかり取る。
3.ビニール袋に小麦粉を入れ、3枚に下ろしたカサゴの身を入れて振る。
4.熱したフライパンにサラダ油を入れ、カサゴを皮目から焼く。
5.最後にチリソースをかける。
片口イワシの少し苦味のある独特の風味が天ぷらにぴったりです。
★お料理のポイント★
片口イワシはイワシの仲間の中でも小さいので、開いて天ぷらにするのがおすすめです。片口イワシ独特の風味を楽しむため、塩で食べるのがい一番。
片口イワシ、天ぷら衣(小麦粉、卵、水)、塩、揚げ油
①片口イワシは開いて中骨をはずし、天ぷら衣をつけて油で揚げる。
②揚げたてに塩をふり、アツアツを食べる。
故郷、千葉の家庭料理で、懐かしい味。今でも実家に帰るとよくつくって食べます。千葉では、スーパーや魚屋で酢じめ用にカタクチの開いたものを売っています。
カタクチは安くて美味しい庶民の味方。関西では、手に入りにくいのが玉にきずです。
カタクチイワシ
細ネギ
<A:酢じめ用酢>
調合割合:酢100ml、砂糖 大さじ5、塩 大さじ1
※お好みですが、寿司酢に少し塩を多めに入れたくらいが目安。
①カタクチは包丁で頭を取り、腹骨の部分も斜めに切り落として、内臓部分を洗い流します。
②海水より少し濃いめ(4~5%)の冷塩水を作り、この中に①を5分くらい漬けて身を締め、手で開いて中骨を取り除きます。
※冷塩水で身を締めると魚がピンとして作業が簡単、またきれいに仕上がります。
③Aの酢に②を入れて20分くらい締めます。酢の分量は、カタクチがひたひたに浸かる程度必要です。
④ ③のカタクチを酢から出して軽くしぼり、食べやすい大きさに切って、細ネギの小口切りと混ぜます。これでできあがり。
田作り(ごまめ)
田作りは、身体は小さいが尾頭付きの縁起魚。お節のメインディッシュ「祝い肴」の一品で、お節に欠かせない料理のひとつです。ごまめに火を入れて、パリッとさせてからタレに絡めると美味しくできます。ここでは簡単に電子レンジを使います。
ごまめ・・・1袋(60gでした)
<タレ>
醤油・・・大さじ1+1/2、砂糖・・・大さじ2、酒・・・カップ1/2(100ml)、サラダ油・・・小さじ1/2
①ごまめを皿に載せ、電子レンジで※1分30秒加熱し、冷まして水分を飛ばしパリッとさせる。
※電子レンジの能力やごまめの量で異なるので加減。パリッとしていないようなら、再度20~60秒程度レンジにかける。ごまめから少し煙が出始める前頃がころあい。
②タレを鍋に入れて火にかけ、半分くらいまで焦がさないように煮詰め(とろみがでるまで)、①のごまめを加えてタレに絡め火を止める。冷ませばでき上がり。サラダ油を加えるとごまめがくっついて団子状にならない。
レモンの皮を使っていますので、エリオシトリンやヘスペジンといったポリフェノールをたくさん摂ることができます。
さっぱりとしたおいしさです。
ご飯
ちりめんじゃこ
国産レモンの皮 1/8個
白ごま
塩 少少
①レモンの皮をみじん切りにする。
②ご飯にレモン、ちりめんじゃこ、白ゴマをまぜておにぎりにする。
生姜(ショウガ)飯は新生姜の出回る初夏の頃に一度は食べたいものの一つ。シラスとの相性も抜群です。爽やかな辛さが梅雨のうっとおしさを吹き飛ばしてくれます。シラスは一緒に炊き込んでもよいですが、私は後から混ぜたほうが好みです。
米・・・2合
新生姜・・・50g
薄口しょうゆ・・・小さじ2、塩・・・小さじ1/3、ダシの素(顆粒)・・・少々
シラス・・・50g
青ネギ・・・3本
①新生姜は千切り、青ネギは小口切りにする。
②米を洗って普通に水加減し、新生姜、薄口醤油、塩、顆粒ダシを加えて混ぜ、炊く。
③炊きあがったらシラスの半量を混ぜ込む。
④ご飯茶碗に盛り、青ネギと残りのシラスを振りかければできあがり。
山椒の辛みがピリッときいた ちりめん山椒は「ご飯の友」には最高です。作り方は割りと簡単で、山椒さえ用意してあれば家庭でも本格的なものができます。
チリメン・・・100g
山椒の実(茹でてアクをぬいたもの)・・・大さじ2
<煮汁>
醤油・・・大さじ1、麺つゆ(2倍濃縮)・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、酒・・・1/2カップ、水・・・1カップ
①チリメンをさっと水洗いし、ザルで水を切っておく。
②煮汁を中火にかけて沸騰させ、①のチリメンを加え、浮いてきたアクをすくい取る。
③山椒を加えて弱火にし、ゆっくりと掻き混ぜながら煮る。煮汁がなくなったら火を止め、大皿等に広げて冷ませばでき上がり。
◎山椒は、青い実が出回る初夏に買い求め、アク抜き後に、小分けしてラップに包み冷凍しておくと必要なときに使えて便利です。冷凍ならば1年くらいは十分に保存可能。チリメン山椒の他、昆布などの佃煮類、マーボ豆腐などにも使えます。
◎アク抜きは簡単。水から茹でて、3回くらい茹でこぼせばOKです。
NHKの料理教室で、本多京子先生が「カルシウム豊富な御節」ということで紹介していたレシピです。
我が家でも作ってみたところ、今年の御節の中で一番好評。残すことが多かった田作りが、元旦でなくなってしまい、追加を作りました。アーモンド入りのお菓子の感覚です。なお、レシピはちょっと自分の好みにアレンジしています。
田作り…50g
アーモンド…60g(丸のロースト)
桜海老…大さじ3
白ごま…小さじ2
<タレ>
砂糖…大さじ2、はちみつ…大さじ2、醤油…大さじ2、酒…大さじ2、サラダ油…小さじ1/2
①フライパンで田作りを炒り、パリッとさせて取り出す。
②アーモンドは2等分くらいにざく切りし、同じく弱火で炒る。桜海老も軽く炒るって取り出す。
③フライパンにタレの材料を入れて少し煮詰める。火を止めて①、②を加え、混ぜながら更に汁気がなくなるまでフライパンの余熱で煮詰める。
④バット等に広げて冷ませばでき上がり。
カツオは「勝魚」、「勝男」に通じる縁起の良い魚です。5月5日のこどもの日向けにカツオを使ったちらし寿司を紹介します。彩り鮮やかで、しかもとても美味しく、きっと喜ばれます。
米・・・3合
A(合わせ酢):酢・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ5、塩 ・・・大さじ1弱
白ごま・・・大さじ5、しょうが・・・50g、青じそ・・・10枚
カツオ・・・300g(刺身用)
長いも・・・200g、きゅうり・・・1本、かいわれ・・・1パック
卵黄・・・2個分
きざみ海苔・・・少々
(調味料)・・・しょうゆ、みりん、酒、塩
1.米は洗ってしばらく置き、水加減を少なめにして炊く。
2.しょうが、青じそはみじん切りにして水にさらし、よく水気を切っておく。
3.長いもは皮をむいて短冊に切り、1%の塩水に15分漬けて下味をつける。かいわれ大根は根の部分を落とし、適当な長さに切る。
4.きゅうりは小口切りにし、塩を少々振りかけて軽くももみ、しんなりさせた後、洗って水気を切っておく。
5.大きめのボウルに炊き上がったご飯を移し、A(合わせ酢)と白ごま、2の薬味、4のきゅうりを入れ、しゃもじで切るように混ぜ、すし飯を作る。⇒濡れ布巾をかぶせておく
6.鍋にしょうゆ1/2カップ、みりん1/4カップ、酒 大さじ2を入れ、煮立てたらバットに入れて冷ます。
7.鍋に湯を沸かし、カツオを3秒くらい漬けて湯霜にして、すぐに氷水で冷やし、6の調味液に1時間くらい漬けて下味をつける。
8.卵黄を耐熱容器にいれてラップをかけ、40秒くらい電子レンジで加熱して固まらせ、箸で細かくほぐしておく。
9.カツオを調味液からあげ、よく汁気を切ってそぎ切りにする。5のすし飯を器に盛り、カツオ、3の長いも、かいわれ、8の卵黄を彩りよく乗せ、きざき海苔を散らしてでき上がり。
カツオのたたきはかしこまらずに、ちょっと厚めに切って豪快に食べるのがおいしい。香味野菜も適当なものを組合わせて使えばOKです。
カツオ(皮付き刺身用)・・・ 1節(4つ割)
塩・・・少量
タマネギ・・・1/2個、キュウリ・・・1/2本、大葉・・・2枚
ニンニク・・・2カケ、ショウガ・・・1カケ
ポン酢(市販のもの)・・・大さじ3
みりん・・・小さじ1(甘めが好きな方)
①付け合せの香味野菜を切る。タマネギ、ニンニクは薄めにスライス、キュウリ、大葉、ショウガは千切りに。タレのポン酢とみりんを混ぜ合わせておく。
②カツオに軽く塩をふって5分ほどおき、金串を3本くらい打ってガスの直火で皮側を焦げめがつく程度に、他の面も身が白くなる程度に焼き、氷水で冷やす。
※フライパンを良く熱し、サラダ油を少量入れて焼いてもOKです。
③カツオの水気をキッチンペーパー等でふき取り、厚めに切る。皿に①のタマネギ、キュウリを敷き、切ったカツオを乗せ、その他の香味野菜を散らし、タレをかける。
魚の血合いにはビタミンB1が多く、血合いを一緒に食べるカツオは夏バテ防止に適した食材です。ビタミンB1を効率的に使うアラニンを含んだネギもたっぷりと振りかけて。
(599kcal/人)
カツオ(刺身用)・・・160g ※タタキ用に焼いたものでもOK
卵・・・2個
青ネギ・・・4本
きざみ海苔・・・適量
ご飯・・・丼2杯
<A:タレ>
しょうゆ・・・大さじ1・1/2 酒・・・小さじ2 みりん・・・小さじ2
おろしニンニク・ショウガ・・・各小さじ1 白ゴマ・・・小さじ1
ゴマ油・・・小さじ1/2 豆板醤・・・小さじ1/3
①カツオを5~6㎜の厚さに切り、Aを合わせたタレに5分位漬け込む。
②青ネギを小口切りにする。
③丼にご飯を盛り、②のネギを散らしてから①のカツオを並べ、中央に卵黄を乗せ、きざみ海苔を振る。
※白身は卵焼きなどに使ってください。
新生姜が出回る6月には、毎年作る我が家の定番料理。甘さを控えているので、ビールや酒の肴にも合うし、お弁当、お握りなどにも最適です。
生姜のスライスがちょっと手間ですが、後は簡単です。
新生姜・・・1kg
鰹節・・・20g
白炒りゴマ・・・適量
〈煮汁〉
しょうゆ・・・3/4カップ(150ml)
水・・・3/4カップ(150ml)
酒・・・1/4カップ(50ml)
砂糖・・・80g
みりん・・・大さじ2
①生姜を縦に薄くスライスし、たっぷりの湯で5分くらい茹でて、茹でこぼす。辛みが苦手な場合は2回茹でこぼしてください。
②茹でた生姜の水けを切る。
③鍋に煮汁の材料と①の生姜、鰹節を加え、箸でかき混ぜながら中火で煮る。煮汁がなくなればでき上がり。最後に好みで炒りゴマを振ります。
おめでたい日にふさわしく華やかな盛り付けにしました。カツオは和風に使われることが多いですが、子どもたちが食べやすいようにソテーにしました。自家製タルタルソースは意外と簡単でおいしいのでぜひ作ってみてください。また、サラダの部分はパックのサラダを使うと簡単で多くの種類を摂ることができます。
カツオのたたき 5切
ガーリック粉末 適量
オリーブオイル 適量
レタス1/3枚、 にんじん 小量、 たまねぎ 1/8個、 ミニトマト 2個
イタリアンパセリ 少々
①かつおのたたきの切身の両面にこしょう、ガーリックの粉末をふりかけてオリーブオイルでソテーする。
②サラダを作る。レタスは食べやすい大きさに切る。にんじんは千切りにする。ミニトマトは輪切にする。
③タルタルソースを作ります。ピクルスはみじん切りに、卵は茹でてからみじん切りにして、マヨネーズと和える。
④お皿にサラダ、カツオを盛り付けてサラダの上からタルタルソースをかけ、みじん切りにしたイタリアンパセリを全体に散らして出来上がりです。
食べるときはタルタルソースをサラダに和えて、カツオの上にのせて食べてください。
夏頃になって少し脂がのってきたカツオは丼にするとうまいです。
カツオ(刺身用)・・・160g
ご飯・・・丼2杯分(約450g)
合わせ薬味・・・適量⇒下にレシピ記載
刻みのり・・・少々
わさび・・・少々
<タレ>
醤油…大さじ2、 みりん…大さじ1、 酒…大さじ1、
①みりん、酒を加熱して煮きり、醤油を加えてから冷ます。
②カツオを削ぎ切りにし、①のタレに10分くらい漬ける。
③丼にご飯を盛って刻みのり、薬味を散らし、②のカツオをのせ、わさびを添える。
【合わせ薬味】
料理研究家の野崎洋光先生お勧めの薬味です。
ミョウガ…3個 ⇒輪切り
生姜…1カケ ⇒皮をむいて細く千切りにし、1cmカット
青ネギ…1/2束 ⇒小口切り
大葉…10枚 ⇒縦半分に切って丸め、千切り
カイワレ大根…1パック ⇒2cmカット
以上、5種類の薬味を切って合わせ、冷水に5分さらし、よく水気を切ってでき上がり。上記のは作りやすい分量で書いてあるので、丼2人分で使うのはこの一部です。余った分は、タッパ等にクッキングペーパーを敷いて薬味を入れ、きちんと蓋をして冷蔵庫の野菜室で保管すれば3~4日もちます。素麺の薬味や味噌汁など、いろいろ使えて便利。
刺身を作る時にでた血合いを煮付けました。血合いはビタミンやミネラルが豊富。血合いは臭いがきついイメージがありますが、鮮度が良いものは、きちんと下処理すれば美味しく食べられます。捨てずに食べてくださいね。今回は、刺身を作るのに取除いた腹スの部分も一緒に煮ました。これも脂があって美味しいです。
カツオ血合い、腹ス部分…今回は約200g
生姜…1カケ
<煮汁>
醤油…大さじ2、みりん…大さじ2、砂糖…大さじ1、酒…大さじ2、水…大さじ10(150ml)
①血合いは食べやすく切る。生姜は千切り。
②最初に血合いの下処理ですが、これが肝心。熱湯に血合いを5秒くらい漬けて、すぐに引き上げ水気を切る。
③煮汁を鍋に入れて火にかけ、生姜と②の血合いを加え、強火で沸騰させる。浮いてきたアクをすくい取り、落し蓋をして中火で7~8分煮る。
④火を止めて、そのまま5分くらい冷まして味を浸み込ませばでき上がり。
カツオの手ごね寿司は伊勢志摩の郷土料理で、簡単に言えば、醤油ダレに漬けたカツオの刺身を乗せたちらし寿司です。イメージしただけでも美味しそう。今回は、カツオの漬け丼の試作をした時に、一緒に作ってみました。
カツオ刺身用…300g
<漬けダレ>
醤油…大さじ3、みりん…大さじ1・1/2、酒…大さじ1・1/2
<寿司飯の材料>
ご飯…2合分(約600g)、寿司酢(市販品)…大さじ4、甘酢生姜…50g、白炒りゴマ…大さじ2
※今回は市販の寿司酢を使いましたが、自作する場合は、米酢…大さじ4、砂糖…大さじ2、塩…小さじ1 をよく混ぜて作ります。
<その他の具材>
キュウリ…1本、大葉…5枚、オクラ…3本、ミョウガ…2個、みざみ海苔…適量
①熱いご飯に寿司酢を切り混ぜ、炒りゴマ、甘酢生姜の半分を千切りにしたものを混ぜ込む。濡れ布巾をかけて置いておく。
②みりん、酒を小鍋に入れて煮きり、醤油を加えて冷ます。カツオを薄めの削ぎ切りにして、冷ましたタレに10分くらい漬け込む。
③キュウリは薄い輪切りにして2%の食塩水に10分漬け、きつめに水気を絞る。オクラは1分半茹でてから輪切り。大葉は千切り、ミョウガは輪切りする。
④ ①の寿司飯に②のカツオを乗せ、③の具材、甘酢生姜の残り半分、きざみ海苔をあしらってでき上がり。
デパ地下の魚屋さんをのぞいたら、身色のよいカツオを売っていたのでさっそく一柵購入、握り寿司を作ることにしました。春先に日本の南の方で獲れる大型のカツオは、脂は薄くても身色さえ赤くてきれいなら美味しいです。
カツオ(刺身用柵)…1柵
熱いご飯…300g
<すし酢>
酢…大さじ2、砂糖…大さじ1・1/2、塩…大さじ1/4
※市販のすし酢なら更に簡単!
①カツオの柵に血合いが付いている場合は取除き、寿司種用に薄めに削ぎ切りする。血合いは生姜と甘辛く煮付けると美味しいです。
②すし酢の材料を混ぜ合わせ、よくかき回して砂糖・塩を溶かす。熱いご飯をボール等に入れ、すし酢をかけまわしてしゃもじで切るように混ぜ合わせる。濡れ布巾で覆い、10分程度なじませればシャリ(すし飯)のでき上がり。
※シャリ玉は1個20g弱なので、寿司種の分量に合わせて、必要分だけすし飯を作ってください。
③後は握るだけですが、握り方は文字だけでの説明は難しいので割愛。慣れなければ寿司飯を軽くふんわりと丸め、上に寿司種をのせるだけでもOKです。すし飯の温度が人肌くらいで作るのが一番握りやすく、かつ美味しいです。自家製の握り寿司は、握ったらすぐに食べること。時間がたつと、すぐにすし飯が締まって美味しさが半減してしまいます。
※握る時にすし飯が手につかないように使う手酢は、すし酢を少し多めに作って水で2~3倍に薄めて使います。
秋もたけなわの頃になってくると、脂が皮目から肉の中にまで入り込んできて本格的な戻り鰹の時期になります。戻り鰹は焼いてたたきにするのもいいですが、やはり刺身をワサビで食べるのが旨いのではないでしょうか。
刺身なのでレシピ省略です。
カツオというとたたきを連想しがちですが、洋風にサンドイッチにしてみました。
タルタルソースとよく合います。お肉で作るよりもさっぱりとした味わいです。
刺身用カツオの冊
食パン(サンドイッチ用か10枚切) 3枚
フライの衣用
卵 1/2個
小麦粉 小さじ1
パン粉 大さじ1
付け合せ
プチトマト 3個、レタス1枚
●タルタルソースの場合
茹で卵 1/3個
玉ねぎ(みじん切り) 1/8
マヨネーズ 大さじ1
●マヨネーズからしの場合
マヨネーズ 大さじ1
からし 小さじ1
●マヨネーズワサビの場合
マヨネーズ 大さじ1
わさび 小さじ1
①タルタルソースを塗る場合は、タルタルソースを作る。
茹で卵を作り、みじん切りに切る。
玉ねぎをみじん切りに切り、ゆで卵、マヨネーズといっしょに和える。
②カツオのフライを作る。
カツオに小麦粉を薄くはたき、溶き卵にくぐらせ、パン粉をつける。
油を熱してフライを揚げる。
④サンドイッチ用のパンを2つに切る。
⑤パンの片側に①のタルタルソースを塗る。
⑥⑤のタルタルソースの上にカツオのフライをのせ、パンをのせる。
カツオのたたきは以前にもレシピを紹介しましたが、今度はちょっとよそ行き、というか、きれいに盛り付けてみました。
カツオ節刺身用(皮付き)…1節(今回は背・腹各1/2節づつ使用)
<薬味の野菜>
今回は、おろし生姜、きざみ青ネギ、ミョウガの輪切り、ニンニクのスライス、と酢橘輪切りを使用。
①カツオの節に軽く塩を振り、2~3分おく。
②カツオの節を金網等にのせ、※クッキングバーナーで各面を炙り、すぐに氷水で冷やしてから水気をぬぐう。
③ ②のカツオを食べやすく切って器に盛り、薬味を散らす。
④タレは市販のポン酢をかけていただきます。甘めが好みの場合は、ポン酢にみりんを少し加えてください。
※クッキングバーナーは、1台備えておと焼き目をつける料理にいろいろ使えて便利です。なければ、フライいパンを熱して焼いても、魚焼き用の網で焼いてもOKです。
鰹は「勝魚」「勝男」に通じる縁起の良い魚として知られています。そのため、5月5日の子ども日におすすめのお魚です。
鰹は血合いも食べられるお魚です。血合いにはにビタミンやミネラルが多く含まれており、造血作用を助け貧血を予防する鉄や銅、筋肉の発達に役立つビタミンB12や疲労回復に役立つビタミンB1を摂取することができます。
(502kcal/人)
ご飯…400g
鰹(刺身用)…200g(約2パック)
生姜…15g
しそ…5枚
焼き海苔…1枚
醤油…大さじ2
お酒…大さじ1
みりん…大さじ1
わさび…小さじ1/2
1.生姜・しそを千切りにし、生姜は5分ほど水にさらす。
2.醤油・お酒・みりんを合わせ、わさびを溶いて入れる。
3.2の液に鰹を入れ5分くらい漬けておく。
4.ご飯をボールに入れ、1の生姜を入れて混ぜる。
5.お皿にご飯を盛り付け、その上に鰹を乗せる。
6.最後にしそ・海苔を乗せる。お好みで漬けの液を全体にかけても良い。
ニンニクの聞いたタレが決め手です。
カツオのたたき
玉ねぎ…1/2個
ミョウガ…1個
生姜…1カケ
青ネギ…適量
[タレ]
ニンニク…1カケ
ごま油…大さじ3
醤油…大さじ3
1.玉ねぎをスライス、ミョウガと生姜を千切りにし、細ネギを小口切りにする。タレに使用するニンニクはみじん切りにしておく。
2.カツオのたたきは5㎜幅ぐらいに切っておく。
3.鍋にごま油とみじん切りにしたニンニクを入れ、火にかける。(弱火~中火)
4.ニンニクの香りが立ち少し色付いたら醤油を入れ一煮立ちさせる。
5.玉ねぎを敷き薬味を乗せ、カツオを盛り付ける。
6.最後に4でできたタレをかけて完成。
イカ下足料理の定番、酢味噌和えの紹介です。材料の紋甲イカ下足は、1カ月ほど前に刺身を作った残りで、下処理してミミと一緒に冷凍しておいたもの。
タコやイカは生のまま冷凍しても殆ど味が変わりません。きちんと下処理(下記を参照)をして一回に食べる分小分けし、ラップに包んで冷凍、食べる分解凍して使います。
紋甲イカ下足、ミミ(スルメイカなど他のイカでもOK)
玉ねぎ、菜の花 各適量
からし酢味噌(市販のもの)適量
※今回は冷蔵庫に菜の花があったので使いましたが、他のものでもOK。緑野菜を加えると見映えがよくなります。
<イカ下足の下処理>
ⅰ)胴から離したイカ下足は、足と目の中間で切り落とし、足先も1~2cmおとします。
ⅱ)包丁の先で吸盤の軟骨(半透明のリング)をこそげ取り、2~3本ずつ切り分けます。
ⅲ)煮物などはそのままで、刺身やボイルするときは、塩で軽くもんでヌメリを落とし、水洗いします。
①玉ねぎは薄くスライスして水で20分くらいさらし、水を切ります。
②菜の花は、沸騰した湯に塩を少量加え(1%くらい)一分半くらい茹でて冷水で冷まします。これを軽く絞って水を切り、食べやすく切っておきます。
③下処理したイカ下足は、沸騰した湯に塩を一つまみ加え、2分くらいボイルし氷水で冷やします。ミミの部分は火が通りやすいので30秒くらいボイルすれば十分です。
④イカ下足、ミミの水気をぬぐい、①、②と一緒に器に盛り付けて酢味噌をかけます。春らしい一品。
簡単にできて、おいしいです!
冷凍モンゴウイカ
若ごぼう
ガーリック粒
塩・こしょう
1.解凍したモンゴウイカを食べやすい大きさに切りそろえる。
2.若ごぼうは、5cmの長さに切りそろえる。
3.フライパンを熱して、モンゴウイカ、若ゴボウを入れて塩、こしょう、ガーリックを振って焼く。
市場で1kgほどのカミナリイカを1杯購入し、捌いて色々と料理してみました。先ずはお刺身です。写真は捌いた翌日に作ったもの。捌いた当日の試食では身に透明感があって硬めの食感でした。1日寝かすと透明感は薄れますが、軟らかくもっちりとして甘味が増し、これも美味しかったです。
イカの身(刺身用)・・・幅5㎝程度の短冊1枚
足・ミミ・・・1杯(1尾)の1/3分
添物(大根ケン、大葉、薄切りレモン)…適量
①イカは縦に5~6㎝幅に柵取りする。イカ刺の基本で、盛付ける時に上になる方は照りがよいイカの内側です。下になる側(外側)に5㎜程度の間隔で斜め十文字に身厚の半分程度の切りこみを入れる。内側の身には5㎜程度の間隔で縦に切り込みを入れる。
②足とミミは茹でて使います。小鍋に水と足・ミミを入れて火にかけ、イカが丸まってくるまで加熱し(70℃くらい)、取り出して冷まします。これでぷりっと軟らかく仕上がります。
③切り込みを入れた身は、1㎝程度の幅に横に切る。茹でた足とミミは食べやすい大きさに切る。添物の大根ケン他と盛り付けてできあがり。
肉厚で甘味があって、このイカは天ぷらにすると本当に美味しいです。衣は作りやすい分量で書いていますが、表記の衣で下に書いてある素材の倍くらい揚げることができます。
イカ・・・200g(身、足、ミミ)
シイタケ・・・4個
菜の花・・・4本
薄力粉(打ち粉)・・・適量
大根おろし・・・適量
揚げ油・・・適量
<衣>(作りやすい分量)
薄力粉・・・1カップ(100g)、水・・・150ml、卵・・・1個
①イカの身は両面に切り込みを入れ、食べやすい大きさに切る。足とミミも食べやすい大きさに切る。シイタケは軸を切る。菜の花は2等分に切る。薄力粉はふるいを通してダマ(塊り)をとっておく。
②次に衣を作ります。冷水に卵を落として良くかき混ぜ、卵水を作る。これに薄力粉を加え、粘り気がでないようにざっくりと混ぜる。
③イカ他の材料に打ち粉(薄く粉をつける)し、衣をさっとくぐらせて揚げる。菜の花は焦げやすいので160℃くらいの低めの温度で。シイタケとイカは中温(170~180℃)です。イカの揚げ時間は1分くらい。揚げ過ぎると硬くなります。
刺身同様、カミナリイカの身と足、ミミを使って握り寿司にしました。足とミミの茹で方は刺身で紹介した方法と同じです。適度な歯応えと甘味があって寿司飯との相性が良く、握りずしにぴったりのイカです。家庭で作る握り寿司は、プロのお寿司屋さんのようにはいきませんが、家庭で美味しくいただくくらいなら、ちょっと練習すればできるようになります。ぜひ挑戦してみてください。
イカの身・・・5~6㎝幅の短冊1枚
足・ミミ(茹でたもの)・・・1杯(1尾)の1/3分
練りワサビ・・・適量
焼のり・・・少々
蒲焼きタレ・・・少々
ご飯(熱いもの)・・・適量
<寿司酢>(作りやすい分量)
米酢・・・大さじ5、砂糖・・・大さじ2、塩・・・大さじ1/2
①身を縦に柵取りし、足とミミを茹でたら、寿司ネタ用に切ります。身は刺身の時のように切れ込みを入れず、※横方向に幅広く薄めのそぎ切りする。足や耳は長さ5~6㎝程度に切る。足が太い場合は1本を縦に開いて使います(写真の左から2番目)。このイカは足と内臓をつなぐ身も大きいので、茹でて使っています(写真の左端)。※魚の横方向とは魚を輪切りにする方向です。
②できた寿司ネタの数に合わせてすし飯を作ります。握り寿司はシャリ(すし飯)1個が約18gなので、(18g×ネタの数)を目安に作ってください。寿司酢の材料をよく混ぜて合せ、砂糖と塩を溶かす。熱いご飯を必要量ボール等に移し、寿司酢を回しかけてシャモジで切るように混ぜる。濡れ布巾をきつく絞り、ボールにかけて10分くらいなじませれば完成です。寿司酢の量はご飯120g(ご飯茶碗1杯)に大さじ1が目安です。ご飯は特に寿司用に炊かなくても、家庭でちょことお寿司を作る程度なら、普通の白ご飯を転用しても十分おいしくできます。
③後は握るだけです。寿司酢を少し余分目に作り、水で2倍に希釈して手酢として使います。茹でたイカにはお寿司屋さんのように甘いツメを塗りたいところですが、家にはないので蒲焼のタレで代用しました。
ⅰ)両手を手酢で湿らせ、左手指第二関節と第三関節の間にネタをのせてワサビを付ける。
ⅱ)右手で寿司飯を軽くまるめ、左手のネタの上にのせ、左手の親指で中央にくぼみをつくる。これは、寿司飯に空気を含ませて、ふんわりと握るためです。
ⅲ)右手の親指と中指で寿司飯をはさんで形を整え、寿司全体を返して両手で軽く握り全体を締めれば完成です。
※寿司飯は人肌くらいの温度が一番握りやすく、また食べて美味しいです。寿司飯が冷たくならないうちに作ってください。また、できたらすぐに食べること。時間が経つと寿司飯が締まって、味が落ちてしまいます。
カラスガレイは脂があるので煮付けにするととても美味しいです。冷蔵庫にあった牛蒡と大根も一緒に煮ました。
カラスガレイ切身・・・2切(約200g)
牛蒡・・・50g
大根・・・100g
ショウガ・・・1/2カケ
<煮汁>
醤油・・・大さじ2 味醂・・・大さじ2 砂糖・・・大さじ2 料理酒・・・大さじ6 水・・・大さじ6
①切身の両面に熱湯をかけて冷水にとり、ウロコをきれいに掃除する。
②牛蒡は5cmくらいに切って縦割り、大根は皮をむいて1cm弱厚の半月切り。ショウガは千切り。大根はあらかじめ茹でておく。
③鍋に煮汁を入れて火にかけ、沸騰したら①の切身、②の野菜を加え落し蓋をして7~8分煮る。火を止めてそのまま5分位おき、味を浸み込ます。
※カレイはあまり長く煮ると脂やコラーゲンなどが溶け出しすぎてパサパサになってしまいます。大きさにもよりますが、6分~8分くらいが目安。
カラスガレイは脂肪が多いので、みりん干しにして焼物にすると美味しいです。ちょっと時間がかかるので、余裕あるときに作ってみてください。
カラスガレイ切身・・・4切れ(約500g)
塩・・・少々
炒りゴマ・・・少々
<漬込み液>
醬油・・・大さじ5、みりん・・・大さじ4、酒・・・大さじ1、砂糖・・・大さじ2/3
①カラスガレイの切身に薄く塩を振り30分おく。浮いてきた水気をペーパーでよく拭き取る。解凍の切身は塩の効きが良いので、塩はごく少量です。
②漬込み液の材料のうち、みりんと酒を小鍋に入れ沸騰させてアルコールを飛ばし、醬油と砂糖を加えて冷ます。
③小さめのビニール袋に切身と漬込み液を入れ、空気を抜いて口を閉じ、5時間くらい漬込む。
④切身を漬け込み液からあげて汁気を良く切り、炒りゴマを振って干します。寒い時期なら屋外の陰干しで5時間、気温が高い場合は室内で扇風機の風を当てて3時間程度です。冷蔵庫で干す場合は、皿等にのせてラップをしないで一昼夜程度かかります。
あっさりとした美味しさです。
カワハギ 1尾
玉ねぎ 1個
コンソメの素 1個
イタリアンパセリ 適量
水 500cc
1.カワハギは、皮をむいて3枚におろす。
2.鍋に水を入れ、沸騰してからカワハギのアラを入れる。
3.玉ねぎは細切りにし、鍋に入れる。
4.カワハギの身をそぎ切りにして鍋に入れる。
5.沸騰したら、コンソメスープの素を入れて溶かす。塩、こしょうで味をととのえる。
6.お椀にもりつけ、イタリアンパセリをちらす。
カワハギは、皮を剥いで切身にして売られている場合が多く、身に張りのあって透明感のあるものを選んで下さい。
カワハギ 2尾分
白菜 1/3個
しいたけ
えのきだけ
昆布
ポン酢
定番の煮付けです。今回は鮮度が良かったので肝も一緒に炊きました。
カワハギ・・・1尾(約250g)
シメジ・・・30g
オクラ・・・2本
生姜(薄切り)・・・少々
<煮汁>
醤油・・・大さ2、みりん・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1、酒・・・大さじ4、水・・・大さじ8
①カワハギの口を切り落し、2,3か所皮に切れ目を入れて皮をむく。頭から腹に伸びている太い骨をはずして腹を開き、肝を破らないように取り出す。
②頭の下側を割ってエラを取り出し、内臓も取り除いてきれいに水洗いする。取り出していた肝を腹に戻して魚の下処理は完了。
③煮汁の材料を煮立てて②のカワハギ、生姜を入れ、落し蓋をして5分くらい煮る。シメジ、オクラを加えて2分くらい煮ればでき上がり。
ブリの旬が冬なのに対し、カンパチは夏が旬です。ただ、近年では養殖物が通年で回っていて、いつでも美味しいカンパチを食べることができます。今回使ったのも活じめの養殖カンパチで、脂がよくのっているので、あっさりとポン酢のサラダ風にしました。
カンパチ(刺身用)・・・120g
大根・・・60g
貝割れ大根、青ねぎ、大葉・・・各適量(適当にあるものでOK)
おろしショウガ・・・少々
ポン酢・・・適量
①大根は薄めの拍子木に、青ねぎは小口切り、大葉は千切りに、それぞれ切っておきます。香味野菜は適当にあるものを組合わせてください。
②カンパチを薄めにそぎ切りにして皿に並べ、上に①の香味野菜、おろしショウガを散す。
③食べる時にポン酢をかけます。ポン酢はあっさり味なので、もう少し油系がお好みならばオリーブ油・ニンニクを追加するとか、あるいは和風のドレッシングに代えてもOKです。お好みで!
刺身にしたときの身質はブリよりもちょっと硬めで、血合いの赤味が強いのがカンパチの特徴です。
デパ地下で買ってきた刺身用の短冊を切って、ベランダの大葉や冷蔵庫にあった大根、レモンと盛り付けました。それだけなのでレシピは省略。
もう少し薄めに切って、ポン酢ともみじおろしで食べても美味しいです。
野菜もたっぷり、彩り美しいカンパチの刺身サラダです。ポン酢風味のごまダレでさっぱりといただけます。
カンパチ(刺身用)…1/2冊(約100g)
大根…約100g
ミニトマト…6個
三つ葉…1/4束
大葉…4枚
レモン…薄切り2枚
塩・コショウ
<ドレッシング>
ポン酢…大さじ3、サラダ油…大さじ1、すりゴマ(白)…大さじ1、砂糖…大さじ1/2、粒マスタード…大さじ1/2
①大根は千切り、ミニトマトは横に二つ割、三つ葉はざく切り、大葉は1cm四方に切る。レモンは薄切りにして1/6にカット。
②カンパチを食べやすい大きさにスライスし、軽く塩・コショウを振る。
③器に大根、ミニトマト、三つ葉、②のカンパチを盛り合せ、ドレッシングの材料を混ぜ合せてかけ、大葉、レモンを散らす。
家の近くのスーパーを覘いたら、ちょっと大き目(調理済み約400g)のレンコダイが「今日のお買い得」になっていて、1尾580円。晩の肴にしようとさっそくGetしました。定番の塩焼きには大きすぎるので酒蒸しにすることに。
レンコダイは、刺身では本家のマダイにかないませんが、酒蒸しにすると身に甘みがあって柔らかく繊細な味で、私はマダイよりも好きです。
レンコダイ・・・1尾(調理済み約400g)
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1/2
塩・・・少々
昆布・・・1枚(10㎝×10㎝)
①ちょっと大きすぎて蒸器に入らないのでレンコダイを半分に切り、軽く塩を振って(お腹の中や頭も)30分くらいおく。
②レンコダイ①の塩を水で洗い流し、水気を切る。少し深めの器に昆布を敷いて魚をのせ、上から酒とみりんをかけ、器の上に軽くアルミホイルを被せる。(器の中に蒸器の蓋から落ちる水滴をさけるため)
③蒸す時間は、蒸気が上がってから15分程度が目安です。
※今回は無かったので使いませんでしたが、ショウガやネギをレンコダイの頭や腹に入れて蒸せば、良い香りがつきます。
レンコダイを昆布締めしてキュウリと甘酢で和えました。レンコは身が軟らかいので、刺身より昆布締めや甘酢締めにした方がおいしいです。そのままだと食べた時に皮が口に残るので、湯引きにしてから締めました。
レンコダイ・・・3枚おろしの片身(約100g)
キュウリ・・・1本
昆布・・・適量
塩・・・適量
酢・酒・・・少々(酢と酒を同量程度で混ぜたもの)
<甘酢>
酢・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ1・1/2、塩・・・小さじ1/3
①レンコダイは腹骨をすき取り、血合いの小骨を抜く。皮に熱湯をかけて冷水で冷まし、クッキングペーパー等で水気をよく拭き取る。
②昆布の片面を酢と酒を含ませたペーパー等で拭く。レンコダイの両面にごく薄く塩を振り、昆布の酢と酒で拭いた側を内にして挟み、上からラップで巻く。そのまま冷蔵庫で2時間くらい締める。(締める時間は1時間~半日程度、お好みで)
③キュウリを薄い輪切りにして、2%程度の塩水(水400mlに塩大さじ1/2弱)に10分漬け、強めに水気を絞る。
④甘酢の材料を混ぜて砂糖、塩を溶かす。昆布締めしたレンコをそぎ切りしてキュウリと甘酢で和える。レンコダイは湯引きで皮が軟らかくなっているので、皮を下側(まな板側)にして破らないように丁寧に切ってください。
連子鯛の酒蒸しは以前にも紹介しましたが、今回は別途だし汁を作ってかけるバージョンで、「骨蒸し」とも言います。一緒に蒸す野菜もおいしいです。電子レンジとシリコンスチーマーで蒸していますが、もちろん普通の蒸し器でもOKです。ポン酢でいただきます。
連子鯛(調理済み)・・・1尾(約300g)
塩・・・適量
酒・・・大さじ4
野菜類・・・鍋にして美味しそうな野菜なら何でもOKです。
今回は、白菜・・・2枚、シメジ・・・2/1パック、白ネギ・・・1/2本、三つ葉・・・1/3パック、以上全部で350gくらい。
<だし汁>
蒸し汁+水・・・1カップ(200ml)、塩・・・小さじ1/4~1/3、薄口醬油・・・小さじ1、顆粒だし・・・少々
①連子鯛は、そのままだと蒸し器に入りきらないので半分に切り、全体に軽くしおを振って30分おく。(今回は1人分ずつ2回に分けて蒸しました)
②白菜は2㎝幅に切る。シメジは石付きを切りばらす。白ネギは斜めに切る。三つ葉は5㎝に切る。
③連子鯛の塩を洗い流し、熱湯をかけて霜降りにしたら冷水に取ってウロコや血などを丁寧に洗う。ペーパーで水気を拭き取る。
④シリコンスチーマーに連子鯛1切れと半分の野菜を入れ、酒を大さじ2ふりかけ、ふたをして電子レンジで5分加熱する。(蒸し器の場合は、蒸気が上がってから12~15分蒸す)三つ葉は飾り用に葉を少し残しておく。
⑤次にだし汁を作りますが、これは2人分一度に。蒸し汁を小鍋に移して水を加え、塩、薄口醬油、顆粒だしで味を調える。蒸し汁には塩気が含まれているので、塩は味をみながら加えてください。ポン酢でいただくので、薄味のお吸い物程度に。
⑥器に蒸した野菜と連子鯛を盛り付けて飾りの三つ葉を添え、だし汁をかける。ポン酢を少々かけていただくと美味しいです。
小ぶりの連子鯛は、1尾姿のまま南蛮漬けにすると見栄えが良いです。日持ちもするし冷めても美味しいので、お節にもなります。
連子鯛・・・3尾(調理済み・360g)
玉ネギ・・・1/2個
ニンジン・・・1/4本
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
揚げ油・・・適量
<南蛮酢>
酢・・・1/2カップ、砂糖・・・1/2カップ、水・・・大さじ2、塩・・・小さじ1、薄口醬油・・・大さじ1/2、顆粒だし・・・少々、赤唐辛子(輪切り)・・・1本分
①連子鯛にかるく塩・コショウをふって15分くらいおく。
②鍋に南蛮酢の材料を入れて火にかけて沸騰させ、冷ましておく。
③玉ネギは櫛切り、ニンジンは千切りにする。油を少し入れたフライパンでしんなりするまで炒め、熱いうちに南蛮液に漬ける。
④連子鯛の浮いてきた水気をペーパーで拭きとる。小麦粉を薄く付けて中高温の油でからっと揚げ、熱いうちに南蛮酢に漬ける。
⑤器に野菜類をしき、連子鯛を盛り付けて完成。すぐでも食べられますが、2~3時間漬込むと味がなじんで美味しいです。写真はパセリをさっと揚げたものを彩に振りかけています。
キチジの切身が手に入ったので、とっても調理簡単なムニエルにしました。
今回、筆者はソースが苦手なためそのまま何もかけずに頂きました。お好みでソースを作ってかけると、より色々な味わいが楽しめます。
キチジの脂にバターの風味がのり、ワインがすすみます…
キチジの切身…2切
塩胡椒…適量
小麦粉…適量
バター…適量
付け合せ野菜…適宜
※今回はソテーしたしめじとカイワレを使用。
①火が通りやすいように、切身の皮目側に切れ目を入れておき、塩胡椒を両面に馴染ませる。
②小麦粉を切身の両面にまぶし、余分な粉をはたき落とす。
③温めたフライパンにバターを入れ、溶ければ切身の皮目側を下にして入れる。
④数分後火が通れば、裏返して同じように数分焼く。
⑤焼きあがった切身を、付け合せ野菜と一緒に皿へ盛りつけて、出来上がり!!
マグロを使った刺身の韓国バージョンで、焼肉屋さんで食べるユッケのイメージ。調理はとても簡単です!
(111kcal/人)
キハダマグロ刺身用短冊・・・60g
長いも・・・60g
貝割れダイコン・・・少々
卵(卵黄のみ)・・・1個
<調味料:A>
コチュジャン・・・大さじ1
酢・・・大さじ1/2
醤油・・・小さじ1
①マグロと長いもは2cmくらいに角切り、貝割れは根を除いて2等分する。
②調味料Aをよく混ぜておきます。
② ボウルに①を入れ、Aを加えて軽く和える。
③ 器に盛り付け、卵黄をトッピングします。
※調味料と素材を和えるのは食べる直前に。時間がたつと水分が出てしまいます。
ひな祭りのご馳走と言えばお寿司。中でも、ちらし寿司、手まり寿司が定番です。今回は手まり寿司と、プラスαで雛寿司も作りました。子供と一緒に作れば、子供も大喜び、おいしさも倍増すると思います。
ご飯・・・800g(2合半 ※1合:320g)
すし酢・・・酢:大さじ5、砂糖:大さじ2、塩:大さじ1/2(よく混ぜておく)
しいたけ・・・小さめ8個
絹さや・・・4枚
しいたけ煮汁・・・だし汁:150ml、醤油:大さじ1・1/2、みりん:大さじ1・1/2、砂糖:大さじ1/2
タイ(刺身用短冊)・・・100g
昆布茶・・・少々
マグロ(刺身用短冊)・・・100g
マグロ漬け汁・・・薄口醤油:大さじ2、みりん:大さじ1、酒:大さじ1/2
カニ蒲鉾・・・40g
卵・・・1個
卵焼き調味料等・・・薄口醤油、砂糖、みりん、水溶き片栗粉:各 小さじ1
サラダ油・・・少々
桜でんぶ・・・小さじ2
青のり・・・小さじ2
うずら卵(水煮)・・・2個
焼き海苔・・・少々
黒ごま・・・少々
イクラ・・・20g
【手まり寿司の作り方】
①シイタケと絹さやを煮ます。
シイタケは軸を切り落とし、絹さやは筋を取り除きます。シイタケを煮汁に入れて火にかけ、落し蓋をして汁が少なくなるまで5~6分煮ます。絹さやも一緒に煮ますが、長く煮ると色が悪くなるので、途中で鍋に加えて1分間煮て取り出し冷ましておきます。シイタケの軸も後で作る雛寿司の具材に使うので、一緒に煮ます。
②タイとマグロをすし種に切り、下味を付けます。
タイ、マグロとも10gくらいに薄めの削ぎ切りにします。タイには昆布茶を振りかけ、簡易昆布締めにします。マグロは漬け汁に漬け込んでおきます。手まり寿司は醤油を付けずに食べるので、すし種に下味を付けるのが基本です。
③薄焼き玉子を作ります。
卵に調味料と水溶き片栗粉を混ぜて溶き、サラダ油をひいたフライパンで焼きます。水溶き片栗粉を入れると薄焼き玉子が破れにくくなります。砂糖、みりんが入って焦げやすいので弱火で焼くのがポイント。片面を焼いて表面が固まったら、裏返して両面を焼き、形を崩さないように取り出します。
④すし飯を作ります。
ご飯を少し硬めに炊き、熱いうちにボールに移してすし酢をかけまわし、しゃもじで切るように混ぜます。濡れ布巾をかけて10分くらい置くと酢がなじみます。
⑤仕込みの仕上げ
すし種に汁気が多いと手まり寿司を作ったときに崩れてしまうので、シイタケ、マグロともキッチンペーパー等でよく汁気を切ります。タイも昆布茶を振って浮き出た水気をぬぐいます。薄焼き玉子は円形の4辺をカットし、中央の正方形を四等分に切ります。切り取った4辺のうち、1辺は後で作る雛寿司のお雛様の着物にするのでそのまま残しておきます。他は雛寿司の具材にするので細長くきざみます。
⑥手まり寿司を作ります。
手まり寿司は手で握るのではなく、茶巾絞りの要領でラップを絞って作ります。正方形に切ったラップの上にすし種を置き、その上にすし飯15gくらいを軽く丸めて乗せ、ラップで包んで絞ります。指で軽く押さえて形を整えてください。きつく押さえすぎるとすし飯が締まりすぎておいしくなくなるので、軽くふんわりと形を整えるのがポイントです。
すし酢を少し多めに作っておき、2倍に薄めたもので手をぬらして作業すると、すし飯が手に付かず、きれいにできます。
【雛寿司の作り方】
①菱形(菱餅風)の台を作ります。
空の牛乳パックを8cmくらいの筒型に切って型を作ります。次にすし飯180gを3等分し、桜でんぶ、青のりを混ぜて桜色、緑色のすし飯を作ります。3分の一は白いすし飯のままです。ラップを広げて牛乳パックの型を置き、緑色のすし飯、白いすし飯、桜色のすし飯と順に詰めていきます。最後に型を抜けば台の出来上がり。薄めたすし酢で型の内側を濡らしておくと抜けやすくなります。間にカニカマ、シイタケの軸をきざんだもの、薄焼き玉子の細切り、タイやマグロの切れ端等を挟むとおいしいです。
②雛人形を作ります。
最初に人形の体の部分を作ります。猪口等の内側をすし酢で湿らせ、すし飯を詰めて型抜きします。これを2個作り、①の上にひっくり返して乗せればOKです。男雛の方には海苔を巻き、女雛の方には薄焼き卵を巻いて楊枝で留め衣装にします。次にうずら卵の水煮で顔の部分を作ります。目は楊枝でちょっと刺して、黒ゴマを入れて作ります。後は創意工夫で雛人形を作ってください。いろいろと考え、工夫するのも楽しいです。最後にイクラを飾って出来上がりです。
摂南大学ラグビー部のお料理教室で作りました。一人暮らしの学生さんが家に帰って簡単に作れるおいしい丼です。マグロと納豆が入っていてタンパク質がたっぷりとれます。ミツカンさんにレシピを考えていただきました。
(718kcal/人)
マグロ 60g
納豆 1パック
ご飯 丼1杯
レタス 1/10個
きゅうり 1/2本
青ねぎ 1/2本
ミツカン味ぽん 大さじ2
ごま油 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/4
いりごま 小さじ1/2
①マグロを1.5cm角に切る。
②レタス、きゅうりを千切りにする。青ネギは小口切りに切る。
③ボウルに、ミツカン味ぽん、ごま油、砂糖、いりごまを入れてよく混ぜる。
④③に、①のマグロをいれてよく味がしみこむように和える。
⑤丼にごはんをよそい、その上に、レタスときゅうりをのせる。
⑥よくかき混ぜた納豆を⑤の上にのせる。
⑦さらにその上にマグロをのせて、上からたれをかける。
⑧青ネギを上からちらして出来上がりです。
ピリ辛味で夏にぴったりのユッケ丼です。今回はマグロとイカをミックスしました。他にアボガド、長芋の角切などもあれば加えてください。お好みで卵黄や温泉卵なども加えれば更にパワーアップです。
(637kcal/人)
マグロ(キハダ)刺身用…120g
イカ(スルメイカ)刺身用…50g
刻み青ネギ…2本分
白炒りゴマ…少々
焼のり…1/4枚
ご飯…丼2杯分
<ユッケたれ>
コチュジャン…大さじ1・1/2、醬油…大さじ1、砂糖…小さじ1、酢…小さじ1、ゴマ油…小さじ1、おろしニンニク…小さじ1/2
①マグロはサイコロ状に、イカは縦に細く切る。
②ユッケたれの材料をボール等で混ぜ合わせ、①刺身を加えてざっくりと混ぜる。
③丼のご飯に焼のりをちぎって散らし、②をのせ、刻みネギと炒りゴマを振る。好みで卵黄、温泉卵なども。
ハーブと一緒にソテーすることによって、魚の匂いを消し、香りがよくなります。
今回はタイムを使いました。
銀鮭の切身 100g
ハーブ(タイム) 適量
塩・こしょう 適量
オリーブオイル 適量
レモン 1/8個
1.銀サケの切身に、塩、こしょうをします。
2.フライパンにオリーブオイルとハーブを入れ、熱くなったところに、銀鮭を皮から入れます。
3.十分皮目に火が通ったら、反対側もよく焼きます。
4.皿にハーブを敷き、その上に銀鮭を盛り付けます。
5.レモンを添えて出来上がりです。
6.食べるときは、レモンをしぼり、お醤油やマヨネーズを添えてもおいしいです。
脂ののった冬場の金目は最高です。定番の煮付けに若布を添えました。金目のダシを吸って若布もおいしく食べられ、栄養のバランスも良くなります。
キンメダイ切身・・・2切(約250g)
若布(塩蔵)40g
土生姜・・・半カケ
<煮汁>
水・・・150ml
酒・・・大さじ5、醤油・・・大さじ3、みりん・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ2
①若布は水でもどしてから水気をしぼり、食べやすく切る。土生姜は薄切りにする。切身の皮側に切れ目を入れる。
②鍋に煮汁と切身、土生姜を入れて強火にかけ、沸騰したら中火で落し蓋をして6~7分煮る。
③最後に若布を加えて火を止める。
上段のレシピで片身を煮付けに、残りの片身とアラはちり鍋にしました。これもまた最高でした。
キンメダイ・・・切身片身分+アラ
豆腐、鍋用野菜・・・適宜
※今回は白菜、春菊、えのき、しいたけ、白ねぎを使用
だし昆布・・・1枚
もみじおろし、アサツキ、ポン酢・・・適宜
①切身とアラを熱湯にさっとくぐらせ、冷水にと って血や鱗などの汚れを落としておきます。
②鍋に水(適量)とだし昆布を入れて火にかけ、沸騰したら昆布を引きあげる。
③後は煮て食べるだけ。アラや切身、野菜等を入れて煮えあがりをポン酢ともみじおろしでいただきます。
家の近くのスーパーに立寄ったら金目鯛が1尾880円。ちょっと小さめだけれど鮮度が良さそうなのでさっそく購入、現在マイブームのしゃぶしゃぶにすることにしました。
金目鯛は秋になると、ぐっと脂がのっておいしくなります。
金目鯛(小)・・・1尾(鱗と、内臓はお店でとってもらいました)
豆腐、鍋用野菜・・・適宜
昆布・・・1切れ
もみじおろし、あさつき、ポン酢・・・適量
酒、塩、みりん・・・・適量
①金目鯛は3枚におろし、腹骨をすき取って血合い部分の骨を抜き、皮付きのまま薄くそぎ切りにして皿に盛付けます。
※金目鯛は血合い骨が4本程度しかなく、身が柔らかいので簡単に抜けます。小さな魚の場合は、血合いの部分で割らず、背越しで(上身、下身をつなげて)使います。
②鍋に水と昆布を入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を引き上げます。これに酒と塩、みりん少々で下味を付けて(薄い吸物程度)準備完了。
③金目鯛は4~5秒、シャブシャブっとして(半生状態)、もみじおろし と あさつきを入れたポン酢でいただきます。豆腐や野菜も適宜 煮ていただきます。
④締めは、ご飯を入れて雑炊に。
晩秋から冬場の金目鯛はしっとりと脂がのって最高の味わい。今回は握り寿司にしました。皮肌が赤く美しいので、霜降りにして使います。
キンメダイ刺身用冊(皮付き)
すし飯
わさび
生姜甘酢漬け(あれば)
①キンメダイの皮を上にしてまな板に置き、固く絞った濡れ布巾をかけ、上から熱湯を注ぎます。熱湯をかけると皮が縮んで内側にまるまりますが、更にかけると少し元にもどります。この頃合がベスト。
※まな板が耐熱性でない場合は、ステンレス製バットの底を使うと便利です。
② ①のキンメダイを冷水で冷やし、布巾等で水気を確りとぬぐう。皮肌を下にしてまな板に置き、尾の方からそぎ切りにして寿司だねを作ります。
③後は握るだけで~す。
※すし飯は市販のすし酢で作ると簡単便利です。炊きたてのご飯をボールに取り分け、その重量の1割を目安にすし酢を振りかけます。よく切り混ぜてから団扇などで冷ませばでき上がり。絞った濡れ布巾をかけてしばらく寝かすと更に良い。
標準的な握り寿司は、寿司だねが1枚12g、すし飯が1個18g程度なので、寿司だねの分量に合わせてすし飯を作ってください。
寒い日にはこのおいしい一杯で身も心もあったまりますよ。
さえずり、好みの野菜、味噌
1.だし汁に薄くスライスしたさえずりと、好みの野菜を入れ煮る。
2.野菜が煮えたら、味噌を適量入れる。
日本酒と一緒にどうぞ!
さえずり、好みのあしらい
1.さえずりを解凍し、薄くスライスする。
冷たく冷やして酢味噌でどうぞ。
夏の暑い夕方にビールによくあいます!
さらしくじら、酢味噌
1.さらしくじらを水洗いし、冷蔵庫で冷やす。
昔懐かしい一品です。
鹿の子を使うとたいへんおいしいです。
赤身を使う場合でも皮やさえずりなども入れるとぐんとおいしくなります。
鹿の子、さえずり、赤身、本皮等
水菜、好みの野菜、だし汁
1.だし汁が煮立ったら薄くきった鯨肉を入れ、好みの野菜を入れ、最後に水菜をいれ、水菜がしんなりしたら食べごろです。
竜田揚げ同様、肉を薄めに切って短時間で揚げるのが美味しく作るポイントです。玉ねぎはクジラ肉のくせを抑え、また柔らかくする役目します。
クジラ肉・・・200g
すりおろし玉ネギ・・・大さじ2
塩・コショウ・・・少々
小麦粉、溶き卵、パン粉・・・適量
揚げ油・・・適量
付け合せ・・・適宜(写真はレタス、トマト、レモン)
①クジラ肉を塊りのまま水を替えながら2、3回軽くもみ洗いして血抜きし、水から上げてペーパー等でよく拭き取る。
②繊維を断ち切るように7~8ミリの厚さに切り、庖丁の先で筋を切り、すりおろした玉ネギに30分くらい漬け込む。
③水気をよく切ってから、かるく塩・コショウを振り、フライを作る要領で小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付けて中温の油で1分くらい揚げる。
クジラ肉の担当者にツチクジラのサンプルをもらったので、定番の竜田揚げと鯨カツを作ることにしました。ツチクジラは関西ではあまり出回らないので初めて食べましたが、柔らかくてクセも少なく、とても美味しかったです。
肉を薄切りにして揚げる時間を短くするのが美味しく作るポイント。ミンククジラ等、他のクジラも一緒のレシピで美味し作れます。
クジラ肉・・・200g
シシトウ・・・10本くらい
レモン・・・少々
片栗粉・・・適量
揚げ油・・・適量
<タレ>
醤油・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
すりおろし生姜・・・小さじ1
すりおろしニンニク・・・小さじ1
すりおろし玉ネギ・・・大さじ1
①クジラ肉は血が多いので、塊りのまま水を替えながら2、3回軽くもみ洗いして血抜きし、水から上げてペーパー等でよく拭き取る。シシトウはへたを切ってフォーク等で突き数ヶ所穴をあける(油が飛ばないように)。
②肉の塊りを5ミリくらいの厚さで繊維に直角に切り、タレの材料を混ぜ合わせたものに30分くらい漬け込む。
③ざる等で②の汁気をよく切り、片栗粉を付けて中温の油で30秒~1分程度揚げる。一緒にシシトウも揚げる。
④器に盛付けてレモンを添えてでき上がり。
なつかしい「はりはり鍋」を作ってみました。水菜のシャキシャキ感がクジラのコリコリした歯ごたえとよく合います。これは、水を入れないで、水菜の水分と調味料少々で作ったものです。
くじら肉(本皮)
水菜
醤油
みりん
砂糖
酒
鯨ベーコンの旨味がパスタ全体に絡み、美味しい一品です。鯨独特の風味が気になる方は酒大さじ1を加えると、食べやすくなります。
鯨ベーコンは火を通すと縮れてしまうので、火の通しすぎにご注意ください。
鯨ベーコン…20g
ほうれん草…1/2束
ニンニク…1カケ
鷹の爪…1本
パスタ…200g
オリーブオイル…大さじ2
醤油…大さじ1
酒…大さじ1(お好みで)
塩…少々
1.ほうれん草はたっぷりのお湯に塩を少々加えてゆでる。ゆであがったら冷水にあげて冷めたら、水気をしっかりと絞って3~4cmぐらいに切っておく。
2.鯨ベーコンは1cm幅に切り、ニンニクは薄切り、鷹の爪は種を抜き、輪切りにしておく
3.フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子を入れて香りが出るまで弱火で熱する。
4.お鍋にお湯を沸かし、スパゲティを袋の表記時間に従ってゆでる。
5.鯨ベーコンを軽く焼き色がつくまで炒める。
6.1のほうれん草を加えてオリーブオイルが全体にいきわたったら、茹で上がったパスタとゆで汁をお玉一杯分入れる。
7.材料とパスタが絡んだら醤油とお好みで酒を加え、塩で味を調えて完成。
このエビは大きめなので、天ぷらよりもフライに適しています。有頭(頭付き)エビで作るフライは豪華に見えるし、頭のミソも美味しいです。
足赤エビ・・・4尾
卵・・・1個
小麦粉、パン粉・・・適量
塩・コショウ・・・少々
◎長くなるので今回のレシピはエビフライのみ。付け合せの野菜とタルタルソースは材料だけ書いておきます。
付け合せ野菜・・・適宜(写真はキャベツ、トマト、レモン、パセリ)
タルタルソース・・・適量(材料はゆで卵、玉ネギ、甘酢ラッキョウ、マヨネーズ、パセリ、塩・コショウ)
①最初にエビの下処理をします。エビの尾の部分と頭の部分の殻をむき(頭の先の殻は固いので)、尾の部分の足を取除く。頭の部分の足は付けたままです。
②竹串等で背ワタを取除く。腹側に3、4ヶ所斜めに切れ込みを入れ、まな板等に押し付けてエビを伸ばす。これで下処理完了です
③下処理したエビに軽く塩・コショウを振り、薄く小麦粉を付け、溶き卵、パン粉の順に付けて中温の油でからっと揚げる。付け合せの野菜と盛り付けて、タルタルソースをかけてでき上がり。
車エビ同様、このエビもお刺身にしても美味しいです。頭のミソの部分も美味しいので切り離してボイルしました。尾は湯通しして赤く発色させています。
足赤エビ・・・適量
①先ず、エビを冷たい真水で洗う。魚介類には腸炎ビブリオがいる可能性があり、この菌は真水に弱いので、生食するときは真水で洗うのが基本です。
②エビの頭と尾をちぎって分ける。頭は2%の食塩水を沸騰させ3分間茹でて氷水にとって冷ます。
③尾の部分は殻をむいてから背ワタを取除き、尾の先の部分だけ10秒くらい熱湯に漬けて発色させ、氷水にとって冷ます。冷めたら水気をぬぐい、食べやすく切って②の頭と一緒に盛り付ける。
足赤エビは茹でても甘みがあって美味しいです。茹で過ぎには注意!
足赤エビ・・・4尾
塩・・・少々
玉ネギ・・・1/4個
パセリ、スライスレモン・・・少々
マヨネーズ・・・適量
①玉ネギを櫛形に薄切りし、水に10分くらいさらして水を切っておく。
②エビは2%の塩水を沸騰させ、※3分くらい茹で、氷水にとって冷ます。
③冷めたら氷水から上げてよく水気をぬぐい、頭の部分の足を除いて殻をむく。①の玉ネギ、パセリ、スライスレモンと一緒に盛り付け、マヨネーズを添えて完成。
※エビは茹で過ぎると身がちじみ美味しくなくなってしまいます。沸騰させた塩水にエビを投入すると最初は沈みますが、火が通ってくると浮いてきます。浮き上がってから30~40秒くらいが茹で時間の目安です。足赤エビはちょっと大きめなので(約60g)茹で時間は3分くらいです。
エビのうま煮は「おせち料理の定番」ですが、お盆など人が集まる機会が多い夏休みはもちろん、普段にもぜひお召し上がりください。
えび8~10尾、昆布でとっただし汁1カップ、酒180cc、みりん大さじ3、薄口しょうゆ大さじ2
①エビは洗って背わたを取る。
②なべに水、だし昆布を入れて火にかける。沸騰する直前で昆布を取り出して、酒・みりんを入れる。
③煮汁が沸騰したらエビを入れる。3~4分中火で煮たら火を止める。
④鍋からエビを取り出し皿に盛り、煮汁と別々に冷ます。 食べるときに
煮汁をかける。
冷蔵庫で3日ほど保存できます。冷凍エビを使う場合はあらかじめ冷蔵庫で半解凍してから調理するとよいでしょう。
車海老の天ぷら、これはもう最高ですね。お財布の関係で、極たまにしか食べられないのが残念!! 天ぷらには「さい巻き」とも呼ばれる小ぶりな車海老が適しています。このサイズだと、頭の方もバリバリと食べられるし味も良いです。
天つゆでも、塩とレモン汁で食べても美味しいです。
クルマエビ・・・適量
付け合せ・・・今回はキャベツの千切り適量
揚げ油・・・適量
<衣(作りやすい分量)>
薄力粉…1カップ弱(約100g)、卵(M)…1個、冷たいビール…150ml
①エビは頭部をちぎり取り、尾の殻をむく。腹側に斜めに3ヶ所程度切れ目を入れ、まな板等に押し付けて伸ばす。エビが小さいので背ワタの処理は省略です。
②キャベツを千切りにして水に10分くらいさらし、水気を切っておく。
③卵をボールに溶いてビールを加えて卵液を作り、小麦粉を加えてざっくりと混ぜて衣を作る。
④エビに小麦粉(分量外)を薄くまぶし、衣を付けて中温の油でからっと揚げる。頭は同様に小麦粉をまぶし、もう少し油の温度を上げ、衣を付けないで素揚げにする。
お刺身にレシピもなにもないのですが、とてもおいしかったので載せることにしました。夏場のヨコワを大根おろしなどであっさりと食べるのも捨てがたいのですが、冬場で脂がのったものはまた格別です。特に腹の辺りは脂が入り込んでいて最高!
今回は、デパ地下をのぞいたら四つ割の腹の部分を1,098円で売っていたのでさっそくGet。450g位あって、原魚はたぶん3kg以上とおもいます。・・・お買い得!!
写真に写っているのは1/3程度です。
ヨコワ刺身用(四つ割の腹)
大根・ニンジンのケン、大葉、スダチなど適宜
・・・ううう。簡単すぎて特に書くことがないけれど、一応は書いておきます。
①スライサーで大根とニンジンのケンを作り、冷水に5分くらいさらし、水を切る。
②今回のヨコワは大きめなので、腹のトロの部分を分けて刺身に引きました。
③後は盛付けるだけ。大葉と、冷蔵庫にあったスダチも使いました。
ねぎとろ用のマグロのたたきをアレンジしました。
ネギとしそがあれば簡単にできるメニューです。今回は市販のタルタルソースを使用しましたが、お好みでぽん酢やわさび醤油、白ワインとバターを合わせたソースなどでも楽しめます!
お好きなソースと合わせてみてください。
マグロのたたき(ねぎとろ用)…200g
葉ネギ…1~2本(5g)
しそ…10枚(5g)
醤油…小さじ1
オリーブ油…適量
市販のタルタルソース…適量
サラダ(お好きなもの)
①マグロのたたき、葉ネギ、しそを混ぜます。
この時、魚が古くならないように、手ではなくスプーンで混ぜると生臭くなりません。
②醤油を加え、混ぜ合わせます。
③②でできたものを小判型にまとめ焼きます。
④軽く焼き目がつくまで焼いて、最後にサラダと盛り付けて、タルタルソースをかけてできあがりです。
ハロウィンの日に簡単にできる可愛い手毬寿司です。お刺身の冊を買ってきていっぱい作るのもいいのですが、お刺身の盛り合わせを使うと少量の場合は便利です。
お刺身やご飯にふりかけを混ぜたりするとお化けの種類は色々作れますので、かわいいお化けたちを作ってください。
(563kcal/人)
ご飯…1合
寿司酢(市販)…大さじ3
サーモン(刺身用)…4切れ
マグロ(刺身用)…4切れ
鯛(刺身用)…4切れ
イカ(刺身用)…4切れ(写真はイカそうめんを使用)
しそ…4枚
アボカド…1/2個
海苔…2枚
スライスチーズ…1枚
1.ご飯を1合炊き、冷める前に寿司酢を入れ、うちわで煽ぎながら混ぜ、しっかり冷ます。
2.アボカドを4等分にする。
3.魚を薄く切る(お刺身セットの場合はそのまま)
4.鯛のおばけ
①ラップの上にご飯を置き丸くする。
②少したれるように鯛をのせ、海苔で顔を作る。
5.サーモンのジャック・オー・ランタン
①ラップの上にサーモンとご飯をのせ、丸くする。
②一度、ラップをほどきもう一枚サーモンをのせ、
ラップで形を整える。
③海苔とアボカドで顔・へたを作る。
6.イカのいもむし
①ラップの上にしそとご飯をのせ細長く形を作る。
②①にイカそうめんをのせ、少しバラバラにし、チーズと海苔で顔を作る。
7.一つ目のお化け
8.ラップに海苔とご飯をのせ、形を整える。
①にマグロをのせその上にアボカドをのせる。
②チーズとのりで目を作る。
9.可愛く盛り付ける。
ケーキを作っていた時に、スイーツ以外でもインスタ映えできる料理がないか考えていたときにこのメニューを思いつきました。
マグロとアボカドがとてもよく合います。普通のお寿司よりもあっさりしていて食べやすい。
アボカドは「森のミルク」とも呼ばれています。とても栄養価が高くビタミンCやビタミンEを含んでいます。
マグロ(冊)…60g
ご飯…お茶碗1杯分(150g)
アボカド…1/2個
しそ…1枚
すし酢…酢大さじ1
砂糖…大さじ1
塩小さじ…1/3
レモン汁…小さじ1
刻みのり…適量
醤油…適量
ワサビ…適量
1.ご飯に寿司酢を入れて酢飯を作る。
2.マグロは細かく切り、ボールに入れレモン汁を加えまぶし、細かく切ったアボカドも加える。
3.2のボールに醤油、ワサビを入れて混ぜる。
4.8cmほどの円形の方に酢飯を薄く敷くき、3の4でできたマグロとアボカドを乗せ、型をとる。
5.好みで醤油をかける
クセの無い白身。脂はそれほどないので、カルパッチョなどオイルを加えても美味しそうです。
刺身に切っただけなのでレシピは省略です。
ケンサキイカといえば先ずはお刺身。白く透明感があって美しいうえに、甘みが強くて適度な歯ごたえがあり絶品。刺身用として関西で一番人気のイカなのもうなずけます。もちろん、天ぷらや煮物など、他の料理にしてもとびっきり美味しいイカです。
ケンサキイカ・・・1尾
大根のケン、大葉、おろし生姜等、適宜
① ケンサキイカは足を抜いて胴から軟骨と内臓の残り取り除き、耳をはずして皮をむく。一度洗ってから水気をふき取り、薄皮もむく。
② ①の表側は斜めに格子状の切れ目を入れ(肉厚の1/3位の深さで)、裏側は縦に切れ目を入れる。
③ 足は目の下で切り離して開き、クチバシと目を取り除く。両目の内側の庖丁で切れめを入れると、目を簡単に取り出せます。次に吸盤の軟骨を包丁の先でしごいて除き、足先を切り揃えてから2~3本ずつに食べやすく切り離す。ミミも食べやすい大きさに切る。
④ ③を10秒くらいボイルして冷水でさまし、水気をぬぐっておく。
⑤ ②を横に刺身に引き、大根のケン、大葉、おろし生姜等と盛付ける。④の足・ミミも一緒に盛付ける。イカの場合は、裏側(イカの内側)を表にして盛付けたほうが艶があって美しい。
見た目も楽しいカラフルなサラダで食欲増進!
(151kcal/人)
お刺身用のイカ(ケンサキイカ・スルメイカ・モンゴウイカ等お好みで)
プチトマト 1~2個、きゅうり 1本、グレープフルーツ1/4個
〈ドッレッシング〉
レモン 1/2、醤油大さじ1、オリーブオイル大さじ1
①きゅうりは千切りし、グレープフルーツは房の形にむき、盛り付ける。
②刺身用のイカと、プチトマトを半分に切って盛り付ける。
③ドレッシングを合わせて食べる直前にかける。
アクアパッツアは普通、白身魚で作りますが、今回は冷蔵庫にあったイカの足で作ってみました。旨みが少し足らないとおもい、コンソメをちょっと加えました。お味は結構Dood。
(329kcal/人)
イカ足・・・1尾分
アサリ・・・150g
ニンニク・・・1カケ
ミニトマト・・・4個
パセリ・・・少々
オリーブ油・・・大さじ2
白ワイン・・・大さじ3
水・・・大さじ3
コンソメ・・・少々
塩・コショウ・・・少々
①イカ足は食べやすい大きさに切り、塩・コショウを振る。アサリは貝をこすり洗いしておく。ミニトマトは縦半分に切る。ニンニク、パセリはみじん切り。
②フライパンにオリーブ油 大さじ1を入れ、ニンニクを弱火で炒め香りを出す。
③中火にしてイカ足、アサリ、ミニトマトを加えてざっと炒め、白ワイン、水、コンソメも加えてフライパンに蓋をし、蒸し煮する。
④アサリが開いたら塩・コショウで味を調え、オリーブ油 大さじ1を振りかけてでき上がり。器に盛り付け、きざみパセリを振り掛ける。
ニンニクとバターの風味をきかした炒め物です。火を通し過ぎないように手早く調理するのがポイント。
(292kcal/人)
ケンサキイカ…1尾(約250g)
ニンニク…1カケ
油…大さじ1/2
酒…大さじ1
醤油…小さじ2
バター…大さじ1
青ネギ…1本
①イカが胴から足を引き抜いて下処理する。(下処理の仕方は刺身のページ参照。)胴は皮を付けたまま輪切り、足・耳も食べやすく切る。ニンニクはすりおろし、青ネギは小口切りに。
②フライパンを熱して油をひき、イカとニンニクを炒める。色が白っぽく変わってきたら酒と醤油を加えてさっと炒め、バターを加えて混ぜ、火を止める。
③器に盛って刻み青ネギを散らして完成。
ケンサキイカと夏野菜を使った冷製パスタです。
(538kcal/人)
ケンサキイカ…1尾(約250g)
パスタ(細め)…150g
塩…適量
トマト(中)…1個
グリーンアスパラ…2本
大葉…4枚
<パスタソース>
オリーブ油…大さじ2
麺つゆ(市販品・2倍濃縮)…大さじ3
粗挽き黒コショウ…少々
①イカが胴から足を引き抜いて下処理する。(下処理の仕方は刺身のページ参照。)胴は皮を付けたまま輪切り、足・耳も食べやすく切る。
②トマトは1cmに角切りし、パスタソースの材料と混ぜて冷やしておく。
③アスパラは1cm位の斜め切り、大葉は千切りしておく。
④鍋に湯を沸かして塩を一つまみ加え(1%くらい)、パスタを袋に表示している時間のプラス1分茹でる。一緒に①のイカ、③のアスパラも茹で、冷水にとって水気を切っておく。湯で時間は、イカ30秒、アスパラ1分30秒くらい。
⑤茹でたパスタを冷水で締めて水気を切り、イカ、アスパラと一緒に②のトマトと和える。
⑥器に盛って大葉の千切りを散らす。
ケンサキイカは握り寿司にしても一級品。適度な歯応えと甘みがあっておいしいです。中小型のイカの方が身の厚さが適度で握りやすいと思います。
ケンサキイカ…1尾(250g)
寿司飯…適量
生姜(すりおろし)…適量
甘酢生姜・・・適量
イカのさばき方や握り寿司の作り方は、他のページで何度も紹介しているので、そちらを参照してください。主にイカの切り方を書いておきます。
①開いて皮をむいたイカを8cmくらいに横に切って冊取りする。
※横に切るとは、イカを輪切りの方向で切ること。縦切は、これと直角の方向に切ること。
②イカの皮が付いていた面に、3mmの幅で斜めに格子状の切れ込みを入れる。切れ込みの深さは身の厚さの半分程度。
③イカを裏返し、身の厚さの半分程度の深さに縦に切れ込みを入れる。寿司にする時に表側になるのは、この縦に切れ込みを入れた面です。
④これで下処は終わり。寿司種の幅(2.5cmくらい)に縦に切れば完成です。
⑤下足(ゲソ)は3本くらいに切り離し、さっとボイルして冷水にとり、寿司種として使います。
※イカが大きく身が厚めの場合は、縦のきれこみでなく、細切りにして握ったほうが寿司飯とのバランスがよいと思います。
ケンサキイカを刺身にした残りの足・耳で酢の物を作りました。土佐酢仕立てですが、簡単バージョンで市販の麺つゆを使っています。あればワカメや大葉なども加えたら美味し
イカの足・耳…1杯分
キュウリ…1本
塩…適量
<(簡単)土佐酢>
酢…大さじ2、砂糖…大さじ2、麺つゆ(2倍濃縮)…大さじ1、水…大さじ1
※土佐酢レシピは作りやすい分量で書いてあるので、約2倍の分量です。
①イカの足・耳を食べやすい大きさに切り、20~30秒程度さっと茹で、冷水にとる。さめたら水気をよく切る。
②キュウリは薄く輪切りし、2%の食塩水に10分程度浸け、きつく絞って水気を切る。
③ボール等に土佐酢の材料を入れてよく混ぜ、イカとキュウリを和える。
イカを甘辛い煮汁でさっと煮ました。名前のとおり、火を通し過ぎないように「さっと」短時間で煮るのがポイント。ちょっと冷まして、その間に味を染ませます。
(418kcal/人)
ケンサキイカ…1尾(約250g)
<煮汁>
醤油・みりん・さとう…各 大さじ1・1/2、酒・水…各 大さじ4・1/2
①イカが胴から足を引き抜いて下処理する。(下処理の仕方は刺身のページ参照。)胴は皮を付けたまま輪切り、足・耳も食べやすく切る。
②鍋に煮汁とイカを入れて火にかけ、イカの色が白っぽく変わってきたら火を止める。そのまま10分くらい冷まして味を染ます。
※試食してイカの味が薄いようなら、イカのみ器に移し、汁を少し煮詰めてかける。
※煮汁のレシピは甘めなので、甘すぎるようなら砂糖を減らしてください。
コウイカ(針いか)は筍のシーズンが産卵期で浅瀬に寄ってくるので、この時期には瀬戸内で獲れたものがよく出回ります。熱を加えると他のイカよりもサクッとした食感があり、歯ごたえを楽しむ筍との相性が抜群。木の芽和えは彩りも美しく春を感じさせる逸品です。
(221kcal/人)
コウイカ(刺身用短冊)・・・60g
A:酒・・・大さじ1 塩・・・ごく少量
筍(茹でたもの)・・・100g
B:だし汁・・・100ml 薄口しょうゆ・・・大さじ1/2 みりん・・・大さじ1/2
木の芽・・・5枚
ほうれん草(茹でたもの)・・・葉の部分4枚くらい
C:白みそ・・・30g 砂糖・・・大さじ1/2 だし汁・・・大さじ1
木の芽(飾り用)・・・2枚
①刺身用のコウイカを1.5cm角に切り、鍋に入れて火にかけ、Aを加えて炒り煮にする。サッと火が通ればOK、火を通しすぎないこと。終わったら鍋底を水につけて冷ます。
②茹でた筍も1.5cm角に切り、Bを加えて3分くらい煮て味を含ませ、同様に冷ましておく。
③次に木の芽の和えダレを作ります。茹でたほうれん草を細かく刻んですり鉢にいれ、軸を取り除いた木の芽を加えてよくすりつぶし、きめ細かくなったらCを加えてよく混ぜる。
④和えダレ③に①、②を加えてかるく和え、器に盛って飾り用の木の芽を添えてできあがり。
※ほうれん草は緑の色づけに使います。木の芽だけで色づけすると木の芽が大量に必要で、苦くなってしまいます。きれいに仕上げるには木の芽ダレを裏ごししますが、通常はそのままでも十分です。
夏に食べたいお造りです。皮や胃袋も刺身になります。
胡麻鯖ってご存知ですか? 甘い醬油の胡麻ダレでいただくサバの刺身のことで、九州でよく食べます。先日、大阪湾にアジ釣りに行ったらゴマサバが釣れたので、活締めして持ち帰り作ってみました。秋になるとマサバほどではないにしろ、ゴマサバも脂がのってきて美味しかったです。
(311kcal/人)
ゴマサバ…1尾
炒りゴマ…適量
添物…適宜、今回は 大根ケン、大葉 各少々
刺身にするだけですけど、簡単に書いておきます。
①ゴマサバの頭、内臓を除いて水洗いし、三枚におろす。
②腹骨をすき取って血合いの骨を骨抜きで抜く。頭側から外側の皮を剥ぎ、薄めに削ぎ切りして皿に並べる。
③炒りゴマをすり鉢であたり、刺身にふりかけて完成。九州の甘い醬油でいただきます。普通の醬油の場合は、醬油1に対して煮切ったみりんを1~0.5程度混ぜて使ってください。
サザエのほろ苦さと若ごぼうがよくあいます。
さざえ
若ごぼう
薄口醤油 大さじ4
水 300cc
1. サザエは貝をよく水洗いする。
2. 若ごぼうは4~5cmに切り揃える。
3.鍋に水、薄口醤油を入れ、さざえ、若ごぼうを入れて煮る。
4.あくがでてきたら取り、煮汁が半分になるまで煮詰める。
夜店でよくみかけるつぼ焼きですが、ご家庭でも簡単にできます。ぜひどうぞ!
さざえ
醤油
1.サザエはよく洗う。
2.コンロでサザエの蓋が上にくるようにして焼く。
3.殻に水分がでてきてたまりだしたら、醤油を数滴たらす。
4.ブクブクと煮えてきたら出来上がりです。
まず、貝剥きかバターナイフのようなものを用意し、殻と蓋の隙間へ差し込みグルッとまわすようにして貝柱を切ります。中身を取り出し軽く洗った後適当な大きさに切り分けます。殻を使い盛り付けるとちょっと豪華なお刺身の完成です。
サザエは、一分程度電子レンジで加熱します。
中身を取り出し、小さく切り分けます。(取り出すときに中の汁をこぼさないように。いい出汁が出てます)殻にワインを大さじ1/2程入れ、サザエの身を戻し、口にバター刻んだパセリを入れ、パン粉で蓋をします。予熱したオーブントースターに入れ10分程加熱します。
サバは甘辛い味付けがおいしいです。新鮮なサバは薄味にした方が上品な味に仕上がりますが、山育ちのわたしは甘辛い濃い味で煮付けます。
★お料理のポイント★
砂糖、塩を多めに入れ、濃い煮汁で煮付けるのがウチ流。味には好みがあるので、自分の味を大切にしてもらえばいい。煮上がりは魚をよく見て判断すること。
サバ、生姜、酒、醤油、砂糖、塩、みりん
①サバは一人分の大きさに切る。
②酒、醤油、砂糖、塩、みりん(少々)で煮汁を作り、煮立ったら生姜(少々)を入れる。
③落し蓋をして弱火で煮る。
新鮮なサバをお造りにしてゴマであえたもの
サバを和えるときは、身がくずれないように手であえるといいです。
新鮮なサバ、いりごま、醤油
①サバを3枚に下し、刺身を作ります。
②ゴマはすり鉢ですり、その中に醤油を入れます。
③サバと②を手であわせます。
ゴマ、醤油はその家の好みの味で作ります。
会社帰りに立ち寄ったスーパーで「マサバ・・・きずし用(関西で、しめ鯖のこと)」と書いたサバの三枚おろしを発見。久々に棒寿司を作ろうと、さっそく買い求めました。ちなみに片身分で380円。
自家製の棒寿司は、手間はかかりますが鮮度感があって、既製のものとは一味も二味も違います。ゆとりのあるときはぜひ挑戦してみてください。おいしさにびっくり!!
マサバ・・・片身(腹骨をすき取ったもの)
塩・酢・・・各適量
昆布・・・5cm×15cm(適当に)
大葉・・・3枚
寿司飯・・・適量(棒寿司1本分) 各家庭のお好みの味で!
①サバの両面にたっぷりと塩を振り(真っ白になるくらい)、冷蔵庫で2時間くらいしめます。
②水で①のサバの塩をきれいに洗い、水気をふき取って昆布を敷いたバットに入れ、ひたひたに酢を注ぎ2時間くらいしめる。
※今回は時間がないので調理はここまで。棒寿司は翌日つくることにしました。②のサバをそのままにすると酢でしまりすぎるので、酢から上げてキッチンペーパーでよくふき取り、ラップに包んで翌日まで冷蔵庫で保存しました。
③サバの血合いに沿ってV字に包丁を入れ※血合いごと骨を取り除き、頭の方からサバの皮をむきます。
※本当は毛抜きを使って血合いの骨を抜き取るのですが、サバが大きいと骨がなかなか抜けません。出来映えは少し落ちますが、このやり方が簡単です。
④寿司用の巻きすにラップを敷き、③のサバを皮目を下にして置きます。これに寿司飯を半分くらい載せてサバの大きさに形を整え、適当に切った大葉をはさみ、残りの寿司飯を載せて再度形を整えます。
⑤これをラップで包み、巻きすでしめて形を整えます。適当に切って器に盛ればできあがり。
コチュジャンを使った韓国風サバの味噌煮です。すりごまを加えてこっくりと濃厚な味に仕上げています。辛めが好みならば、唐辛子粉を少し加えてください。
(288kcal/人)
サバ切身・・・4切れ
ニラ・・・1束
白ネギ・・・1/2本
白すりごま
おろし生姜・・・1カケ分
おろしニンニク・・・1カケ分
<煮汁>
水・・・1・5カップ、味噌・・・大さじ2、コチュジャン・・・大さじ2、醤油・・・大さじ1、酒・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ2
①ニラは5cmに切り、白ネギは5cmに千切りにしておく。
②煮汁の材料に生姜、ニンニクを加えて火にかけ、サバを入れて落し蓋をし、10分くらい煮る。
③白ゴマ、ニラを加えてひと煮立ちさせ、火を止めてそのまま10分程度おき、味を含ませる。
④器に盛り付け、白ネギの千切りをのせる。
あまり道具を使用せずすぐに取りかかれ、後片付けの楽な見栄えのする御料理です。
【ポイント】
押し寿しの型を使わず、ラップを使用。
すしめしに甘酢しょうがを細かくきざんだもの、又青ジソを細かくきざんだものなど入れるものによって違った風味が楽しめる。
サバ 1匹
青ジソ 5~6枚
すしめし 適宜
①サバは頭と内臓を取ってよく洗い、三枚におろし、塩をしてしばらく置いておく。
②すしめしを作っておく。
③①のサバを水で洗い、塩を落として香ばしく焼いておく。
④③の荒熱が取れたら、まな板の上にラップを敷き、サバの皮目を下にして置き、その上に青ジソを敷いてすしめしをのせ、巻き寿しの要領でラップにくるんで形を整える。
⑤ラップをしたまま切り分け、器に盛る時にラップをはずす。
しめサバは漬かり具合、味に好みがあってレシピもいろいろですが、今回は私の好みの作り方です。でき上がるまで足掛け2日かかるので、時間にゆとりのある時に挑戦してみてください。とても美味しいですよ。
サバは近くのスーパーで1尾298円、安いので2尾購入。しめサバ用におろしてあったのでそのまま使いました。
サバ・・・2尾(3枚におろして腹骨をすき取ったもの)
昆布茶…少々
塩・・・適量
酢・・・適量
※盛付けのときのあしらい等は適宜。写真は大根、大葉、レモンを使っています。
①サバの身と皮の両面に白くなるくらい塩を振って冷蔵庫に入れ、3時間おきます。
②塩を水で洗い流して水気をよく拭き取り、身の側に昆布茶を振りかけます。タッパ等に入れて2時間酢に漬けます。私もそうですが、甘目が好みなら砂糖を少し(大さじ1~2くらい)加えます。酢の量はサバの7割が浸るくらいが目安です。全体が均一に漬かるように時々上下を入れ替えます。
③酢から上げて酢をよく切り、骨抜きで血合いの骨を頭側から抜き取ります。生っぽいのが好きな場合はこのままでも食べられますが、塩と酢をなじますためにラップに包み、冷蔵庫で一晩寝かせます。
④食べる時に表面の薄皮を頭側から剥ぎ、適当に切って器に盛付けます。ショウガ醤油がよく合います。
味加減はお好みで。ちなみに我が家ではみりんを減らして砂糖を増やします。
また、だし入り味噌なら簡単!市販のタレを使うとさらに簡単です。
サバ切り身4切れ・だし汁2カップ
砂糖・みりん・味噌 各大さじ3
しょうゆ大さじ1 ・しょうが適量
①なべに、だし汁・砂糖・みりん・しょうゆを入れて煮立ったら
サバ、しょうがの薄切りの順で入れる。
②落し蓋をして、だいたい火が通ったら、煮汁で味噌を溶いて入れる。
味噌がほとんどなくなったら出来上がり!
切身+豆腐でボリュームアップ。ちょっと豆腐が生臭そうなイメージですが、ポイントは赤味噌を使うこと。赤味噌は魚の生臭さを消す力が強く、豆腐も美味しいです。
(466kcal/人)
サバ切身・・・2切れ(250gくらい)、豆腐・・・130g、シシトウ・・・4本、白ネギ・・・10cm
生姜薄切り・・・少々、赤だし用の赤味噌・・・40g、砂糖・・・大さじ2、酒・・・60ml、水・・・300ml
①切身をさっと熱湯に通して水にとり、皮のぬめりなどを洗い落とす。豆腐は4等分に切る。白ネギは千切りして水でもみ洗いし、白髪ネギを作る。
②鍋に生姜と砂糖・酒・水を入れて強火にかけ、沸騰したら切身を加える。初めはアクが出るので丁寧にすくい取る。
③中火にして落し蓋をし、3~4分煮たら赤味噌を溶き入れる。豆腐、シシトウも加え5分くらい煮てでき上がり。器に移し、白髪ネギを添える。
自家製みりん干は手間は、かかるけど作り方はわりと簡単です。時間のあるときに是非挑戦してみてください。自分の好みの味のみりん干が作れます。
サバ(3枚におろした物)・・・2尾分(約800g)
塩・・・適量
炒りゴマ(白)・・・適量
<漬け液>
醤油・・・250ml、みりん・・・200ml、酒・・・100ml、砂糖・・・25ml(大さじ2弱)
※漬け液の調合は、容量換算で醤油:みりん:酒:砂糖=10:8:4:1が目安です。好みの甘さは砂糖で調節。みりんを減らして砂糖で甘みをつける作り方もありますが、砂糖を増やすと、まったりとした甘み。上記のレシピはみりんが多いのでさらっとした甘みのみりん干になります。
①サバに塩を軽く振って20分おき、さっと洗って水気をふきとる。
②サバに塩をしている間に漬け液を作る。材料を混ぜて鍋に入れて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばし、冷ます。
③液が冷めたら①のサバを5時間くらい漬ける。
④液から上げてよく液を切り、ゴマを振って、寒い時期なら網カゴにいれてベランダなどで5時間ぐらい干す。暖かい時期なら室内で扇風機の風を当てて3時間くらいででき上がり。冷蔵庫の場合は皿等にのせてラップをかけずに一昼夜くらい干します。
※漬け液を捨てるのがもったいないので、ついでにマルアジのみりん干も作りました。作り方は全く一緒ですが、マルアジのレシピに載せておきます。他の魚では、冷凍切身のカラスガレイで作ると、脂があってとっても美味しいです。
サバとトマトの水煮缶を使ったトマト煮です。簡単でおいしい。今回はジャガイモとセロリも使っていますが、必須の玉ネギ以外は有り合わせのものでOK。魚介類は他にイカやエビを入れても美味しいです。結構さっぱり味なので、コクのある味が好みならベーコンを加えてください。
(599kcal/人)
サバ水煮缶・・・1缶(190g)
トマト水煮缶(ホール)・・・1缶(400g)
水・・・400ml
塩・・・小さじ1/2~1弱
玉ネギ・・・小1個
セロリ・・・1本
ジャガイモ・・・1個
ニンニク・・・1カケ
鷹の爪・・・1本
サラダ油・・・大さじ2(オリーブ油でも)
カレールー(市販品・固形)・・・1カケ(約60g)
①玉ネギは薄切り、セロリは飾り用に葉を少し残してざく切り、ジャガイモは皮をむき2cmの角切り、ニンニクはつぶして粗いみじん切り、鷹の爪は種を除く。
②フライパンにサラダ油を熱してニンニク、鷹の爪を入れて香を出し、玉ネギ、セロリ、ジャガイモを炒める。
③野菜が半透明になってきたらトマト水煮(トマトは適当に粗切り)とサバ缶の汁、水、塩を加えて煮る。
④野菜がやわらかくなったら(約15分)火を止めてカレールーを溶かし、サバ缶の身を加え弱火で2~3分くらい煮ればでき上がり。器に盛り、セロリの葉を飾る。
※水の量は野菜が多い場合は適宜増やす。塩は少なめに入れて、最後に調整するとよいです。
トルコ風のサバサンドは以前に紹介しましたが、今回はマヨネーズとケチャップを使ったアレンジ版です。酸味が効いているためかマヨネーズやケチャップは脂ののったサバと相性が良く、これも美味しいですよ。
サバ・・・3枚おろし片身(約200g)
塩・・・適量
黒コショウ・・・少々
サラダ油・・・少々
食パン・・・4枚(薄めカット)
玉ネギ・・・1/4個
レタス・・・1~2枚
マヨネーズ・・・適量
ケチャップ・・・大さじ3
練り辛子・・・小さじ1/2
①サバは腹骨をすき取って小骨を抜き、半分に切る。両面に軽く塩を振って15分おき、さっと洗って水気を拭き取る。玉ねぎは薄くスライスして10分くらい水にさらし、水気を切る。
②サバニ黒コショウをふる。フライパンを熱してサラダ油をひき、サバを皮目から焼く。弱火で7~8割方焼けたら、サバを返して身側を10秒程度さっと焼き、取り出す。
※両面とも確り焼くとサバが固くなるので、片面はさっと焼きます。焼いているときに出てくる脂は臭いがきついので、クッキングペーパーで拭き取りながら焼いてください。
③パンをこんがりと焼いてケチャップ、辛子を塗り、玉ネギスライス、焼いたサバ、マヨネーズ、レタスをはさむ。
市販に売っている焼き鯖寿司。家でもできるのかと挑戦してみました。
蒲焼のタレや甘ダレをかけると市販の焼き鯖寿司に近くなります。
しっかりとすのこなどで巻き、ご飯を固めるようにしておくと後で切ると綺麗に切ることができますよ!
また、しそにくるんで食べても手も汚れず美味しいです。
鯖フィーレ…2枚
塩…適量
甘酢生姜…適量
ご飯…600g
しそ…3枚
すし酢…適量
市販のかば焼きのタレまたは甘ダレ…適量
①鯖の小骨を取り除き、サバに軽めにに塩を振り、30分置きます。
②甘酢生姜を千切りにします。
③鯖をグリルで焼きます。
④酢飯の形を整え、切った生姜を敷き、焼いたさばを乗せます。
⑤1時間ほどおいてなじませます。(すのこなどで形を整えたままにしておくときれいにできます。)
⑥最後に市販のタレを表面に塗って出来上がりです。
船場汁は大阪の問屋街・船場の商家で食べられたという魚のアラを使った澄まし汁です。主に塩鯖のアラを使ったそうで、質素倹約を旨とした大阪商人の精神を象徴した料理。
今回はしめ鯖を作ったときのアラで作りました。サバは鯖節などに加工されるだけあって、とてもよい出汁がでます。下処理をきちんとすれば、生臭みも無く美味しいですよ!
サバのアラ・・・1尾分
大根・・・150g
タマネギ・・・1/4個
細ネギ・・・2本
水・・・3カップ(600ml)
昆布・・・5×10cm
酒・・・大さじ2
みりん・・・小さじ1
薄口醤油・・・少々
①サバのアラ、大根、タマネギは食べやすく切る。細ネギは3cmに切る。
②次にアラの下処理です。アラに強めに塩をまぶし20分おいたら、水できれいに洗う。
③鍋に水、昆布、アラ、大根、タマネギを入れて火にかけ、沸騰したら昆布を除き、丁寧にあくをすくう。
④大根が煮えたら酒、みりんを加える。アラの塩分が出るので、味見してから薄口醤油で味を調える。細ネギを加えて火を止め、でき上がり。
味噌煮や塩焼きにあきたら、たまにはこんなのもいいですね。
(237kcal/人)
サバ切身・・・2切れ
白ネギ・・・10㎝
塩・・・少々
<タレ>
ポン酢・・・大さじ2、おろし生姜・・・小さじ1/2、砂糖・・・小さじ1/2、ごま油・・・小さじ1/2、鷹の爪の輪切り・・・1/2本分
①サバの皮に切れ目を入れ、軽く塩を振って15分くらいおく。
②白ネギを5cmに切り、白髪ネギを作る。(白髪ネギの作り方は、本サイト「イトヨリの中華蒸し」を参照)タレの材料を混ぜ合わせておく。
③ ①のサバを水でさっと洗い、クッキングペーパーで水気を拭いたらグリルで両面をこんがりと焼く。熱いうちに器に移してタレをかけ、白髪ネギを飾ってでき上がり。
トルコでは、ケバブなどの肉料理が有名ですが、海に面した地域では、魚料理も食べられています。日本ではサバは、塩焼きや煮付けなどにすることが多いのですが、トルコのイスタンブールでは、なんと鉄板で焼いてパンにはさんで食べます。主食はお米ではなくパンなので、サンドウィッチです。サバサンド?と、ちょっと違和感があるかもしれませんが、一度食べてみてください。とてもおいしいのでやみつきになりますよ!
ちなみに、「バルック」は魚、「エキメッキ」はパンの意味ですので、いろんな魚をはさんで食べてみてくださいね。マヨネーズじゃなく、塩とレモンで食べるのがポイントです。
レタス1/4個
玉ねぎ1/6個
トマト 1/8個
きゅうり1/4本
塩 少々
こしょう 少々
ホットドッグ用パン 2個
すだち 1個
1.サバを3枚におろし、小骨を抜いて取り除く。
2.サバに塩、こしょうをして、フライパンに多めの油を入れて表面がカリッとするまで焼く。
3.レタス、玉ねぎは千切りにし、きゅうり、トマトは薄くスライスして、氷水に入れ、シャキッとさせる。
4.ホットドック用パンの横から切れ目を入れて野菜、サバをはさみ、すだちを絞って食べます。
さば 4切
塩 適量(振り塩用)
水 100cc
酒 100cc
みりん 50cc
醤油 大さじ 1
味噌 大さじ 4
生姜 スライス4~5枚
白髪ねぎ 少々(仕上げ用)
1. さばの身に塩を振り、しばらく置く。
2. 沸騰したお湯を掛け、塩や血等を洗い流す。
3. 塩以外の調味料を鍋に入れて、味噌を溶かしながらアルコールを飛ばす。
4. さばを入れて落し蓋をして煮る。
5. さばに火が通り、煮汁が少なくなったら火を止めて、盛り付けて白髪ねぎを添える。
6. お好みで柚皮を添えても美味しいです。
シメサバと市販のちらし寿司の素を使って簡単!押し寿司を作りました。焼きサバを使ったら『焼きサバ寿司』になります。
シメサバ 1尾分 ご飯 3合分 ちらし寿司の素(市販)3号用 1袋
①ご飯にちらし寿司の素を混ぜて冷ましておく。
②お弁当箱にラップを敷き、しめさば・ちらし寿司の順に詰めてから、ラップでくるんで、上から水筒の底などで押す。
③しばらくなじませたら出来上がり。
ビニール袋2枚を用意してください。
簡単に作れておいしいです。
揚げたてのあつあつをどうぞ!
シロサバフグ身欠
塩・こしょう
片栗粉
しょうゆ
酒
揚げる油
レモン
・ビニール袋がると便利
①シロサバフグの身欠を食べやすい大きさに切り、塩・こしょうします。
②①をビニール袋に入れ、酒、しょうゆを入れ、なじむようにもみ、10分ほどおく。
③新しいビニール袋に片栗粉を入れ、②のシロサバフグを水分を切っていれる。
④③のビニール袋に空気を入れてふくらませて、口を閉じて振る。
⑤油で揚げる。
店舗見学に行ったスーパーでサヨリを見つけました。4尾パックで698円、1尾60~80gくらいあって刺身にできそうなので早速Get。この魚、どちらかと言えば嗜好品的な魚でご飯のおかずにはならず、価格もけっこうするので、丸のままではあまり売られていません。魚体が小さいので刺身を作るのは中上級偏、自信あれば挑戦してください。手間はかかるけど味は一級品、春らしいお刺身です。
サヨリ・・・2尾(約140g)
添え物・・・適当に。写真は大根ケン、大葉、レモンスライスと、彩りに裏庭からとってきた南天の葉を使っています。白身で爽やか系の刺身なので、レモンはとても合います。
①サヨリの頭を落として腹を開き、内臓を除いてよく水洗いし、水気をきれいに拭き取ります。お腹の中も丁寧に拭くと、黒い膜も一緒に拭き取れます。
②3枚におろして腹骨をすき引きして除き、頭側から手で薄い皮をむきます。これで準備完了。
③刺身は1尾分をそぎ造りに、1尾分は糸造りにします。そぎ造りは、庖丁を寝かせて片身を3つにそぎ切りにします。糸造りは、縦斜め方向に細長く切ります。
④今回は、奥にそぎ造りを、手前に半月のレモンスライスを置いて糸造りを盛付けました。奥を高く、手前が低く、立体的に盛付けるときれいに見えます。大葉を複数枚使う時は、向きを変えるとバランスが良くなります。後はセンスで適当に!
今回はそのままで握りましたが、お好みで軽く酢〆にして下さい。サヨリには色々な飾り切の方法がありますので、凝ってみるのもいいでしょう。
サヨリ…中サイズ1尾
酢飯…適量(約20g/貫×4貫分)
付け合せ…適宜(今回は穂じそ・大葉を使用)
①サヨリの頭・腹びれを落とし、大名卸しする。
腹骨をすいて皮を引き、食べやすい大きさに切る。
②シャリ玉を作り、①と一緒ににぎる。
⑤②を付け合せと一緒に盛り付けて完成。
サルエビの代表的な料理「空揚げ」です。料理も手っ取り早くて美味しい! サルエビの殻は柔らかいので、頭からばりばり食べられます。 ビールにぴったり。
サルエビ・・・1パック
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
レモン・・・適量
これはもう書くほどのこともないですが、一応書いておきます。
①サルエビをさっと洗い、水気をよく拭き取って塩・コショウを軽く振り、小麦粉をまぶす。
②中高温の油でからっと揚げる。活物なので短時間揚げればOKです。器に盛付けてでき上がり。レモンを搾って食べます。
サルエビを炊き込みご飯にしました。
殻ごと炊き込むことで、エビの出汁がよく出ます。
とってもやさしい味わいがします。
米…2合 サルエビ…約200g
調味料A:料理酒…大さじ2 醤油…大さじ2 顆粒だし…小さじ1
塩…適量 三つ葉やネギ…適量
①サルエビをさっと洗う。
②米を洗い、炊飯器には通常より少なめに水を入れる。
③②に調味料Aを入れ、目盛りより水が少なければ足す。洗ったサルエビを上に入れる。
④ご飯が炊き上がれば、サルエビを取り出して頭を取り殻を剥く。
⑤剥いたサルエビを炊飯器に戻し、ご飯とざっくり混ぜ合わせる。
⑥食べる際に、三つ葉やネギを散らして完成。
サワラは白味噌の地に漬け込んだ西京焼きが定番ですが、冬場の柚子が出回る時期には幽庵焼きもお勧めです。柚子の香りがとっても爽やかで、季節感いっぱいの一品。秋から初春のサワラは脂がのっていて、これがまたおいしい。お節用にも最適です。
サワラ切身 4切(1切:80~100g)
食 塩 少々
<幽庵地>
醤油 大さじ4
みりん 大さじ4
酒 大さじ2
柚子 中1個(約50g)
①サワラの切身に軽く塩をふり、冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
※身を締め、下味をつけるため!
②この間に幽庵地を作ります。幽庵地の基本は醤油:みりん:酒が1:1:1に柚子の輪切りを入れます。通常はこれに2~3時間漬け込みますが、今回は時間の都合で漬け込みを30分程度にしたので醤油とみりんの割合を増やして味を濃くしました。
③身を締めた①のサワラを水で軽く洗ってクッキングペーパーで水気を切り、②の幽庵地に30分ほど漬け込み、グリルで焼いてできあがり。みりんが多いので焦がさないように!
★お料理のポイント★
魚はサワラに限りません。白身の魚ならなんでも可能です。
仕上がりをよくするために最後に三つ葉やゆずの皮を振っておけば、白い上に緑や、黄色がよくはえます。
サワラ切身2切れ(約160g骨なし)、エビ(中4匹)、ゆりね(中1個)、かぶら4個(700g)、卵白(2個分)、三つ葉、ゆずの皮(少々)
<調味料>
薄口醤油(小さじ1/2)、出汁(カップ1+1/2)、みりん(小さじ1)、酒(小さじ2)、塩(小さじ1/3)
片栗粉(大さじ1)、水(大さじ1)
①かぶらは厚めにむき、粗めのおろし金ですりおろし、水気を切る。(ざるに布巾を敷いて軽く絞る。)
②卵白が白くふんわりするまでかきまぜる。(軽く塩小さじ1/2 調味量外)
③ ①と②をさっくり混ぜる。
④サワラは三枚におろし、一口大に切る。エビは殻や背綿を取る。サワラとエビに塩、酒少々(調味料外)を振り10分くらいおく。
⑤ゆりねは掃除して、少し硬めにゆでる。
⑥小ぶりの器に④、⑤をいれ、上から蓋をするように③をかけ約10分蒸す。
⑦出汁を煮立て、醤油、みりん、酒を入れて煮る。最後に片栗粉でとろみをつける。
⑧ ⑥の蒸し上がりに⑦のあんをかけ、三つ葉、ゆずの皮などを添える。
サワラは血合いの色が濃いので関西ではあまり刺身に使いませんが、刺身でもおいしい魚です。
皮が銀色できれいなのに、そのまま刺身にすると口に残ります、そこで、さっと炙ってたたき風の刺身にしました。温いまま刺身にすると、皮の下の脂肪がトロッとしてとても美味しいです。塩とスダチで食べるのもお勧め!!
サワラ
大根のケン、大葉など適宜
①サワラを3枚におろし、背側、腹側に分けて冊取りする。
②冊を金属性のバット等に入れ、皮目をトーチバーナーでさっと炙る。
③後は刺身に引いて盛り付けるだけです。
※作ってすぐに食べない時は、炙った後に氷水に漬けて冷やし、よく水気をぬぐってから刺身に引きます。
鮮度の良いサワラが手に入ったのでしゃぶしゃぶにしてみました。ブリのしゃぶしゃぶは大人気ですが、サワラもしゃぶしゃぶにすると実は美味しいですよ。特に寒い時期のサワラは脂がのって最高です。
下に記しているレシピの他、寄せ鍋風のだし汁(うどんだし)でしゃぶしゃぶにしてもOKです。
サワラ
水、だし昆布、酒・・・各適量
季節の野菜・・・白菜、しいたけ、白ねぎ等適宜
タレ・・・ポン酢、もみじおろし、きざみねぎ
※作り方といっても、切るだけなので恐縮ですが、一応書いておきます。
①サワラを3枚におろし、背腹に分けて冊取りする。
②皮を下にして尾の方から削ぎ切りにし、器にきれいに盛付ける。
③鍋に水、だし昆布を入れて火にかけ、沸騰前に昆布を引き出し、酒を加える。
④後はもう食べるだけ。サワラを4、5秒シャブシャブし、もみじおろしときざみねぎを入れたポン酢でいただきます。
サワラの代表的なお料理です。できたてでも、冷めてからもおいしく食べれますので、お弁当にもいいですね。
さわら切り身 2切
ふり塩 少々
(漬け味噌)だいたいの目安にしてください。お好みで砂糖や塩の分量を調整してみてください。
西京みそ 300g
みりん 50cc
砂糖 20g
1.鰆の切身に塩を振り、1時間ほどおいてペーパータオル等で水気をふく。
2.漬け味噌を混ぜ合わせて作る。
3.タッパーに2で作った味噌を半分入れ、1の鰆の切身を重ならないように並べる。更に残りの半分の味噌を切身の上にぬる。
4.2~3日、冷蔵庫におく。
5.魚焼き器もしくは、フライパンで焼く際に、味噌が多いと焦げやすくなるので、味噌をぬぐうか、水洗いしてから焼く。
「淡煮」は、いわば吸物の汁で魚を炊いた感じの料理です。薄味で炊くことで素材本来の味が楽しめます。煮魚の味付けは甘がらいものと決めつけていた方には、目からウロコの一品。薄味で炊いてもサワラには予め塩をしているので、しっかりとした味が入っています。
サワラ切身・・・2切
白ネギ・・・20cm
シイタケ・・・2個
青ネギ…少々
<煮汁>
水・・・1・1/2カップ
薄口しょうゆ・・・20ml
料理酒・・・20ml
みりん・・・小さじ1
出汁昆布・・・5×10㎝(適当でOKです)
①サワラの切身に軽く塩を振って30分くらいおく。
②白ネギは5cmにカットし、斜めに3ヶ所くらい切れ目を入れる。シイタケは軸を切る。トッピング用の青ネギは細く千切りし、水にさらす。
③白ネギ、シイタケをさっと湯通しする。同様に①のサワラも湯通しして霜降り状にし、冷水に取ってぬめりなどを落とす。
④鍋に煮汁の材料、③のサワラ、白ネギ、シイタケを加えて火をつけ、沸騰したら出汁昆布を取り除き、火を弱めて2~3分煮る(サワラに火が通ればOK)。
⑤10分くらいそのまま冷まして味を染ませ、器に移して青ネギをのせる。
大阪ではあまり刺身で食べませんが、鮮度が良ければ刺身がおいしい! 特に寒い時期のサワラは全体に脂がのり、トロ~として最高です。
お刺身なのでレシピというほどのものはないですが、一応書いておきます。
【材料】
サワラ
大葉、スダチ等・・・適宜
①サワラは水洗いして3枚におろし、冊取りします。
②背側の身は皮を引き、平造りにする。
③腹側の身は皮付きのまま銀皮造りにします。銀色が美しいですが、そのままだと皮が口に残るので、表面に斜めの格子状に庖丁を入れてから平造りにします。トーチバーナーがあれば、格子状の切れ目を入れずに皮を炙っても美味しいです。
最初はアルミホイルをかぶせておき、焦げないように気をつけましょう。このレシピでは時間短縮のため、電子レンジと併用しましたが、もちろんオーブントースターだけでもOK。ご自宅の調理器具にあわせて作りましょう。
さわら切り身(サゴシでもよい)・じゃがいも(薄く切って水にさらす)・パン粉・バター
①グラタン皿にバターを塗る(お好みで「おろしニンニク」を混ぜる)。
②さわら・じゃがいもを敷き詰め、次に具材が隠れるくらいのチーズをのせ、上からパン粉をまぶす。
③電子レンジで5分加熱したあと、オーブントースター(900ワット)で10分焼く。軽く焦げ目がついたら
出来上がり!
漬け焼きはサケやハマチでも紹介していますが、もちろんサワラも美味しいです。レシピは超簡単なので知っていると重宝します。お弁当用とかお節にも最適です。
サワラ切…2切れ
塩…少々
醤油…大さじ2
酒…大さじ2
※醤油、酒の分量は、大きめの切身(100g~120g)に各大さじ1が目安
①切身に軽く塩を振って20分くらいおく。
②醤油と酒を合わせて切身を3時間くらい漬け込む。一晩から1日くらい漬けても確りと味がしみて美味しいです。後は焼くだけです。
※小さめのビニール袋に切身と調味料を入れ、空気を抜いて冷蔵庫に入れておくと満遍なく漬かります。タッパ等で漬け込むときは、途中で切身を裏返して均一に漬かるようにしてください。
魚すきは魚を使ったすき焼きで、大阪の郷土料理です。具材や煮汁の割り下も肉のすき焼きとほぼ同じで、溶き卵をつけていただきます。今回使ったサワラの他、ブリ、サバなどでも美味しいです。
サワラ切身…3切(約300g)
白菜…300g
焼き豆腐…1/2丁
糸こんにゃく…1袋(200g)
生しいたけ…4枚
白ネギ…1本
三つ葉…1/2パック
ニンジン…少々
卵…2個
<割り下>
醤油…100ml、みりん…100ml、だし汁…150ml
※だし汁は水に市販の白だしを大さじ1~2加えてもOKです。
①サワラは骨を除き、皮付きのまま厚さ1cm程度の削ぎ切りにする。
②糸こんにゃくは下茹でして食べやすく切る。生しいたけは石付きを取る。その他、野菜や豆腐は食べやすく切る。
③深めの器で割り下の材料を混ぜ、サワラを5分くらい漬け込む。
④サワラを取り出して割り下をすき焼き鍋に注いで火にかける。サワラや他の具材を煮て、煮えたら溶き卵をつけていただきます。好みですが、粉山椒をふって食べる美味しいです。
※割り下に市販のすき焼き用タレを使う場合は、魚用には甘すぎるものが多いので、醤油と水を1:1くらいの割合で適宜足して使ってください。
4月から6月はサワラがたくさん獲れる時期です。春先は朝晩まだまだ寒い時期ですので、ぜひお試しください。もちろん鍋シーズンに脂ののった「寒鰆(かんざわら)」でいただくのも、おすすめ!市販の鍋つゆも、キムチ鍋など他の種類でもOKです。
サワラ(サゴシでもよい)8切れ 木綿豆腐 1丁 青ネギ1束 しめじ1パック
大根1/2本 水菜 1束 市販の豆乳なべ用つゆ 1パック
①材料を食べやすい大きさに切る。
②市販のなべつゆを鍋に入れ火にかけ、しめじを入れる。
③沸騰したら、他の具材を入れる。根菜など火が通りにくいものから順に入れていく。全体に火が通ったらできあがり。
味噌漬けは白味噌を使えば色白で上品な味に仕上がりますが、普段家庭で使う信州味噌、赤味噌、麹味噌など、どんな味噌で作っても美味しいです。今回紹介するのは味噌も少なくてすむ簡単で美味しい味噌漬けです。
サワラ切身・・・4切れ
塩・・・少々
赤味噌・・・70g(大さじ4くらい)
みりん・・・大さじ2
酒・・・大さじ2
①切身に薄く塩をふって(2%程度)、30分くらいおき、浮いてきた水気をペーパー等で拭き取る。
②味噌、みりん、酒を混ぜて練り、切身に塗る。タッパーかビニール袋などに入れ、冷蔵庫で漬け込む。2~3日漬込むと味が良くしみて美味しいです。焦げやすいので、焼くときは味噌をよく拭うか、さっと洗って味噌を落としてから。
※漬け込む味噌の調合は、だいたいの目安でOKです。味噌にみりん、酒をほぼ同量加えて練り、スプーンですくった時にぽたぽたと垂れるくらいが目安。味噌の量は、切身1切れに大さじ1程度です。
※長期保存する場合は、2日くらい漬込んだのち冷凍します。ラップで1切れずつ巻いて冷凍すると使うときに便利。
春に美味しいサワラと玉ねぎを組み合わせた、季節の料理です。野菜の甘みがサワラの味とマッチして、美味しいです。レモンの酸味がアクセントになります。
サワラには体に必要なたんぱく質が多く含まれていますので、是非食べてくださいね!
(245kcal/人)
サワラの切り身…2切れ
玉ねぎ…1/2
にんじん…1/4
塩・コショウ…少々
コンソメ(顆粒)…少々
レモンスライス…2枚
酒…大さじ2
醤油…小さじ1
バター…10g
①玉ねぎを薄切りにし、にんじんを千切りにする。
②熱したフライパンにバターを溶かし、にんじんを炒め、少し火が通ったら玉ねぎを入れ炒める。
③②にコンソメ顆粒、塩・コショウを入れ味を調える。
④③を冷ましている間に、サワラに塩を振り10分程置く。
⑤サワラの表面の水をしっかりふき取る。
⑥アルミホイルにサワラを置き、その上に③を乗せる。
⑦⑥に酒大さじ1、醤油小さじ1/2づつ切り身に振りかけ、上にレモンを乗せてアルミホイルで包む。
⑧オーブンで230℃、12~15分焼く。
(オーブンがないときはトースターで焼くこともできます。)
⑨食べるときはアルミホイルをアツアツをどうぞ。
春のサワラと新玉ねぎ、春人参と春をいっぱい詰めた南蛮漬けです。
サワラの切り身…2切れ
小麦粉…大さじ1
玉ねぎ…1/4個
にんじん…1/4個
ピーマン・・。1個
鷹の爪…1/2
塩…少々
南蛮漬けのタレ
酢…大さじ2 1/2
薄口醤油…大さじ1
砂糖…大さじ2
塩…少々
①サワラに塩をかけ5分置く。
②玉ねぎは薄切り、にんじんとピーマンは千切りにし、鷹の爪は輪切りにする。サワラは食べやすい大きさに切る。
③フライパンに切った野菜と鷹の爪、酢、薄口醤油、砂糖を入れ玉ねぎとにんじんがしんなりするまで炒め、容器に移す。
④サワラに小麦粉をまぶしフライパンで少量の油で揚げる。
⑤揚げあがったら、熱いうちに③でできた南蛮漬けのタレに入れ、しばらく置いておく。(1日置くと味が染みて美味しいです。)
こんなので、本当に大丈夫?と心配でしたが、なんのなんのとってもおいしくてビックリです!
サンマ、梅干、水
①サンマの頭、内臓をとり、3つに切ります。(内臓を入れたい方は、入れてもおいしいです。)
②梅干はサンマ1尾に対して3つ。
③サンマ、梅干を鍋にいれ、水をサンマがかぶる以上にいれます。
④初めは強火で、煮立ったら弱火ににして2時間煮ます。
⑤水が少なくなったら、鍋がこげないように注意します。
サンマと言えば塩焼きが定番ですが、他にもいろいろとおしいい食べ方があります。中でも我が家のお勧めは蒲焼き。香ばしい香りが食欲をそそります。調理も簡単、ぜひ挑戦してみてください。ウナギの蒲焼きに負けないくらいおいしく、栄養も満点です。ウナギ同様に蒲焼き丼もできます。(写真参照)
サンマ 2尾
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ1
タレ 醤油、砂糖、味醂、酒・・・各大さじ2
ししとう 9本
白ゴマ 少々
大葉 少々(丼を作る場合)
①サンマは三枚に下ろし、腹骨をすき取って半分にカット、小麦粉を軽くまぶす。
②ししとうはヘタを取り、味がしみやすいようにフォークなどで数箇所を刺しておく(ししとうはあらかじめ刺しておかないと破裂する)。タレの材料を調合しておく。
③フライパンにサラダ油を熱して①のサンマを入れ、両面をこんがりと狐色になるまで焼く。途中でししとうも一緒に加えて焼く。
④余分な油をクッキングペーパーでふき取り、火を止めてタレを加え、サンマとししとうに絡める。火を止めて余熱でタレを煮詰めながら絡めるのがポイント。火をつけたままだとタレが焦げてしまいます。
⑤器に蒲焼きとししとうを盛り付け、白ごまを振ってできあがり。
■もっと簡単に!
タレは、市販のウナギ蒲焼きのタレや煮魚のタレを水か酒で適当に薄めて使えば更に簡単です。
■蒲焼き丼にも
熱いご飯にのせて蒲焼き丼にしてもおいしい。その場合はタレを少し多めに作って、盛り付けた上からも掛けます。大葉をきざんでご飯にのせると香りも良く、見た目もきれいです。
サンマの刺身と云えば、以前は産地に行かないと食べられませんでした。今では、鮮度保持の技術が向上したために、関西でも十分に刺身にできる鮮度の魚が入荷してきます。
刺身にできる鮮度の目安は①頭を持ってピンとしているもの、あるいは ②少し柔らかくなっていても、さばいた時に内臓が臭わないもの。
サンマ・・・1尾
大根のケン、大葉、みょうが、おろし生姜・・・各適量
①サンマは三枚におろし、腹骨をすき取って、手で皮をはぎます。
②次に、毛抜きで血合い部分の骨を抜き取り、刺身に引きます。
③器に大根のケン、大葉を敷き、②を盛り付けてみょうが。おろしようがを添えます。
全国さんま漁業協会さんのレシピを見たら、おいしそうなマリネが載っていたので、さっそく作ってみることにしました。
ライムを使った爽やか風味のマリネです。さしずめ、洋風の南蛮漬けといったところ。ライムのグリーンとトマトの赤で彩りもきれいです。
サンマ・・・2尾
A:(塩小さじ・・・1/4、コショウ・・・少量、牛乳・・・大さじ2)
小麦粉・・・適量
揚げ油・・・適量
マリネ液:(オリーブオイル・・・大さじ4、ライムの搾り汁・・・大さじ2、塩・・・小さじ1/4、コショウ・・・少量、ニンニクの搾り汁・・・少量)
玉ねぎ(薄切り)・・・1/2個
ライム・プチトマト・・・各適宜
ディル・・・適宜(あれば)
①サンマは3枚におろして腹骨をすきとり、一口大より大きめに切ってAをかけて10分ほどおく。
②サンマの汁気をふいて小麦粉をかるくまぶし、180℃の揚げ油で色づけないように揚げる。
③マリネ液に揚げたサンマを漬ける。ディルを加えると、一段と香味が増す。
④器に漬け込んだ玉ねぎを敷き、サンマと半月切りのライムを交互に盛り、輪切りのトマトを飾る。
関西ではサンマをあまり煮付けでは食べませんが、煮付けも美味しいのです。産地の北海道では、サンマの煮付けは定番料理だとのこと。酢を使ってやわらかく煮るので小骨も食べられます。常備菜にも最適です。
サンマ・・・・・・・4尾
しょうが・・・・・1かけ
酢・・・・・・・・・・・大さじ2
酒・・・・・・・・・・・大さじ3
しょうゆ・・・・・・大さじ3
みりん・・・・・・・大さじ1
①サンマは頭と尾を除いて3~4㎝の長さに筒切りにし、濃いめの塩水に浸けながら内臓を取り、洗って水気を拭く。
②しょうがは千切りにする。
③鍋にサンマとかぶるくらいの水、酢、酒を入れて強火にかけ、沸騰したらアクをとって弱火にし、10分~15分ゆでる。
④しょうが、しょうゆ、みりんを入れて落し蓋をし、弱火で汁けがほとんどなくなるくらいまでゆっくり煮含める。途中、煮汁が全体にまわるように鍋を回すとよい。
これも全国さんまさんのレシピ集に載っていたので作ってみました。子供の大好きなケチャップ味で、酢豚風のサンマ料理です。
あれば、ピーマンも入れると彩がよくなりそうですね。
サンマ・・・2尾
酒・・・大さじ1/2
ショウガ汁・・・少々
片栗粉・揚げ油・・・各適量
玉ねぎ・・・1個
ニンジン・・・1/3個
ニンニク(つぶす)・・・1かけ
油・・・大さじ1~2
A:
スープ(または水)・・・大さじ5
トマトケチャップ・・・大さじ4
砂糖、しょうゆ、酒・・・各大さじ1
塩・・・小さじ1/2
B:水溶き片栗粉・・・少々
①サンマは3枚におろして腹骨をすきとり、ひと口大に切って酒、しょうが汁で下味を付ける。
② ①のサンマに片栗粉をまぶし180~190℃の油でからりと揚げる。
③玉ねぎはくし形切り、ニンジンはいちょう形に切り、さっとゆでる。
④中華なべにニンニクと油を入れて火にかけ、香りが出たら③を入れて炒める。
⑤ ④Aの調味料を入れて玉ねぎが柔らかくなるまで煮たら、Bの片栗粉でとろみをつける。最後に②のサンマを加えて混ぜる。
サンマは和風の煮付けももちろんOKですが、今回はコチュジャンを使った韓国風の甘辛い煮物です。こっくりとした辛味噌ダレがご飯とよくあいます。
サンマ・・・4尾
ナス・・・4個
白ねぎ千切り・・・1/2本分
<煮汁>
ニンニク(スライス)・・・1かけ
ショウガ(千切り)・・・1かけ
水・・・1.5カップ
みそ・・・大さじ2
コチュジャン・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
酒・・・大さじ2
粉唐辛子・・・小さじ1(好みで、適量)
①サンマは頭、尾を切り落として内臓を取り除き、よく水で洗って半分に切る。ペーパーなどで水気をよくぬぐう。ナスはヘタを落として4つ割にし、適当に切り込みを入れる。
②鍋に煮汁の材料と①のサンマ・ナスを入れて火にかけ、最初は強火で、沸騰したら落しぶたをして中火で15分くらい煮る。
③火を止めて、そのまま10分くらい味を染込ませ、器に盛りつけて白ねぎの千切りをのせる。
「らっきょう酢」を使うと、とっても簡単に作ることができます。
1時間煮るので、こげないように注意してください。
簡単なのにおいしくてビックリです。ご飯によくあいますよ!
たくさん作って作り置きしてもいいですね。
(366kcal)
サンマ 3尾
らっきょう酢 200ml
水 200ml
①サンマは、頭を落とし、内蔵をとってきれいに洗い、3等分する。
②ホーローの鍋かステンレスの鍋にらっきょう酢と水を入れ、サンマを並べて入れる。火にかけて、沸騰したらごく弱火にし、1時間煮る。
③途中、こげていないか注意しながら、煮汁が少なくなってトロリとするまで煮詰める。
香ばしくするため、サンマは塩焼きにしてから使います。オリーブ油を加えることで、風味良く中華おこわのような食感になります。
米・・・2カップ
サンマ・・・2尾
セロリ・・・1本
黒荒挽きコショウ・・・少々
塩・・・適量
調味料A:酒・・・大さじ1、塩・・・小さじ1/2、オリーブ油・・・小さじ4
①米を洗って通常より少しだけ少なめで水加減する。
②サンマは頭を落として腹を割り、内臓を取り除いて水洗いした後、全体に塩を振って30分くらいおく。
③セロリの茎は筋をとり2cmの斜め切り、葉は細く刻む。
④サンマの塩を水でさっと落としてグリルで焼き、骨を取り除いて身だけにする。
⑤ ①の米にAの調味料、セロリの茎、サンマの身を乗せて炊飯する。
⑥炊き上がってからサンマの身を粗めにほぐし、セロリの葉のみじん切りを混ぜ、黒粗挽きコショウをふる。
サンマは身質がやわらかく脂が強いので、ちょっとだけ塩と酢で締めてお刺身にしました。身がしまり、酢のおかげで比較的あっさりと食べることができます。棒鮨にする時は酢に漬ける時間をもう少し長め(2~3時間)にして使います。
サンマ・・・1尾
きゅうり、たまねぎ・・・付け合せ用適量
塩、酢・・・適量
昆布茶・・・少々
①サンマは頭を落として腹に切れ目を入れ、内臓を取り除いた後、流水でお腹の中をきれいに洗う。この後、キッチンペーパー等で体表、お腹の中もきれいに水分をぬぐう。
②たまねぎはできるだけ薄くスライスし、水の中で軽くもみ洗いする。もう一度水を替えて洗い、水気を切る。こうすると辛味が抜けてマイルドな味になります。きゅうりは斜めに薄くスライスし、千切りにする。
③サンマを3枚におろして腹骨をすき取り、両面に強めに塩を振って(塩は身の量の10%くらい)冷蔵庫で30分くらいおく。
④ ③のサンマをさっと水で洗って余分な塩を落とし、身に昆布茶を少量振りかけてひたひたの酢に10分漬ける。昆布茶は魚を酢で漬け込むときに使う混布の代用品ですが、常備しておくと簡単で便利です。
⑤ ④のサンマを酢から上げて酢をよく拭き取り、骨抜きで血合いの部分の骨を抜き取ったあと、頭側から薄皮をはぐ。
⑥後はスライスして付け合せの野菜と盛り付けます。しょうが醤油があいます。
イワシのページでオイルサーディンの作り方を紹介しましたが、こちらはサンマ版のオイルサーディンといったところ。サンマで作っても美味しいです。サンマはイワシより大きいので三枚におろして使いますが、作り方はイワシとほとんど一緒。ワインやウィスキーのおつまみにぴったりです。
サンマ…2尾
塩…大さじ2
水…2カップ(400ml)
鷹の爪(赤トウガラシ)…1本
ローレル(乾燥)…2~3枚(あれば)
ニンニク…1カケ
ミニトマト…8個
オリーブ油・サラダ油…適量
①サンマは3枚におろして腹骨をすき取り、3等分にカットする。鷹の爪は種を取り除く。ニンニクはつぶす。
②水に塩を加えて8%程度の塩水を作り、①のサンマを30分漬け、塩味をつけます。漬け終わったらサンマの水気をよく拭っておく。
※水1カップ(200ml)に塩大さじ1(18g)を溶かすと、約8%の塩水ができます。
③小さめのフライパンにオリーブ油とサラダ油を少し入れて②のサンマの皮を上にしてできるだけ重ならないように並べ、サンマがかくれるくらいに油を注ぎ足す。鷹の爪、ローレル、ニンニクも一緒に加える。サンマの皮を上のするのは、加熱した時に皮が破けないようにするため。オリーブ油とサラダ油の割合は好みですが、オリーブ油が多いほど濃厚な味に、サラダ油がおおいとさらっと軽い味になります。私は普通半々の割合で作ります。
④フライパンを弱火にかけて、サンマから小さな泡がでてきたら火を更に弱め、この小さな泡が少しずつ出ている状態を保ちます。油の温度を上げすぎるとサンマの唐揚げになってしまうので注意。
⑤三枚におろしたサンマの場合、10分程度で火は通り、20分もたてば小骨も軟らかくなりますが、身がちょっと柔らかすぎるので、通常は30~40分程度加熱してもう少し水分を抜きます。
⑥最後にミニトマトを加え、5分程度加熱して火を止め、そのまま冷まします。サンマの保存はタッパ等に油と一緒に入れ、冷蔵庫で1週間程度。トマトは1週間は無理だとおもうので、早めに食べてください。残った油はニンニク等の香りがついているのでパスタや炒め物に使えます。
秋を感じさせる混ぜご飯です。
大葉のさわやかさと、ゴマの風味が食欲をそそります。
米…2合 サンマ…2尾 大葉…8枚
白ごま…大さじ1 ごま油…小さじ1 塩…適量
①米を通常通り炊く。
②サンマの頭を落とし、腹を開いて内臓を取って水洗いをする。
③②のサンマに塩をふって焼き、骨を取り除いて身をほぐす。
④大葉を千切りする。
⑤炊き上がったご飯に、サンマのほぐし身・大葉・白ごま・ごま油を
混ぜ合わせる。
⑥塩で味を調整し、完成。
塩焼きに飽きたら南蛮漬けはいかがでしょうか? サンマは揚げてから南蛮酢に漬ける方法もありますが、今回は塩焼きで作りました。市販の麺つゆを使った簡単バージョンです。
生サンマ…2尾
玉ネギ…1/2個
ニンジン…20g
ピーマン…1/2個
シシトウ(赤唐辛子)…1本
塩…適量
サラダ油…適量
<南蛮酢>
麺つゆ(2倍濃縮)…大さじ4
酢…大さじ3
砂糖…大さじ1
①サンマは頭と尾を落とし、半分に切って内臓を除き、きれいに洗う。これにしおを振って15分おく。
②玉ネギは5㎜の櫛切り、ニンジンとピーマンは千切り、シシトウは種を除いて輪切り。南蛮酢の材料をボール等で混ぜておく。
③野菜をサラダ油でしんなりするまで炒め、熱いうちに南蛮酢に漬け込む。
④サンマは表面の塩をクッキングペーパーでぬぐい、両面をこんがりと焼いて、これも熱いうちに南蛮酢に漬け込む。
⑤サンマを器に盛り付け、野菜をのせて南蛮酢をかけてでき上がり。
これはもうレシピ云々もないかと思うけれど、サンマ料理の本命中の本命なので、一応、載せておきます。本当は七輪に炭火で焼けば、滴り落ちた脂で適度にいぶされて最高なのですが、現在の住環境では無理ですね。残念!!
生サンマ
大根おろし
スダチ
①サンマを半分に切り、両面に塩を振って15分くらいおく。
②焼く前に、尾に化粧塩を付ける。こうすると尾も焦げにくく、きれいに仕上がります。
③グリルを熱し、盛り付けた時に上になる側を先に焼き、6割がた焼けたら返して両面を焼く。
※蓋付きのフライパンとクッキングシート(ケーキとか焼くときに使用する)でもきれいに焼けます。
トルコの「バルック・エキメッキ」(サバサンド)を参考にして作りました。塩とレモンのさっぱりとした味です。ぜひお試し下さい。
レタス1/4個
玉ねぎ1/6個
レモン 1/4個
塩 少々
こしょう 少々
パン 2個
1.サンマを3枚におろし、小骨を抜いて取り除く。
2.サンマに塩、こしょうをして、フライパンに多めの油を入れて表面がカリッとするまで焼く。
3.レタス、玉ねぎを千切りにして氷水に入れ、シャキッとさせる。
4.ホットドック用または、小さめのバケットの横から切れ目を入れて野菜、サンマをはさみ、レモン、塩をふりかける。
前に紹介したサンマの酢締めをオリーブ油に漬けたもので、作り方は殆ど同じ。お刺身にできるくらいのサンマが手に入ったら、ぜひ作ってみてください。ワインやウィスキーなど洋酒系にぴったりのおつまみになります。
サンマ…2尾
塩、酢、オリーブ油…各適量
細ネギ…適量
作り方は先に紹介したサンマの酢締めと同じなので、簡単に書いておきます。
①サンマを三枚におろして腹骨をすき取り、塩をして20分くらいおく。
②水洗いして塩を洗い流し、酢でさっと洗い、酢からあげて2~3分酢をなじませる。
③血合いの骨を骨抜きで抜き、頭側から皮をむく。
④タッパか深皿に入れてオリーブ油をひたひたに注ぎ漬け込む。すぐに食べても美味しいですし、冷蔵庫で保存すれば2日間くらいはOKです。
※マイワシでも同じ料理を作ってアップしています。そっちはホームパーティー用に盛り付けています。関心あればご参照を。
蒲焼は以前にも紹介しましたが、今回は豆板醤を使ったピリ辛の蒲焼丼です。
サンマ…2尾
片栗粉…適量
サラダ油…適量
ご飯…適量
大葉…4枚
生姜…少々
<タレ>
醤油、みりん、酒、水…各大さじ3、砂糖…大さじ2、豆板醤…小さじ1/2~1(お好みで)
①大葉、生姜は千切りして水でさらし、水気を切る。タレの材料は混ぜ合わせておく。
②サンマを三枚におろして腹骨をすき取る。半分に切って片栗粉を付ける。
③フライパンを熱してサラダ油をひき、①のサンマを身の側から焼く。焦げめがついたら返して皮側も焼く。
④クッキングペーパーで余分な油を吸い取り、タレを加えて火を止め、余熱でタレを煮詰めながらサンマに絡める。
⑤蒲焼をご飯にのせてフライパンに残っているタレをかけ、大葉・生姜をあしらってでき上がり。
つみれ汁はイワシでも紹介していますが、今回は一旦 茹でてから使う上品なバージョンです。つみれを椀種にしたお吸い物の感じで汁がにごりません。味付けは味噌を使っていますが、味噌の風味が好みでないなら、代わりに塩をサンマの身の重量の2%程度加えてください。何か塩分を加えないとつみれにねばりがでません。
サンマ…2尾
味噌…大さじ1
細ネギ(小口切り)…2本分
生姜(みじん切り)…大さじ1
片栗粉…大さじ1
溶き卵…1/2個分
舞茸…1/2パック
柚子の皮(千切り)…少々
<汁>
だし汁(鰹、昆布)…4カップ(800ml)
酒…大さじ1
みりん…小さじ1
塩…小さじ1/2
薄口醤油…小さじ1
①サンマを三枚におろし、腹骨をすき取ってから5mm幅くらいに刻む。
②これに味噌を加え、味噌を均一に混ぜながら包丁でたたく。粘り気がでてきたら細ネギ、生姜を加えて更にたたく。
③つみれをまな板からボールに移し、片栗粉、溶き卵を加えてよく練る。このままでも使えますが、できればラップをかけて冷蔵庫で寝かすと扱いやすくなります。
④鍋に湯を沸かして塩を一つまみ加え(分量外)、つみれを茹でる。つみれが浮いてきてから3分くらい茹で、ザル等で水気を切る。
⑤だし汁を沸かして④のつみれと舞茸を加え、3分くらい煮たら、調味料を加えてでき上がり。椀に盛り、柚子皮の千切りをあしらう。
サンマの開きを使った冷製パスタです。ニンニクオイルと焼いたサンマの開きがとても相性が良く、トマトの酸味と相まって爽やかな夏の味。麵つゆを使って和風の味付けにしています。
スパゲッティー(細め)…160g
サンマ開き…1尾
ニンニク(みじん切り)…1カケ
赤トウガラシ(輪切り)…1本分
オリーブ油…大さじ2+1
麵つゆ(2倍濃縮)…大さじ2
塩・コショウ(粗挽き)…少々
トマト…1個
貝割れ大根…1パック
大葉…4枚
①トマトは1㎝の角切り、貝割れは根を除いて半分に切る。大葉は縦半分に切って重ね、横に細切りにする。
②サンマをグリルで焼き、あら熱がとれたら頭、骨を除いて身を粗くほぐしておく。
③フライパンにオリーブ油を大さじ2、赤トウガラシ、ニンニクを加え、弱火で香りを出す。サンマ、トマトを加えてざっくりと混ぜ、火を止める。ボール等に移して冷蔵庫で冷やしておく。
④湯に塩一つまみ(分量外、湯の約1%)加えてパスタを表示の時間より1分長めに茹でる。冷水で締めて水気を切る。
⑤ ④のパスタに③のソース、麵つゆ、貝割れ、大葉を加えてざっくりと混ぜ合わせ、塩・コショウで味を調える。残りのオリーブ油 大さじ1を回しかけて混ぜる。
サンマを焼いてからご飯と炊き込むことで、香ばしさや旨味がご飯にも染み込みます。
骨を取る手間はかかりますが、もう抜群のおいしさ!!
秋を感じさせる一品です。
米…2合 サンマ…2尾 しめじ…1束
調味料A:料理酒…大さじ2 醤油…大さじ2 顆粒だし…小さじ1
塩…適量 三つ葉やネギ…適量
①サンマの頭を落とし、腹を開いて内臓を取って水洗いをする。
②①のサンマに塩をふって焼き、骨を取り除いて身だけにする。
③米を洗い、炊飯器には通常より少なめに水を入れる。
④しめじを食べやすい大きさに切り分ける。
⑤③に調味料Aを入れ、目盛りより水が少なければ足す。
⑥塩焼きサンマとしめじを入れて軽く混ぜ、炊飯する。
⑦ご飯が炊き上がれば、サンマをほぐしつつ全体を混ぜ合わせ、
三つ葉やネギを散らして完成。
シイラは刺身しか食べたことがなかったので、フライに挑戦。身に繊維感は殆どなくて、かえってそれが良いのかふわ~っとして美味しい。ハワイでは高級料理とかいうのもうなずける味です。ぜひお試しを!!
シイラ切身(皮なし)・・・2切
塩・コショウ・・・適量
小麦粉、卵、パン粉・・・適量
付合せ用野菜・・・適宜(今回はレタス、トマト、レモン)
マヨネーズ・・・適量
揚げ油・・・適量
①切身に皮が付いている場合は取除いてください。塩・コショウをかるく振ってから通常のフライを作る要領で小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付け、中温の油できつね色に揚げます。
②揚がったフライを半分に切り、付け合せの野菜と一緒に盛り付け、マヨネーズを添えます。
久々にシイラが手に入ったので刺身にしました。大阪ではあまり食べない魚ですが、あっさりとして結構いけます。春先にでまわるビンナガマグロに似た味かな。身がとても柔らかいので昆布締めにしても美味しそうです。
冊取りしてスライスしただけなのでレシピは省略します。血合いの色も赤くてきれいです。尾に近い身を使ったので筋がありますが、筋もやわらかくてほとんど気になりませんでした。
上に紹介した刺身だけでは食べきれなかったので、残りを鍋にしました。かけそば(うどん)のだし汁よりちょっと薄めのだしで作るすき鍋。シイラは食べる分だけ鍋に入れ、煮えばなをいただきます。玉ねぎはとてもよく合います。
シイラ(刺身用短冊)・・・200g
野菜・・・適宜(今回は玉ねぎ…1/2個、椎茸…2個、水菜…2株)
麺つゆ(市販品・2倍濃縮)…1/2カップ
水…2カップ
①シイラは少し薄めに切る。玉ねぎは輪切り、水菜は5cmくらいに切る。椎茸は柄を除き、半分に切る。
②後はだし汁を煮立てて、煮えばなをいただくだけです。好みでポン酢をつけていただいても良い。
※今回は簡単バージョンで市販の麺つゆを薄めて使いました。自作される場合、標準的なレシピは下記の通りです。
醤油…大さじ3、みりん…大さじ3~2、酒…大さじ3、だし汁…500ml
シジミ料理の定番、味噌汁です。シジミだけでもおいしい出汁がでますが、昆布を加えると更においしくなります。貝類のうまみの主成分はコハク酸で、鰹節など動物性の出汁(イノシン酸)より、昆布の出汁(グルタミン酸)との相性がよいようです。
シジミ・・・100g
水・・・400ml
昆布・・・5×10cm
塩・・・少々
味噌・・・適量
三つ葉・・・少々
※シジミは産地で80%程度の砂出しをしているので、そのまま調理しても大丈夫ですが、余裕のある時は砂だしを行なってください。その場合は、約1%の塩水(水1000mlに塩10g)で3時間程度が目安です。
また、殻に汚れが付いていることが多いので、調理する前に米を研ぐようによく洗います。
①水に昆布とシジミを入れて火にかけ、煮立つ前に昆布を引き上げます。
②殻がひらいたら手早くアクをすくい、火をいったん止めます。(煮すぎを防ぐ)
③汁に※塩を少量入れて薄味をつけ、味噌を解き入れて再び火をつけ、煮立ったら火を止めて三つ葉を加えればでき上がり。
※好みもありますが、半分程度は塩で味をつけ、味噌を薄めにした方がシジミの風味が生きます。
冬にぴったりのシジミとネギを使った料理です。シジミの旨味とネギの甘みがよくマッチしています。
しじみ(殻付き)…80g
白ネギ…2本
バター…5g
コンソメスープの素…1g
牛乳…300ml
生クリーム…50ml
塩…少々
コショウ…少々
クラッカー…2枚
①ネギを5㎜くらいの小口切りにする。
②鍋にバターを入れ、白ネギをしんなりするまで焦がさないように炒める。
③牛乳とシジミ、砕いたコンソメスープの素を入れシジミの殻が開くまで煮る。
④仕上げに生クリームを加え塩とコショウで味を調える。
⑤器に入れお好みで砕いたクラッカーを入れる。
シシャモフライがまっすぐ長かったので、ウィンナーの代わりになると思い、ホットドッグ風にしました。
アジフライやイワシフライでも美味しくいただけます。
今回は主にタルタルソースとケチャップで作りましたが、みそマヨやマヨネーズのだけでも美味しくいただけます。
(約244kcal/人)
シシャモフライ(大き目)…1匹
キャベツ…30g
カレー粉…少々
砂糖…小さじ1/2
レモン…10g
タルタルソース…10g
(キューピー、ケイパックのものを使用)
ケチャップ…10g
マーガリン…適量
ホットドッグ用パン…1つ
①キャベツをカレー粉で炒め砂糖を加えてさらに炒める。
②パンにマーガリンを塗る
③①でできたキャベツをパンにはさみ、魚のフライを乗せる。
④レモンをはさみ、タルタルソース・ケチャップをかける。
塩ゆでするだけなので、料理というにはおこがましいけれど、シャコはこれがうまい。ゆで上がりを食べましょう。
<調理のポイント>
シャコは、できるだけ活きたものを買い求めましょう。あがって(死んで)しまうと、自己消化で身が小さくなってしまいます。
シャコ
塩・・・適量
①たっぷりめの湯をわかし、塩を少量入れ(2%くらい)、シャコを2分くらいゆで上げます。
②頭と尾をもぎ取り、尾の部分の身を食べますが、皮をむくのがちょっとめんどう。キッチンばさみで尾の両側の殻を切り取るとむきやすくなります。
キスを買ってきましたが、普通の天ぷらにはちょっと大きめ(約40g)だったので変わり揚げを作ることにしました。骨も一緒に骨せんべいを作りました。
キス・・・2尾(1尾40gで大きめ)
大葉・・・2枚
梅肉(梅干)・・・適量
シシトウ・・・4本
小麦粉、冷水、塩・・・適量
レモン・・・少々(あれば、付け合せ用)
①キスはウロコを取って3枚におろし、腹骨をすき取る。
②大葉は縦に半分にカット、シシトウは爪楊枝など刺して適当に穴をあけておく(揚げた時に破裂しないように)。
③3枚におろした①のキスを敷き(皮が下)、半分に切った大葉、梅干の肉の順に載せ、端から巻いて爪楊枝で開かないように止める。
④冷水に小麦粉を振るって軽くまぜて衣を作り、③のキス、シシトウを衣を付けてからっと揚げます。
⑤キスの骨は、パラパラと塩を振り、低めの温度(160℃くらい)で10分くらい揚げます。揚げている骨から気泡があまり出なくなったら骨せんべいのでき上がり。手順としては、天ぷらを揚げる前の油の温度が低い時に、先に揚げたほうがよい。
キスは上品な味の白身で椀種にも最高です。魚偏に喜ぶと書き、おめでたい席の吸い物によく使われます。その場合は小ぶりのキスを松葉におろして(尾の部分でつながった三枚おろし)結んだ「結びキス」にして使います。
今回は大きめのキスだったので、結ばずに通常の三枚おろしで椀種にしました。
キス・・・1尾(大きめ)
菜の花・・・50g
木の芽・・・2枚
だし汁・・・2カップ(昆布とカツオのだし汁)
みりん・・・小さじ1
塩、薄口しょうゆ・・・少々
片栗粉・・・少々
①キスはウロコを取って3枚におろし、腹骨をすきとって半分に切ります。
②菜の花は塩を一つまみ入れた熱湯で1分ゆがき、冷水にとってから水気を絞り、半分に切ります。
③下処理した①のキスに軽く片栗粉をまぶし、熱湯で30秒くらい熱をとおします。
④鍋にだし汁を入れて沸騰させ、みりん、塩、薄口しょうゆで味を調え、火を止めます。
⑤お椀に汁をはり、②の菜の花、③のキスを入れ、木の芽を添えます。
天婦羅の衣に、みじん切りにしたハーブのディルを入れました。磯辺揚げとはまた違ったさわやかな香りの天婦羅です。
キス 3尾
ディル 3束(お好みで加減してください)
小麦粉
水
揚げ油 適量
レモン 1/8個
1.キスは、開いたものを使うとお手軽にできます。丸のままのキスの場合は、ウロコを取り、3枚におろします。
2.小麦粉と水をあわせたところに、ディルをみじん切りにして入れます。
3.高め温度でからりと揚げます。
4.お皿にディルを敷き、キスの天婦羅を盛り付け、レモンを添えます。
5.食べるときは、塩でも、お醤油でもお好みでどうぞ。
スーパーで天ぷら・フライ用に売られているキスの開き(解凍)を使って、南蛮漬けを作りました。大きかったので、1尾を四つに切って料理しています。赤とうがらしの辛みがぴりっときいて、とてもおいしかったです。
キス開き(フライ、天ぷら用)・・・200g
タマネギ・・・100g
ニンジン・・・30g
サラダ油・・・小さじ2
コショウ、揚げ油、小麦粉・・・各適量
<南蛮酢>
酢・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ4、水・・・大さじ1、塩・・・小さじ1、薄口しょうゆ・・・小さじ1、赤トウガラシ(輪切り)・・・1本分
①タマネギは櫛形の5㎜幅に切り、ニンジンは千切りにする。キスの開きはキッチンペーパーでよく水気をぬぐい、軽くコショウを振る。
②ボウル等に南蛮酢の材料を混ぜ合わせておく。
③フライパンを熱し、サラダ油で①のタマネギ、ニンジンをしんなりするまで炒め、熱いうちに②の南蛮酢に漬ける。
④キスの開きに軽く小麦粉をまぶし、中温の油でからりと揚げる。熱いうちにタマネギ、ニンジンと一緒に南蛮酢に漬け込む。
開きを使ってお手軽なピカタを作りました。溶き卵に青ノリやゆかりを混ぜると和風に、すりおろしニンニクやカレー粉、パセリを加えると洋風にアレンジできます。
キスの開き・・・4枚
塩・胡椒・・・適量
小麦粉…適量
卵…1個
パルメザンチーズ…大さじ1杯
オリーブオイル・・適量
付合せ用野菜・・・適宜(今回はルッコラ、プチトマトを使用)
①キスの開きに塩・胡椒を振りかけ、置いておく。
②卵を溶き、パルメザンチーズを入れて混ぜる。
③①に小麦粉を薄くまぶし、②にくぐらせる。
④オリーブオイルを熱したフライパンで両面焼く。
⑤焼き上がれば、付け合せ野菜と一緒に盛り付けて完成。
黒コショウをきかせてパリッと揚げたシログチに甘酢あんをかけました。天津飯にするような酢を入れない中華あんでも美味しいです。淡白で上品な白身で、シログチはこの料理にぴったりの魚だと思います。
シログチ切身…2切れ(約約200g)
塩・・・少々
黒コショウ(粗挽き)…少々
小麦粉…少々
玉ネギ…50g
ニンジン…20g
ピーマン…1個
揚げ油…適量
<甘酢あん>
薄口醬油…大さじ2、酢…大さじ2、砂糖…大さじ2、水…100ml、水溶き片栗粉…少々
①切身に薄く塩を振り、15分おく。出てきた水気をペーパー等で拭き取る。
②玉ねぎは薄切り、ニンジンとピーマンは千切りにする。甘酢あんの材料(水溶き片栗粉以外)を混ぜ合わせておく。
③切身に黒コショウをふり、小麦粉を薄く付けて中温の油でからっと揚げる。
④少量の油で野菜をしんなりするまで炒め、甘酢あんの材料を加えて煮立て、水溶き片栗粉少量でとろみをつける。
⑤揚げた切身を器にのせ、甘酢あんをかけて完成。
石持ち(シログチ)の煮付けです。さばいたら卵も出てきたので一緒に炊きました。産卵期(梅雨時)のシログチは脂はないけれど、身は木目細かく淡白で、けっこううまい魚だと思います。
シログチおろし身、卵…1尾分(約250g)
生姜(薄切り)…少々
<煮汁>
醬油…大さじ2、みりん…大さじ2、砂糖…大さじ1、酒…大さじ6、水…大さじ6
①先ず魚の下処理です。切身の皮目に身の厚さの半分くらいまで切れめを入れる。皮目に熱湯をかけ、水にとって鱗などをきれいに落とす。皮を破らないように丁寧にね。卵も同様に熱湯をかけ、そっと水で洗う。
②浅目の鍋(フライパンが便利)に煮汁の材料とした処理した魚を入れ、落し蓋をして煮る。最初は強火、沸騰したら吹きこぼれない程度の火加減で。生姜は香りが飛びやすいので途中で加えてください。
③煮汁が目安で半分くらいになったら(今回は6~7分)火を止め、そのまま10分くらい冷まして味を染ませる。器に盛るときはヘラ等を使って身を崩さないように。煮魚に浅い鍋を使うのは、魚が取り出しやすいからです。
チャンチャン焼き風に味噌だれを使ったホイル焼きです。甘い味噌とバターの風味が鮭や野菜とよくあいます。ジャガイモもほくほくしておいしい。白子も手に入ったので一緒に入れました。
(321kcal/人)
秋鮭切身・・・4切
秋鮭白子・・・1本
塩・コショウ・・・適量
ジャガイモ・・・2個
玉ねぎ・・・1個
ニンジン・・・1/3本
ピーマン・・・2個
ブナシメジ・・・1パック
バター・・・適量
レモン(輪切り)・・・4枚
<A:味噌だれ>
味噌・・・100g、酒・・・大さじ1、砂糖・・・大さじ2、だし汁・・・大さじ2、おろしショウガ・・・小さじ1
①秋鮭の切身は、身に入っているピンボーン(小骨)を抜いておく。白子は8等分に切る。切身と白子に軽く塩・コショウをふって下味を付ける。
②ジャガイモは4つに切り、ラップで包んで電子レンジで5分間加熱し、皮を除いておく。
③玉ねぎは薄切り、ニンジン、ピーマンは荒めの千切り、ブナシメジはヘタを切って株を分ける。
④Aの味噌だれを混ぜ合わせておく。
⑤アルミホイルにバターを塗り、玉ねぎを敷いて他の材料を載せる。それに④の味噌だれをかけてホイルの口を閉じ、ホットプレートかフライパン(ふた付き)で約15分焼く。
⑥焼きあがったら熱いうちにホイルの口を開き、バターをのせてレモンの輪切りを添える。
秋鮭の白子って、フグやタラの白子ほどメジャーではありませんが、食べればけっこう美味しいのです。メジャーではない分、値段が安いのがGoodです。
秋鮭白子(生のもの)・・・2本
スダチ・・・1個
きざみネギ・・・適量
もみじおろし・・・適量
ポン酢・・・適量
説明をするほどのことでもありませんが、一応、書いておきます
①白子を冷塩水で洗う。血管が付いているので、指でしごいて、できるだけ血を抜いておく。
②沸騰した湯に塩を少し加え、白子を入れて4~5分ボイルし氷水で冷ます。
③水気をぬぐって食べやすい大きさにカットして器に盛り付け、スダチ、もみじおろし、きざみネギを添える。ポン酢でいただきます。
鮭の身と白子を使った酢豚風の料理です。ケチャップ味なので子供にもうけます。野菜もたっぷり摂れます
(139kcal/人)
秋鮭切身・・・2切(約200g)
秋鮭白子・・・1本(約120g)
A:(下味付け)
酒・・・大さじ1、しょうゆ・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、ショウガ汁・・・少々
片栗粉・揚げ油・・・各適量
玉ねぎ・・・1個
ニンジン・・・1/3本
ピーマン・・・2個
ニンニク(つぶす)・・・1かけ
油・・・大さじ1~2
B:
スープ(または水)・・・大さじ5、トマトケチャップ・・・大さじ4、砂糖、しょうゆ、酒・・・各大さじ1、塩・・・小さじ1/3
C:水溶き片栗粉・・・少々
①秋鮭切身、白子はひと口大に切ってAの酒、しょうゆ、みりん、しょうが汁で下味を付ける。
② ①の切身、白子に片栗粉をまぶし170~180℃の油でからりと揚げる。
③玉ねぎはくし形切り、ニンジンはいちょう形切り、ピーマン縦に6等分に切り、さっとゆでる。
④中華なべにニンニクと油を入れて火にかけ、香りが出たら③を入れて炒める。
⑤ ④にBの調味料を加えてひと煮たちさせ、②の切身、白子を加えて混ぜ、Bの片栗粉でとろみをつける。
秋鮭の白子を見て触ったとき、感触は木綿豆腐のようでした。ということで、麻婆豆腐ならぬ「麻婆白子」を作ってみたら意外とおいしかったのでビックリ。一度だまされたと思って作ってみて下さい。
サケの白子 3本
マーボー豆腐の素 1袋
①白子を湯引きする
②白子を(1.5cm角)に切ります
③フライパンに水180mIと麻婆豆腐の素1袋を入れ、中火で煮たせます。
④白子を入れさらに一煮立ち
⑤いったん火を止め、水で溶いておいたトロミ粉をよくかき混ぜてから、全体に少しずつまわしかけます。
⑥ヘラ等でまんべんなくならしかけてから再び火をつけ、全体がフツフツと煮立ち、トロミがついたら出来上がりです。
新米の時期はご飯物もいいですね!オリーブ油を加えることで風味良く、中華おこわのような食感にしあがります。
秋鮭・・・1切れ
米・・・1カップ
セロリ・・・1/2本
黒粗びきコショウ・・・少々
A:調味料 酒・・・大さじ1/2
塩・・・小さじ1/4
オリーブ油・・・小さじ2
①米は洗ってザルに上げておく。
②秋鮭は皮と骨を除き、サッと熱湯をかけておく。
③セロリの茎は筋をとり、2cmの斜め切り、葉はみじん切りにする。
④ ①の米を炊飯器に移し、目盛りまで水を入れ、Aも加えて軽く混ぜてから②、③のセロリの茎をのせて炊き上げる。
⑤炊き上がってから鮭の身をほぐし、セロリの葉のみじん切りを混ぜ、黒粗びきコショウをふる。
漬け焼きはどんな魚にも応用できて、覚えておくととても便利です。醤油の分量は、切身1切(100g前後)に対して大さじ1が目安。弁当やお節などにも最適。一晩から1日くらい漬け込んで、よく味がしみたものも美味しいです。
甘めが好みならば漬け汁に味醂を加えてください。
鮭切身:2切(160g)
醤油:大さじ2
料理酒:大さじ2
大根と生姜の甘酢漬け:適量(付合せ用、あれば)
①醤油、料理酒を混ぜ合わせ、切身を2時間以上漬け込む。
②後は焼くだけです。写真のように腹皮の部分を内側に折り込んで焼くと盛り付けやすく、また見映えが良くなります。。
ふわっと口当たりがやわらかくとてもおいしいです。
市販の煮魚のたれを利用しても簡単に作ることができます。この場合は、濃度と糖分を好みの味に調整してください。
秋鮭白子 400グラム
調味煮汁 出汁又は水 300cc
醤油 大さじ 4
味醂 大さじ 4
砂糖 少々(お好みの甘さ)
あしらい 木の芽、白髪葱、みょうが、すだち(ゆず)など
お好みで少々
①秋鮭白子を一口サイズに切る
②一口サイズに切った白子をさっと湯どうし又は油どうしをする。
(白子のにおいが気になる方は湯どうしする前に酒を振りかけて匂い抜きをすればよい)
②調味煮汁を混ぜ合わせ沸騰したところに②を入れる
③芯まで火がとおるまで煮る。
④煮あがったら白子を取り出し器に盛り、残り汁をやや煮詰めこれをかける。
残り煮汁をかけた所にあしらいを飾る。
みそ風味のこっくりとした味付けの鮭料理です。野菜がカラフルで見た目も美しく、ショウガがピリッときいて、ご飯がすすみます。ご飯にのせて丼風にしてもおいしいです。
A:調味料
秋鮭・・・2切れ 砂糖・・・大さじ1/2
塩・コショウ・・・適量 赤みそ・・・大さじ1/2
片栗粉・・・適量 片栗粉・・・小さじ・・・1
揚げ油・・・適量 しょうゆ・・・大さじ1・1/2
長イモ・・・200g みりん・・・大さじ1・1/2
赤ピーマン・・・1/2個 酒・・・大さじ1・1/2
黄ピーマン・・・1/2個 ショウガ汁・・・大さじ1
ナス・・・1個 梅干・・・1/2個分
サラダ油・・・大さじ1
青ジソ・・・2枚
①秋鮭は5cm程度のそぎ切りにし、軽く塩・コショウをして片栗粉をまぶし油で揚げる。
②ピーマン、ナスは乱切りし、鮭を揚げる時に油通しする。長イモはさいの目に切り、硬めに茹でる(2分くらい)。
③Aを混ぜ合わせ、合わせ調味料を作っておく。
④フライパンにサラダ油を熱し、①・②を加えてサッと炒め、③の合わせ調味料も加えて絡める。
⑤器に盛り、千切りにした青ジソを飾る。
牛乳を入れた具だくさんでヘルシーな鍋です。ちょっとクリームシチュー風。味噌を入れることで味に深みとコクがでます。
秋鮭・・・100g スイートコーン・・・1/2缶
塩・コショウ・・・少々 だし汁・・・2.5カップ
ベーコン・・・40g 白味噌・・・30g
生シイタケ・・・3枚 牛乳・・・2カップ
タマネギ・・・中1/2個 バター・・・5g
ジャガイモ・・・中1個 塩・・・少々
ニンジン・・・小1/2本
ブロッコリー・・・1/2株
①ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、硬めにゆでておく。秋鮭は一口大に切り軽く塩・コショウをしておく。シイタケは食べやすい大きさに切り、タマネギは2cmの角切り、ジャガイモとニンジンは乱切りにする。ベーコンは3cm幅に切る。
②鍋でベーコンを軽く炒め、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを入れてベーコンの脂をなじませる。
③ ②にだし汁を入れ、アクをすくいながら煮る。
④野菜に火が通ったら秋鮭とシイタケ、コーンを加えてさらに煮る。
⑤ ④に味噌を溶かしながら入れ、牛乳を加えて、塩で調味する。
⑥ ⑤にブロッコリーをはなし、バターを入れる。
筋子から簡単に醤油いくらを作ることができますので、ぜひご家庭で作ってみてください。
(写真をクリックすると大きくなります。)
1.薄い塩水で筋子を洗います。
2.次に、40℃くらいのぬるま湯に生筋子を漬けます。皮が白くなります。図②
3.網の上で筋子を軽く押し付けながら、皮からいくらをはずします。図③
4.何度か水を換えて洗い、浮いてきた薄い皮を取り除きます。図④⑤
5.醤油:酒:みりんを1:1:1で入れたたれを作ってそこに入れます。図⑥
6.冷蔵庫で3時間程ねかせればできあがりです。
(早めに召し上がってください。)
北海道の食材を主に使った洋風炊き込みご飯です。ジャガイモがほっこりとしておいしく、バターの風味が食欲をそそります。
米・・・2カップ
鮭の切身・・・2切(200g)
ジャガイモ・・・1個(200g)
タマネギ・・・1/2個(100g)
コーン・・・100g(ホール缶詰)
バター・・・20g
黒粗挽きコショウ・・・少々
パセリ・・・少々
塩・・・少々
調味料A:オリーブ油・・・大さじ1、酒・・・大さじ1、塩・・・小さじ1/2
①米を洗い、標準の炊飯より硬め(-50mlくらい)で水加減する。
②鮭の切身に塩を振り30分くらいおく。ジャガイモ、たまねぎは2~1.5cm角に切り、ジャガイモは水にさらす。パセリはみじん切りにする。
③切身を洗って塩を落とし、水気を拭き取ってグリル(フライパンでも可)で両面を焼く。焼けたら、切身の形をあまり崩さないように皮と骨を取り除く。
④ ③の鮭、ジャガイモ、タマネギ、コーンとAの調味料を①の水加減した米に加え炊飯する。
⑤炊き上がってからバター、きざみパセリ、黒コショウを加え、具の形をあまり崩さないようにざっくりと混ぜて出来上がり。
※写真は③で取り除いた皮をフライパンで炒め、カリッとさせてトッピングに使っています。
鮭と野菜を牛乳で煮て片栗粉でとろみをつけた簡単煮込み料理です。野菜は白菜を使っていますがキャベツでもホウレンソウでも玉ネギでもOK。今回は冷蔵庫にあったニンジンとシメジも入れました。
鮭…2切れ(約150g)
塩・・・少々
白菜…100g、ニンジン…50g、ブナシメジ…1/4パック(50g)
サラダ油…大さじ1/2、小麦粉…適量、水溶き片栗粉…少々、牛乳…250ml、コンソメ…1/2キューブ(約3g)、塩・コショウ…適量、バター(又はマーガリン)…大さじ1
①鮭、白菜、ニンジンは食べやすく切る。ニンジンは、煮る時間が短いので薄めに。シメジは石付きを除いて株をばらす。
②鮭に塩を少々振って20分くらい置く。浮いてきた水分をキッチンペーパーで拭き取り、小麦粉を薄くまぶす。フライパンを熱してサラダ油を加え、鮭の皮と両面に焼きめをつける。
③そこに牛乳と野菜類、コンソメを加えて5分くらい弱火で煮込む。塩・コショウで味を整え、マーガリンを加え、水溶き片栗粉でとろみをつければでき上がり。強火で煮込むと牛乳が分離してしまうので必ず弱火で!
鮭のマリネはスモークサーモンを使う場合が多いですが、塩鮭を使ってつくっても美味しいです。塩時鮭は甘塩なので、そのまま使うとちょうど良い塩加減です。
塩時鮭…100g
玉ネギ…中1/2個、パセリ…適量、スライスレモン…2枚(あれば)
<マリネ液>
酢…大さじ2、オリーブ油…大さじ2、砂糖…大さじ1/2、塩…小さじ1/4、黒コショウ…適量、粒マスタード…小さじ1(あれば)
①玉ネギを薄切りにし、マリネ液用の砂糖をざっくりとまぶして10分くらいおき、しんなりとさせる。
②鮭の皮と腹骨やピンボーンがあれば取除き、3mmくらいの薄切りにする。パセリはみじん切りにする。
③砂糖を除いたマリネ液用の材料を①の玉ネギに加え、②の鮭、パセリとスライスレモン加えてざっくりと混ぜ合わせればでき上がり。
◎鮭の皮は油で揚げてカリッとさせ、トッピングに使うと美味しいです。鮭はマリネ液に漬け込むと酢の作用で白くなってくるので、食べる時に混ぜ合わせます。
鮭の簡単味噌漬けの紹介です。味噌は白味噌を使えば色白で味も上品ですが、ふだん家庭で味噌汁に使う味噌でも十分おいしく作れます。また、本格的な味噌漬けのように味噌床も作らないので、味噌も少量で済みます。保存もきくし、お弁当やお握りの具にも使えてとても重宝します。
普段は目分量で作っていて、それで失敗もしません。つまり、かなり適当に作ってもおいしくできます。味噌に酒とみりんを加えてのばしますが、味噌をスプーンですくってぽたぽたと垂れるくらいが酒とみりんを加える目安です。・・・とはいうものの、一応分量を書いておきます。
サケ切身・・・5切れ
塩・・・少々
味噌・・・大さじ5
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
①切身に塩を少量(2%程度)ふり、1時間くらいおく。浮いてきた水気をペーパーで拭き取る。
②漬け込むタッパ等を使い、味噌を酒とみりんで溶いて味噌ダレを作ります。味噌の量は魚の重さの15~20%程度。普通サイズの切身なら、1切れに大さじ1強(20g)くらいです。甘めが好みなら味醂を増やして酒を減らします。
③切身に味噌ダレを塗り、タッパに入れて冷蔵庫で保存する。できれば1日~3日漬け込むと味がしみて美味しいです。それ以上保存する場合は、使いやすいように1切れずつラップで巻いて冷凍します。少量造る場合は、最初から1切れずつラップで包んで漬込むと便利です。
④焼くときは、味噌が付いていると焦げやすいので、よくぬぐい、中から弱火で焼きます。
※味噌に柚子皮や生姜などを加えると、違った風味の味噌漬けが楽しめます。その場合は、味噌に香りが入りやすいように柔らかめの味噌ダレにします。
ご飯に混ぜるだけ!
脂が少なく淡泊な味の秋鮭も、旨味成分が含まれる塩昆布と一緒に混ぜるとおいしく頂けます。
(359kcal/人)
米…2合 秋鮭切身…2切 塩昆布…20gくらい
三つ葉やネギ…適量
①米を通常通り炊く。
②秋鮭切身に塩をふって焼き、骨を取り除いて身をほぐす。
③炊き上がったご飯に、秋鮭のほぐし身と塩昆布を混ぜ合わせる。
④三つ葉やネギを散らして完成。
北海道名物の鮭料理・ちゃんちゃん焼きの紹介です。本場だとバーベキュー用の鉄板を使って豪快に作るイメージのようですが、家庭ならフライパンやホットプレートでも簡単にできます。今回は2人分をフライパンで作っています。
秋鮭切身…2切れ(約200g)
塩・コショウ…少々
キャベツ…150g
玉ねぎ…1/2個
しめじ…1/2パック
ニンジン…1/4本
バター…10g+10g
※野菜の量(重量)は、切身の2倍くらいが目安です。
<味噌ダレ>
味噌…大さじ3、みりん…大さじ2、酒…大さじ2、砂糖…小さじ1、醬油…小さじ1
①キャベツは大きめのざく切り、玉ねぎは櫛切り、ニンジンは縦に薄めに切る。しめじは石付きを切ってばらす。味噌ダレの材料を混ぜ合わせ、練っておく。秋鮭切身に塩・コショウをふる。
②フライパンを熱してバターの半量を加え、切身の身の方を焼いて焦げ目をつけ、一旦フライパンから取り出す。半焼けでOKです。
③フライパンに野菜を敷き、上に②の切身を乗せ、味噌ダレをかけまわす。残りのバターも乗せて蓋をし、中火で蒸し焼きにする。5分程度焼いて全体に火が通ればできあがり。鮭の身を粗くほぐし、味噌と野菜を混ぜ合わせて一緒にいただきます。
イクラ、鮭ともに夏バテに効くビタミンB1が豊富。日焼けによる障害に効果があるとされるアスタキサンチンもたっぷりで、秋にぴったりの丼です。
ご飯・・・丼2杯分(約400g)
塩鮭・・・1切れ(鮭フレークでも)
イクラ・・・60g
きざみ青ネギ・・・少々
①塩鮭を焼いて骨を除き、身をほぐす。
②丼にご飯を盛り、イクラとほぐした鮭をトッピングし、きざみ青ネギを散らしてでき上がり。
相愛大学の学生が考えてくれました。作った学生自身が好きな鮭を使用してくれました。
チーズドックが流行しているので、鮭でチーズを巻いてみました。普通のケチャップでもよかったのですが、夏だったのでトマトソースにしました。:衣はサクサクで鮭はほくほくしていて、中からチーズが出てきて美味しいです。
鮭の主な栄養成分のタンパク質は消化吸収がよく、美肌効果が高いアスタキサンチンが多く含まれています。
トマトに含まれているリコピンはオリーブオイルと加熱すると吸収率がUPするのでお勧めです。
【一人分】
エネルギー 371kcal
タンパク質 23g
食塩摂取量 1.5g
サケ(切り身)…4切れ
スライスチーズ…4枚
塩・コショウ…少々
パン粉…大さじ2
小麦粉…大さじ1
溶き卵…大さじ2
揚げ油…適量
トマトソース
玉ねぎ…1/3
トマト…1個
オリーブオイル…小さじ2
塩…小さじ2/3
1.玉ねぎをみじん切りにし、オリーブオイルで炒める。
2.トマトの皮をむき粗みじん切りにし、玉ねぎの後に炒める。
3.塩で味を調える。
4.鮭を縦に3~4枚にスライスし、背と腹を交互の向きにして重ねて並べ、塩コショウをする。
5.折りたたんだスライスチーズを載せて鮭で巻いていく。
6.小麦粉、卵、パン粉を付け、170℃の油で狐色になるまで揚げる。
7.トマトソースをかけていただく
秋の味覚、秋鮭・里芋・春菊・新米を炊き込みご飯にしました。
秋を感じさせる一品です。
脂が少なく淡泊な味の秋鮭も、調味料と一緒に炊き込めば
美味しく頂けます。
(404kcal/人)
米…2合 秋鮭切身…2切 里芋…4個 春菊…4本
調味料A:料理酒…大さじ2 醤油…大さじ2 顆粒だし…小さじ1
塩…適量 三つ葉やネギ…適量
①秋鮭切身に塩をふって焼き、骨を取り除いて身だけにする。
②里芋は輪切り、春菊はざく切りする。
③米を洗い、炊飯器には通常より少なめに水を入れる。
④③に調味料Aを入れ、目盛りより水が少なければ足す。
⑤塩焼き秋鮭と野菜を入れて軽く混ぜ、炊飯する。
⑥ご飯が炊き上がれば、秋鮭をほぐしつつ全体を混ぜ合わせ、
三つ葉やネギを散らして完成。
イカを煮る時は、良い出汁がでるので一緒に野菜を炊きましょう。今回は里芋です。他では大根などもおいしいです。
イカ類は煮すぎると硬くなるので、里芋が煮える間は取り出しておいて、最後に一緒にします。
(237kcal/人)
小イカ:・・・1パック(250g)
里芋・・・6個(300g)
柚子の皮・・・千切り少々(あれば)
<煮汁>
醤油、みりん、砂糖・・・各大さじ3、水・・・150ml、酒・・・150ml かつおだし(顆粒)・・・少々、昆布・・・5×10cm
①里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切り、面取りしてから下茹でします。楊枝を刺して中心部まで柔らかくなったらOK。
②里芋を下茹でしている間にイカの下処理をします。イカは丸のまま軽くもむように洗ってヌメリを落とし、目、くちばし、透明な軟骨を取り除きます。イカがごく小さければそのままでもかまいませんが、食べる時に口に当るので、できれば取り除いておいたほうが親切です。目は魚の骨抜きでつまんでちぎり取ります(ちょっと残酷)。くちばし、軟骨は押し出して指でつまんで取ります。目の汁やイカ墨で汚れるので、もう一度洗って水を切ります。
③鍋に煮汁の材料と②のイカを入れて火にかけ、沸騰してイカに火が通ったら昆布とイカを取り出し、①の里芋を入れて落し蓋をし、煮汁が半分くらいになるまで(15~20分)煮ます。最後に取り出しておいたイカを加えて火を止めます。
④そのまま10分くらいおいて味を含ませてから小鉢に盛り、柚子皮を添えます。
スルメイカ・ヤリイカ・剣先イカなどと同じ“筒イカ類”。
小型ながら甘みがあり美味。他の大型のイカと同様、煮付けにしてもよい。
わた・すみ・軟骨・目は取り除きました。上手に取れなくても大丈夫。そのまま食べることができます。
①オクラはうすく輪切りにしておく。キャベツは一口大の大きさに切る。
②イカ、ここではヒイカ(※)を使用。そのままで使っても良いが、目と軟骨を取っておくと食べるとき楽。
③フライパンを熱し、サラダ油・お好みで薄くスライスしたニンニクを入れたあと、オクラ・イカ・キャベツ・塩こしょうを入れてさっと炒める。仕上げにしょうゆを回しかけたら火を止める。
ホタルイカと同じ感じで、ヒイカを茹でて酢味噌和えにしました。茹ですぎると小さく縮んで硬くなってしまうので注意です。茹で時間は2分半くらいが目安。
(368kcal/人)
ヒイカ…1パック(約200g)
キュウリ…1本
塩・・・少々
ワカメ(塩ワカメを戻したもの)…50g
酢味噌(市販品)…適量
①先ずヒイカの下処理をします。ヒイカを水でさっと洗い、透明なプラスチックのような軟甲を除きます。軟甲は胴の内側に付いているので、指でつまんで引き抜きます。嘴は小さいので付いたままで食べても気にならないと思います。気になる方は足を広げて、中央に付いている嘴をつまんで取り除いてください。
②キュウリは薄く輪切りし、海水より薄い程度(2%くらい)の塩水に10分くらい漬け、しんなりしたら水気を確りと絞る。
③湯を沸かして塩を少々加え(2%程度)、下処理したヒイカを2分30秒くらい茹でる。冷水にとって粗熱をとり、引き上げて水気を切る。
④キュウリ、ワカメと一緒に器に盛りつけて酢味噌をかける。
※酢味噌は市販品を使いましたが、自作の場合は、味噌…大さじ2、酢…大さじ1、砂糖…大さじ1+1/2 位が目安です。必要な分だけ作ってください。
お弁当のおかずにもなる一品!
辛子明太子
卵
鶏卵をときほぐし、だし汁、しょうゆ、塩、砂糖で下味をつけます。辛子明太子は、一本子(皮の破れてないもの)または、切子(大きめのもの)を使います。普通に卵焼きを作る要領で、辛子明太子を芯にして巻いていきます。盛り付けにはお好みで青紫蘇を刻んでのせたり、大根おろしを添えます。
明太子ソースは、ディップとしてスティックサラダを食べるときにも使えます。
辛子明太子
ジャガイモ
酒
マヨネーズ
・皮をむき、1センチ角程度に細切りにします。
・明太子は、皮をとり、酒、マヨネーズを混ぜ合わせておきます。
・フライパンでジャガイモをいためます。火が通ったら、
明太子と混ぜ合わせていただきます。
辛子明太子をタラコに変えてもおいしくいただけます。
スパゲティ:150~200g
辛子明太子:1腹
大葉:2~3枚
マヨネーズ:適量
オリーブ油:適量
白ワイン:適量
・辛子明太子は、皮を取り除きほぐします。白ワイン、マヨネーズ、オリーブオイルを適量加え、よく混ぜ合わせます。
・パスタは、袋の表示に従ってゆでます。
・ゆであがったパスタと、ソースを絡めます。
・出来上がりに、かいわれ大根や、青紫蘇を刻んで散らすときれいです。
辛子明太子を塩タラコにしてもおいしいですよ。
大葉は、のりでもOK!
衣だけをつけて揚げてももOK!
辛子明太子
大葉
小麦粉
卵
油
レモン
・辛子明太子(切子)を、大葉でくるみ、爪楊枝でとめます。
・天ぷらの衣をつけ、油で揚げます。衣に火が通れば大丈夫です。
・塩、レモンなどの果汁でいただきます。
たら子を薄味で炊いたもので、花が咲いたように見えるから花煮。関西では、生たら子(スケトウダラの卵巣)の代表的な料理で、お節にもよく使われます。
一度熱湯を通してから煮ると、煮汁がにごらず上手にできます。
(208kcal/人)
生たら子…500g
<煮汁>
水…700ml、酒…100ml、薄口しょうゆ…大さじ4
白だし…大さじ2、砂糖…大さじ3、みりん…大さじ2
①最初に煮る前の下処理です。一対になっているたら子を1本ずつに切り離し、縦に切れ目を入れる。
②湯を沸かして塩をひとつまみ加え(分量外)、①のたら子を湯通しして花が開いたようになったら冷水に取り、水気を切る。一度にたくさん処理すると花がボロボロになってしまうので、3~4個ずつ丁寧に!・・・これ、美しく作るポイント。見栄えも料理に大切です。
③煮汁を煮立て、②のたら子を入れて落し蓋をし中弱火で5~6分煮、火を止めて味を含ませる。
レモンの酸味と生姜の辛みが爽やかで、暑い時期にぴったりの冷製パスタです。美味しくて簡単!
(506kcal/人)
パスタ(細め)…180g
玉ネギ…1/4個
大葉…4枚
明太子…1腹(80g)
きざみ海苔…少々
A:レモン汁…大さじ1/2、マヨネーズ…大さじ2、牛乳…大さじ2、麺つゆ(3倍濃縮)…大さじ1、おろし生姜…小さじ1
①玉ネギは薄くスライスして水にさらし、水気をよく切る。大葉は千切り。
②明太子の皮に縦に切れ目を入れて中身を出し、Aの材料とボールに混ぜ合わせる。
③パスタを表示の時間より1分くらい長めに茹で、冷水で洗ってしめから水気をよく切る。
④玉ネギとパスタを②のボールに加えて和え、器に盛り付けてきざみ海苔と大葉をトッピングする。
定番のタラコを使った出汁茶漬けです。ワサビがぴりっときいて食欲をそそります。
(316kcal/人)
ごはん…茶わん2杯分
明太子…1腹
A:水…300ml、麺つゆ(3倍濃縮)…大さじ1、塩…少々
B:きざみネギ、きざみ海苔、練りワサビ…各適量
①明太子を食べやすく切ってご飯に乗せ、Bのネギ、海苔を散らし、ワサビを添える。
②Aの水を煮立てて麺つゆと塩少々で吸い物程度の出汁を作り、①にかけてでき上がり。
辛子明太子、しらすともに夏バテに効くビタミンB1が豊富。B1の効果を持続させる青ネギをたっぷりかけてください。夏にぴったりの丼です。
ご飯・・・丼2杯分(約400g)
辛子明太子・・・1腹(約50g)
しらす・・・60g
ゴマ油・・・小さじ1/2
ポン酢・・・適量)
きざみ青ネギ・・・少々
①丼にご飯を盛り、明太子としらすをトッピングする。
②明太子にゴマ油をたらし、しらすにはポン酢を少々かける。きざみ青ネギを散らしてできあがり。
夏を代表する魚、スズキ。食欲が減退する夏にはカレー風味の料理で元気に
乗り切ってしまいましょう。刺身用を使えばさっと火を通すだけで安心です。
スズキ、塩、コショウ、小麦粉、カレー粉
1.スズキは切り身を使用する。
2.小骨があれば抜き、塩・コショウをする。
3.小麦粉・カレー粉をまぶし、余分な粉は落とす。
4.フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、3を入れる。軽く焦げ目がついて
中まで火が通ったら出来上がり。
(注)ここでは刺身用の残りを使用しましたので、皮も引いてあります。
スズキ 切り身 4切れ
あさり 1パック
ミニトマト 10個
にんにく 2片
生タイム 5本(なければ乾燥したもの)
生イタリアンパセリ 適量(乾燥したものでもよい)
ブロッコリー 1/2株
【調味料】
オリーブオイル 大さじ4
白ワイン 1/2カップ
塩、こしょう 適量
簡単に作れて彩り豊かな一品ですので、みんなが集まるときにぜひどうぞ。
1.スズキの切り身に塩・こしょうして10分ほどおいておく。アサリは砂抜きをしておく。
2.フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを弱火でいため、こげないうちに取り出す。
3.ブロッコリーはあらかじめ固ゆでしておく。
4. フライパンの中にタイムとスズキを入れ、皮目から焼いていく。こんがり焼けたら裏側も焼く。この段階では、中身までしっかり火が通っていなくてもいい。
5. フライパンに半分に切ったミニトマト、あさり、白ワインを入れ、ふたをする。
6. あさりの殻が開きだしたら、さきほどのブロッコリーをフライパンに入れる。味見をして塩・こしょうが足りないようなら足します。
7. 火を止めて、最後にイタリアンパセリの粗みじん切りをちらして出来上がりです。
スズキの切身と夏野菜を使った揚げ出しです。出汁は簡単バージョンで市販の麺つゆを使っています。甘目が好みなら、砂糖をちょっと足してください。
スズキ切身・・・120g
塩・・・少々
豆腐・・・1/4丁
ナス・・・1本
甘長ピーマン(甘長とうがらし)・・・2本
ミニトマト(大きめ)・・・2個
天ぷら粉・・・適量
揚げ油・・・適量
麺つゆ(濃縮・市販品)・・・適量
大根おろし・・・適量
おろし生姜・・・少々
きざみ細ネギ・・・少々
①スズキ切身は薄塩をして4切れに切る。豆腐は軽く重しをして水を切り、2等分する。
②ミニトマトは湯むきする。ナスはへたを取って横半分・縦半分に切り、皮側から身の中央まで5mm間隔で切れ目を入れる。甘長ピーマンは2等分する。
③トマトに小麦粉を付け(天ぷら粉でもOK)、水溶きの天ぷら粉を付け、160℃の油で揚げる。ナスと甘長ピーマンは同じく160℃で素揚げする。
④スズキと豆腐に小麦粉を付け、180℃の油で揚げる。
⑤器に③、④を盛りつけ、麺つゆを熱い湯で規定分希釈してかける。大根おろし、生姜、ネギを添えて完成。
※市販の麺つゆを使わない場合は、醤油・みりん各大さじ2、だし汁150mlを煮立てて使ってください。
洗いは夏のスズキ料理の定番。身のあぶらを洗い流すので、刺身がさっぱりと食べられます。身が活きた状態の高鮮度のものを使わないと無理なので、家庭で作るのは難しいですが、一応紹介しておきます。わさび醤油、ポン酢、酢味噌でもお好みで。ハモと同様、梅肉で食べても美味しいですよ。
スズキ刺身用(高鮮度品)・・・適量
添え物・・・大根ケン、大葉、ミョウガなど適宜
①スズキの身を薄く削ぎ切りし、水道水で洗ったあと、氷水で締めます。締めすぎると身全体が縮れて歯ごたえがなくなってしまうので、氷水でちょっと冷やす程度。好みにもよりますが私の場合は20~30秒程度です。
②水をよく切り、添え物の大根ケン他と器に盛り付けて完成です。
スルメイカは煮すぎると硬くなるので、煮るのはせいぜい5~6分。豆腐は同程度の時間でも煮えるので、一緒に炊くのに最適です。豆腐にイカの味がしゅんで(しみ込む の関西弁)とってもおいしい。今回は、焼き豆腐を使っています。普通の豆腐の場合は煮汁の水を少し減らしてください。青みは、同じくらいの時間で煮えるチンゲンサイを一緒に炊きました。冬場ならヤリイカを使えば更に高級な煮物になります。(一人前286kcal)
スルメイカ・・・2杯(500g)
チンゲンサイ・・・1束(150g)
焼き豆腐・・・1丁(400g)
A(煮汁):水・・・3/4カップ、しょうゆ・みりん・酒・・・各大さじ4、砂糖・・・大さじ2
1.スルメイカは内臓と足を抜き、透明な軟骨を除いて水洗いし、胴を輪切りにする。
2.足は眼の下で切り離し、足先も切り取る(くちばしと目、足先は捨てる)。吸盤を包丁の背でしごいて軟骨を取り除き、2~3本に切り分ける。
3.材料全部とAの煮汁を鍋に入れ、落し蓋をして5~6分煮る。10分程度そのままにして味をしみ込ませばできあがり。
【田舎漁師のするめの食べ方】
尾鷲(三重)では、こうやって食べます。
これがイカ本来の味を一番楽しめておいしいと思います。
★お料理のポイント★
丸ごと茹でることで、イカのおいしい味が抜けません。茹ですぎると硬くなるので注意しましょう。輪切りにするとき、まな板は少々黒くなります。
(63kcal/人)
スルメイカ
①鍋に湯を沸かす。
②沸騰したらスルメイカを丸ごと入れる。
③色が変わり、火が通ったら鍋から取り出す。(茹ですぎない。)
④軟甲(骨のようなもの)を抜き取り、輪切りにする。
*ポン酢や醤油を付けて食べる。
※茹でる時間は、大サイズ(約300g)で5~6分。
3分程度だと身は柔らかくて美味しいが、肝が生煮えで生臭く、また寄生虫も心配。
うずらの卵にケチャップ味、どちらも子供が大好きです。イカは火を通しすぎないことがポイント。今回はスルメイカを使っていますが、他のイカでもOKです。
(332kcal/人)
スルメイカ・・・2尾(胴の部分のみ使用)
玉ねぎ・・・1個
にんじん・・・1/2本
ピーマン・・・3個
しいたけ・・・3個
うずら卵(水煮)・・・8個
サラダ油・・・適量
水溶き片栗粉・・・適量
<合わせ調味料>
トマトケチャップ・・・カップ1/2、砂糖・・・小さじ1、醤油・・・大さじ1、スープ・・・カップ1(水+スープの素でOKです!)
①スルメイカ(開いて皮をむいたもの)は外面に十字の切れ込みを入れ、食べやすい大きさに切る。
②野菜も食べやすい大きさに切り、ピーマン以外は半分火が通るくらい湯通ししておく。
③熱した中華なべにサラダ油をなじませ①のイカと②の野菜を入れて、さっと炒める。
④これに うずら卵、スープ、合わせ調味料を加えてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
チヂミはお好み焼きの韓国版です。お好み焼きよりも水を多めに加え、薄めに焼きます。海鮮チヂミの具材はイカの他、カキとか、手っ取り早いところでシーフードミックスでもOKです。
ごま油の香りが、けっこうクセになります。
イカ・・・1尾分
ニラ・・・1束
サラダ油・・・適量
<生地>
小麦粉・・・120g、白玉粉・・・40g、水・・・240ml、卵・・・2個、出汁の素・・・少々、醤油・・・小さじ1
<タレ>
醤油・・・大さじ3、酢・・・大さじ1、ゴマ油・・・大さじ1/2、コチュジャン・・・小さじ1、細ネギみじん切り・・・5本分、白いりゴマ・・・小さじ1
①イカは身、みみは細切りに、足も1本ずつに切り分ける。ニラは3cmに切る。タレの材料は混ぜ合わせておく。
②ボウルに生地の材料を入れ、泡だて器でなめらかになるまで混ぜ、①のイカ、ニラを加える。
③ホットプレート(叉はフライパン)を熱し、②の生地を入れて中火で両面をこんがりと焼く。
④焼けたら適当な大きさに切り、タレをつけていただきます。
イカのしゃぶしゃぶって知っていますか? これが意外と言うか、とても美味しいのです。2009年もいろいろと魚料理に挑戦しましたが、美味しさと意外性を加味すればベスト3に入りそうな傑作です。イカは料理も簡単なので、ぜひ試してみてください。
スルメイカ・・・2尾
豆腐・・・1丁
鍋用野菜・・・シイタケ、菊菜、ネギ、白菜、人参等適宜
水・・・適量
昆布・・・適量
かつおだし(顆粒)・・・少々
ポン酢、紅葉おろし、きざみネギ・・・適宜
①スルメイカは刺身を作るのと同じ要領で、足を抜き、皮をむいて開き、よく洗う。足は目の下で内臓と切り離して目と嘴を除き、足先を切り揃え、吸盤部分を庖丁でしごいてからよく洗い、2~3本ずつ切り離す。エンペラ(ひれ)は周辺の薄い部分をカットして形を整え、皮をむく。
②イカの胴の表側に斜め格子状に軽く切り込みを入れる。裏側に返し、縦方向にも軽く切り込みを入れる。同様にしてエンペラの両面にも切り込みをいれておく。
③ ②のイカの胴を縦に半分に切り、横に2cm幅程度に切り、エンペラも食べやすい大きさに切って器に並べる。①の足も盛付ける。
④鍋にかつおだし(顆粒)と昆布で出汁をつくり、イカをしゃぶしゃぶして、紅葉おろしを入れたポン酢でいただきます。豆腐や野菜も適宜煮てポン酢でいただきます。
いか飯は、作るのにちょっと時間はかかるけれど、作ってみればわりと簡単です。特売でイカが安い時などにまとめて買って作ってみてください。とてもおいしいです!
(460kcal/人)
スルメイカ・・・3杯
もち米・・・120㏄
<煮汁>
醤油・・・大さじ6、砂糖・・・大さじ4、みりん・・・大さじ4、酒・・・0.5カップ、だし汁・・・2.5カップ(水+顆粒ダシでもOKです)
①もち米を洗って3時間くらい水に漬け、ザルで水を切る。
②スルメイカは全体を洗ってぬめりを落とした後、下足を内臓ごと引き抜いて透明な軟骨を抜き、胴の中をきれいに洗う。下足の処理は刺身の時と同じですのでそちらを参考に。
③もち米にニンジン、うす揚げ、生姜を混ぜて③のイカの胴に詰め、楊枝で留める。もち米が膨らむので6分目くらいの感じで。
※今回は、もち米にニンジンとうす揚げを混ぜて詰めました。他の具材では、ゴボウ、シイタケ、タケノコなどもお勧め。また、具を入れずもち米だけでも良いですし、イカの下足を詰めてもおいしい。イカ下足は、今回は一緒に炊きました。
④鍋に煮汁の材料を入れて混ぜ、割り箸を3~4本底に敷いて、上に④のイカを乗せる。空いているところに下足も入れる。割り箸を敷くとイカが鍋底に直接当らないので、皮が破れにくいです。
⑤④を強火にかけて沸騰したらアクを除く。その後、イカに落し蓋を乗せ、通常の鍋の蓋もして中火で50分前後煮る。途中で2回くらいイカの上下を返す。煮る時間は、火力とイカの分量で違いますが、煮汁がイカの高さの1/3くらいまで煮詰まって、甘辛くなる程度が目安です。時々煮汁の分量をチェックして焦さないように!!
⑥煮あがったら鍋から取り出し、荒熱がとれたら輪切りにして器に盛る。そのま食べても良いし、味が薄いようならば煮汁を少しかける。できればラップ等をかけて、1~2時間冷ました方が全体に味がなじんでおいしいと思います。
イカの定番料理「トマト煮」です。梅雨時の小さいイカ(新イカ)は柔らかくて本当においしい。もちろん夏から秋の大きいのでもOKです。
今回は日曜日で時間があったのでトマトソースも自作しましたが、市販のトマトソースでも十分美味しく、簡単です。
(280kcal/人)
スルメイカ(新イカ)・・・2尾(250~300g)
オリーブ油・・・大さじ1
白ワイン(叉は酒)・・・大さじ2
【ソース】
トマトソース(市販品)・・・カップ3/4(約150g)
オリーブ油・・・大さじ1
塩・コショウ・・・少々
生バジル・・・少々(パセリのみじん切りでもOK)
①スルメイカは内臓を取って前処理し(他のイカ料理を参照)、胴を1cmの輪切り、足は2~3本に切り分ける。
②フライパンを熱してオリーブ油大さじ1を加え、①のイカを炒めて白ワインを振りかける。
③イカに火が通って白くなってきたらトマトソース、水を加え(水の量はトマトソースの濃さで増減)、ソースが温まる程度に火を通す。塩・コショウで味を調え、仕上げにオリーブ油大さじ1を加えて火を止める。
④器に盛付けてバジルかパセリのみじん切りを散らせばでき上がり。
◎好みでタマネギやセロリを入れても美味しいです。その場合は野菜を炒めた後でイカを加えます(イカが硬くなるので)。オリーブ油やトマトソースの量も少し増やしてください
初夏の麦が実る頃に出まわる小さいスルメイカは「麦イカ」とも呼びます。柔らかくて甘みがあり、とてもおいしい。今回はさっと茹でてコチュジャンで和えました。
(134kcal/人)
小スルメイカ・・・4尾(約350g)
キュウリ・・・2本
三つ葉・・・1株
<コチュジャンたれ>
コチュジャン・・・大さじ3
しょう油・・・大さじ1
酢・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
ゴマ油・・・小さじ1
炒りゴマ(白)・・・大さじ1
①スルメイカは下処理して胴を1cmの輪切り、足は2等分する。塩と酒少々(分量外)加えた湯で1分くらいボイルして冷水に落とし、水気を切る。
②キュウリはすりこ木等で軽くたたき、2~3cmに切る。三つ葉も2~3cmに切る。
③コチュジャンたれの材料を混ぜ、①のスルメと②のキュウリ、三つ葉を和える。
関西でのイカ刺はケンサキイカなどが巾をきかしていて、スルメイカはあまり使いませんが、スルメイカの刺身もとても美味しいです。ただし、まだ身が硬い鮮度の良いものを使うこと。
※スルメイカは少し鮮度が落ちると肝の色が身に移って刺身にしたときの見映えが悪く、また歯ごたえがなくなってあまり美味しくありません。(加熱調理用に使えば十分美味しいです)
(146kcal/人)
スルメイカ・・・1尾
大根のケン、大葉、すだち等、適宜
① スルメイカは足を抜いて胴から軟骨と内臓の残り取り除き、ミミをはずして胴の皮をむく。一度洗ってから水気をふき取り、薄皮もむく。
② ①の表側は斜めに格子状の切れ目を入れ(肉厚の1/3位の深さで)、裏側は縦に切れ目を入れる。
③ 足は目の下で切り離し、開いてクチバシと目を取り除く。両目の内側に庖丁で切れ目を入れると、目を簡単に取り出せます。足先を切って吸盤の軟骨を包丁の先でしごいて除く。2~3本ずつ食べやすく切り離す。ミミは皮付きのまま周囲をカットし、胴と同じく両面に切れ目を入れ、食べやすく切る。
※ミミをボイルせずに刺身にする場合は皮をむく。
④ ③を10秒くらいボイルして冷水でさまし、水気をぬぐっておく。
⑤ ②を縦に二等し、横方向に刺身に引く。大根のケン、大葉等と盛付ける。④の足とミミも一緒に盛付ける。イカの胴は、裏側(イカの内側)を表にして盛付けたほうが艶があって美しい。
◎イカ刺しを作る時はアニサキスに注意。慣れれば簡単にチェックできますが、自信がなければ止めること!
具材はお好みでいろいろ代えてみてください。チーズを入れてもおいしいですよ。
(459kcal/人
たれのエネルギーは含まれておりません)
チヂミの粉200g(なければ小麦粉150gと片栗粉50g)
卵 1個、水 250cc
アサリむき身 大さじ1
スルメイカ 小4匹
ニラ 1束
にんじん 1/2本
ごぼう 1/2本
油 大さじ4
ごま油 適量
レモン 1/2個
(たれ)
ぽん酢
ラー油
豆板醤
砂糖 コチジャ
1.スルメイカは、内臓、目、トンビを取り除き、1センチの幅に切る。
2.卵と水をよく混ぜ合わせ、チヂミの粉をよく混ぜる。
3.ニラは、4cmの長さに切る。にんじんは千切り、ごぼうはささがきにする。
4.2にイカ、アサリ、3の材料を混ぜ合わせる。
5.熱したフライパンに油をしき、4をお玉に1杯すくって流しいれる。このとき、お玉でうすくひろげるようにする。
6.両面をよく焼き、フライパンにごま油をまわりにたらす。
7. 焼きあがったら、まな板にとり食べやすい大きさに切ってから皿に盛りつける。
お好みでレモンをしぼってかけるのもおすすめです。
8.たれの材料を混ぜ合わせて、たれを作る。材料の配合はお好みで。
捌いたイカを丸ごと水から茹で、沸騰前に取り出すのが柔らかく仕上げるポイントです。
(271kcal/人)
スルメイカ(小さめ)・・・2尾
貝割れ大根・・・1パック (根を切って除く)
キュウリ・・・1/2本 (千切り)
ニンジン・・・少々 (千切り)
白ネギ・・・10cm (※白髪ねぎにする)
白炒りゴマ・・・少々
<ドレッシング>
ポン酢・・・大さじ4
サラダ油・・・大さじ1・1/2
おろし生姜・・・小さじ1
①イカの胴から足を抜き、内臓・嘴等を除いてよく洗う。
②鍋に水と①のイカを入れて火にかけ、胴が丸く膨らんできたら取り出して冷ます。
③切った野菜を混ぜ合わせて器に敷き、②のイカを輪切りにして並べ、炒りゴマを振る。
④ドレッシングの材料を混ぜ合てかければできあがり。
※白髪ネギの作り方
①白ネギを5cmに切り、縦に切れ目をいれて芯を除く。
②周りの白い部分をできるだけ細く千切りにし、水にさらして軽くもみ洗いする。
③水を3回くらい代えながらもみ洗いを繰り返し、ネギがちじれてきたらOK。水を良く切って白髪ネギのできあがり。
晩春から初夏に出回る小ぶりな新スルメイカは加熱しても柔らかで煮物に最適。今回は豆腐と一緒に炊きました。好き嫌いがありますが、肝も一緒に炊いています。
(361kcal/人)
小スルメイカ…2尾(250g)
焼き豆腐…1/2パック(150g)
オクラ…4本
生姜…少々
<煮汁>
醤油…大さじ3、みりん…大さじ3、砂糖…大さじ3、酒…大さじ6、水…大さじ6
①イカは下足を内臓と一緒に抜き、プラスチックのような軟骨も抜き、胴の中を洗う。
②下足は肝との境で切り離し、目と嘴を除く。肝の下についている胃袋を切り離して捨て、肝についている墨袋も除く。これでイカの下処理完了。
③焼豆腐は食べやすく切る。オクラは塩で軽くこすって洗い、斜め半分に切る。生姜は薄切り。
④煮汁の材料と①②③を鍋に入れて強火にかけ、沸騰したら灰汁をすくい、落し蓋をし、中火で5分煮る。火を止めたら10分くらい放置して味を染ませれば完成。
4月下旬、富山県産の新物・スルメイカを購入。サラダ用のかぶらと煮物にしました。「まるごと・わたごと」煮物にしたのでちょっと大人向け(!?)。火の通りやすい食材の組み合わせはスピード料理にもってこいです。お豆腐との組み合わせもおすすめ。調味料は1:1:1で。少ない目に感じる煮汁も、出来上がるころにはちょうどいい感じに。
(353kcal/人)
スルメイカ500g かぶら1個 しょうゆ・酒・砂糖 各大さじ4
①スルメイカはさっと水洗いして、水気をふく。かぶらは皮をむいて半月切りにする。葉があれば水洗いしてから、ざく切りにして使う。
②なべに調味料を入れ、沸騰したらスルメイカを入れ、煮汁をかけながら数分煮たあと、かぶらを
入れて落し蓋をし、さらに数分煮る。
③食べやすい大きさに切っていただきます!
大阪のイカ焼きは、お好み焼きやタコ焼きと同じ「粉もん」のひとつで、いわばイカ入りのクレープです。お好み焼き同様、大阪のイカ焼きも簡単に作れて美味しいので、ぜひ作り方をマスターしてください。大阪にはイカ焼きの銘店がいくつかあって、作り方・味もいろいろですが、今回は筆者お勧めのイカ焼きを紹介しましょう。
(302kcal/人)
スルメイカ(胴)…1杯分
醤油…少々
お好み焼き粉(市販品)…1カップ(100g)
水…180ml
卵…2個
刻み青ネギ…適量(30gくらい)
お好み焼きソース…適量
マヨネーズ…適量
サラダ油…適量
①イカを開いて短冊状に切る。お好み焼き粉を水で溶いて生地を作る。
②ホットプレートを熱して油を引きイカを炒める。醤油を少量たらして下味をつけ、取り出しておく。イカは8割方火が通ればOK。
③ホットプレートに油をひき、焼き面の半分に生地を流して薄く丸く広げ、上に②のイカをのせ、刻み青ネギを散らして焼く。
④生地の上面が半焼けのうち、ホットプレートの空いている面に卵を割り落とし、コテで軽くつぶす。卵の上に生地の表裏を返してのせ、コテで軽く押えながら焼く
⑤焼けたら表裏を返して皿に移し、お好み焼きソースとマヨネーズを塗って完成。
イカ刺しの定番、イカそううめんです。関西ではスルメイカはあまり刺身で食べないけれど、初夏の小ぶりのスルメイカで作るイカそうめんは、甘みがあってとてもおいしいです。
※生イカの刺身は寄生虫のアニサキスがいる場合があるので、皮をむいて開いた時に光に透かし、よくチェックしてください。
スルメイカ・・・1尾
おろし生姜・・・少々
添え物・・・適宜(今回は大根ケン、大葉、ミョウガ、レモン)
①イカを捌いて皮をむく。
※イカの捌き方は「スルメイカの刺身」に書いてあるので参考に。
②ポイントはイカそうめんを作るときの切り方です。イカの筋繊維が横方向(イカが泳ぐ方向に直角)に走っているので、繊維を断ち切るように縦方向に細く切ります。こう切るとイカの甘み、美味しさが増します。イカを刺身にする時は、イカの内側(内臓が入っている側)を表にして使いますが、細く切るので刺身の時のように反対側に切れ目を入れなくてOKです。
超簡単、イカの肝バター炒めです。梅雨時の小ぶりのイカで作ると柔らかくておいしい。肝を加えることでこくが出ます。
ビールがほしい!!
(366kcal/人)
スルメイカ(小)・・・2尾(250g)
刻みネギ・・・少々
バター・・・20g
酒・・・大さじ1
塩・コショウ・・・適量
醤油・・・少々
①イカを捌き、胴は輪切り、足は2~3本づつ切り離す。わた(肝)は墨袋を除き、ボウル等に搾り出して切ったイカの身と混ぜ合わせておく。
②フライパンにバターを入れて熱し、①のイカを加えて炒める。色が変わってきたら酒を加え、塩・コショウで味を調え、最後に醤油をたらして火を止める。
③器に盛り、刻みネギを振ってでき上がり。
手間と時間はかかるけど、作り方自体はとてもシンプル、簡単です。味付けも好みで変えられます。今回作るのは「白造り」といって、皮をむいたイカを使います。皮付きならば「赤造り」、墨を入れて作れば富山名物「墨造り」になります。
スルメイカ・・・2杯
塩・・・適量
みりん、酒・・・適量
①イカを捌いて身(胴)の部分の皮をむく。ゲソ(足)は目の下で内臓と切り離す。肝を傷つけないように注意。
②皮をむいたイカの身を、クッキングペーパー等でよく水気を拭き取り、食べやすい大きさに短冊に切る。これをビニール袋等に入れて、肝が熟成するまで冷凍保存する。水分をよく拭き取っておかないと塩辛が水っぽくなるので注意。
③肝に沿って付いている墨袋をはずし、肝が真っ白になるくらいたっぷり塩をまぶしてタッパ等に入れ、冷蔵庫で2~3日熟成させる。
④冷凍してある身を解凍し、③の肝の中身を搾り出してよく混ぜ合わせ、みりん、酒を少々加えて好みの味にする。塩味が足らなければ、塩を少々加える。
⑤冷蔵庫に入れて、時々かきまぜ、半日くらいして味がなじめばでき上がりです。冷蔵庫で4~5日保存できます。
※イカのミミ、ゲソは煮物などに使ってください。
セロリとイカの相性は意外と合います。今回はスルメイカで作りましたが、他のイカでも美味しく作ることができます。コクのあるタレに絡めればご飯のおかずだけでなく、おつまみにもぴったりです。
イカは最近まではコレステロールが高いので高脂血症の人は食べてはいけないと言われていましたが、イカに含まれるタウリンが血中コレステロールを下げる働きがあるので、近年では適量食べるべきだと言われています。
スルメイカ…2杯
セロリ…1/2本
生姜…1カケ
白ネギ…10cm
鷹の爪…1本
サラダ油…大さじ1
☆酒…大さじ1/2
☆醤油…大さじ1
☆砂糖…大さじ1/2
☆酢…大さじ1/2
☆水…大さじ1
水溶き片栗粉…大さじ1/2
(片栗粉:水=1:1)
1.イカのはらわた、口、軟骨の様な物を取り除き、輪切りにする。(気になる人は吸盤も取り除く。)
2.セロリは斜めに切り、生姜は千切り、鷹の爪、白ネギは5㎜幅の輪切りにする。
3.☆マークの付いた調味料をボールで合わせておく。
4.フライパンにサラダ油を入れ熱し、生姜と白ネギと鷹の爪を入れて香りをつける。
5.ネギがしんなりしたら、セロリを入れ、セロリが少し透き通るくらいまで炒める。
6.次にイカを入れ、火が通ったら、3のタレと水溶き片栗粉を入れ全体にからめる
7.タレの色に濁りがなくなったら完成。
酒のアテ(肴)を作ろうと冷蔵庫を物色していたら、冷凍の壺抜きイカが残っていたので、ネギと合せてぬたを作りました。イカは茹でて使いますが、硬くならないように70℃程度の加熱です。冬場のネギは柔らかく甘味があって美味しいですね。飲み過ぎでした。
(186kcal/人)
スルメイカ(胴)・・・1/2杯(約100g)
青ネギ・・・1/2束
辛子酢味噌(市販品)・・・大さじ1~2
※辛子酢味噌自作の場合(作りやすい分量)
味噌・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1、酢・・・大さじ1、練り辛子・・・小さじ1/2
①イカは凍っていれば水で解凍する。小鍋にイカとたっぷりめの水を入れて火にかけ、温度が上がりイカが丸まってきたら取り出して、そのまま冷ます。温度は70℃くらいです。
②青ネギは茹で時間が違う白い茎の部分と、青い葉の部分に切り分けて茹でる。沸騰した湯にネギの白い部分を入れて1分程度茹で、青い葉の部分も加えて30秒程度茹でる。冷水にとって冷ます。
③イカは長さ3㎝程度の短冊に切る。ネギは揃えて水気を絞り、同じく3㎝程度に切る。辛子酢味噌をかけて和えればできあがり。時間が経つと水気が出てくるので、食べる前に和えてください。
カニのうまみが逃げてしまうので煮過ぎないように!
甘くてねっとりとした食感がやみつきになります!ぜひ一度お試しください。
セコガニのうまみがでてとってもこくがあっておいしいです。
セコガニ(ボイルしたもの)
あわせ味噌
ネギ等の薬味
昆布、だし
1.水、昆布、だしパックで出汁をとる。
2.ボイルしたセコガニを半分に切って1に入れ、沸騰させる。
3.味噌を入れる。ネギを入れる。
セコガニはこの時期にしか食べられないものです。
おいしいカニの旨味が詰まったセコガニ丼をどうぞ。
(358kcal/人)
セコガニ…2杯(小さ目)
ご飯…320g(お茶碗2杯分)
酢…18g(大さじ1)
めんつゆ(2倍濃縮)…18g(大さじ1)
砂糖…4g(大さじ1/2)
しそ…2枚
焼きのり…2枚
①セコガニの外子・内子・カニみそ・身を取り出す。(カニの身はほぐす)
②ボールにご飯・調味料・①を入れて混ぜ合わせる。
③のりとしそ盛り付けたら完成!(お好みで綺麗な身を少し残しておき、乗せても綺麗です)
いつもの酢の物とは一味違います!
焼いた身の香ばしさがポイント。
干物…1枚 大根…約200g 大葉…2枚 白ごま…お好みで
調味料…砂糖:小さじ2 酢:大さじ2 醤油:小さじ2
①干物を焼いて、頭と中骨を取り、身をほぐす。
②大根の皮を剥いておろす。大葉は細切りする。
③調味料を合わせる。
④ほぐした干物・大根おろし・調味料を合わせて混ぜる。
⑤盛り付けて、細切りした大葉と白ごまを上にのせ、完成。
干物を焼いてほぐし身にして 炒飯の具材にします。
カレイの干物ならではのクセのある味がアクセントとなり 美味!
干物…2枚 ご飯…多めに2膳分 卵…2個 長ネギ…お好みで
醤油…お好みで ゴマ油 塩胡椒
①長ネギを小口切りする。
②干物を焼いて、頭と中骨を取り、身をほぐす。
③フライパンに多めのゴマ油を引き、溶き卵を入れる。(まだ卵は混ぜない!)
④卵が半熟状態な内に、ご飯を入れてざっくりと混ぜる。
⑤ほぐした干物と長ネギを加え、ざっくりと混ぜる。
⑥塩胡椒で味付けし、香りづけに醤油を回しふりかけて、完成。
味付けはシンプルに料理酒のみで、上品な味わいがする炊き込みご飯です。
干物は焼いてから炊き込めば、香りや風味がより良くなります。
干物…2枚 米…1合 ネギや木の芽…適宜 料理酒…大さじ1 塩…少々
①米をとぎ、塩と日本酒を加え、目盛り通り水を入れる。
②①に干物をのせ、炊く。
③ご飯が炊きあがったら、干物の頭と中骨を取り、身をほぐして良く混ぜる。
④盛り付けて、ネギや木の芽をのせて完成。
干物を使った簡単南蛮漬け。
温めても冷やしてもおいしく食べれます。
干物…2枚 玉ねぎ…1/2個 ピーマン…1個 小麦粉 胡椒
南蛮酢…めんつゆ(3倍濃縮):大さじ4 水:1カップ 米酢:大さじ4
お好みで鷹の爪1本
①南蛮酢を作る。辛い味付けがお好みの方は鷹の爪も一緒に入れる。
②玉ねぎとピーマンを細切りする。
③干物を一口大に切り、軽く胡椒をふりかけ、小麦粉を付けて揚げる。
④玉ねぎ・ピーマン・揚げた干物を、南蛮酢で1時間ほど漬け込み、完成。
貝柱を軽くバターであぶってステーキにしました。
鮮度が良かったので、完全には火を通さずに中はレアで。
歯ごたえが良くなりました。
タイラギの貝柱…1個
バター…適量
塩胡椒…適量
付け合せ野菜…適宜
①貝柱の両面に切れ目を入れ、塩胡椒を軽く振る。
②温めたフライパンにバターを入れ、溶ければ貝柱をのせる。
③焦げ目が付けば、裏返してもう片面も同じように焼く。
④焼きあがった貝柱を薄切りし、付け合せ野菜と一緒に皿へ盛りつけて、出来上がり!!
タチウオは年中おいしいし、何より鱗もなくって調理が簡単なのがいいですね。今回は唐揚げにしました。唐揚げは、背ビレの部分に切り込みを入れるのがポイントです。こうすると背ビレの骨に直接油があたってパリパリになるので、背ビレがおいしく食べられます。
タチウオ切身
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・少々
シシトウ、レモン・・・付合せ用、適宜
①切身に背ビレが付いている時は、包丁カットしておきます。次に、食べやすいように背ビレに沿って表・裏両面に包丁を入れます。身の中央、腹側も適宜切り込みをいれます。(写真参照)
②切身①にかるく塩・コショウを振り、小麦粉をまぶして中温(170℃くらい)の油で5~6分じっくりと揚げます。上に書いたように、こうすると背ビレ部分の骨をおいしく食べることができます。
③シシトウはフォークなどで突いて何箇所か穴をあけ、油で揚げます。
太刀魚の刺身は皮付きにすると見ためがきれいですが、食べた時に皮が口に残るのが難点。今回は刺身に引いてからバーナーでちょっとだけ皮を炙りました。皮がゼラチン状にやわらかくなり、とろ~っとしてとてもおいしいです。
太刀魚・・・長めに切った切身を適量。刺身用に使うのは太刀魚のお腹から尾にかけての部分が使いやすい。
大根けん、大葉 等・・・適当なもので
①太刀魚を3枚におろし、削ぎ切りにする。
②バット等、耐火性のものに①を皮を上にして並べ、料理用のトーチ・バーナーで皮を秒炙り、大根けんや大葉と一緒に盛り付ける。
食べた時に皮が口に残らないように、細く切るのがポイント。醤油かポン酢でいただきますが、市販のドレッシングをかけてもおいしいです。レモン風味のドレッシングがお勧め。太刀魚は体表の銀箔がはがれやすいので、丁寧に扱ってください。
太刀魚切身・・・1~2切
大葉・・・2枚、みょうが・・・1/2個、細ネギ・・・2本、おろししょうが・・・小さじ1/2、レモン・・・少々
※薬味の野菜は季節のものを適当に。ドレッシングで食べる時は、細ネギのかわりに玉葱のスライスもおいしい。
①大葉、みょうがは細く千切りに、レモンも皮を薄く削いで千切りにする。細ネギは小口切りに。
②太刀魚は焼き物用に売られている通常の切身でOKです。3枚におろして身を3mmくらいに細く切る。(1人分で40gくらい)皮を上にして引くように切ると上手にできます。
③後は①、②の材料におろししょうがを加えて軽く混ぜ、器に盛ればできあがり。
太刀魚は脂肪分が多くてうまみが強く、塩焼きにするだけで十分においしいけれど、ちょっと目先を変えて薬味入りのポン酢かけはどうでしょう。作り方は簡単です。
太刀魚切身・・・2切
日本酒・・・小さじ1
ポン酢・・・大さじ2(市販の物)
きざみネギ・・・細ネギ2~3本文
おろししょうが・・・小さじ1/2
ごま油・・・小さじ1/2
①太刀魚の切身に切れめを入れ、日本酒をふりかけてグリルで両面を焼く。
②ポン酢にネギ、しょうが、ごま油を混ぜ、薬味ポン酢をつくる。
③太刀魚が焼けたら器に盛り付け、②のポン酢をかける。
※ポン酢が無い時は、醤油・・・大さじ1・1/2、砂糖・・・小さじ1くらいでもOK。
細い太刀魚が手に入ったのでみりん干を作りました。魚が小さいので三枚におろすのがちょっと手間ですけど、できあがれば美味しいです。調味液の配合はサバで紹介したものと同じですが、身が薄いので漬ける時間は2時間ほどでOKです。
太刀魚…適量
塩…適量
<調味液>
醤油・・・250ml、みりん・・・200ml、酒・・・100ml、砂糖・・・25ml(大さじ2弱)
※調味液の調合は、容量換算で醤油:みりん:酒:砂糖=10:8:4:1が目安です。好みの甘さは砂糖で調節。この分量で魚(三枚におろしたもの)1kgくらいは漬けられるので、魚の量にあわせて調味液を作ってください。
①太刀魚の頭を落として内蔵を抜き、三枚におろしてフィレを作る。
②フィレに薄く塩をふって20分おく。
③調味液の材料のうち、酒とみりんを鍋に入れて火にかけ、沸騰させてアルコール分を飛ばし、火を止める。醤油と砂糖を加え、鍋底を冷水につけて冷ます。
④太刀魚のフィレを水でさっと洗い、水気をよくぬぐって冷めた調味液に2間くらい漬け込む。
⑤フィレを調味液から上げてよく汁気を切り、スノコ等にのせて扇風機の風を2時間くらい当てて干せばでき上がり。
※残った調味液は冷凍庫で保存し、何度か使えます。水で割って砂糖を足し、煮魚用にも使えます。
太刀魚を蒲焼にして鰻重ならぬ太刀重にしました。蒲焼はフライパンで作る簡単バージョンです。鰻に比べたらあっさり味ですが、身がふわふわで美味しいです。あっさりしすぎという方は、ちょっと手間ですが鶏皮をタレにいれて煮るとコクがでるので、下に作り方を書いておきます。
タチウオ(切身)…3切(約300g)
小麦粉…少々
サラダ油…少々
ご飯…丼2杯分
蒲焼のタレ(市販品)…60ml(水を同量足して2倍に薄める)
※自作の場合⇒醬油、みりん、砂糖、酒、水…各大さじ2
①太刀魚の切身は三枚におろして骨を取り除く。
②太刀魚の身に小麦粉を付けて余分な粉をはたく。フライパンを中火で熱してサラダ油を入れ、太刀魚を皮目から焼く。焼くと丸まるので、フライ返し等で軽く押えるといいです。薄く焦げ目がついたら裏返して身側も焼く。
③弱火にしてタレを加え、煮詰めながら太刀魚にからめる。タレが半分くらいに煮詰まれば完了。
④器にご飯を入れ、蒲焼をのせ、残ったタレをかける。好みで粉山椒を振る。大葉の千切りなども添えると美味しいです。
※あっさりしすぎという方は、鶏皮でタレにコクを加えてください。
ネギの青い葉と細かく切った鶏肉をフライパンで炒める。脂が出てきたら蒲焼のタレ(市販品でも、自作でも)と水を少々加える。沸騰したら弱火にして10分くらい煮ればできあがり。
ハナサキガニは北海道の花崎半島(根室半島)近海で獲れるため、そう呼ばれるようになりました。ハナサキガニはタラバガニと同じ仲間で、カニというよりもヤドカリに近い仲間です。
缶詰にされるよりも、そのまま茹でて流通することが多いカニです
材料(2人分)】(304kcal/人)毛ガニで計算
ボイルハナサキガニ(小さめ)…1杯(200g)
椎茸…1つ(40g)
筍(千切水煮)…40g
生姜…1/2カケ(2.5g)
ネギ…1/4本(35g)
卵…1個
中華スープの素…8g
水…400ml
醤油…大さじ1/4
水溶き片栗粉
★片栗粉…大さじ1/2
★水…大さじ1
コショウ…少々
ご飯…300g(2人分)
1.ハナサキガニの身を殻から出す。
2.椎茸は薄切、生姜は千切、ネギは白髪ねぎにし、筍は水切りをする。
3.鍋に水と中華スープの素を入れ、中華スープの素が溶けるまで、温める。
4.温まったら椎茸、生姜、ネギ、筍を入れ、一煮立ちさせた後、カニを入れ、醤油をコショウで味を調える。卵は溶いておく。
5.水溶き片栗粉を入れ、スープが煮立ったら溶き卵をゆっくり注いで入れる。
6.器にご飯を入れ5のスープをかけ、最後にネギを添えて完成。
ハナサキガニは北海道の花崎半島(根室半島)近海で獲れるため、そう呼ばれるようになりました。ハナサキガニはタラバガニと同じ仲間で、カニというよりもヤドカリに近い仲間です。
缶詰にされるよりも、そのまま茹でて流通することが多いカニです。
ボイルハナサキガニ(小さめ)…1杯(200g)
椎茸…1つ(40g)
筍(千切水煮)…40g
生姜…1/2カケ(2.5g)
ネギ…1/4本(35g)
卵…1個
中華スープの素…8g
水…400ml
醤油…大さじ1/4
水溶き片栗粉
★片栗粉…大さじ1/2
★水…大さじ1
コショウ…少々
ご飯…300g(2人分)
1ハナサキガニの身を殻から出す。
2.椎茸は薄切、生姜は千切、ネギは白髪ねぎにし、筍は水切りをする。
3.鍋に水と中華スープの素を入れ、中華スープの素が溶けるまで、温める。
4.温まったら椎茸、生姜、ネギ、筍を入れ、一煮立ちさせた後、カニを入れ、醤油をコショウで味を調える。卵は溶いておく。
5.水溶き片栗粉を入れ、スープが煮立ったら溶き卵をゆっくり注いで入れる。
6.器にご飯を入れ5のスープをかけ、最後にネギを添えて完成。
頭が固いので、二度揚げすることがポイント!
カリカリの唐揚げができあがります。
ポイポイと口に運んでしまいます。ビールがすすむ~♪
テンジクダイ
塩・胡椒…適量
片栗粉…適量
①テンジクダイを水洗いする。もしウロコが付いていれば、洗い流す。
※二度揚げしない場合は、この時に頭を取ればOKです。
②キッチンペーパーでしっかりと水気をとる。
③塩胡椒をまぶし、全体に片栗粉をまぶし、余計な片栗粉ははたいて落とす。
④少し低めの温度に熱した油で数分揚げ、一度油から取り出して冷ます。
⑤再度、1回目より高めの温度に熱した油で揚げる。
⑥油を切り、盛り付けて完成。
お花見の弁当やお節に使うトコブシの含め煮です。お重や折詰めの片隅に少しあるだけで全体が豪華に見えるから不思議。貝類は長い時間煮れば軟らかくなりますが、トコブシはもともと身が柔らかいのでサッと煮て味を含ませればOK。
トコブシ・・・10粒(約150gありました)
<煮汁>
醤油・・・大さじ1、砂糖・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、料理酒・・・大さじ4、水・・・大さじ4
①トコブシの身と貝の両面をタワシでこすり、よく洗う。
②煮汁にトコブシを入れて中火にかけ、沸騰したらアクをすくい、弱火にして2~3分煮て火を止める。そのまま冷まして2~3時間おき味を含ませればでき上がり。
和風に料理されることの多いトコブシですが、洋風にアレンジしても大変おいしくいただくことができます。
トコブシ 10個、バター 50g、ニンニク 1片、パセリ 適量
酒 大さじ1、醤油 小さじ1、コショウ 適量、レモン 1/8個
1.トコブシの殻をはずす。ワタを取り、塩をまぶして軽くもんで、ぬめりを取り、水洗いする。
2.平たい面を格子状に切れ目を入れる。
3.熱したフライパンにバターを入れて、ニンニクを入れ匂いがしたらトコブシを格子状に切れ目をいれた面から焼く。
4.軽く焦げ目がついたら、裏返す。日本酒を入れて蓋をする。
5.火が通ったらお皿に盛り付ける。
6.フライパンに残ったバターに醤油をたらし、レモンを絞り軽く火を通す。
7.お皿にもりつけたトコブシに6のソースをかける。
トビウオは脂肪分は少ないけれど、もっちりとして旨みがあり刺身に最適です。今回は韓国風にコチュジャンで和えました。
トビウオ・・・1尾
万能ネギ・・・適量
<A:コチュジャンたれ>
コチュジャン(甘めタイプ)・・・大さじ2
酢・・・大さじ1
ごま油・・・小さじ2
しょうゆ・・・小さじ1
酒・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
①トビウオはウロコをとって3枚におろし、腹ビレと付け根にある骨を取り除きます。
②次に血合いに沿って包丁を入れ、上肋骨(血合いの骨)を切り取ってから皮を引きます。これでトビウオの上身のできあがり。
③万能ネギは小口切りにします。
④次にコチュジャンのたれをつくります。小鉢などにAの材料を入れ、よく練ります。
⑤ ②のトビウオを食べやすい大きさに切り(小さめの刺身程度)、③、④を合わせてかるく和えればでき上がりです。
トビウオの身は脂肪分が少ないので油を補う料理が適します。フライはその代表。簡単でおしいい。
トビウオは血合い部分の骨が太くて長いので取り除いて使います。形の良い料理を作ろうとすれば、血合いの骨を骨抜きを使って抜き取らなくてはいけませんが、これが結構大変な作業。今回は簡単に血合い部分を割って包丁で取り除いたので、スティック状のフライになりました。家庭ではこれで十分です。
トビウオ・・・1尾
卵・・・1個
小麦粉、パン粉・・・適量
塩、コショウ・・・少々
付合せ野菜等…ある物で(今回は新キャベツ、レモン)
①トビウオはウロコをとって3枚におろし、腹ビレと付け根にある骨を取り除きます。
②次に血合いに沿って包丁を入れ、上肋骨(血合いの骨)を切り取り、半分にカットします。もちろん皮は付けたままです。
③後は通常のフライの要領です。②にかるく塩、コショウをし、小麦粉、とき卵、パン粉の順に付けて、油で揚げます。
トビウオの身は淡白で味が上品すぎるので、刺身はちょっともの足りない感じ。オリーブ油を使ってカルパッチョにするのがお勧めです。
トビウオ刺身用短冊・・・片身分(約100g)
野菜類・・・適宜(今回はカイワレ大根1/2パック、ミニトマ2個)
レモン・・・1/6個
黒コショウ(粗挽き)・・・適量
塩・・・適量
オリーブ油…適量
①トビウオを薄めの削ぎ切りにし、皿に並べ、カイワレ大根とミニトマトを添える。
②塩、コショウを振ってオリーブ油をかけまわし、レモンを絞っていただきます。
トビウオのつみれは粘り気が強く、ぷりぷりとした食感が持ち味。上品なとてもよい出汁がでます。
トビウオ・・・1尾(400gありました)
味噌・・・大さじ1
おろし生姜・・・大さじ1
細ネギ・・・2本(小口切りにする)
溶き卵・・・1/3個分
片栗粉・・・大さじ1
三つ葉・・・2株(5cmに切る)
ブナシメジ・・・1パック(石付きを取り、株を分ける)
水・・・800ml
だし昆布・・・10cm×10cm
酒・・・大さじ2
薄口醤油・・・大さじ2
塩・・・少々
①トビウオを三枚におろして腹骨をすき取り、皮と血合いの骨も除き、刺身用柵と同じ状態にする。(この状態で200g、歩留まり50%でした)
② ①のトビウオを5mmくらいに細く刻み、味噌、細ネギを加える。まな板の上で材料を混ぜながら包丁でたたく。材料がまざったら包丁をヘラのようにして練り、又たたくを2~3回繰り返す。味噌の塩分の作用で、つみれに弾力がでてきたら終了。(味噌の分量は魚肉重量の10%が目安です。味噌の大さじ1は約18g)
③つみれをボウルに移し、溶き卵、片栗粉を加え、手でよく混ぜ合わればつみれの完成。
④鍋に水と昆布を入れて火にかけ、沸騰したら昆布を取り出し、酒と③のつみれをスプーンなどですくって加え、5~6分煮る。
⑤ブナシメジを加え、薄口醤油と塩で味を調え火を止める。三つ葉を散らして出来上がり。
※時間があれば、骨を焼いて加えるとさらに良い出汁がでます。
ふぐ身欠き、唐揚粉、レモン、揚げ油
①ふぐの身欠きを適当な大きさに切る。
②唐揚粉をつけ、油で揚げる。
③レモンを添えてどうぞ。
上品なおいしい味です。最後は雑炊にして召し上がってください。
フグの身欠き、野菜(白菜、しいたけ、豆腐、白ねぎ、春菊)等お好みで、ポン酢、もみじおろし、昆布
昆布でだしをとり、煮立ったら昆布を取り出し、ふぐを入れます。
美味です!薄く切れなくても美味しいです!
ふぐ身欠き(むき身)、ねぎ、もみじおろし、ポン酢
①ふぐ皮は熱湯でさっとゆがいてから、氷水に入れ、千切りにします。
②身欠き(むき身)の中骨に沿って包丁を入れ、身だけにする。
③身を薄くそぎ切りにし、皿の外側のほうからのせていきます。
④ふぐ皮、もみじおろし、ねぎもいっしょにもりつけます。
コリコリとしていて美味です。
トラフグの皮、ねぎ、
加工処理されているトリガイで作りました。殻付きの場合は、殻から取り出して内臓を取り除き、3%程度の塩水で洗って、さっと(15~30秒位)湯通ししてから調理してください。
トリガイ(身):3枚
大根ケン:適量
刺身若布:適量
トリガイが大きい場合は縦に2つに切ります。
大根ケン、刺身若布を盛り、その後トリガイを盛り付けます。
つけタレは酢味噌、またはわさび醤油をお好みで。
味付け数の子、大根おろし、なめたけ、ぽん酢、天麩羅粉、水、刻みネギ
①味付け数の子を半分の大きさに折り、天ぷら粉を水で溶いたものにつけて、油で揚げる。
②数の子の天ぷらを盛りつけ、上から大根おろし、なめたけ、刻みネギをかけ、ポン酢をまわしかける。
天麩羅を揚げるまえにパン粉をまぶしてフライにしてもサクサクしておいしいです。
数の子のアレンジ料理として、けっこうポピュラーになっているアボガドとのマヨ和えです。洋風のお節や、ちょっと目先を変えるのにいいかもしれません。分量は適当に作っても殆ど失敗なしですが、一応レシピ書いておきます。
数の子・・・100g(塩抜きしたもの)
アボガド・・・1個
レモン・・・1/4個(又は酢少々)
マヨネーズ・・・大さじ2
醬油(できれば薄口)・・・小さじ1/2
ワサビ・・・少々(お好みで)
①数の子は食べやすい大きさにちぎる。
②アボガドは縦に切れ目を入れて回し2分割、種を除く。6等分くらいに櫛形に切り、皮をはいでサイコロ状に切る。レモンを絞って汁をふりかける。レモンを切らしている場合は、酢少々でもOKです。
③マヨネーズ、醬油、ワサビを混ぜ、数の子、アボガドと和える。
ニシンの刺身はとても美味しいと聞いていましたが、残念なことに関西では鮮度の良いニシンがなかなか手に入らない。たまたま行ったスーパーで鳥取県産のニシンを見つけたので早速購入し、刺身にしてみました。脂はたっぷりとのっているがサラッとした感じで脂に甘さがあり、これがすばらしく美味しい。
春にはニシンがたくさん食べられる北海道の人がうらやましい!!
ニシン・・・1尾
添え物・・・大葉など適宜
①ニシンは頭を落として内蔵を取り、水洗いして3枚におろし、皮を引く。
②後は刺身に引くだけですが、ニシンはイワシやコノシロと同じ仲間なので小骨が多い。刺身にする時は皮めを下にしてまな板に置き、尾の方から薄めのそぎ切りにすると小骨が気になりません。
昆布巻きは「よろこぶ」にかけてお目出度い料理の一つで、お節に最適です。巻き芯にニシンを使うのが比較的スタンダードなバージョンで、その他ではたら子や鮭なども芯に使います。今回は手軽な身欠きニシンのソフトタイプを使いました。上乾タイプを使う場合は、ニシンを水で軟らかく戻すのに1日必用です。
身欠きニシン(ソフトタイプ)・・・2枚(約240gでした)
早煮え昆布・・・約40g(乾燥重量で)
かんぴょう・・・適量
<煮汁>
醤油・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ4、みりん・・・大さじ6、料理酒・・・1カップ、水・・・5カップ、酢・・・大さじ1
①身欠きニシンは水から茹で、沸騰したら取り出す。骨抜き等を使い、腹骨や背びれなど主な骨を取り除き、縦に半分に割る。(細かな骨は酢を入れて煮るので軟らかくなる)
②かんぴょうは塩水で弾力が出るまでもみ洗いし、水で洗う。
③昆布は、全体が浸かるくらいの水で2~3分戻し軟らかくする。(戻した水は煮汁に使う)
④戻した昆布を広げ、①のニシンを昆布の幅に合わせてカットし、芯にして昆布を巻く。巻き終わったら2ヵ所か3ヶ所(昆布の幅に合わせ適宜)かんぴょうで結び止める。
⑤鍋に煮汁の材料と④の昆布巻きを入れて中火にかけ、沸騰してアクやニシンのあぶらが浮いてきたら丁寧に除く。その後、やや火を弱めて落し蓋をし、煮汁がひたひたよりやや少なめになるまで(1時間くらい)煮て火を止め、冷ます。
⑥冷めたら昆布巻きを取り出し、食べやすい長さに(3~4㎝)にカットする。
煮付けは生ニシンの定番料理です。脂があるので、ちょっと濃い目の煮汁で甘がらく煮付けます。
生ニシン・・・1尾(約300g)
ショウガ・・・10g
木の芽・・・2枚(あれば)
<煮汁>
醤油・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、さとう・・・大さじ2、日本酒・・・大さじ5、水・・・大さじ5
①ニシンは頭を切落として内臓を取り、水洗いして2枚におろす。片身を3等分に切り、切れ目を入れる。ショウガは薄切りにする。
②浅手の鍋(フライパン等)に煮汁を入れて火にかけ、沸騰したら①のニシン、ショウガを入れて落し蓋をし、5分位煮る。そのまま5分程度おいて味をしみ込ませる。
③形を崩さないように器に盛り、木の芽を添えてでき上がり。
数の子はかつお出汁の醤油に漬けるのが普通ですが、ちょっと趣向を変えて白和えというのもあります。生の水菜とマヨネーズを使ったサラダ感覚の白和えです。数の子とマヨネーズはけっこう相性が良いです。
数の子・・・塩抜きしたもの2本(約40g)
豆腐・・・1/4丁(約80g)
水菜・・・1株(約25g)
<調味料>
マヨネーズ・・・大さじ1/2、薄口醤油・・・大さじ1/2、ワサビ・・・小さじ1/2(好みで加減)
①豆腐をキッチンペーパーで包み、軽く水切りする。(重しを乗せて本格的に水切りする必要はなく、押さえて拭き取るくらいで十分です)
②数の子は2~3cmに、水菜は4~5cmにそれぞれ切る。
③ボウルに①の豆腐、調味料を入れてつぶし混ぜる。味が薄めならば塩を少量加えてください。②の数の子、水菜を加えて和えればでき上がり。
数の子をサラダに入れてぽんジュレで食べます。数の子を年間通じておいしくいただくことができます。
数の子(塩でも味付けでも) 2本
レタス 1枚
市販の葉物サラダ 1/2パック
ブロッコリーのスプラウト 適量
ミツカン ぽんジュレ香りゆず 適量
1.塩数の子の場合は、塩抜きをして2%の塩水につけて直すとちょうどよい塩加減になります。味付けの場合はそのまま使うか水洗いします。
2.数の子を食べやすい大きさに手でわけます。
3.皿にレタスを敷き、市販のサラダをのせ、数の子をトッピングします。
4.最後にミツカンぽんジュレ香りゆずをのせます。
数の子をお正月だけでなく、普段から食べていただけるようなメニューを考えました。
味付け数の子(小)4本
にんじん 1/12本
きゅうり 1/4本
大根(大き目のものなら、1cmの輪切り分の半分)
グリーンリーフ(サニーレタス) 4枚
スライスチーズ 2枚(約18g)
チリソース 適量
①にんじん、きゅうり、大根を千切りにする。
②生春巻きの皮の片側を水でぬらし、数の子が一番外側になるように具材を並べて春巻きをまく。
③お好みでチリソースを添える。
なかなかお正月以外に食べられない数の子ですが、ちょっと普段の料理にも使えないかと思い、考えました。
数の子は完全に火を通さず、余熱で温める程度にするのがポイントです!
(147kcal/人)
数の子…1本
追いがつおつゆ(3倍希釈したもの)…適量
(数の子がひたひたになるくらい)
ほうれん草…1/3袋(約240g)
ニンニク…1カケ
塩…適量
バター…10g
醤油…小さじ1
コショウ・・・少々
鰹節・・・お好みで
①数の子を追いがつおつゆに20分ほどつけておく。ニンニクはみじん切りにしておく。
②たっぷりの湯に塩を加えほうれん草をゆでる。
③バターを溶かし、ニンニクを入れて少し色がついたら、ほうれん草を入れ炒める。
④醤油を加えコショウをして味を調える。
⑤火を止めて、数の子を加えてさっと混ぜ合わせる。
⑥最後に鰹節を上にかけて出来上がり。
チーズと数の子って思っていたよりも美味しいんですよ!!
お正月だけでなく、パーティーでも数の子を食べられるようなメニューをと思い作りました。
数の子…2本
プロセスチーズ…4切れ(2gを目安に)
韓国のり…8枚
1.数の子を4等分に切り、プロセスチーズは食べやすい大きさにカットする。
2.プロセスチーズをのりで巻いていく。
3.巻き終わりの上に数の子を乗せ、ピックで指す。
じゃがいも…400g(約2個)
マヨネーズ…60g
玉ねぎ…1/2個
味付け数の子…2本
きゅうり…1/2本
ハム…1枚
塩・コショウ…適量
①じゃがいもの皮をむき、ゆでる。
②じゃがいもを茹でている間に他の材料を切っておく。
③熱いうちにじゃがいもを潰し、塩・コショウをする。
④じゃがいもの粗熱をとってから、数の子以外の具材とマヨネーズを合わせる。
⑤数の子を④に混ぜ合わせる。
⑥冷蔵庫で冷やす。
(数の子以外の他の具材は無かったら入れなくても大丈夫!美味しく食べられますよ!)
数の子の初セリのとき試食していただき、大変好評でした!
味付け数の子…2本
温かいご飯…2膳
ごま油…小さじ1
塩…少々
すりごま…小さじ2
1.味付け数の子もしくは、塩抜きした数の子を細かくする。
2.温かいご飯に、1の数の子とごま油、塩、すりごまを混ぜ合わせる。
珍味でスーパーなどに売ってある数の子わさびが簡単に家でも作れます!
お味噌は塩辛くなりやすいので、味をみながら入れるのがポイントです。
数の子を細かく刻んで入れると、本格的な量販店等で販売している数の子わさびになります。
味付け数の子…12本
酒粕…10g
みりん…大さじ1
ヨーグルト(無糖)…10g
味噌…少々(5gぐらい)
醤油…数滴
わさび…適量
1.酒粕を細かくちぎる。みりんはレンジに1分ほどかけて煮切っておく。
2.煮切ったみりんにちぎった酒粕を加え酒粕をペースト状になるまでとく。
3.ヨーグルトを加え、混ぜ合わせ、味を見ながら味噌、わさびを加える。
4.醤油を数滴たらし、混ぜ合わせる。
5.味付け数の子を適当な大きさに切って、4をのせれば完成。
小さめのハタハタは空揚げが一番。骨が柔らかい魚なので、よく揚げれば丸ごと食べられます。但し、エラ蓋に鋭い棘があるので、よく揚がっていないと食べる時に口を怪我してしまうので注意! 冷蔵庫にあったシイタケも一緒に揚げました。今回は4尾パック98円で買いましたが、これで立派な一品ができます。
ハタハタ・・・1パック(4尾入:160gありました)
シイタケ・・・大1個
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
その他、添えるもの適宜・・・今回はレモン、大根おろし、パセリ
①ハタハタはエラ蓋を開き、エラに人差し指を引っかけて内臓と一緒に取除く。(エラ蓋に鋭い棘があるので怪我しないように)この後、腹に庖丁を入れ(頭を右において)残りの内臓などを除き、水洗いして水分をよく拭き取る。シイタケは食べやすく切る。
② ①のシイタケとハタハタに軽く塩・コショウして薄く小麦粉をまぶす。エラ蓋の内側や腹の中も忘れずに!
③揚げ油を熱して中低温(160~170℃くらい)でシイタケを揚げ、次いでハタハタを揚げる。ハタハタは最初の3分くらいは中低温で、徐々に火を強くして油の温度を上げ、カラッと揚げる。今回のように小さめ(体長18cmくらい)ならば、全体で5分程度で頭まで食べられるようになります。
④皿に盛り付け、レモン、大根おろし、パセリなどを添える。塩・コショウがしてあるので、レモンを搾ってそのままでも、またポン酢に大根おろしと七味を入れてつけて食べてもOKです。
ハタハタは煮付けもトロ~ッとした食感で美味しい魚です。今回は空揚げにしようと思って買った小さめのものですが、煮付けにはできれば20cm以上の、もうちょっと大きめの方が良いです。野菜室にゴボウが残っていたので一緒に炊きました。
ハタハタ・・・1パック(4尾 160g)
ゴボウ・・・50g
生姜・・・半カケ
<煮汁>
醤油・・・大さじ1.5、みりん・・・大さじ1.5、砂糖・・・大さじ1、酒・・・大さじ3、水・・・大さじ6
※魚の煮付けは、魚が100gに対して醤油大さじ1くらいが目安で、この分量で少量の野菜なら一緒に炊けます。その他の分量は、醤油の量に比例。煮魚の場合、塩分の入っている醤油の量さえ間違わなければ、だいたい上手に煮ることができます。甘みの砂糖やみりんは、好みで加減してください!
①ハタハタの下処理は上段の空揚げと一緒です。ゴボウは5cmに切って、縦に割り水にさらす。生姜は薄切り。
②浅い鍋(小さめのフライパンが便利)に煮汁を煮立てて①のハタハタを入れ、空いているところにゴボウ、生姜も加え、落し蓋(アルミ箔など)をして5分位煮て火を止める。ハタハタは身も骨も柔らかいので、長く煮ると形が崩れてしまう。そのまま5分位おいて味を含ませる。
③形を崩さないようにヘラなどを使って器に盛付ける。浅めの鍋を使うのは、ヘラが使いやすいから。煮汁が薄いと感じる時は、煮汁のみもう少し煮詰めてから魚にかける。
エビを入れるとぐっと味が濃くなっておいしいです。
①鍋に水を入れ、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、きのこ類など野菜を煮ます。
②エビ、イカ、ホタテを適当な大きさに切って入れて煮ます。
③具によく火が通ったらカレーのルーを入れます。
エスニックブームですが、カレーでの一番手はタイカレーです。タイカレーのペースト(日本のカレーのカレー粉に当る)が市販されているので簡単に作れます。通常はレッド、グリーン、イエローの3種類ありる中で、今回はとりわけりスパイシーな爽やかさが特徴のグリーンカレーです。辛すぎる場合はココナッツミルクや生クリームの量を増やして調整してください。コクが足りなければナンプラーを増やします。
エビ・イカ(胴)・・・各60g
※エビは何でもOKですが、今回は無頭のバナメイエビを使っています。シーフードミックスなら簡単!
ナス・・・1本
タケノコ(水煮)・・・80g
ピーマン・・・1/3個
パプリカ(赤)・・・1/3個
香菜(パクチー)・・・半束
グリーンカレーペースト・・・25g
ココナッツミルク・・・250cc
水・・・300cc
サラダ油・・・大さじ2
ナンプラー・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1/2
生クリーム・・・30cc
①エビは殻をむいて尾の先を切り、背に庖丁を入れて背ワタをとる。イカは輪切りに。
②ナスは5㎜の輪切り、タケノコは5㎜の銀杏切り、ピーマン・パプリカは2㎝の角切りにする。香菜は飾り用に葉の一部を残し、茎他はみじん切りにする。
③フライパンにサラダ油1を熱してエビ、イカを炒め、器に取っておく。
④鍋にサラダ油1を熱し、カレーペーストと香菜のみじん切りを焦がさないように炒め、香りが立ってきたらココナッツミルク、水、ナンプラー、砂糖を加えて煮立たせる。
⑤ナス、タケノコを加え、ナスに火が通るまで7~8分弱火で煮て生クリームを加えて味を調える。
⑥最後に③のエビ、イカとピーマン、パプリカを加えてひと煮立ちさせてできあがり。器にご飯を盛り、カレーをかけて香菜の葉を飾る。
市販のソースを使った簡単料理です。エビはムキエビでもOK。
バナメイエビ(無頭殻付き):中7~8尾
ホタテ貝柱:5玉
長ネギ:中1/3本
片栗粉:大さじ1
油:大さじ2
市販チリソース:1箱
1.エビは殻をむき、背ワタをとります。ホタテ貝柱は縦2つに切ります。
2.エビとホタテ貝柱の水気を拭取った後、片栗粉をまぶします。
3.長ネギは粗みじん切りにします。
4.よく熱した鍋に油をひき、エビとホタテ柱を火が通るまで焼きます。
5.火が通ったら、長ネギと市販のスープを入れ、絡めながらサッといためて出来上がり
ホームパーティー用にシュリンプカクテルを作りました。小さいエビはけっこう安価ですが、値段の割りに出来上がりは豪華に見えます。エビを茹でて皮をむくだけなので、調理も割りと簡単です。バナメイエビは赤色の発色もよいし、身もプリッとして柔らかく、シュリンプカクテルに最適のエビです。
解凍バナメイ(無頭)・・・140g(13尾)
パセリ、レモン・・・少々
オリーブ油・・・少々
<オーロラソース>
マヨネーズ・・・大さじ3
ケチャップ・・・大さじ1
塩・コショウ・・・少々(好みで)
①2~3%の食塩水を沸騰させ、エビを2分弱茹でる。茹でる時間はエビの大きさによります。エビが浮いてきて、一呼吸(20秒くらい)が目安。
②茹でたエビを氷水に入れ、冷めたら引き上げてよく水気を切る。エビの尾と関節一つ残して皮をむき、レモン汁、オリーブ油を少し振りかけて軽く混ぜておく。
③エビを器にきれいに盛り付け、オーロラソースの材料を混ぜ合わせて添える。
※キュウリ、ニンジン、セロリなどの野菜スティックも付け合せによいです。その場合はソースの分量を増やしてください。
えびマヨ(えびのマヨネーズソース和え)は最近人気のようで、外食屋さんのメニューにもよく出てきます。カロリーはちょっと高めですが、それを帳消しにするくらい??美味しいです。
エビ(無頭)・・・250g
ブロッコリー・・・1株(250g)
塩・コショウ・・・適量
片栗粉・・・大さじ2
白ネギ、ニンニク、生姜のみじん切り・・・各小さじ2
ごま油・・・大さじ2
日本酒・・・大さじ2
<ソース>
マヨネーズ・・・大さじ6
ケチャップ・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1/2
牛乳・・・大さじ2
レモン汁・・・大さじ1
①ブロッコリーは小株に切り分け、1~2%の塩水で4分くらい茹で、ザルにとって冷ます。
②エビは皮をむいて背ワタを取り、塩・コショウで下味を付ける。※エビが小さい場合は背ワタを取らなくてもほぼOKです。
③ソースの材料をボール等に混ぜ合わせておく。
④ ②のエビに片栗粉をまぶし、熱したフライパンにごま油を入れてエビの両面を焼く。八部通り焼けたらネギ、ニンニク、生姜のみじん切りを加え、全体をザット炒めて香りをエビに移し、酒を振りかけて火を止める。
⑤ ③のソースに①のブロッコリー、④のエビを加えて全体をざっくりと混ぜればでき上がり。
子どもが一緒にお料理できるように包丁をあまり使わないようにしました。
エビ以外にツナやサーモンをいれても美味しいですよ。手巻きずし感覚でお友達とお集まった時やパーティーにもぴったりです。
エビはコレステロールの高いと思われがちですが、同時にタウリンが含まれています。タウリンは血圧やコレステロール値の低下や疲労改善効果で知られており、肝臓で胆汁酸の分泌を促進します。胆汁酸にはコレステロールを排泄する働きがあるため、タウリンの摂取がコレステロール排泄に繋がります。
(491kcal/人)
材料(2人分)】(491kcal/人)
エビ(バナメイエビ)…8尾
塩…少々
アボカド…1個
トルティーヤ…4枚
サニーレタス…4~5枚
タルタルソース(市販)…大さじ4
トマトソース(市販)…大さじ4
1.エビの背にキッチンバサミで切込みを入れ、背ワタをとる。
2.沸騰したお湯に塩を入れエビが丸くなるまで茹で、冷めたら、殻をむき尾を取る
3.アボカドは角切りにし、サニーレタスは適当な大きさにちぎる。
4.トルティーヤにサニーレタス、タルタルソース、トマトソース、エビ、アボカドを乗せて巻いて完成!巻かずにサンドイッチの様にはさんでもOK!
潮汁はハマグリ料理の定番中の定番です。今回は裏の川原で菜の花を摘んできてツマ(付け合せ)にしました。
ハマグリ・・・大2個
菜の花・・・適量
木の芽・・・2枚
昆布・・・5cm×10cm(適当に)
水・・・カップ2
酒・・・大さじ1
みりん・・・小さじ1
塩、薄口しょうゆ・・・各 少々
①菜の花は塩を一つまみ入れた熱湯で1分茹で、冷水にとってから水気を切り、半分に切る。
②鍋に昆布、水、酒とハマグリを入れて火に掛け、沸騰する前に昆布を取り出す。
③貝が開いたら みりんを加え、手早く塩と薄口しょうゆで味を調えて火を止める。煮すぎないように!
④お椀にハマグリを移して汁をはり、菜の花と木の芽を添える。
ハマグリむき身 200g
濃口醤油 100cc
キザラまたは砂糖 100~150g(お好みで)
酒 30cc
みりん 70cc
1.鍋に材料を入れて炊く。
2.煮汁がなくなる程度まで弱火で煮る。
マグリのクラムチャウダーです。クラムチャウダーはclam(2枚貝)を使ったスープのこと。ハマグリの出汁がきいて、とっても美味しいです。寒い時期には体が温まります。
ハマグリは煮すぎると硬くなってしまうので、蒸し煮にしておいて最後に加えることが美味しく作るポイント。
ハマグリ…200g、白ワイン(酒でも)…大さじ2、水…100ml+150ml、ベーコン…2枚、タマネギ…1/2個、ジャガイモ…1個、ニンジン…1/4本、セロリ…1/2本、ブナシメジ…1/2パック、バター…20g、小麦粉…大さじ1
コンソメ…1/2個、塩・コショウ…適量
①ブナシメジは石付きを切ってばらし、他の野菜、ベーコンは荒めの角切りにする。ただし、セロリの葉のみ荒めの千切り。ハマグリはこすり洗いして貝の汚れを落とす。
②フライパンにハマグリ、白ワインと水(100ml)を入れ、蓋をして蒸し煮にする。殻が開いたら火からおろし、蒸し汁を分けておく。
③鍋にバターを溶かし、①のベーコン、野菜を炒める。タマネギが透きとおるくらいになったら小麦粉をくわえ、小麦粉の粉っぽさがなくなるまで炒める。
④ ③に②の蒸し汁と水(150ml)、コンソメを加えて、野菜が柔らかくなるまで10分くらい煮る。
⑤ ④に牛乳を加えて塩・コショウで味を調え、沸騰したら②のハマグリも加えて火を止める。器に盛ってセロリの葉を散らしてでき上がり。
ハマグリに鶏肉を加えることで、旨みもぐっと増します。今回は薄口醤油と白味噌を合わせて味付けしました。写真は具材をたくさん入れて煮ていますが、本当は少しずつ入れて煮えばなを食べるのが美味しいです。
ハマグリ…300g
鶏肉…150g
他の具財…鍋用のものなら何でもOKです。今回は、豆腐、糸コンニャク、白ネギ、ホウレンソウ、ブナシメジ、ニンジン
<鍋つゆ>
だし汁(昆布、鰹)…4カップ、酒…大さじ4、薄口醤油…大さじ2、白味噌…大さじ2、みりん…大さじ2
通常の鍋と同じですが、簡単に書いておきます。
①ハマグリは貝をよく洗い、他の具材料は食べやすい大きさに切る。
②鍋にだし汁を煮立て、調味料を加えて具材を少しずつ加え、煮えたらすぐ食べる。煮すぎないのがポイントです。
蛤を酒蒸しにして残った出汁で簡単につくった簡単にできるお吸い物です。蛤の旨味を余すとこなく使い切りましょう!
蛤の酒蒸しの汁…50ml
ほうれん草…20g
かにかま…2本~4本
昆布…5×5cm
酒…大さじ2
薄口しょうゆ…小さじ1
水…300ml
塩…2つまみ
1.水300mlを鍋に入れ、コンブを30分くらい入れておく。椀だね等の具材は先にお椀に入れておく。
2.蛤の酒蒸しの汁を入れ、コンブを取り出す。
3.温めていくと灰汁が出てくるので、たまに取り除いておく。
4.汁が軽く沸騰したら火を弱火にし、調味料を加えて味付けをする。
5.味を調えたら、お椀に入れて完成。
ひな祭りにぴったり。これだけのハマグリで2つも料理が出来るので、お得!!
具はハマグリだけ。ハマグリをそのまま使用した一品です。
ハマグリ…8個(殻なしで150gぐらい)
水…600ml
市販のホワイトソース…50g
酒…大さじ1
バター…20g
乾燥パセリ…少々
1.ハマグリをザルに入れ、3%の水につけ砂抜きをする。(8個だと水600ml・塩小さじ3くらい)
2.塩抜きをしたハマグリを水で殻同士を擦るように洗う。
3.フライパンにハマグリを入れ、酒を入れて蓋をし、殻が開くまで、酒蒸しにする。
4.ホワイトソースと3で出たハマグリの汁を大さじ1/2入れ混ぜ合わせる。
5.ハマグリの殻を別々にし、身が無い方が下、ある方が上になるように交互に重ねて、身の上からソースをかける。
6.8等分したバターを5にのせ、トースターのグラタンコースで7~8分くらい焼く。
7.最後に乾燥パセリを振って完成
ハモの旨みを堪能して、ハモのエキスと銀シャリパワーで栄養満点。上品な味が簡単にできます。
★お料理のポイント★
ワサビをたくさん入れると味がぐっと変わります。
米(こしひかり)、国産活けハモ、水(宮水)、純米酒、塩(山口産「最進の塩」)、醤油、ワサビ、玉葱、梅肉
①ステンレス鍋で水を沸かし、塩を少し入れる。
②活ハモは下して、身は骨切りし、中骨と分ける。中骨はコンロで焼き鍋へ入れる。
③玉葱を輪切りにして鍋へ入れる。
④沸騰したら、酒と醤油で味をつける。中骨を取り出す。
⑤ハモの身を一口サイズに切って、鍋にくぐらせる。
⑥丼にご飯をつぎ、上から活ハモスープを注ぐ。
⑦上からハモの身を3切れのせる。梅肉、ワサビを入れる。
関西の初夏を代表する魚のハモを使ったサッパリとした一品です。
お好みで酢味噌や梅肉につけて召し上がってください。
骨切りした活け締めハモ
酢味噌もしくは梅肉
氷水
1.鍋に湯を沸騰させて、塩を一つまみ入れます。
2.骨切りしたハモを食べやすい大きさに切り、少しずつ沸騰した
湯に入れます。
3.ハモの切り身に火がとおり丸くなってきたら網ですくい、氷水
に入れます。
4.氷水に入れて熱をとり盛り付けます。
5.梅肉や酢味噌で食べてください。
秋風が吹いて松茸が出回ると、またハモの出番です。夏のハモもいいですが、秋のハモは脂がのって格別、とてもよい出汁がでます。定番は土瓶蒸しなのですが、家庭では専用の器(土瓶)がないので土瓶蒸し風の吸物にしました。
ハモ(骨切りしたもの)・・・80g
エビ(無頭)・・・4尾
松茸・・・1本
ミツバ・・・適量(5㎝くらいにカット)
ギンナン・・・8個(ゆでたもの)
スダチ・・・1個(薄く輪切り)
だし汁(昆布+鰹節)・・・4カップ(ハモからだしが出るので、鰹節は少なめで!)
<調味料>
酒・・・大さじ3、みりん・・・大さじ1、塩・・・小さじ1、薄口しょうゆ・・・大さじ1
①ハモは8つにカット。エビは尾を残して皮をむき、ワタを抜いておく。松茸は石附きを取り、さっと洗って汚れをふき取り、縦にスライスする。
②鍋にだし汁を熱し、①ハモ、エビ、松茸とギンナンを入れて1分くらい煮、調味料を加えて味を調え、ミツバを入れてでき上がり。
③器に盛って、スダチのスライスを浮かべます。
梅雨から梅雨明けの時期、鱧を食するシーズンです。癖のない豊潤な味の鱧、炭焼きにしてシンプルに食べるのがおつ!
【ポイント】
食べやすいサイズにする。
鱧の醍醐味を食す。
骨切り鱧
塩(ミネラル分の多いものをおすすめ)
梅肉
玉ねぎ
山葵
ごはん
①骨切りした鱧に塩を振り、炭火で炭焼きにする。焼けたら1口サイズに切る。
②玉ねぎをおろし金ですり、梅肉とあえる。
③ごはんをラップでにぎりサイズにし、上に山葵をぬって①を乗せ、器に盛って冷蔵庫で冷やす。
④冷蔵庫から取り出し、鱧にぎりの上に②を添えて完成!
ハモ鍋は大別して すき焼、寄せ鍋、水炊きと3種類あります。どれも美味しいですが今回紹介するのは寄せ鍋です。どの種類の鍋にもタマネギを入れるのがポイント。ハモにはタマネギの甘みがとてもよく合います。他の具材は通常鍋に使うものならば何でもOKです。
ハモ・・・200g(骨切りした身)
ハモの頭、骨・・・1尾分(あれば)
タマネギ・・・1個
水菜・・・1/2束
松茸・・・2本(椎茸他のキノコでもOK)
豆腐・・・1/2丁
<出し汁>
水・・・4カップ
昆布・・・10×10cm
薄口醤油・・・大さじ4
酒・・・大さじ2
味醂・・・大さじ2
①ハモは2cm幅に、タマネギは櫛型に切り、松茸はかるく洗った後、切れ目をいれて割く。豆腐、水菜も食べやすく切っておく。
②ハモの頭、骨はグリルで焼き目をつける。
③鍋に水、昆布、②のハモの頭、骨を入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出す。そのまま弱火で10分くらい煮てハモからダシをとり、頭、骨を取り出した後、調味料を加える。これで出し汁のでき上がり。
④後はハモの身やタマネギ、他の具材を入れて煮ながら食べます。
関西の秋を代表するメニューです。ちょっと高級そうですが、難しくはなく家庭でも簡単に作れます。ハモのダシはクセがなくとても上品。雑味を出さないように、ハモや海老を一旦霜降りにしてから使うのがポイントです。朝晩ちょっと冷え込む頃、日本酒を飲りながら味わうと、もう最高! 日本人に生まれてよかったなあ・・・、と思わせる美味しさです。
ハモ・・・60g(骨切りした身)
松茸・・・1本
海老・・・2尾
銀杏(水煮)・・・6個(あれば)
三つ葉・・・適量
酢橘(スダチ)・・・1個
<吸い地>
出し汁(鰹節、昆布)・・・350ml
塩・・・小さじ1/3
薄口醤油・・・小さじ1/4
酒・・・小さじ1
①ハモは1.5cm幅くらいに切る。松茸は洗ってから石付きを切り、切れ目を入れて割く。海老は殻をむいて背ワタを抜く。三つ葉は5cmくらいに、酢橘は半分に切る。
② ①のハモと海老を10秒くらい熱湯に通して冷水にとり、水気を切る。
③出し汁に調味料を加えて吸い地を作って土瓶に注ぎ、ハモ、海老、松茸、銀杏を加えて12~13分蒸し器で蒸す。汁が澄んできたら蒸しあがり。三つ葉を加え、酢橘を添える。
④吸い地を付属の猪口に注ぎ、酢橘を搾っていただく。具も食べる。
夏にたくさん出回るナスと組合せた揚げ煮です。ハモもナスも油との相性が良く、とてもおいしい。京都では「ハモとナスの炊いたん」と言うそうで、代表的なおばんざいだそうです。
ハモ(骨切り済み)・・・中1/2尾分(100g)
ナス・・・中2本(240g)
シシトウ・・・6本
片栗粉・・・適量
揚げ油・・・適量
<煮汁>
めんつゆ(市販品・2倍濃縮)・・・大さじ3
水・・・大さじ12(180ml)くらい
①ナスは5cmの筒切り、ハモも5cmの幅で切る。シシトウはヘタを切落とし、フォーク等で刺しておく(揚げた時に油が飛ばないように)。
②ナス、シシトウは中温(175℃くらい)の油で揚げる。ハモも片栗粉を薄く付けて油で揚げる。
③市販のめんつゆを水で薄めてかけつゆくらいの濃さにし、煮立てる。②のナス、シシトウ、ハモをさっと(1分くらい)煮ればでき上がり。好みで、おろし生姜を添えて。
※市販のめんつゆを使わない場合は、醤油・・・大さじ1.5、みりん・・・大さじ1、砂糖・・・小さじ1、だし汁・・・カップ1強(220ml)くらいで。うどんや蕎麦のかけつゆが目安です。
※ハモに片栗粉を薄く付けるのが美味しく作るポイント。付けすぎるとハモが片栗粉の団子になってしまう。
揚げたてはサクサクでとてもおいしく、調理も骨切りしたものを使えば簡単です。ウスターソースをどばどばっとかけてご飯とかきこむと最高です。
ハモ(骨切り済み)・・・160g
塩・コショウ・・・少々
付け合せ用野菜・・・適宜(写真はレタス、トマト、レモン)
揚げ油・・・適量
フライ用の小麦粉、溶き卵、パン粉・・・適量
①骨切りしたハモを食べやすい大きさに切り、軽く塩・コショウを振る。
②小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付け、中温の油でからっと揚げればでき上がり。付け合せの野菜は適宜。レモンを搾ってタルタルソースやウスターソースなどでいただきます。
以前にもハモ鍋を作ってHPに載せましたが、今回はハモの身の白さが引き立つように薄口醤油を使って鍋つゆの色を薄くしました。
ハモの本場関西でも、ハモ鍋のおいしさを知らない方はまだまだ多い。秋のハモは、夏場の産卵期を過ぎて体力が回復し、脂がのってきて鍋の素材に最適です。野菜は通常鍋に使うものなら何でもOKですが、タマネギが特に良く合います。
ハモ・・・200g(骨切りしたもの)
タマネギ・・・小1個(200g)
水菜・・・1束(100g)
ゴボウ・・・50g
ニンジン・・・少々
豆腐・・・1/2丁(200g)
だし汁(かつお、昆布)・・・5カップ
酒・・・大さじ3、塩・・・小さじ2、薄口醤油・・・小さじ2、みりん・・・小さじ2
①ハモは3cm幅にカット。タマネギは櫛切り、水菜は5cmにカット。ゴボウは笹がけにして水に放ちあくを抜く。ニンジンはいちょう切り、豆腐は食べやすい大きさに切る。
②だし汁に調味料を加えて煮立て、具材を入れて煮えたところから食べます。酢橘(スダチ)を絞るとおいしい。
※ハモの頭や骨があればグリルで焼き、水から入れて沸騰後にアクを除きながら10分くらい煮てだし汁にしてください。
ハモは白身でクセがなく料理用途が広い魚で、南蛮漬けもお勧めです。青魚のアジやイワシに比べ上品な味の南蛮漬けになります。
ハモ(骨切りしたもの)・・・200g
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
揚げ油・・・適量
玉ネギ・・・小1/2個(約100g)
パプリカ・・・赤・黄 各1/4個
サラダ油・・・小さじ2
<南蛮酢>
酢・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ4、水・・・大さじ1、薄口醤油・・・小さじ1、塩・・・小さじ1、顆粒だし・・・少々、赤唐辛子・・・(輪切り)1本分
①南蛮酢の材料を小鍋に入れ、加熱して砂糖を溶かしておく。
②玉ネギは5mmの櫛切り、パプリカは5mmの千切り。サラダ油でしんなりするまで炒めるたら、熱いうちに①の南蛮酢に漬け込む。
③ハモは食べやすい大きさに切って塩・コショウを振り、小麦粉を薄くはたいて中温の脂でからっと揚げる。野菜同様に熱いうちに南蛮酢に漬ける。
※すぐにでも食べられますが、1時間くらい漬け込むと味がなじんで一層おいしくなります。
棒寿司はハモ料理の代表的なもので、照焼きを使って作ります。今回は照焼きをフライパンで作る簡単バージョンを紹介。寿司飯に青海苔を混ぜて磯辺風にしています。
ハモ(骨切りしたもの)・・・200g
小麦粉・・・適量
サラダ油・・・少々
<照焼きのタレ>
醤油・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、酒・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1
ご飯・・・500g(熱いもの)
青海苔・・・大さじ2
<寿司酢>
酢・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ2、塩・・・大さじ1/2
①照焼きのタレを混ぜ合わせておく。ハモを巻き簾の長さに切り、小麦粉を薄くはたく。フライパンを熱してサラダ油を入れ、ハモを身のほうから先に焼く。少し焦げ目がついたら返して皮側も焼く。※皮から先に焼くとハモが丸まってしまう。
②フライパンに残っている油をキッチンペーパーで拭き取り、火を止めてからタレを加え余熱で煮詰めながらハモに絡ませる。
③次に寿司飯を作る。寿司酢の材料をよく混ぜておく。ボウルに熱いご飯を入れて寿司酢をかけまわし、青海苔も加えて、しゃもじで切るようによく混ぜ合せる。きつく絞った濡れ布巾をボウルにかけ、10分くらい酢をなじませる。
④巻き簾にラップを敷き、中央にハモ照焼きを皮を上にして置き、その上に寿司飯を乗せて形を整えラップで包む。巻き簾で巻いて締めればでき上がり。できれば10分くらいおいてから切ると寿司飯が締まって切りやすいです。
このレシピは平成25年、26年に水産庁の「魚の国のしあわせプロジェクト」の一環である地域に人を呼び込むご当地グルメコンテストの「Fish-1グランプリ」で「大日本水産会会長賞」を受賞いたしました。
骨切りハモ・・・40g、
玉ネギ(約7ミリ輪切り)・・・1枚
トマト(約7ミリ輪切り)・・・1枚
レタス・・・葉1/2枚
塩・コショウ・・・適量
小麦粉・パン粉・・・適量
溶き卵・・・1/2個分
揚げ油・・・適量
バンズ・・・1個
バターまたはマーガリン・・・適量
マスタード・・・適量
串カツソース・・・・適量
<ケチャップ入りタルタルソース(4個分)>
茹で卵・・・1個、玉ネギ(みじん切り・水さらし)・・・大さじ3、パセリ(みじん切り)・・・大さじ1、マヨネーズ・・・大さじ4、
レモン汁・・・小さじ1、 ケチャップ・・・大さじ1
塩・こしょう・・・・少々
①茹で卵を粗めみじん切りし、他の材料と混ぜてタルタルソースを作る。
②ハモと玉ネギに軽く塩・コショウを振り、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付けて、中温の油でからっと揚げる。
③バンズを半分にスライスしてトースター等で温め、取り出してスライスした面にバターとマスタードを塗る。
④ハモと玉ネギのフライを串かつソースにくぐらせ、バンズ(下)、ハモフライ、タルタル、トマト、レタス、タルタル、玉ネギフライの順に重ね、バンズ(上)ではさむ。
熱い夏にぴったりのメニューです。
ハモの新しい食べ方です。ハモは淡白な味なのでどんな料理にもあいます。
このレシピは、「Eのさかな」というフリーマガジンからレシピをいただきました。
http://www.ehime-e-sakana.com/ouen/
骨切りしたはも 1/4尾
ライスペーパー 4枚
きゅうり 1本
ミニトマト 4個
みょうが 1/2個
ヤマイモ
三つ葉 4本
アボガド 1/4個
大葉 4枚
梅肉 適量
チリソース 適量
①ハモは、鍋にハモの頭、骨を入れて5分ほど煮てだしをとる。火を弱めずに、塩を少々いれてから、ハモを入れて10秒ほどゆがく。
②ハモを取り出して氷水に入れてからざるにとる。
③きゅうり、みょうがは千切りに、ミニトマトは4等分に切る。アボガドはスライスする。
ヤマイモは短冊に切る。三つ葉は5cmほどの長さに切る。
④ライスペーパーを使う直前に1枚とって両面に水をかけてひろげておき、そこに、
上記の野菜のうち、好みのものを横に並べて置き、最後にはもも並べて、ライスペーパーでくるっと巻く。なるべくきつめに巻くとよいです。
⑤生春巻きを半分に切ってお皿にならべる。
⑥お好みでチリソースか梅肉をつけて食べます。
骨切り鱧・・・4切れ
オクラ・・・4本
みょうが・・・1本
砂糖・・・大さじ1
お酢・・・大さじ4
塩・・・一つまみ
①まず、はもの湯引きを作る。
②沸騰した湯に、はものあら(頭と骨)、塩少々を入れる。
③5分ほど沸騰させたら火を弱めず鱧を1切れずつ入れる。
④10秒ほどして引き揚げ、氷水につけて、ザルにとる。
⑤湯引きはもを網に並べ、バーナーで焦げ目をつける
⑥オクラは軽く湯通ししてそぎ切りに、みょうがは千切りにする。
⑦冷やしておいた皿にハモと野菜をもりつける。
⑧合わせ酢を作ってかける。
ハモとトマトの旨味が合わさって美味しいパスタです。
ハモを焼くときはフライ返しなどで押さえつけて焼くと香ばしくなりますよ。
(568kcal/人)
ハモ…フライ用4切れ(約160g)
オリーブオイル…小さじ1
トマト…2個
バジル…
鷹の爪…1本
ニンニク…1カケ
オリーブオイル…大さじ3
塩…小さじ1
コショウ…少々
1.ハモの水気をしっかりとる。トマトは湯剝きしておく。
2.トマトは大き目の角切りにし、ニンニクはみじん切りにしておく。
3.フライパンにオリーブオイルを小さじ1入れ熱してからハモを焼き、冷めたら適当な大きさに切っておく。
4.一度ハモをフライパンから出し、ニンニクとオリーブオイル大さじ3を入れ火にかける。
5.ニンニクの香りが立ってきたらトマトを加え軽く炒め、3のハモも入れる。
6.5と同時にパスタをゆで始める。
7.5でできたソースにゆであがったパスタと茹で汁をお玉いっぱい分入れる。
8.最後に適当にちぎったバジルを加え軽く混ぜ合わせて完成。
平戸(長崎)の地魚、ヒラマサを戴いてしまいました。ラッキー!!
この魚、やはり刺身で頂くのが一番です。腹の身にうっすらと脂がのっていて最高でした。ヒラマサの旬は特に言われませんが、やはり海水温が冷たい時期のものが脂があって美味しいように思います。
ヒラマサ(フィレ)…片身分
添え物…大根ケン、大葉、スライスレモン等適宜
フィレを柵どりして刺身に切っただけなので、レシピ省略です。
刺身で食べきれなかったヒラマサを、翌日に島寿司で頂きました。島寿司は甘めの醤油ダレに漬けた刺身の握り寿司で、ワサビの代わりに辛子を使います。八丈島の郷土料理だそうです。作ったのは今回が初めてですが、甘めの醤油ダレと辛子がとてもよく合って、くせになりそうな美味しさでした。(写真の下側は酢で締めたアジの握り寿司)
ヒラマサ(刺身用)…背1本分
熱いご飯・寿司酢…適量
練り辛子…適量
〈漬けタレ〉
溜り醤油(又は濃い口醤油)…大さじ5、みりん…大さじ3
①ヒラマサを寿司種に切る。包丁を少し寝かせて、普通の刺身より幅広く薄めに切ればOK。漬けダレの材料を混ぜ合わせて※1、30分~1時間漬け込む。
②次に寿司飯を作ります。ボールに熱いご飯※2を入れて寿司酢(市販品)を表示してある分量加え、切るように混ぜる。濡れ布巾を絞ってボールにかけ、15分くらい冷ましながら酢をなじませる。寿司飯は人肌くらいの温度が一番握り易く、また美味しいです。
③寿司種の汁気をよく切り、寿司飯と握ります。上に練り辛子を添えて完成。
※1:本みりんはアルコールが多いので煮切ってアルコールを飛ばしてから使います。みりん風調味料の場合はそのままでOKです。
※2:寿司飯は寿司種の数分だけ作ります。握り1個が約18gなので、18g×寿司種数で計算してください。
風干しするときは、ベランダで干します。本来は冬の空っ風がいいですね。夏はエアコンの風にあてればいいでしょう。
※揚げる時間は、150~160℃の低温の油で15~20分くらい。
骨の太い部分から気泡があまり出なくなるまで揚げれば全部食べることができます。
ヒラメ、塩、揚げ油
①ヒラメは身と中骨を分けます。
②中骨は一晩風干しします。
③②を油でこんがりと揚げ、揚げたてに塩をパラパラとかけて完成です。
ビビンバというと石焼きビビンバを想いうかべてしまいますが、これは刺身と生野菜を使ったサラダ感覚のビビンバです。ビビンとは韓国語で「混ぜる」こと、食べるときはご飯と具、タレをよく混ぜ合わせて食べます。
ヒラメ短冊刺身用・・・80g
ミニトマト・・・8個 サニーレタス・・・2枚 貝割れダイコン・・・少々
ご飯・・・茶碗2杯分
マヨネーズ・・・適量 ごま油・・・小さじ2
<調味料:A>
コチュジャン・・・大さじ1 酢・・・大さじ1/2 醤油・・・小さじ1
①ヒラメは薄くそぎ切り、ミニトマトは4分の1にカット、サニーレタスは食べやすい大きさにちぎります。貝割れは根を切り除き、半分にカットします。
②暖かいご飯を器に盛ってごま油をまわしかけ、①を上に盛り付けて、Aの調味料をかけます。
ヒラメはシタビラメ同様ムニエルも美味しいです。今回は皮付で作りましたが、皮付きの切身を焼く時は身の側を先に焼くこと。皮側を先に焼くと切身が反り返ってしまうので注意!パリッと焼くと皮も美味しいですよ。
ヒラメ切身・・・2切(1切60g)
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
オリーブ油・・・大さじ1
バター・・・大さじ0.5
<トマトソース>
トマト・・・中1個
生バジル・・・2本
EVオリーブ油・・・大さじ1
リンゴ酢・・・大さじ1.5(なければ穀物酢)
塩・コショウ・・・少々
①ヒラメに塩・コショウを振り、小麦粉を付けて身側から焼く。両面をパリッと焼いたら最後にバターで風味をつける。
②トマトは湯むきして1cm角にカット、生バジルは飾り用に葉を4枚くらい残して他は適当に千切り、他の材料と合わせてソースを作る。
③焼いたヒラメを器に盛り、トマトソースをかけて生バジルを飾る。
いつも刺身で食べているヒラメですが、今回はちょっと趣を変えてカルパッチョにしました。
ハーブはチャービルでなくても適当で結構。バルサミコもレモン汁などで代用してもOKです。ハーブを大葉やカイワレに代え、ポン酢を使えば和風になるし、とにかく料理は創造ですね!!
ヒラメ刺身用さく・・・80g
ミニトマト・・・3個
チャービル・・・3~4本
EVオリーブ油・・・大さじ1
バルサミコ酢・・・小さじ1
ハーブソルト・・・少々
①ヒラメは薄くそぎ切りにし、きれいに皿に並べる。
②四つ割にしたミニトマトを飾り、全体にハーブソルト、EVオリーブ油、バルサミコ酢をかけまわしてチャービルを添える。
しゃぶしゃぶは牛肉だけとは限りません。近頃ではブリをはじめ、魚を使った海鮮しゃぶしゃぶも大人気。今回はヒラメを使ったしゃぶしゃぶの紹介です。
ヒラメ(刺身用の短冊):適量(写真は約300g)
豆腐・・・1/2丁
鍋用野菜・・・ネギ、シイタケ、白菜など適量
昆布・・・10cm角 1枚
日本酒・・・100ml
<タレ>
ポン酢、紅葉おろし、きざみ細ネギ・・・適量
①ヒラメの短冊は、皮目を下にして尾のほうから薄くそぎ切りし、皿に盛付けます。縁側があれば食べやすい大きさに切って同様に盛付ける。野菜や豆腐も食べやすく切っておく。
②鍋に適量の水と昆布を入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出し、日本酒(料理酒)を加える。後はもうヒラメをしゃぶしゃぶにしてタレで食べるだけ。豆腐や野菜も適宜煮ていただきます。
※素材は元々ヒラメの薄造りなので、しゃぶしゃぶせずにポン酢ダレで食べてもOK。
③締めは薄切りの餅がベスト。雑炊にする場合、しゃぶしゃぶは出汁が薄いので、かつおだし(顆粒)と塩を少々加えてからご飯を入れて煮ます。
定番!お鍋で煮魚も意外と簡単です。お刺身でいただくイメージが強いですが、青森産ヒラメをスーパーで見つけたので、“煮付け”にしてみました。
ヒラメ2切れ(300gくらい)
とうふ 1丁(300gくらい)
<調味料>
砂糖 大さじ3
酒 1/2カップ
しょうゆ 大さじ5
みりん 大さじ2
水 大さじ4
①ヒラメの裏表に切れ目を入れる。
②鍋に<調味料>を入れて強火にかけ、煮立ったら魚を入れて中火にし、アルミホイルなどで落しぶたをする。
③中火で4~5分煮たら、お玉で煮汁をかける。これを2~3回くりかえす。
④魚を取り出して、皿に盛り付けて煮汁をかける。
⑤残った煮汁をお玉1杯程度の水で薄めて豆腐を煮たら、皿に盛り付けてできあがり!
活締めの平目が1尾手に入ったので片身を薄造りにしました。細ネギを巻き、紅葉おろしにポン酢でいただきました。
平目(刺身用短冊)・・・片身分
細ネギ・・・適量
キュウリ・・・1/3本
ニンジン・・・3㎝
大根おろし・・・適量
一味とうがらし・・・少々
南天の葉(または大葉)・・・2枚
①先ず野菜類の薬味を作ります。キュウリ、ニンジンは桂剥きして細切りし、水に放ってぱりっとさせる。大根おろしは軽く水気を切り、一味を混ぜて簡易紅葉おろしを作る。細ネギは5㎝に切る。
②平目の短冊は薄く削ぎ切りにし、皿の外側からきれいに並べる。薬味を置く場所を開けておくこと。
③皿の空けた場所に南天の葉(大葉)を敷き、薬味類を添えてできあがり。
刺身で食べきれなかった片身は、ちょっと贅沢ですがフライにしました。ふわぁ~として最高!
平目切身・・・(方身分)
塩・コショウ・・・少々
溶き卵・・・1個分
小麦粉・パン粉・・・適量
揚げ油・・・適量
添物野菜・・・適宜(今回はキャベツ・キュウリ・ニンジン)
①野菜は千切りして水に放ち、ぱりっとさせて水を切っておく。
②平目を食べやすい大きさに切り、塩・コショウをふる。
③小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付けて中高温の油で揚げる。①の野菜と一緒に盛り付けてできあがり。
舌平目と同様、ヒラメのムニエルも美味しいです。ムニエルはサラダ油やバターで焼くだけでなく、ソースを作ると豪華でおいしい一皿になります。今回は焦がしバターソースです。
ヒラメ(スキンレスフィレ)・・・片身分(230g)
塩・コショウ・・・少々、小麦粉・・・少々
サラダ油・・・大さじ1、バター・・・大さじ1(焼き用)
レモン・・・1/4個(輪切り+レモン汁)
刻みパセリ・・・大さじ1
バター・・・大さじ6(ソース用)
付け合わせ野菜・・・適宜(今回はジャガイモ1個、ニンジン・・・4㎝、アスパラ・・・2本
①ヒラメの切身に塩・コショウを軽く振り、小麦粉を付けて余分な粉をはたく。
②フライパンにサラダ油とバターを熱し、盛付けた時に上になる面から焼く。焦げ目が付いたら切身を返して弱火にし、裏面も焼く。
③温めておいた皿に付け合わせ野菜、焼いた切身を盛りつけレモン汁を振る。
④フライパンの油をざっと拭き取り、ソース用のバターを入れて中火にかける。バターが沸騰して最初は大きな泡、やがて泡が細かくなって少し薄茶色になったら火を止め、すぐに切身にかける。余熱で焦がしすぎないよう注意!
⑤盛付けた切身に刻みパセリを振り、レモンのスライスを添えて完成。
※付け合わせ野菜は、粉ふきのジャガイモ、ニンジン、アスパラの塩茹でを先に作っておく。野菜はバターソースをつけて食べると、とてもおいしいです。
ヒラメ(スキンレスフィレ)・・・片身(約230g)
昆布・・・適量
塩・・・少々
酢・・・適量
酒・・・適量
添物・・・大葉、大根ケン、スダチ、ワサビなど
①ヒラメの両面に薄く塩を振り、冷蔵庫で20分くらいおく。
②浮いてきた水分をペーパーで拭き取る。
③酢と酒を同量で混ぜたものをペーパーに含ませ、昆布の片面を拭いて湿らせる。
④昆布の湿らせた面を内側にして②のヒラメを挟み、ラップで包んで冷蔵庫に入れて締める。締める時間は身の厚さにもよるが今回は1時間程度。
⑤添物の大根ケン他を器に盛り、昆布締めしたヒラメを切りつけて一緒に盛りつける。スダチを絞るとおいしです。ワサビ醬油でも。
旬が同じ時期のフキとの炊合わせは、トンボ生利節料理の定番です。生利節からよいだしが出て、フキも美味しくいただけます。タケノコなどもよいですね。
トンボ生利節 2切(約160g)
フキ 150g
昆布 5㎝×5㎝ 1切
塩 少々
(A:煮汁)
水・・・カップ3/4、 薄口醤油・・・大さじ3、 みりん・・・大さじ3、 料理酒・・・大さじ3、 砂糖・・・大さじ 1
① 生利節は皮と骨、血合いなどを取り除く。
② フキは皮をむき、軽く塩を振って板ずりしたあと熱湯で固めに湯がき、冷水で冷まして食べやすい長さに切る。
③ 鍋に(A)と昆布を入れ、①の生利節を煮る。
④ 3~4分くらい煮たら2のフキを入れて更に2分程度煮てできあがり。火を止め、時々汁をかけながら10分程度冷まして味を含ませます。
トンボ生利節はクセがなくサラダにも最適。早春の水菜とサラダにしました。マヨネーズに醤油を少量加えるのがポイント。トンボ生利節は高蛋白、低カロリーの食材、カロリーを気にされる方はノンオイルのドレッシングで。今回は水菜を使いましたが野菜は適当な組み合わせでもOK、調理も簡単です。
トンボ生利節 1切(約80g)
水菜 1株(約50g)
タマネギ 1/4(約40g)
トマト 1/2(約80g)
マヨネーズ 適量、 コショウ、薄口醤油 少々
① トンボ生利節は皮と血合、骨を除き、大きめにほぐしておきます。
② 水菜は適当な大きさに、トマトは半月にカット、タマネギは薄切りにします。
③ 以上①・②をコショウと薄口醤油を加えたマヨネーズで合えてできあがり。
生利節は一度茹でているので、生のビンナガマグロをフライにするのとは一味違います。茹でることで水分が抜けて旨みが増し、しかもふわ~ぁとした食感で上品な味になります。タルタルソースがとても合います。
トンボ生利節 2切(約160g)
小麦粉、とき卵、パン粉 適量
塩・胡椒 少々
揚げ油 適量
(A:タルタルソース)
マヨネーズ・・・適量、 醤油・・・少々、 玉ねぎ・・・適量、 パセリ・・・少々
① 生利節は皮と骨、血合いなどを取り除く。
② (A)玉ねぎをみじん切りにして10分くらい水にさらしておく。パセリもみじん切りに。玉ねぎの水分を切り、パセリ、マヨネーズと合わせてタルタルソースをつくる。
③ ①の生利節に軽く塩、胡椒をし、小麦粉、とき卵、パン粉の順に付け、油で2~3分揚げる。
③ ③を皿に盛り付け、タルタルソースをかけてでき上がり。
※今回は卵を茹でる時間も、ピクルスもないので、玉ねぎとパセリだけでタルタルソースを作りました。これでも十分においしい。
春先のビンナガは身が柔らかく味も薄めなので、一手間加えてから刺身にした方が良いと思いサラダ風のたたきにしました。一応“たたき”なのでサッと炙るかフライパンで表面を焼くのが本道ですが、より簡単な湯霜にしています。
ビンナガ刺身用短冊・・・1冊(約100g)
ワカメ(水で戻したもの)・・・50g
おろし生姜・・・少々
<タレ>
醤油・・・大さじ2、みりん・・・大さじ1、酢・・・大さじ1、サラダ油・・・小さじ1
①ボウルに氷水を用意し、ビンナガを5秒くらい熱湯に浸けて表面が白くなったら氷水で冷ます。
②ビンナガが冷めたら取りだして水気をクッキングペーパーで拭い、厚めの刺身に切り(身が柔らかいので厚めに)、タレの材料を合わせたものに10分くらい漬け込む。
③器にワカメを敷いて②のビンナガを盛り付け、タレをかけて、おろし生姜を添える。
■感想
サラダ風なので、タマネギのスライスも加えたらもっとおいしそうです。
ビンナガは生利節からもわかるように、加熱しても他のマグロほど硬くならずステーキにぴったりのマグロです。値段が手頃なのもいいですね!今回はバルサミコソースにしました。通常は赤ワインと蜂蜜を使うのですが、買い置きがなかったので日本酒と味醂で代用。これでも文句なく美味しい。
ビンナガ切身・・・2切れ(約160g)
白ネギ・・・20cm
ニンニク・・・2カケ
オリーブ油・・・大さじ1
塩・コショウ・・・少々
パセリ・・・飾り用(あれば)
<バルサミコソース>
酒・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、醤油・・・大さじ2、バルサミコ酢・・・大さじ2
バター・・・大さじ1/2
①白ネギは5cmにカットして表裏に2ヶ所くらい斜めに切込みを入れ、1~2分下ゆでしておく。ニンニクはスライスする。ビンナガに塩・コショウを少し振り10分位なじませる。
②次にソースを作る。フライパンに酒、みりんを入れて少し煮詰め、醤油、バルサミコも加えて全体がトロッとするまで熱し、バターも加えて火を止める。
③別のフライパンにオリーブ油、ニンニクのスライスを入れて火にかけ、弱火で香りをだす。ニンニクがきつね色になったら取り出しておく。
④ニンニクを取り出したフライパンに①のビンナガを入れて、中火でビンナガが厚みの中ほどまで白くなるくらい焼く。ビンナガの表裏を返し、白ネギも加えて蓋をし、2~3分蒸焼きにする。
⑤焼けたビンナガ、白ネギを器に移して③のニンニクチプを添え、ソースを温めなおしてかける。
■感想
これはかなりGOODです!
カツオが食べたくなって近所のスーパーに行ったら、ビンナガがお買い得。で、そっちに変更。四つ割の背側(約500g)で580円でした。カツオと同様、ビンナガも春から秋にかけて北上し、夏場に三陸沖で獲れる頃にはかなり脂がのってきます。これはタタキより刺身がお勧め。血合いと刺身にしづらい尾に近い部分は煮付けにしたので、そのレシピも載せておきます。刺身と煮物で脂ののったビンナガを堪能、とても美味しかった!!
(146kcal/人)
ビンナガ刺身用…背節1本(約500g)
刺身のつま…適宜(今回は冷蔵庫にあったキュウリ1本、大根少々とビンナガに添付の大葉1枚)
刺身に切るだけなので特にないのですが、一応、書いておきます。
①大根は桂むきにして千切り、キュウリは斜め薄切りにしてから千切りにする。両方を別々に冷水に5分くらいさらし、パリッとさせて水を切る。
②ビンナガの節は筋の多い尾に近い部分をカット、血合い部分も切り取りとる。
③500gくらいの節は、そのままだと刺身に大きすぎるので、縦半分に割ってから、平造りに切る。
④大葉、大根とキュウリのケンと一緒に盛り付けてでき上がり。
刺身にした残りの血合いや尾の部分と野菜を一緒に煮付けにしました。血合肉はビタミン・ミネラルが豊富。筋が多い尾に近い肉も、煮ると軟らかくなっておいしいです。
ビンナガの血合い、尾の肉…100gくらい
玉ネギ…1/4個
エノキ茸…1/2パック
生姜…少々
<煮汁>
麺つゆ(2倍濃縮)…大さじ1、醤油…大さじ1/2、みりん…大さじ1、砂糖…大さじ1/2、酒…大さじ4、水…大さじ4
①エノキは石付きを除いて株を分ける。玉ネギは櫛型の薄切り、生姜も薄切りにする。
②煮汁と材料全部を鍋に入れて火にかけ、時々煮汁をかけ回しながら5分くらい煮る。
※今回のように少量の魚を煮る場合は、だし汁を使って煮たほうが美味しくできます。今回は麺つゆを使いました。
ひな祭りの菜の花の辛子和えに一工夫してみてはいかがでしょうか?
ビンチョウマグロの水気をしっかりとっておくと水っぽくならず、美味しく出来上がります。
(124kcal/人)
まぐろ(冊)…150g
菜の花…100g
★醤油…大さじ2
★からし…小さじ1弱
★顆粒出汁…小さじ1/4
★水…大さじ1/2
1.鍋にたっぷりの水と塩(約小さじ1)を入れ、沸騰したら菜の花を入れて下茹でする。
2.菜の花が茹で上がったらしっかり絞り、小さじ1の醤油で醤油洗いをする。
3.★の調味料を混ぜる。
4.マグロを5㎜幅に切り、3の調味料を大さじ1ほどかけて和えておく。
5.菜の花を加えて残りの3の調味を加えて和える。
6.全体にいきわたったら完成。
創意と工夫で色々な美味しさを味わえます。私のお勧め一品です。(お魚博士:ますやん)
1.刺身鮮度の刺身ハマチ、ツバスをやや薄造りに切りそろえる。
2.お好みのお皿の中央部分に、レタス、大根ケン、人参ケン、大葉千切りを混ぜ合わせて盛る。野菜は単品でもかまいません。この盛った野菜の周りに切りそろえた刺身ハマチ、ツバスを並べる。煎りゴマを振り掛ける。中央部のトッピングは細切れトマト、スモークサーモンなどの赤い物がきれいです。
3.ドレッシング:市販のポン酢にごま油を適当に混ぜたもの。このドレッシングを食べる前にかける。
定番のブリ大根の紹介です。大根を下ゆでする以外は、煮汁の水を多めにするくらいで普通の煮魚を作るのと同じです。
(349kcal/人)
ブリあら・・・500g
大根・・・500g
生姜・・・1カケ
柚子皮・・・少々(あれば)
<煮汁>
醬油…大さじ4、みりん・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ2、酒・・・大さじ4、水・・・大さじ28(420ml)
①大根は2.5㎝厚の半月に切り、下ゆでする。下ゆでは、水から煮て沸騰後、15分くらい。串がすっと通ればOK。生姜は薄切り、柚子皮は白い部分を除き千切りしておく。
②ブリあらは熱湯に入れて表面が白くなったら冷水に取り、ウロコや血の汚れなどをきれいに洗い、水気を切る。
③鍋に煮汁の材料、ブリあら、生姜を入れて強火にかける。沸騰したらアクをすくい、中火に落として落し蓋をし、10~15分(煮汁が1/3になるくらい)煮る。火を止め、そのまま15分程度おき、味を染みこます。
④形を崩さないように器に盛り、柚子皮をあしらって完成。
ブリは照焼きが定番ですが、幽庵焼きもいいですね。何より柚子(ユズ)の香りが爽やかだし、酸味があってあっさりと食べられます。冷めても美味しいので、お節にもお勧めです。
幽庵焼きのタレは醤油、酒、みりん 各1:1:1に柚子の皮や搾り汁を加えたもの。調合が簡単で覚えやすいでしょう!
(292kcal/人)
ブリ切身・・・4切れ
塩・・・少々
<幽庵焼きタレ>
醤油 ・・・大さじ4
酒 ・・・大さじ4
みりん・・・大さじ4
柚子 ・・・1/2個
①ブリ切身の両面にパラパラと塩を振り、30分くらい置く。
②タレの醤油、酒、みりんを混ぜ、柚子の果汁を搾り入れる。皮も千切りし、飾りつけ用を少し残してタレに加え、①の切身を2時間くらい漬け込む。
※小さめのビニール袋に切身とタレを入れて漬け込むと、タレがよく染込みます。
※醤油:みりん:酒=1:1:1の割合は標準です。甘目が好みでなければ醤油を減らす。漬け込み時間が少ない場合は酒を減らして塩分濃度を上げる・・・等。
③後は焼くだけです。みりんが入っているので、焦さないよう火加減に気を付けて! 上のサンプル写真は、柚子の皮とショウガの甘酢漬けを添え、ナンテンの葉と実を飾りました。
幽庵焼きはユズの香りがとても爽やかで、秋冬を代表する焼物です。漬け込む調味料は醤油:味醂:酒が1:1:1で、とてもわかりやすい。通常の漬け込み時間は2時間程度ですが、天然ハマチやツバスの場合は一晩くらい漬け込んで、芯まで味をしみ込ませてから焼くと更に美味しくいただけます。
(272kcal/人)
天然ハマチ(ツバス)切身:2切れ(約160g)
塩 :少々
醤油 :大さじ2
味醂 :大さじ2
料理酒:大さじ2
柚子(ユズ):1/2個
ショウガ、キュウリ甘酢漬け等:添え物用(あれば)
①切身に軽く塩を振って20分くらいおく。
②醤油、味醂、酒を混ぜ合わせ、ユズを搾り入れ、①の切身を漬け込む。ユズの皮も細くきざんで加える。
③後は2時間以上、できれば一晩くらい漬け込み、焼くだけです。
バルサミコ酢を使ったサッパリ感のあるブリ料理です。さしずめブリ照焼きの洋風バージョン。寒い時期だけでなく、暑い時期でもOKです。
(479kcal/人)
ブリ切身・・・2切
塩・コショウ・・・適量
小麦粉・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ1
ニンニクのスライス・・・1カケ分
白ネギ・・・20cm
パセリ・・・適量
<バルサミコソース>
赤ワイン・・・大さじ6 バルサミコ酢・・・大さじ2
はちみつ・・・大さじ2 しょうゆ・・・大さじ2
バター・・・大さじ1
①ブリに塩・コショウしておく。白ネギは5cmに切り、斜めに3ヶ所くらい切れ目をいれ、2分くらい下茹でしておく。
②次にソースを作る。赤ワインを小鍋にいれて火にかけ半分くらい煮詰まったら残りの材料を加え、バターが溶けたら火を止める。
③フライパンにオリーブオイルとニンニクスライスを入れて火にかけ、ニンニクが狐色になるまで弱火で炒めてニンニクチップを作り、取り出しておく。
④ブリの両面に小麦粉を軽くまぶし、③のフライパンで両面をこんがりと焼く。焼き方は中火で1分半、返して蓋をし中~弱火で2分半くらい。ブリが焼きあがる前に①の白ネギも一緒に加えて軽くソテーする。
⑤ブリと白ネギを器に盛り付けてニンニクチップを乗せ、温め直した②のバルサミコソースをかけてパセリを添える。
フライパンで簡単に美味しくできる照焼きです。ポイントは、焦がさないように焼いてからタレをからめること。それと、短時間で焼き上げること。じっくりと焼きすぎると脂肪分が流れ出して切身が小さくなってしまいます。
(372kcal/人)
ブリ切身・・・2切
小麦粉・・・適量
サラダ油・・・小さじ1
<調味料A>
しょうゆ・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1~2、料理酒・・・大さじ2
しょうが甘酢漬け・・・少量(つけ合せ用、あれば)
※初夏の新ショウガの時期に作っておくと焼魚、寿司などの付け合せに重宝します。
①切身全体に薄く小麦粉をつける。
②フライパンを熱してサラダ油を入れ、中火で切身の片面を1分半くらい焼いて焦げめを付ける。(盛付ける時に上になる方を先に焼く)
③切身を返して中~弱火にし、フライパンに蓋をして2分半くらい蒸し焼きにする。
④フライパンの余分な油をクッキングペーパー等でぬぐい(油があると調味料がからみにくい)、調味料Aを加え、煮詰めながら切身にからめる。切身が厚めの時は、火を止めフライパンに蓋をしてそのまま1~2分蒸らし、中心まで火を通す。
⑤器に盛付けてしょうが甘酢漬けを添える。
黒コショウがピリッときいたハマチの炒め物。高温の油でからっと揚げているので、皮まで美味しく食べられます。天然物のハマチやツバスは親魚のブリと比べ脂肪分が少ないので、油を使った料理が適します。天然ハマチ、ツバスの新しい美味しさ発見!
天然ハマチ(ツバス)切身:約160g
塩、コショウ:少々
紹興酒:少々
水溶き片栗粉:適量(濃いめ)
サラダ油:適量
ニンニク:1カケ
ニンニクの芽:15g
白ネギ:15g
水 菜:15g
<調味料:A>
薄口醤油:小さじ2、塩:小さじ1/2、紹興酒:大さじ1/2、酢:大さじ1/2、ゴマ油:小さじ1、黒コショウ(粗びき):少々
①ハマチの切身は血合い部分の骨を除き、食べやすい大きさ(約15g)にカット。ニンニクは千切り、ニンニクの芽、白ネギは3cmくらいの細切り、水菜も同じくらいの長さに切っておく。
②調味料Aは混ぜ合わせておく。
③ハマチに塩、コショウ、紹興酒を振り、水溶き片栗粉をからめて、180℃くらいの油で狐色になるまで揚げる。
④揚げたハマチが熱いうちに、中華鍋を熱く熱してサラダ油をなじませ、③のハマチ、②の調味料、切っておいた野菜を一気に入れ、鍋を数回返してサッと調味料をからめてでき上がり。
お刺身はわさびと醤油もいいですが、野菜とドレッシングでサラダ風にすると栄養バランスもよく、しかもおいしくいただけます。ドレッシングは市販の焼肉塩ダレもニンニクなどの風味がきいておいしいです。塩、コショウをふり、オリーブ油をかければカルパッチョになります。
ブリ刺身用短冊・・・100g
玉ねぎ・・・1/4個(60g)
サラダセロリ・・・少々
パプリカ・・・1/8個
ドレッシング、又は焼肉の塩ダレ(市販品)・・・適量
①玉ねぎは櫛形の薄切りにして水にさらし、水気を切る。サラダセロリは5cmに切り、パプリカは千切りにする。
②ブリを薄くそぎ切りにして皿に並べ、①の野菜類を盛り付けてできあがり。ドレッシングは食べる時にかけます。市販されている焼肉の塩ダレもよくあいます。
温泉玉子添えはハンバーグでおなじみですが、魚の照焼きにも応用できます。プラス20円程度でボリュームアップし豪華に。温泉玉子は甘いタレともよく合い、照焼きと一緒に食べてもおいしいです。
(505kcal/人)
ブリ切身・・・2切、白ネギ・・・1本、卵・・・2個、サラダ油・・・大さじ1/2
<タレ>
醤油・みりん・酒・・・各大さじ3、砂糖・・・大さじ2、生姜汁・・・小さじ1
①先ず温泉玉子を作る。卵がかぶるくらいの熱湯に1割程度さし水をし、常温の卵を入れて12~13分放置すればでき上がり。
②ブリは軽く塩をふり、20分くらいおいて浮いてきた水分をふき取る。タレの材料を混ぜておく。白ネギは5cmに切り、斜めに2箇所ほど切れ目を入れる。ネギの青い葉の部分を千切りし、水で洗ってぬめりを取る。
③フライパンを熱してサラダ油を加え、ブリを入れて3~4分焼く。切身を反して白ネギも加え、蓋をして4~5分蒸し焼きにする。
④クッキングペーパーでフライパンの余分な油を拭き取り、火を弱めてタレを加え、煮詰めながらブリに絡ませる。
⑤ブリ、白ネギを器に盛り、温泉玉子を添えてネギの葉をのせる。
天然のブリはまとまった水揚げが続くと、かなり手頃な値段になります。家の近くのスーパーをのぞいたら、青森県産の天然ブリ切身が4切パックで400円。脂が乗っていて鮮度も良かったので、さっそく購入。腹の切身2切れを刺身にして食べました。切身からつくった刺身なので見映えは良くないけれど、とても美味しかった。天然ブリの刺身を堪能!
切身の皮と腹骨を除いて刺身にしただけなのでレシピは省略。
刺身のケン(つま)は冷蔵庫にあった大根とキュウリを千切りにして使いました。
マグロの漬けと同じように、醤油ベースの漬けだれに漬け込んだ刺身です。水分が減って味は濃厚、ねっとりとした食感で、通常の刺身とは一味違った美味しさが味わえます。
あまり長時間漬け込むと血合いが変色するので、長くて6時間くらい。
(386kcal/人)
ツバス刺身用(短冊)・・・片身分(約200g)
付け合せ・・・適宜(今回は大根ケン、大葉、レモン輪切り)
<漬けだれ>
醤油・・・大さじ4、みりん・・・大さじ2、酒・・・大さじ2
※魚100gに対して醤油 大さじ2が目安
①みりん、酒を火にかけて沸騰させアルコール分を飛ばす。冷まして醤油を加えれば漬けだれのでき上がり。
②刺身用の冊をビニール袋に入れて①の漬けだれを注ぎ、口を閉じて冷蔵庫で3時間くらい漬け込む。
③漬けたれから出して余分なたれをぬぐい、後は通常の刺身と同じように切って盛り付けます。
竜田揚げは下味も付けるし油で揚げるので、天然のハマチ・ツバスにとても適した料理です。漬け込みたれに漬ける前に塩でしっかりと下味をつけるのが美味しく作るポイントです。
(408kcal/人)
ツバス(骨を除いたもの)・・・片身分(約200g)
塩・・・少々
片栗粉・・・適量
付け合せ野菜・・・大根・・・150g、貝割れ大根・・・1/4パック、ミニトマト・・・3個
<漬込みたれ>
醤油・・・大さじ3、みりん・・・大さじ2、酒・・・大さじ2、おろしニンニク・・・小さじ2、おろし生姜・・・小さじ2
①大根は長さ3cm程度の短冊に、ミニトマトは6等分に切る。貝割れ大根は根を切る。漬け込みたれの材料を混ぜ合わせておく。
②ツバスを食べやすい大きさに削ぎ切りし、塩を軽くふって5分くらいなじませ、漬け込みたれに1時間漬ける。
③たれから上げて片栗粉を付け、中温の油でからっと揚げる。付け合せの野菜と盛り付けてでき上がり。
味噌漬けは家庭で作っても簡単にできます。味噌は白味噌でなくても、普段味噌汁などに使う合せ味噌や赤味噌でも十分。本格的には味噌床を作って漬け込むので大量の味噌を使いますが、家庭ではもったいない。今回は少量の味噌を切身に塗って漬け込む方式です。これでも十分美味しくできます。
ブリ切身…2切
塩・・・少々
<漬込み味噌>
味噌…大さじ3、酒…大さじ1、みりん…大さじ1、砂糖…大さじ1/2
<添物野菜他>
大根…100g、ニンジン…20g、塩・・・少々
酢橘…1個
<甘酢>
酢…大さじ1、砂糖…大さじ1/2、薄口醬油…数滴
①切身に塩を少々(切身の3%程度、今回は小さじ1)振り、30分くらいおく。出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
②漬込み用味噌の材料を混ぜ合わせる。味噌の軟らかさはスプーンですくってみて、ぽとぽとと垂れる程度です。硬いようなら酒を足して薄める。
③切身に②の味噌をまんべんなく塗り付け、ふた付きのタッパ等に入れて冷蔵庫で漬け込みます。漬け込み期間は早くて1日、2~3日が食べ頃です。それ以上保存するときは冷凍します。
④焼くときは味噌をよく拭い、更にキッチンペーパー等で味噌を拭き取ってから焼きます。味噌が付いていると焦げやすいので。
⑤添物は、今回は紅白なますです。大根とニンジンを細く切って、2%程度の塩水に10分くらい浸す。しんなりしたら手できつく絞り、甘酢をかけてできあがり。今回は酢橘があったので、それも一緒に添えました。
天然のブリやハマチは鶏肉と同じように唐揚げにすると美味しいです。下味を確りつけること、揚げ方は余熱で中心まで火が通るくらいに、揚げ過ぎないのが美味しく作るポイントです。衣をカリッとさせるため、二度揚げしています。
ブリ(角切り)・・・200g
溶き卵・・・1/2個分
片栗粉・小麦粉・・・各 大さじ1(混ぜ合わせておく)
揚げ油・・・適量
添物の野菜・・・適宜(今回はキャベツ、ニンジン、キュウリの千切り)
<漬けたれ>
おろしニンニク・・・小さじ1、おろし生姜・・・小さじ1/2、醤油・・・大さじ1・1/2、酒・・・大さじ1・1/2、ゴマ油・・・小さじ1
①漬けたれの材料を混ぜてブリを加え、たれを軽くもみ込み、30分漬け込む。
②キャベツ、ニンジン、キュウリは千切りして冷水にさらし、水気を切る。
③漬込んだブリの汁気を切り、溶き卵、片栗粉・小麦粉を混ぜたものの順に付ける。
④中温の揚げ油で1分30秒、上げて4分くらい休ませ、油を高温にして30秒揚げる。野菜と一緒に盛り付けてできあがり。
※溶き卵を付けて揚げると、冷めてもカリッとした食感が残りやすくなります。
豚肉の代わりにブリを使っても美味しくできます。酢豚ならぬ酢鰤といったところでしょうか。今回は刺身用に売っていた天然ハマチの短冊を角切りにして使いました。
(443kcal/人)
ブリ(角切り)・・・160g
塩・・・小さじ1/3
コショウ・・・少々
小麦粉・片栗粉・・・各 小さじ2
揚げ油・・・適量
玉ネギ・・・1/2個(櫛切り)
ニンジン・・・1/3本(乱切り)
ピーマン・・・2個(乱切り)
油・・・大さじ2
<あん>
酢・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ2、ケチャップ・・・大さじ1、醬油・・・大さじ3、片栗粉・・・大さじ1、水・・・120ml
①ブリは塩・コショウをふって軽くもみ込み、10分くらいおく。あんの材料を混ぜ合わせておく。
②小鍋に湯を沸かして塩・サラダ油(分量外)を少々加え、ニンジンは約4分程度の固茹でに、玉ネギ・ピーマンは30秒程度茹で、ざる等に上げる。
③ビニール袋に小麦粉・片栗粉を合わせ、①のブリを入れて粉をつけ、中温の油で1分半~2分揚げる。
④フライパンに油をひき、②の玉ネギ、ニンジンを軽く炒め、あんの調味料を加えてとろみが付いたらピーマンと③のブリを入れてざっと混ぜる。
旬の安くておいしい天然ハマチを使ったお料理です。簡単に作れますのでぜひ作ってみてください。
(380kcal)
ハマチ 冊200gほど
A コチュジャン 大さじ1
トウチジャン 大さじ1
ごま油 大さじ2
一味 少々
1.ハマチは角切りにする。
2.Aを混ぜ合わせ味を調整する。(甘目・辛目はお好みで)
3.ハマチとAを混ぜて器に盛り付ける。
4.一味を振り掛け出来上がり
旬の安くておいしい天然ハマチを使ったお料理です。簡単に作れますのでぜひ作ってみてください。
(500kcal/人)
ハマチ 冊200gほど
ミニトマト 3粒ほど
(A)タマネギ 中サイズ1/2
冷水 500㏄ほど
塩 大さじ1
(B)オリーブオイル 大さじ4
レモン果汁 小さじ2
塩 少々
粗挽き黒胡椒 少々
1.玉ねぎはスライスして塩水にしばらく晒す(A)
2.その間に(B)を混ぜ合わせておく
3.玉ねぎをしっかりと水気を切って皿に盛る(一つまみ残す)
4.ハマチは薄めにスライスして盛り付ける
(B)を振り掛け、黒胡椒を振る
5.ミニトマトは半分にカットして盛り付ける
6.残しておいた玉ねぎを真ん中に置いて出来上がり
備考:レモンが無ければスダチやライムでもOKです
子どもたちに少しでも魚を食べてもらおうと思い、人気のカレー風味にしました。
魚の生臭さもなく、食べやすいメニューです。
(235kcal/人)
ブリ…3切れ(約240g)
振り塩…適量
★ヨーグルト…100g
★カレー粉…小さじ2/3
★塩…小さじ2/3
★はちみつ…小さじ1/2
ピクルス…1本
パセリ…適量
①ブリに軽く塩を振って30分置いておく。その後、ブリの水気をふき取る
②★の材料を混ぜ合わせる。
③②でできた液にブリを3~4時間以上漬け込む
④グリルもしくはフライパンで10分焼く
お正月の焼き物の一つとして出される幽庵焼き。ブリだけでなくサワラでも美味しく作ることができます。
この料理は江戸時代の茶人北村祐庵が創案したことから「ゆうあん焼き」と呼ばれています。「幽庵」だけでなく「柚庵」「祐庵」と書くこともあります。
ブリはDHA・EPAが多いだけでなく、ビタミンB群やビタミンDも豊富なので、健康を気遣方にもおすすめです。
(342kcal/人)
ブリ切り身…2切れ(大きめの物)
塩…少々
醤油…50ml(1/4カップ)
酒…25ml(1/8カップ)
みりん…25ml(1/8カップ)
ゆず…1/2個
1.ブリの切り身に塩を振り、10分おく。ゆずは輪切りにする。
2.醤油、酒、みりんを入れ、軽く混ぜ、輪切りのゆずを入れる。
3.1のブリを2でできた液に入れ、1時間以上置く。
4.グリルで12~15分焼く。
ブリを少し焼くことで余分な油を拭くことができ、香ばしくなります。醤油を効かせた方が好みの場合は塩を小さじ1/2にし、醤油を大さじ1ほど入れてください。
米…3合(450g)
ブリ…2切(腹側がおすすめ)
にんじん…1/3本
生姜…1カケ
油揚げ…1枚
水 …炊飯器の3合目の目盛にしたがってください
ぶり漬け込み用タレ
酒…大さじ1
醤油…大さじ1
炊飯時に入れる調味料
顆粒出汁…小さじ1(4g)
酒…大さじ1
塩…小さじ1
1.醤油、酒を大さじ1ずつ入れ、ブリの漬け込み用のタレを作る
2.ブリを軽く水洗いし、しっかり水気をふき取ってから、ビニール袋にタレを入れ、30分以上漬け込む。
3.米を洗って、炊飯器の目盛にしたがって水を入れ、浸漬する。
4.にんじん、油揚げを短冊切り、生姜を千切りにする。
5.漬け込んだブリをグリルかフライパンで強火で1~2分焼き焦げ目をつける。
6.浸漬した米に顆粒出汁、酒、塩を入れて軽く混ぜ、にんじん、油揚げ、生姜、焼いたブリを入れて炊く。
7.盛り付けて完成。
天然ハマチを1尾いただいてしまい、さばいて片身の腹身で握り寿司を作りました。握り寿司は、本職のお寿司屋さんのようなわけにはいきませんが、家庭で美味しくいただく程度なら、それほど難しくないです。今回のハマチは脂が少なかったので、大根おろしとポン酢でいただきました。初ガツオや夏のヨコワなど脂が薄くてあっさりした魚は、ワサビに醬油より、この食べ方が結構合います。
(313kcal/人)
天然ハマチ短冊(刺身用)・・・片身の腹身
大根おろし・・・適量
刻み細ネギ・・・適量
すし飯・・・適量(レシピは下で説明)
①最初にネタ切りです。切り方の基本は、向こう山(身の厚い方が向こう側、薄い方が手前)、皮が付いていた側を下にして置き、左端から薄く削ぎ切りします。握りやすいようにきれいに皿に並べ、ラップして冷蔵庫で保存。
②熱いご飯を※必要量ボールに取り、すし酢を回しかけて切るように混ぜる。硬く絞った濡れ布巾をかけて15分くらい酢をなじませる。
③後は握るだけです。酢水で手を濡らしたら、ネタを左手指の第三関節と第四関節の間に乗せ、右手ですし飯をまるめてネタの上に置く。形を整えて軽く握ります。すし飯に左手親指でくぼみを作ってから握ると、ふんわりと握れます。
④皿にのせて、水気を軽く切った大根おろしと刻みネギをのせて完成です。ポン酢でも醬油でもお好みで。握り寿司は、握ったらすぐにいただくのが美味しく食べるポイント。しばらく置くとすし飯が締まってきて、味が落ちてしまいます。
※すし飯はネタの数に合わせて作ります。握り1個のすし飯は約18gなので、例えばネタが20切れならすし飯の量は360gが目安です。ご飯は、特にすし飯用に炊かなくても、熱ければ普通の白ご飯でOKです。すし酢は2合のご飯(約600g)で、酢・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ2、塩・・・大さじ1/2が目安。すし酢は少し多めに作り、残ったものを水で3倍程度に薄め、握るときの手水(酢水)として使います。
①本ちゃんの紅鮭の皮を取り、身の部分を2ミリ程度に刺身のようにスライスする。
②スライスした本ちゃん紅鮭を器に盛る。
③醤油3、味醂1、酒1の割合でタレを作る。
④器のスライスした本ちゃん紅鮭に③のタレをかける。これで出来上がり。酒の肴、おかずでいただきます。
〔お茶漬け〕はこれを熱々のご飯の上に並べ、山葵を添えて、出汁あるいは薄めのお茶をかける。
氷頭をご存知ですか?鮭の目の上の軟骨部分で、切ると氷のように透き通っているのでこう呼びます。塩鮭の頭が手に入った時に作ってみてください。ちょっとした珍味で、日本酒によくあいます。
鮭は紅鮭でも白鮭でもOKです。
塩鮭の頭・・・1尾分
穀物酢・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2
①鮭の頭を縦に半分に割り、氷頭の部分を切取る。水で洗って塩や汚れを落とし、2ミリ程度の厚さに切る。
②甘酢に①を漬け込む。1日~2日漬け込むと軟骨の周りの骨も柔らかくなって食べごろです。
※このままでも美味しく食べられますが、大根とニンジンの千切りを塩もみしてから絞り、漬け込んだ氷頭と合わせて甘酢で和えると彩りも美しいなますになります。
夏野菜「ニラ」でビタミンAを補給!野菜メインの分量になっています。お好みで調整してください。
鮭フレーク 大さじ2 たまご3個 ・ニラ1/2束 ・えのきだけ1/2袋
塩こしょう 適量 ・にんにく・バターはお好みで
1. たまごはボウルに割って溶いておく。鮭フレークを入れる。えのきだけは石づきを取って、ほぐして、半分の長さに切る 。
2. ニラは調理する直前に水あらいして2cmくらいに切る。
3. 中華鍋を十分温めてからサラダ油を入れて1と2を炒める。
4. 卵の硬さはお好みで、コショウで味付けをして形を整えて出来上がり。
鮮度の良いホウボウが手に入りましたので刺身にしました。
半分は湯引きで、半分は皮を引いて頂きました。
ホウボウ…片身分
①ホウボウを背身と腹身に切り分ける。
②背身の皮側に布ふきんをかぶせ、熱湯をかけてすぐに氷水で締める。
③腹身は皮を引く。
④②・③を薄作りし、できあがり。
付け合せはお好みで!!
ホウボウを里芋と一緒に煮付けました。
うすいえんどうを別茹でして飾ると、ちょっとした彩りに!
ほろっとした身が最高です。
ホウボウ…大きめ1尾
里芋…8個
☆煮汁
料理酒…3/5カップ
醤油…3/5カップ
みりん…大さじ4
水…4/5カップ
①ホウボウを切身に加工。
②里芋の皮を剥き、食べやすいサイズに切る。
③調味料をあわせて煮汁を作り、火にかける。
④沸騰した煮汁にホウボウと切った里芋を入れる。
落し蓋をし、中火で煮込む。
⑤具材に火が通れば完成。
ホタテの韓国風雑炊です。クッパを食べるのは焼肉屋さんでだけという方も多いと思いますが、家庭でもどうぞ。簡単でとてもおいしい!
ごま油とニンニクを入れるのが日本の雑炊と違うところ。
ホタテ柱(刺身用)・・・100g
生しいたけ・・・2枚
三つ葉・・・適量
卵・・・・・1個
おろしニンニク・・・1/2かけ分
焼きのり・・・適量
ご飯・・・1膳分
ごま油・・・小さじ1
だし汁・・・1.5カップ(湯に鶏がらスープの素少々)
塩、こしょう・・・少々
①ホタテ柱は5㎜程度に、生しいたけ、三つ葉も適当な大きさに切る。
②鍋にごま油を入れて火にかけ、おろしニンニクとホタテ柱をさっと炒めてだし汁を注ぎ、ご飯、生しいたけを加える。
③煮立ったら塩・こしょうで味を調え、とき卵をまわし入れて火を止め、三つ葉をいれて蓋をし1分くらい蒸す。
④器に盛って、焼きのりを散らしてできあがり。
4月、5月はホタテの稚貝(貝の寸法が5cmくらいの1年生)がたくさん出回ります。なにより料理が簡単でおいしく、しかも値段がお手頃と三拍子そろっています。料理方法は殆どアサリと同じ。今回は味噌汁にしました。とても良い出汁がでるし身もおいしい!
ホタテ稚貝・・・200g
水・・・440ml
昆布・・・1切
味噌・・・適量
きざみネギ・・・少々
①ホタテの貝殻は汚れが付いていることが多いので水でよく洗っておきます。
②鍋に水と昆布、ホタテを入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出し、貝が開いたらいったん火を止めます。(煮すぎると貝から身が離れてしまう)
③味噌を溶き入れて一煮たちさせたらでき上がり。貝殻がかさばるので、ちょっと大き目のお椀に入れ、きざみネギを散します。
湯引きしたホタテは酢味噌で食べることが多いのですが、酢味噌にフレンチドレッシングを加えてサラダにしてみました。酢味噌とフレンチドレッシングって、けっこう相性がいいんです。
<調理のポイント>
ドレッシングと和えるのは食べる直前に! 野菜は水菜とか、適当なものでもOKです。
湯引きホタテ・・・100g(霜降りしたもの)
パプリカ(オレンジ色)・・・1/2個
スライスたまねぎ・・・1/6個分
サラダ菜・・・4枚
<ドレッシング>
辛子酢味噌・・・大さじ2(市販のもの)
フレンチドレッシング・・・大さじ2(市販のもの)
①たまねぎは薄くスライスして30分くらい冷水にさらし、水を切る。パプリカは2cm角くらいにカット、サラダ菜も食べやすい大きさにちぎっておく。
②ドレッシングの材料をあらかじめよく混ぜ合わせておく。
③ボールに湯引きホタテと①、②を入れて軽く和え、器に盛付ける。
※ドレッシングと和えるのは、食べる直前に!
ホタテには亜鉛が豊富に含まれています。イライラしたりストレスがあると亜鉛を消費してしまい、不足するとホルモンのバランスをくずしたり、発育が遅れたり、胃腸障害をおこしますので、レモンと一緒に食べて亜鉛の吸収しやすくしてくださいね。
ホタテ 1パック
国産レモン 1個
オリーブオイル 適量
塩・こしょう 適量
①熱したフライパンにオリーブ油を入れ、ホタテを炒め塩・こしょうする。
②レモンの半分をしぼり、皿に盛りつけたホタテにかける。
③レモンの半分は輪切りし、更に半分に切り盛り付けに使い、ホタテと一緒に食べる。
ガラムマサラの爽やかな香りが食欲をそそる夏向きのカレーです。通常のカレーと違ってルーを作らないので短時間でできるのも夏向きです。メインの野菜にズッキーニを使っていますが、他にナスやキュウリ等なんでもOK。
エビ、ボイルホタテ・・・各60g
ズッキーニ・・・1本(他にナスやキュウリでもOK)
タマネギ・・・1個
トマト・・・2個
パプリカ(赤・黄)・・・各1/3個(あれば)
ニンニク、ショウガ・・・各1カケ
カレー粉・・・小さじ2
ガラムマサラ・・・小さじ1
水・・・300cc
白ワイン(または料理酒)・・・大さじ2
オリーブ油・・・大さじ2
塩・・・少々
①エビは殻をむいて尾の先を切り、背中に庖丁を入れて背ワタを取る。
②ニンニク、ショウガはみじん切り、タマネギは大きめのみじん切り、トマトは1㎝の角切り、ズッキーニは5㎜の輪切り、パプリカは2㎝の角切りにする。
③フライパンに大さじ1の油を熱し、ズッキーニの両面を焼き、エビ、ホタテも加えて炒めてワイン振りかけ、器に移しておく。
④鍋に大さじ1の油を入れて熱し、ニンニク、ショウガを炒め、香りがでたらタマネギを加えて炒め、透き通るくらいになったらカレー粉、ガラムマサラも加えてさっと火を通す。これにトマト、塩(小さじ1/2くらい)を加えて炒め、水分がでたら水300ccを加え、5分くらい煮込む。これでカレーベースのでき上がり。
⑤ ④のカレーベースに③の具とパプリカを加えてサッと煮立て、塩味を確認してでき上がり。
ここではコンソメスープにしましたが、とりがらスープや、かきたま汁にしても美味しいでしょう。レシピ以外にも冷蔵庫に残っている野菜を使って「わが家オリジナル」を作ってみてください。ここでは冷凍の貝柱を使いましたが、ヒモが付いている場合は良い出し汁がとれますので是非活用してください。
ホタテ(冷凍・貝柱のみ)10個、
春きゃべつ5枚、人参1/4本、
玉ねぎ1/2個、まいたけ1パック、
溶き卵1個分、水1リットル
コンソメスープの素3個、
塩・こしょう適宜
1. 鍋に水を入れ沸騰させ、固形スープの素を入れて溶かし、火が通りにくい食材から順に
入れていく。
2. 具がやわらかくなったら、しお・こしょうで味をととのえ、溶き卵を入れて火を止める。
青森の郷土料理の貝焼きを少しアレンジしました。
本当は生のホタテガイの殻を開けてそのまま作る料理なのですが、今回は貝柱だけを使用しフライパンで調理してから貝殻の器に移しました。
盛り付けは普通のお皿で大丈夫です。
(271kcal/人)
ホタテ…4粒
玉ねぎ…1/4(大きめ)
にんじん…20g
しめじ…50g(今回はしめじが高かったのでヒラタケで代用しました)
まいたけ…50g
ネギ…5g
オリーブ油…小さじ1
卵…2個
味噌…40g
砂糖…小さじ2
酒…大さじ2
マーガリン…10g
水…60cc
①具材をお好みの大きさに切る。
②調味料を合わせておく。卵は溶いておく。
③温めたフライパンにマーガリンを入れホタテを焼く。
④ホタテを一度皿にあげ、野菜ときのこを炒める。
⑤ホタテを戻し、②で合わせた調味料を入れる。
⑥①で溶いた卵を流しいれ、軽くかき混ぜる。最後にネギを散らす。
薄味ですが、帆立の旨味が出てほっこりする美味しいスープです。コンソメ味にしてバターを少し入れると洋風に。
具材を切って入れるだけで、簡単にできるので是非作ってください。
ホタテの貝柱は高たんぱくで低脂肪の食材なので、体重を気にしている人には最適です。今回は使用しませんでしたが、貝柱だけでなく紐付きのものだとタウリンやビタミンAなどがたくさん含まれます。
(121kcal/人)
ホタテ…7個
玉ねぎ…1/2個(100g)
にんじん…1/3(30g)
白菜…4枚(200g)
生姜…薄切り3枚
顆粒だし…小さじ2/3強
水…2カップ
酒…大さじ1
みりん…大さじ1/2
薄口しょうゆ…小さじ2
塩…少々
コショウ…少々
1.玉ねぎは薄切り、にんじんは短冊切り、白菜は1cm幅に切り、生姜は千切りにする。ホタテは厚みが半分になるように切る。
2.鍋に水を2カップ入れ、顆粒だし、いんじん、玉ねぎを入れて中火で火にかける。
3.野菜に火が通ったら白菜と調味料を入れ、白菜に火が通るまでさらに煮る。
4.最後にホタテを入れ火が通ったらすぐに火を止め、味を調える。
5.盛り付けてから、上からコショウを振って完成。
おうちで簡単に作れるリゾットです。
ホタテ柱(小)7コ
しめじ 1/4パック
玉ねぎ 1/2個
オリーブオイル 大さじ1
塩 少々
こしょう 少々
コンソメ 1個
チーズ
牛乳(100㏄)
生クリーム(100㏄)
ごはん 2杯
①熱したフライパンにオリーブオイルをひく。
②そこにこしょうを入れる。
③玉ねぎをみじん切りにして塩もみしたものを入れる。
④ホタテ(小4コ)を細かく切って入れる。
⑤生クリーム、牛乳を入れ、沸騰しないように煮る。
⑥ごはんを入れる。
⑦ごはんがほぐれて煮えたら弱火にする。
⑧器に溶けるチーズをのせ、その上から⑦をかける。
⑨器の中でチーズと混ぜる。
ボイルホタルイカを使って簡単においしく作れます。
(456kcal/人)
ボイルホタルイカ、ペンネ(パスタ)、ホワイトソース、グリーンアスパラガス
1.ペンネを茹でる。(少し堅めに)
2.グリーンアスパラガスを軽くゆで、斜め切りする。
3.ボイルホタルイカの目、透明な甲(骨)を取り除く。
4.熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、ペンネ、アスパラガスを炒める。
5.4にボイルホタルイカとホワイトソースも入れていためる。
ホタルイカを使った季節感あふれるパスタです。今回はナスを使いましたが、トマトともあいます。その場合は、湯むきしたトマトをざく切りにして使ってください。
<調理のポイント>
ホタルイカは火を通しすぎると風味が落ち、形もぼろぼろになってしまいます。ナスは火の通りに時間がかかるので、ナスがしんなりとしてからホタルイカを加えます。
(743kcal/人)
パスタ・・・160g 、塩・・・適量
ナス・・・150g
きざみパセリ・・・15g
ボイルホタルイカ・・・80g
ニンニク(みじん切り)・・・2カケ分(お好みで)
鷹の爪(輪切り)・・・1本分
オリーブオイル・・・大さじ2+1
白ワイン(または酒)・・・1/4カップ
鶏がらスープの素・・・少々
塩・コショウ・・少々
①たっぷりの湯に塩をひとつまみ加え、パスタを茹でます。
②フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れ、ニンニク、鷹の爪を加えて香りをだし(弱火で)、火を強めてナス、白ワインを加え、ナスに火が通ってしんなりとするまで炒め煮にします。
③これにホタルイカ、茹で上がったパスタ、きざみパセリを加え、スープの素、塩・コショウで味を調えます。
④最期にオリーブオイル大さじ1をまわしかけてできあがり。
旬が一緒のホタルイカと菜の花の炒め物です。赤みのあるホタルイカと菜の花の緑、黄色と彩りがきれい。
<調理のポイント>
ホタルイカは一度茹でているのであまり出汁がでません。鶏がらスープの素などのうま味調味料を少し加えて料理のこくをだします。
(193kcal/人)
ボイルホタルイカ・・・100g
菜の花・・・150g
ニンニク・・・1カケ
鷹の爪の・・・1本(または一味唐辛子)
オリーブオイル・・・大さじ1+1
<A:調味料>
酒・・・大さじ1
とりがらスープの素・・・少々
塩・コショウ・・・少々
①菜の花は、塩を一つまみいれた熱湯で1分くらい湯がいて冷水にとり、軽く水気を絞り、食べやすく切る。
②ニンニクはみじん切り、鷹の爪は輪切りにしておく。
③フライパンにオリーブオイル大さじ1と②のニンニク・鷹の爪を入れて弱火で(強火はニンニクがこげて苦味が出る)香りを出し、ホタルイカを加えて軽くなじませます。
④強火にして①の菜の花も加えてざっと炒め、Aの調味料を加えて味を調えます。
⑤最期にオリーブオイル大さじ1を加えてつやを出せばできあがり。
普段 酢味噌で食べているホタルイカも、ちょっと工夫すると趣が変ります。今回は酢味噌にオリーブ油とバルサミコ酢を加えてイタリア風のサラダにしてみました。
(110kcal/人)
ホタルイカ(ボイル)・・・50g
ボイル若布・・・15g(塩若布を戻したもの)
菜の花・・・4本
ミニトマト・・・2個
スライスレモン・・・2枚
<ドレッシング>
酢味噌・・・大さじ2
オリーブ油・・・大さじ1/2
バルサコ酢・・・大さじ1
塩・コショウ・・・少々
①菜の花は塩を一つまみ加えた熱湯で1分半くらい茹で、冷水にとってから軽く水を絞り、半分にカットする。
②塩若布は水で塩を洗い落とし、熱湯で30秒茹で、冷水にとって軽く水を絞り、食べやすい大きさにカットする。
③ドレッシングの材料をよく混ぜ合わせておく。
④ホタルイカ、①の菜の花、②の若布、ミニトマトを器に盛り付け、③のドレッシングをかけて、スライスレモンを添える。
ホタルイカは身だけを食べるイカとは違い、内臓も食べるイカなので、栄養価が他のイカとはかなります。動物のレバーで注目されるビタミンAがホタルイカにも含まれており、その量は牛レバーを超えるほどです。また、ビタミンEも豊富に含まれています。ビタミンEは貧血予防になり、抗酸化作用もあるので摂取することをおすすめします。
ホタルイカ…1パック
アスパラ…3本
玉ねぎ…1/2個
トマト缶…1缶
ニンニク…1カケ
オリーブオイル…大さじ2
水…100c
パスタ…200g
鷹の爪…1/2本
塩・コショウ…少々
1.ホタルイカの目を取り除く(気にならない人はそのままでもよい)
2.玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、アスパラは1cmほどの幅で斜めに切る
3.フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたニンニク、鷹爪を入れ、香りが立つまで弱火で炒める。
4.ニンニクの香りが立ってきたら玉ねぎを入れ、中火で玉ねぎを炒める。
5.玉ねぎに火が通ったらアスパラを入れ、その後、トマト缶を入れ少し水分を飛ばす。
6.ソースの水分を飛ばしている間にパスタを茹でる。
7.パスタの茹で汁を少し入れ、ホタルイカを入れて少し煮込み、塩・コショウで味を調えたらパスタを入れ、ソースに絡める。
会社の帰りにオープンしたばかりのスーパーに立ち寄ったら、関西ではめずらしいボタンエビが1パック500円、マルアジも大きいのが1尾100円だったので、思わず買ってしまいました。家の冷蔵庫に残っていたキュウリ、冷凍ハモフィレと一緒に握り寿司を作ることにしました。この海老、甘みが濃くてとっても美味しうえに甘エビより大きいので食べ応えあります。頭は味噌汁にしました。1パックかなり入っていたので、食べきれない分は冷凍に。
ボタンエビ・・・12尾
マルアジ・・・1尾
ハモ(骨切り)・・・100g
キュウリ・・・1本
寿司飯・・・適量
その他 塩、酢、白だし、砂糖、みりん、酒、ワサビ・・・各適量
①ボタンエビは頭を取って尾の皮をむく。
②マルアジは3枚におろして腹骨をすき取り、血合いの骨を抜く。軽く塩を振って20分、酢で10分締めて皮をむき、削ぎ切りする。
③ハモはフライパンを熱して少量の油をひき、皮の方から焼く。そのままだと丸まってしまうので、フライ返し等で押える。7分くらい焼けたら返して身の側も焼き、火を止める。照焼きのタレ(醤油・砂糖・みりん・酒 各大さじ1)をフライパンが熱いうちにかけて煮詰めながらハモに絡める。冷めたら寿司種の大きさに切る。
④キュウリは斜めに薄く切り、2%程度の塩水に10分漬けてしんなりとさせ、水気を軽く絞る。白だし 大さじ1/2と砂糖少々を加えて味をつける。
⑤以上で寿司種が完成、後は寿司飯と握るだけです。
寿司飯は今回、熱いご飯に市販の寿司酢を混ぜて作りました。握り寿司1個の寿司飯の量は約18gなので、寿司種の数に合わせて必用なだけ寿司飯を作ってください。寿司飯は作ったものをすぐに使うより、固く絞った濡れ布巾をかけて15分くらい寝かすと酢がなじみ、握りやすくなります。冷めたいものより人肌くらいの温度で握ると美味しいです。
お刺身で食べても甘くておいしい甘エビですが、彩りよいサラダにしてもおいしいです。
ホッコクアカエビ 16匹
レタス 4枚
紫キャベツ 1枚
プチトマト 2個
輪切りレモン 2枚
(ドレッシング)お好みで!
マヨネーズ 大さじ2
オリーブオイル 小さじ1
レモン果汁 小さじ1
豆乳 大さじ1
①ホッコクアカエビの殻をむく。しっぽはつけておいてもいい。
(お刺身用は、すでにむいて売っているものが多い)
②レタス、紫キャベツは食べやすい大きさに手でちぎる。
③プチトマトは半分に切る。
④輪切りレモンは半分に切る。
⑤ドレッシングを合わせる。
⑥野菜を皿にもりつけ、最後にエビも盛り付ける。
⑦食べる直前にドレッシングをかける。
【田舎漁師の小アジの楽しみ方】
尾鷲(三重)ではこうやって食べます。
小アジと玉葱からいい味が出ます。
★お料理のポイント★
汁を楽しんだ後、椀の中に残った具は二杯酢で食べます。
小アジ、玉葱、塩、湯
①小アジは三枚に下して皮を取り、包丁で細かくたたく。
②玉葱のみじん切りを①に加えてさらにたたき、椀に盛る。
③熱湯に塩を加え②の上から注ぐ。
*汁を飲みます。
アジのたたきは、やはり作りたてが一番おいしいです。アジの捌きかたは魚料理の基礎なので、是非挑戦してみてください。一度やってみればわりと簡単です。アジが捌ければ、大きなブリでも捌けるようになりますよ、きっと。
アジ・・・1尾(300g)
<薬味>
細ねぎ、大葉、しょうが、みょうが 各少々(薬味は適当に)
①細ねぎは小口切り、大葉、みょうがは千切り、生姜はすりおろしておく。
②アジのエラ、内臓を抜き、水洗いして三枚におろし、腹骨をすき取る。
③手で皮を剥ぎ、血合いにそって包丁をいれ、血合いと中骨を除く。(もっと小さいアジは骨抜きで中骨を抜く)
④刺身程度に適当に切り、①の薬味と軽くまぜて器に盛ります。
あじのたたきを作って残ったアラで潮汁を作りました。青みは、それぞれの季節の野菜で。今回は3月でしたので、菜の花と木の芽を入れました。
潮汁は、マアジの他、丸あじ、イサギ、小鯛などでもOK。素材が新鮮なほどGoodです。
アジのアラ・・・1尾分
昆布・・・1切れ(5×10cm程度)
水・・・2カップ
菜の花、木の芽 各少々
薄口醤油、みりん、酒、塩 各少々
①菜の花は沸騰した水に塩少々を入れ(1%くらい)1分半くらい茹でて、冷水で色止めし、適当に切る。
②アジの頭を縦に2つに割り、その他のアラも食べやすい大きさに切る。
③切った②のアラに軽く塩を振って、20分くらいおく。(下味を付け、身を締めて煮崩れしにくくし、また魚臭さもおさえる)
③アラを水で軽く洗って余分な塩を落とし、鍋に水と酒少々、昆布、アラを入れて火にかける。
④沸騰したら昆布を取り出してアクを除き、みりん、薄口醤油、塩で味付けする。
⑤お椀に菜の花を入れ、④を注いで、木の芽を放つ。
小アジは値段が安い上におししく、しかもいろいろな料理ができます。中でも握り寿司は大好きな料理の一つ。鮮度の良いものを見つけた時は、よく買ってきてつくります。春から夏にかけての旬の味です。今回は1パック(4尾入り)100円で2パック購入。
ただし、調理は2時間コースなのでゆとりのある時に。安くておいしいものを食べるには、手間とひまをかけろ・・・ということでしょうか。
小アジ・・・8尾
塩・・・適量
酢・・・適量
ショウガ、青ネギ・・・少々
すし飯・・・適量(好みの味付けで)
①小アジは頭を落として内蔵をとり、腹の中をよく水で洗います
②アジを3枚におろし、身と皮の両面に軽く塩を振って20分くらい身をしめます。
③ ②を水でさっと洗って塩を落とし、小鉢などに入れてひたひたに酢を注ぎ、10分くらい酢でしめます。
④ ③のアジを酢から上げ、血合いの骨を頭のほうから三分の一くらいまで毛抜きで抜きます。尾に近いほうの小さな骨は口に当たらないので抜かなくてもOK。次にアジの薄皮を頭のほうから手でむき、表面に浅く飾りの切れ目を入れます。これでアジの準備できあがり。
⑤すし飯で握り、上におろしショウガと青ネギの小口切りをのせます。
調味料によって中華にもなるので、一寸目先が変わって食卓が華やぐ御料理です。
【ポイント】
ネギあんは魚のクセを取り除くのに役立つため、少々多いかなと思う位たっぷりと入れたほうが良い。
アジは3枚におろさず、骨付きのまま小麦粉をまぶし付け、唐揚げにするとより美味しくなる。
アジ 3匹
ネギ(青ネギ) 2~3本
塩、コショウ 少量
小麦粉
酒、醤油、片栗粉 適量
油
①ネギは小口切りにしておく。
②アジは頭と内臓を取ってよく洗い、セイゴをとって3枚に卸し、塩、コショウを少量し、小麦粉をまぶしておく。
③鍋に約1カップの水を沸騰させ、酒、醤油を入れ(濃い目の味付)、再沸騰したらネギを入れ、片栗粉でとろみをつける。
④フライパンに多めの油を入れ、アジを香ばしく焼いておく。
⑤焼き上がれば器に盛り、③のあんをたっぷりかける。
刺身鮮度のお魚なら何でもよい。活け物なら薄切り、そぎ切りがこりこり感と美味しさが両方いただけます。魚種にこだわらず鮮度にこだわって下さい。★刺身や盛合せを使うとより簡単です。
野菜は、ベビーリーフ・レタス・人参と大根の合せ千切りなどお好みの野菜で。
プチトマトやトマトの薄切りを加えると色鮮やかになります。
ドレッシングは、醤油、ポン酢、胡麻、イタリアン、フレンチ、マヨネーズ、タルタルなどに限らずお好みのドレッシングで、それぞれのドレッシングに胡麻油を加えると中華風になります。
アジの刺身(小アジ 5匹分)
トマト 中1個
レタス 1/4個
玉葱 1/2個
にんじん 1/4個
ゴマドレッシング 適量
1.レタスは千切り、玉葱は薄いくし切り、にんじんも薄くスライスする。トマトは食べやすいように切る。
2.小アジはウロコを取り、3枚におろして、皮をはぐ。
腹骨をすいて、表から飾り包丁をいれる。
3.お皿に切った野菜を並べ、上にアジの刺身を並べて盛り付ける。
4.食べる直前にドレッシングをかける。
三枚におろした後にでるアラを使ってこんなにもおいしい骨せんべいができるなんて!驚きです。
アジの頭以外の骨
塩 少々
揚げ油
1.三枚におろした後のアラの血合いをきれいに取り除き、食べやすい大きさに切って、塩をして10分ほどおいておく。
2.1を水洗いし、しっかり水けを拭きとる。
3.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、2度揚げする。揚げたアラに塩を振ってできあがりです。レモン等を添えてどうぞ。
「冷や汁」は宮崎の郷土料理。テレビの料理番組などで紹介され、宮崎ローカルから全国的に知られるようになりました。今回紹介するのは味噌を焼かないで作る簡単「冷や汁風」です。暑い時期にもってこいの料理です。
アジ開き・・・1尾
だし汁・・・2・1/2カップ
麦味噌・・・大さじ3くらい
すりゴマ・・・大さじ2
キュウリ・・・1本、ミョウガ・・・1個、大葉・・・4枚
ご飯・・・どんぶり2杯分
塩・・・少々
①だし汁を暖めて味噌を溶き入れ、沸騰したら火を止め、冷水で鍋ごと冷やす。
②アジ開きを焼き、骨や皮を取り除いて身をほぐす。キュウリは薄めの小口切りにして2%の食塩水に10分くらい漬け、しんなりしたら水気を絞る。
③ミョウガは薄い小口切り、大葉は千切りにする。
④ ①の汁に②のアジ、キュウリとすりゴマを加える。これを丼に盛ったご飯にかけ、③のミョウガ、大葉を散らしてできあがり。
お家で作るアジのフライはまた格別です。お子さんにも大好評です!
アジ、塩、コショウ、卵(黄身)、パン粉
1.アジのウロコをとり、ゼイゴをとってから三枚におろす。
2.三枚におろした身の小骨を抜いたあと、皮をつけたままで、塩、コショウする。
3.卵の黄身を溶いた液をうすくつけ、パン粉をつけてはたき、余分なパン粉を落とす。
4.フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、3を入れる。火を通しすぎると硬くなるので注意する。
5.ソースやケチャップ、マヨネーズなどお好みの調味料で食べてください。
アジのアラで作る潮汁の洋風バージョンです。アラからも、トマトやタマネギからとてもおいしい出汁がでます。
アジのアラ・・・1尾分
トマト・・・小1個(四分の一に切る)
タマネギ・・・中1/4個(1cm幅のくし型に切る)
塩・コショウ・・・少々
水・・・400ml
①アジのアラに塩を振って10分くらい置き、湯通しして冷水にとって汚れを落とす。
②水に①のアラ、タマネギ、トマトを加え、灰汁を丁寧にすすくいながら5~6分煮る。塩・コショウで味を調えてでき上がり。
アジの棒寿司は各地にあると思いますが、大阪では「アジ棒」と呼んで大阪名物的な存在。市場にある寿司屋さんでも人気のお寿司です。自家製のお寿司は、本格的なプロの寿司屋さんのようなわけにはいきませんが、家庭で美味しくいただくくらいのレベルならちょっと頑張ればできるので、余裕のある時に挑戦してみてください。
今回はアジが大きかったので、片身分で棒寿司1本、計2本作りました。アジが小さい場合は繋ぎ合せて作ります。
アジ…1尾(約300gくらいのアジでした)
塩…適量
昆布茶…適量
ご飯…300g(約1合分)
大葉…3枚
きざみ細ネギ…3本分
おろし生姜…半カケ分
甘酢生姜…少々(あれば)
<寿司酢>
米酢…大さじ5・1/2、砂糖…大さじ6、塩…大さじ1
※この分量で約120mlの寿司酢ができます。ご飯1合分に必要な寿司酢は約40mlなので、残りはアジを締めるのと、薄めて手酢(寿司を作るときに手を湿らす)に使います。
①アジを三枚におろして腹骨をすき取り、フィレの両面にフィレの重さの7~8%くらいの塩を振って15分くらい締める。三枚おろしは魚屋さんでやってもらってもよいです。塩の量は魚が薄らと白くなるくらいが目安。
②寿司酢の材料を混ぜ合わせ、塩、砂糖を溶かしておく。
③熱いご飯をボール等に入れて寿司酢(約40ml)をかけまわし、しゃもじで切るように混ぜ合わせ、寿司飯を作る。濡れ布巾をかけて酢をなじませておく。
④塩で締めたアジを水で洗って表面の塩を落とし、よく水気をふき取る。身側に昆布茶を振り、深めの皿等に移して寿司酢の一部をひたひたにかけまわし、10分間締める。酢が甘めなので、好みで生酢を加えてもよいです。
⑤アジを酢から上げてキッチンペーパー等でよく酢を拭い、血合いの骨を骨抜きで抜き、頭側から皮をむく。皮は手でむいても、慣れれば包丁の峰を使ってむいてもよいです。できるだけ皮下の銀色を残すと仕上がりがきれい。今回のように大きなアジを使う場合は、身の厚い部分をそいで使います。削いだ身は、腹の身の薄い部分や、尾の幅の狭い部分の補填に使います。
⑥材料が全部そろったので棒寿司を作ります。巻き簾の上にラップを敷き、アジの皮が付いていた側を下にして置き、その上に半分に切った大葉を敷く。寿司飯を棒状の塊にして大葉の上に置き、ラップで包んで形を整え、巻き簾で巻いて軽く締める。
⑦できあがった棒寿司ラップをはずして食べやすく切り、器に盛り付けて、ネギと生姜をのせます。甘酢生姜を添えて完成。
水なますは千葉県の郷土料理で、簡単に言えば冷たい味噌汁に刺身と香味野菜を入れたもの。汁のままでも、温かいご飯にかけても美味しいです(写真はご飯にかけたもの)。魚はアジやイサキを使うことが多いようです。元は漁師さんが船上で作った漁師飯だそうで、材料の種類や分量にあまりこだわらなくても美味しいですが、一応目安のレシピを書いておきます。
アジ刺身用・・・1尾分
水・・・2カップ
味噌・・・大さじ3
氷・・・適量
キュウリ・・・1本、ミョウガ・・・1個、大葉・・・6枚、細ネギ・・・2本
塩・・・適量
白ゴマ・・・適量
①キュウリは薄めの小口切りにして2%の食塩水に10分くらい漬け、しんなりしたら水気を絞る。
②ミョウガ、細ネギは小口切り、大葉は千切りにする。アジは刺身に切る。
③水で味噌を溶いて氷を適量入れて冷やし、アジの刺身と他の野菜を加え、白ゴマを振る。
※刺身や香味野菜は食べる時に汁と合わせます。
会社帰りに立ち寄ったスーパーで、大きなアジが1尾580円。お買い得なので三枚におろしてもらって購入、大好きな握り寿司を作ることにしました。小アジの握り寿司は以前にも紹介しましたが、作り方は殆ど同じ。大きい分だけ塩と酢で締める時間がちょっとだけ長くなります。
アジ・・・三枚におろしたもの1尾分(約300g)
ご飯・・・500g
すし酢(市販品)・・・大さじ3・1/2
おろし生姜・・・適量
細ネギ・・・4本(小口切りにする)
※すし飯は寿司種の量に合わせて作ります。今回の場合、寿司種は10gカットで25切れくらい。すし飯は寿司1個で約18gなので、18g×25=450gとなるので、ちょっと余分目に500g作りました。
①アジの腹骨をすき取り、皮・身両面に塩を振って30分置き、酢に30分くらい漬ける。
②熱いご飯をボウルに移し、すし酢を振りかけて切るように混ぜ、濡れ布巾をかけて15分くらい酢をなじませる。
③アジを酢から上げてよく酢を切り、血合いの骨を抜いてから薄皮を頭側からむく。寿司種用に削ぎ切りにする。
④寿司に握り、おろし生姜と小口切りにした細ネギをトッピングしてでき上がり。
南蛮漬けは小アジで作ることが多いですが、今回は大きいアジで作りました。三枚におろして骨を除き、刺身くらいに切って使います。その他は小アジでも作り方は同じです。
アジ…1尾分(ぜんごを取り、三枚におろして腹骨を除いたもの 約180gでした)
塩・コショウ…少々
玉ねぎ…小1/2個(100g)
ニンジン…20g(ニンジンの量は玉ねぎの1/4~1/5くらいが出来上がりきれいです。)
油…大さじ1
小麦粉…適量
揚げ油…適量
<南蛮液>
酢…大さじ4、砂糖…大さじ4、水…大さじ1、塩…小さじ2/3、薄口醬油…小さじ1、顆粒だし…少々、赤唐辛子輪切り…1本分
①アジの血合いの骨を骨抜きで抜く。これを1㎝幅くらいで削ぎ切りし、塩・コショウを軽くふる。玉ねぎは0.5㎝幅の櫛切り、ニンジンは千切りにする。
②鍋に南蛮液の材料を入れて加熱し、ひと煮立ちさせて材料を溶かし、火を止める。
③玉ねぎ、ニンジンをしんなりするまで炒め、熱いうちに②の南蛮液に漬ける。
④アジに小麦粉をまぶして中温の油(170℃くらい)でからっと揚げ、野菜と同じく南蛮液に漬け込む。
今回は魚を油で揚げずに、焼いて漬け込む南蛮漬けです。油を使っていないので、さっぱり感があり低カロリーです。野菜も油で軽く炒めてから作る場合が多いですが、今回は生のまま使っていますので、しゃきしゃきした食感です。
小アジ…1パック(6尾で約300g)
塩・・・少々
玉ネギ…1/4個(80g)
ニンジン…20g
<南蛮酢>
酢…大さじ4、砂糖…大さじ4、水…大さじ1、塩…小さじ2/3、薄口醬油…小さじ1、顆粒だし…少々、赤唐辛子輪切り…1本分
①小アジは頭を切り落とし、内臓を取り除いてお腹をよく洗い、ぜんご(硬い鱗)を取る。水気をよく拭き、軽く塩を振って15分くらいおく。玉ネギは薄切り、ニンジンはマッチ棒くらいの千切りにする。
※今回の小アジは大きかったので、頭を取りました。小さい場合は通常、頭付きで内臓とエラを取って作ります。
②南蛮酢の材料を混ぜ合わせ、材料を溶かしておく。酢がつんとくる感じが苦手な場合は、材料を混ぜ合わせて火にかけ、沸騰したら火を止める。まろやかな感じになります。
③塩を振って出てきたアジの水気をクッキングペーパーで拭き、グリルで両面をこんがりと焼く。熱いうちに南蛮酢に漬け、野菜も加えて漬け込む。すぐにでも食べられますが、一晩くらい漬け込んだ方が美味しいです。
刺身用のアジを塩と酢でかるく締めて、酢味噌と和えたものです。刺身やタタキとは一味違い、これもまた美味しいです。
アジ…三枚におろしたもの 1尾分
塩・・・少々
酢…適量
白ネギ…少々
塩蔵ワカメ…少々
酢味噌(市販品)…適量
①アジは腹骨を除き、血合いの小骨を抜く。白ネギは薄切り、塩蔵ワカメは水で戻して水気を切り、ざく切りする。
②次にアジを締めます。①のアジに薄く塩を振って15分くらいおく。出てきた水気を拭い、酢に15分程度漬ける。
③アジを酢から上げて酢を拭い、頭が付いていた方から皮をむく。刺身程度の食べやすい大きさに切る。
④白ネギ、ワカメ、アジを酢味噌で和えれば完成です。時間が経つと水気が出てくるので、食べる前に和えてください。
※今回は市販の酢味噌を使っていますが、自作する場合の簡単酢味噌の作り方です。
味噌…大さじ2、酢…大さじ1、砂糖…大さじ1・1/2 を混ぜればOKです。辛子酢味噌なら好みで練り辛子を少々加える。
イワシは一度に沢山煮るとおいしい。たくさん作っておくと、3~4日食べられてうれしい。
★お料理のポイント★
少し煮るよりも、一度に大量に時間をかけて煮るほうがおいしくできる。鍋底がこげつかないように、ときどき、鍋をゆすること。長時間鍋につきっきりになりますが、料理をすることを楽しみましょう。
マイワシ、生姜、酒、醤油、砂糖、塩、みりん、水、好みで梅干
①鍋に水、酒、醤油、砂糖、塩、みりん(少々)で煮汁を作り、煮立ったところに、生姜、梅干を入れ、イワシを鍋いっぱいに入れる。
②落し蓋をして弱火で時間をかけてじっくり煮る。
初夏の大羽イワシは脂がのって最高です。煮ても焼いてもおいしいですが、今回は酢じめにしました。酢じめといっても酢に漬けるのはちょっとだけなので、刺身感覚です。暑い時期にもさっぱりと食べられます。
大羽いわし
塩、酢・・・適量
かいわれ大根、みょうが、おろし生姜・・・適量
①イワシは胸ビレの下で頭を落としてから腹骨の部分を斜めにカットし、内臓を除いて水できれいに洗います。
②イワシの水気をぬぐい、親指を背骨に沿って差し込み、開いて背骨をとります。開いたイワシの腹骨を包丁ですき取り、縦に割って背ビレも取り除きます。包丁を使わずに指で開くと、小骨も背骨と一緒に取り除くことができます。
③ ②のイワシに軽く塩を振って10分くらいしめ、水でさっと洗って10分くらい酢に漬けます。
④イワシを酢から上げ、手を使って薄皮を頭のほうから剥ぎ取ります。
⑤食べやすいように半分に切り、かいわれ大根、みょうがの千切り、おろし生姜と一緒に器に盛付けます。
平子はマイワシの幼魚のことで5月頃から梅雨時にかけて旬です。関西の市場には徳島や和歌山産など高鮮度のものがよくでまわります。この時期に一度は食べたい旬の味です。
今回は唐揚げにしました。熱いうちにレモンをしぼって食べます
平子イワシ・・・1パック(約160g)
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
揚げ油・・・適量
①手で平子イワシの頭をちぎって一緒に内臓も取り除き、冷たい塩水(3%くらい)で洗って水気をふき取ります。
②軽く塩・コショウを振り、小麦粉をつけて中温(170℃くらい)でカラッと揚げます。
すり鉢を使わず、まな板で調理するので後片付けが簡単です。
【ポイント】
だし汁は、いわし団子からおいしいだしが出るのでそれを使う。また魚が嫌いな人達にも食べられるよう、いわしに卵を入れることで「フワ」とした柔らかい食感に。
いわし 約150g(下処理済み、すりみにした量)
卵 1個
青ネギ 1~2本
土しょうが 1かけ
片栗粉 大さじ1
塩、コショウ、醤油 適宜
①青ネギはきざんでおく。土しょうがはおろしておく。
②いわしは頭と内臓を取ってよく洗い、手開きで中骨と尾を取り除く。
③②をまな板の上できざみ、包丁の背でたたき、すり身にしておく。
④ボールに③を入れて塩、コショウし、しょうが、片栗粉、卵を加えよく混ぜておく。
⑤沸騰した湯約4~5カップの中に④をスプーンですくい入れ、いわし団子に火が通り浮き上がって来たら、塩、醤油で味付し、最後に青ネギを加える。
既製品のつみれも売っていますが、自家製つみれはダシも良く出るし、ふわーぁとした食感で一味も二味も違います。今回はマイワシで作りましたが、他にカタクチイワシやマルアジなどで作っても美味しいです。
今回のは田舎の千葉でよく食べた九十九里バージョンで、つみれに味噌を入れ、具材に大根を使います。もちろん、味噌の代わりに塩でも醤油でもよいし、野菜も旬のものを適当に使ってOKです。
マイワシ・・・1パック(約250g)
みそ・・・大さじ1
A:おろし生姜・・・1カケ分、卵・・・1/2個、片栗粉・・・大さじ1
大根・・・200g
タマネギ・・・1/4
水・・・4カップ
昆布・・・5×10㎝
酒・・・1/4カップ、塩・・・小さじ1/2~1、薄口しょうゆ・・・小さじ1
菜の花・・・8本
青ねぎ・・・2本
①イワシは頭をカットし、手開きして背骨と尾、背びれを除く。
② ①のイワシを庖丁で細かく切った後、味噌をを混ぜながら包丁でねばりがでるまでたたく。ねばりがでたら、Aを混ぜて練ればつみれの出来上がり。
③大根はいちょう切り、タマネギはくし切りにする。菜の花は、塩を一つまみ入れた熱湯で1分茹で、冷水にとってから水気を絞る。青ねぎは5㎝くらいに切っておく。
④鍋に水、昆布、大根を入れて火をつけ、沸騰したら昆布を取り除き、大根が柔らかくなるまで煮る。
⑤ ④に酒とタマネギを加え、つみれもスプーンですくって加える。つみれが鍋底から浮いてきたら煮えた証拠。
⑥塩、薄口しょうゆで味を調え、青ねぎを加えて火を止める。器に盛り、菜の花を添えてできあがり。
鮮度の良い大羽イワシが手に入ったので握り寿司を作ることにしました。生のままだと身が柔らかいので、ちょっとだけ塩と酢でしめてから使います。
イワシ・・・適量
塩・・・適量
穀物酢・・・適量
すし飯・・・適量
おろし生姜、生姜甘酢漬け
①イワシは胸ビレの下で頭を落とし、腹骨の部分も庖丁で斜めにカットし、内臓などを良く洗って水気をぬぐいます。
②次に背骨に沿って親指を差込み、手開きの要領で3枚におろし、残っている腹骨を庖丁ですき取ります。
③ ②のイワシの両面に塩を振って10分程度おき、酢に10分くらい漬けます。酢からあげて酢を切り、薄皮を頭側からむけば寿司だねのできあがり。好みで縦方向に2、3本本庖丁で切り込みを入れる。
④後はすし飯で握るだけ。すりおろした生姜をトッピングして盛付けます。
※すし飯は市販のすし酢で作ると簡単便利です。炊きたてのご飯をボールに取り分け、その重量の1割を目安にすし酢を振りかけます。よく切り混ぜてから団扇などで冷ませばでき上がり。絞った濡れ布巾をかけてしばらく寝かすと更に良い。
すし飯の分量は握り1個分が18g程度なので、寿司だねの分量に合わせてすし飯を作ってください。
デパ地下の魚屋さんをのぞいたら、大阪湾で獲れたぴかぴかのイワシが売っているではありませんか。以前から市場でもちょくちょく見かけていて、食べてみたいと思っていたので、ちょっと高い(3尾 500円)けれど購入、酢締めを作ることにしました。酢締めは以前にも作ってHPに載せているので、今回は小骨切りを兼ねて格子状の切れ目を入れました。秋のマイワシは脂肪がべとべとにのっていて、他に煮ても焼いても最高です。
大羽イワシ・・・2尾
塩・・・少々
昆布茶・・・少々
寿司酢・・・少々
つま・・・野菜適宜・適量(今回はタマネギ、ミョウガ、カイワレ、おろし生姜)
①タマネギは薄く櫛形にスライスし、水で10分くらいさらして水気を切る。ミョウガは薄切り、カイワレは根を切る。
②イワシは頭をカットして内臓を抜き、水洗いして水気をよく拭き取る。
③ ②のイワシを3枚におろし、身・皮の両面に昆布茶と塩を薄く振って冷蔵庫に10分くらいおいて身を締め、血合いの骨と小骨(肉間骨)を骨抜きで抜く。
※大きいイワシを刺身や酢締めにする場合、手開きするより包丁で3枚におろした方がきれいにできます。ただ、手開きの時と違い小骨が残ってしまうので、血合い部分の骨と小骨を抜く必要があります。血合いの骨と小骨は平行に並んでいるので指で探りながら抜いてください。骨が細いので多少は残っていても問題なしです。
④市販の寿司酢を水で2倍に薄めて③のイワシを10分漬け、酢から上げてキッチンペーパーでよく酢をぬぐう。頭のほうからイワシの薄皮を手でむき、5ミリ幅程度に浅く格子状に包丁を入れる。包丁を入れることで、多少小骨が残っていても骨が切れて、小骨が気にならなくなります。
⑤ ④のイワシを半分に切り、つまの野菜と一緒に盛り付ける。銀色の皮肌を表にして丸めるように盛り付けると格子状の切れ目が開いてきれいです。
節分の塩いわし、焼く以外で何か食べ方がないものかと考え、マリネにしてみました。けっこう美味しくできました。
塩イワシ・・・4尾(約200g)
タマネギ・・・1/4個
プチトマト・・・2個
レモン・・・輪切り2枚
パセリ・・・少々
小麦粉・・・少々
揚げ油・・・適量
<マリネ液>
穀物酢…大さじ2、砂糖…大さじ2、水…大さじ1、塩…小さじ1/3、コショウ…少々
①タマネギは薄切り、プチトマト、レモンの輪切りは1/4にカットする。ボール等にマリネ液の材料を合わせておく。
②塩イワシを三枚におろして腹骨の部分を包丁ですき取り、食べやすい大きさに切る。油で揚げるので、小骨は残っていてもOKです。
③ ②のイワシに小麦粉をまぶして中温の油で揚げ、熱いうちにマリネ液に漬け込む。①のタマネギ、プチトマト、レモンも加えてマリネ液になじませ、器に盛る。パセリを散らせばでき上がり。
オイルサーディンは家庭でも本格的なものが作れます。ただ、半日くらいかかるので、時間に余裕があるときにどうぞ。今回は体長が15cm以上あるマイワシでしたが、小さいものならもっと作る時間が短くて済みます。カタクチイワシでもできますよ。写真のプチトマトはレシピに書いていませんが、イワシと一緒に5分くらい加熱したものです。彩もよく、トマトも美味しくて、付け合せのお勧めです。
(490kcal)
マイワシ(体長15~17㎝くらい)・・・12尾
塩・・・40g
水・・・2カップ(400ml)
鷹の爪(乾燥)・・・1本
ローレル(乾燥)・・・3枚
サラダ油、オリーブ油・・・適量
①イワシの頭を落として内臓を取り除き、お腹の中をきれいに洗う。出来上がり写真のように腹骨の部分を包丁で切り取ってしまうときれいにできます。イワシの皮が破れると出来上がりの見映えが悪くなるので、扱いを丁寧に!
②3%くらいの食塩水をつくり、①のイワシを漬けて冷蔵庫で2時間保存する。これはイワシに塩味をつけるためで、10cmくらいの小さめのイワシなら1時間くらいでOKです。
③イワシを塩水から揚げ、一度水洗いをし、布巾等で水分をきれいにぬぐい、重ならないように浅手の鍋に並べる。今回イワシを12尾にしたのは、使ったフライパン(径20cm)に並ぶ量が12尾くらいだったからです。残りは煮て食べました。
④サラダ油とオリーブ油を半々くらいの分量でイワシが浸かるまで注ぎ、ローレルと種を除いた鷹の爪を加えて弱火にかける。サラダ油とオリーブ油の配合は適当でOKです。サラダ油が多い方が軽い感じで仕上がります。
⑤さて、ここからがなかなか大変です。油が熱くなるとイワシから小さな気泡が出てくるので、火加減を最も弱くして、小さな気泡がプチプチと出てくる状態を保ちます。油の温度が高すぎると気泡がたくさん出てきて、イワシの皮が膨れて破れたり、焦げたりして唐揚げ状態になってしまいます。イワシの皮は、出来上がりまで銀色のままです。温度が高すぎるようならば一旦火を止め、気泡が出なくなったらまた着火します。
⑥1時間半くらいこのままの状態を保ったら、時々試食してみて、骨が柔らかくなるまで加熱します。今回のイワシで約2時間かかりました。10cmくらいの小さめなら1時間くらいで出来上がります。また、加熱時間が長めだとイワシの水分が飛ぶので保存できる期間が長くなります。
⑦出来上がったら冷まし、油に浮いた膜のような固形物(塩のようです)を除き、油ごとタッパや瓶に入れて保存します。冷蔵庫で1週間くらいは十分に保存可能ですが、あまりにおいしいので今回は家族の総攻撃を受け、その日の内になくなってしまいました。
※残った油はイワシの臭いがしますが、加熱するとかなり臭いが消えるので、炒め物などに使えます。
平子イワシ(イワシの幼魚)は春から初夏にかけての旬の味。甘辛く炊いた煮付けは私の大好物です。骨は元々柔らかいですが、煮汁の水をちょっと増やして長めに煮ると更に柔らかくなり、丸ごと美味しく食べられます。
平子イワシ…1パック
生姜…1カケ
<煮汁>
醤油…大さじ2、砂糖…大さじ2、みりん…大さじ2、酒…大さじ4、水…大さじ12(180ml)
①イワシの頭を指でちぎり、一緒に内臓も取り出して水でさっと洗う。生姜は薄切りに。
②鍋に煮汁の材料を入れて混ぜ合せ、イワシと生姜も加えて火にかける。最初は強火で、沸騰して灰汁がでてきたらすくい取る。
③中火に落として落し蓋をし、煮汁が少なくなるまで煮ればでき上がり。
※醤油の量は、頭と内臓を取った後のイワシ100gに対して大さじ1が目安です。砂糖他の材料は醤油の量に比例。今回は少し長く煮るために水の量を多くしたので、煮汁はイワシが泳ぐくらいです。
酢じめにしたイワシをネギと酢味噌で和えました。さっぱりとして美味しいです。好みで酢味噌に辛子を加えても、また冬場なら柚子皮の細切りを加えてもいいですね。
マイワシ(中)・・・4尾
塩・酢・・・適量
刻み青ネギ・・・適量
酢味噌(市販品)・・・適量
※今回は市販品の酢味噌を使っていますが、ご自分で作られるなら(味噌・・・大さじ2、酢・・・大さじ1、砂糖・・・大さじ1+1/2)をよく混ぜて使ってください。
いわし酢じめの作り方は当HPで紹介していますので、それを参考にしてください。後は食べやすく切って、刻み青ネギと合わせ、酢味噌で和えるだけです。
ピザ生地の代わりにイワシを使っています。イワシがちょっとおしゃれなオードブルに大変身。魚の苦手な子供さんにも喜んで食べてもらえそうです。今回はピザソースを自作していますが、市販のソースを使えば更に簡単です。
小イワシ…6尾
塩・コショウ…少々
小麦粉…少々
オリーブ油…少々
ミニトマト…2個
ピーマン…1/2個
とろけるチーズ…30g
<ピザソース>
ケチャップ…大さじ2、マヨネーズ…大さじ1/2、おろしニンニク…1カケ分、塩・コショウ…少々(※バジル、オレガノなどあれば加えてください。なくてもOK。)
①イワシは頭をカットして内臓を除き水洗いしたら、手開きして骨を除く。ミニトマト、ピーマンは輪切り。ピザソースの材料を混ぜておく。
②開いたイワシに塩・コショウをふり、小麦粉をつける。フライパンを熱してオリーブ油をひき、イワシの両面をこんがりと焼く。
③アルミホイルにオリーブ油を塗り(又はクッキンギシートで)②のイワシをのせる。イワシにピザソースをかけ、ミニトマト、ピーマンをのせてチーズをふりかけ、オーブントースターでチーズに薄く焦げ目がつくくらいまで5~6分焼けばできあがり。
イワシの握り寿司は、以前にも紹介しましたが、今回は幼魚の平子イワシで作った握り寿司です。親のイワシは確りとした魚の味がしますが、平子の方はふわ~ぁとした食感で、私の大好物。初夏に一度は食べたい旬の味です。今回は、会社帰りに立ち寄ったスーパーで1パック100円のを発見、おもわず2パックほど購入して作りました。安いですが、ちょっとだけ手間がかかります。
平子イワシ・・・適量(今回は2パック)
塩・・・適量
酢・・・適量
寿司酢・・・適量(今回は市販品を使いました)
ご飯・・・適量
細ネギ・・・適量(小口切りに刻む)
生姜・・・適量(すりおろす)
①平子イワシは頭を落として腹骨の部分を包丁でカットし、さっと水で洗う。これからが調理のポイントですが、洗ったイワシを約3%の冷塩水(海水程度の塩を入れた氷水)に5分くらい浸けて魚を締めます。この処理をすることで、魚が締まり、開きやすくなりますし、鮮度落ちも防げます。
② ①のイワシの水気をよく拭い、手で開いて骨を除く。普通はここで魚に塩を振って身を締めますが、平子は小さくえ塩が効きすぎるので塩水を使います。8%程度の食塩水に氷を加えて冷やし、4分くらい開いたイワシを漬ける。身がぬるっとした触感になればOK。
③イワシを塩水から上げて水気を切り、酢に4分くらお漬け、酢をよく切る。魚が小さいので酢は水を3割くらい加え、少し薄めて用います。イワシの開きには背ビレが付いたまままので、この段階でつまみ取ってください。酢で皮が柔らかくなっているので簡単に取り除けます。尾も切り落して整形してください。
④熱いご飯をボールに取り分け、ご飯重量の1割の寿司酢を加えてよく混ぜ、濡れ布巾を掛けて15分くらい酢をなじませたらすし飯のできあがり。すし飯は寿司1個分で18gくらいなので、イワシの尾数に合わせてすし飯を作ってください。
⑤イワシで寿司を握り、刻みネギとおろし生姜をトッピングしてできあがり。
おすそ分けで北海道のマイワシをいただいてしまいました。150gくらいある立派なやつで、鮮度も良好。ラッキー!!・・・で、さっそくお刺身に。
皮の下に脂が層になっていて、食べるととろけます。というか、室温が高いので食べる前から刺身が溶け出していました。
レシピと言ってもお刺身を作るだけなので、簡単に書いておきます。ポイントは、頭、腹を除いて水洗いしたら、冷塩水(塩3%くらいの氷水)で魚体を締めてから料理すること。魚の温度が高いと脂肪が溶け出してしまいます。
【材料】
イワシ(大)…1尾
大根ケン、大葉…適宜
大根おろし、おろし生姜…適量
①胸ビレの下で頭を切り落し、腹を抜いてよく洗い、冷塩水で5分くらい冷やす。
②冷塩水から上げて水気を拭き取り、手開きで3枚におろし、包丁で腹骨をすきとる。頭の方から皮をむく。
③後は切るだけですが、イワシは小骨が多いので、薄く削ぎ切りにします。
生のイワシから作る蒲焼は、ふんわりとした食感で実に美味しいです。ネギ、生姜、みょうが、貝割れ、大葉など香味野菜を刻んで振りかけるとさっぱり味の丼になります。
イワシ・・・4尾(約240g)
小麦粉・・・適量
油・・・適量
シシトウ・・・4本
ご飯・・・丼2杯分
<タレ>
醤油…大さじ2、みりん…大さじ2、酒…大さじ2、砂糖…大さじ2、水…大さじ2
①イワシの頭と内臓を除き、手開きにして骨を取り除きます。包丁で開いたほうがきれいにできますが、手開きにすると小骨も一緒に取り除けるので美味しくできます。背びれを取るのも忘れずに! タレの材料を合わせて混ぜておく。
②開いたイワシに薄く小麦粉をはたき、熱したフライパンに油を少量ひいて身の側から焼く。焦げ目がついたら返して皮側も焼きます。途中でシシトウを加え、一緒に焼く。
③イワシが焼けたらキッチンペーパー等で余分な油をふき取り、火を止めてから合わせたタレをフライパンに流しいれ、煮詰めながらイワシとシシトウに絡める。
④ご飯を器に盛り、焼いたイワシとシシトウのせ、フライパンに残ったタレをかければでき上がり。
イワシを塩と酢でかるく締め、オリーブ油に漬け込んだ料理です。酒のつまみに最適!見映えもよいのでホームパーティーなどにも使えます。
イワシ・・・4尾
塩・・・適量
酢・・・適量
ニンニク・・・1カケ
大葉・・・2~3枚
トマト・・・小1個
黒コショウ(粗引き)・・・適量
①イワシを手開きにして両面に塩をパラパラと振り、30分くらい締める。
② ①のイワシを酢でさっと洗い、酢を切って頭側から皮をむく。イワシを皿などの器に入れ、薄くスライスしたニンニクをのせ、オリーブ油を少量注いで全体にいきわたらせて冷蔵庫で1時間くらい漬け込む。
③ ②のイワシを取り出して黒コショウを振ってから食べやすくカットし、櫛切りにしたトマト、スライスニンニクと一緒にちぎった大葉で挟んで盛り付ける。
イワシを使ったハンバーグの種です。これを使って色々なイワシのお料理ができちゃいます。
味噌や生姜を入れることで、生臭くなくなります。
味噌を入れることで味に深みが増しますが、調味料の味は一切感じず、食べやすいです。
224kcal/100g(焼くときの油は含まれておりません)
①酒で味噌を溶いたもの、生姜、醤油、卵を混ぜ合わせる。ネギは刻んでおく。
②イワシのすり身にネギと①でつくたものを入れ、ハンバーグを作る感覚で、混ぜ合わせる。
③油で焼く
イワシはお腹を綺麗に洗うことによって、生臭さが消え、とても、食べやすくなります。
人参以外にも菜の花を入れるのもお勧めです。
イワシは種類で違いますが、マイワシの栄養で注目する所がたくさん。
1.アミノ酸バランスがよく、タンパク質が豊富→筋肉や赤血球をつくる
2.魚の中では高エネルギー
3.多価不飽和脂肪酸が多い→血液サラサラ
4.Ca・P・Mg豊富→骨を丈夫にする。
5.ビタミンDも豊富→Caの吸収を高める
6.Fe・Znも多い→貧血を予防。
7.ビタミンB2・B6・B12多い→タンパク質をつくる手助け。神経細胞の働きを助ける
ご飯…300g
イワシ…3~4尾(100g)
にんじん…1/2本(50g)
天ぷら粉…100g
水…160ml(天ぷら粉に表示されてある分量で)
揚げ油…適量(30g)
〈タレ〉
醤油…大さじ1
味醂…大さじ1・1/2
酒…大さじ1・1/2
砂糖…大さじ1・1/2
水…大さじ1・1/2
1.イワシ全体を水でよく洗い、頭・内臓を取り除いた後、さらにお腹をよく洗う。
2.1のイワシは手開きにする。にんじんは千切りにする。
3.天ぷら粉に冷たい水を加え、混ぜる。
4.にんじんに軽く小麦粉もしくは片栗粉をまぶし、天ぷら粉につけ、お玉一杯分くらいの量を掬い取り、揚げる。
5.残った天ぷら粉でイワシを上げる。
6.タレは調味料を合わせて、煮詰めておく
7.できたタレをごはんにかけ、天ぷらを盛り付ける。
イワシは頭とお腹を切り落とせば、手開きできます。骨が気になる方は尾まで取り除いていただくと骨も気にならず美味しく食べられます。
フライと言ってもパン粉を使わず揚げ焼きで作ることができるので、普通の揚げ物よりも脂質が減り、体重が気になっている方にこの調理法はお勧めです。
今回はタルタルソースを使用しましたが、オーロラソース、マヨネーズだけでもおいしいです。皆さんのお好みのソースをかけてください。
(558kcal/人)
平子イワシ…12匹(大きい場合は8匹)
コッペパン(小)…4個(ホットドッグ用でもOK!)
塩・コショウ…少々
小麦粉…大さじ2
サニーレタス…4~5枚
トマト…1/2個
タルタルソース…大さじ1~2
油…大さじ1・1/2
1、イワシを水洗いし、頭とお腹を落として手開きをする。
2、イワシに塩・コショウを振り小麦粉を付け、イワシをフライパンで揚げる。
3、サニーレタスをよく洗い、水を切って手でちぎる。
4、トマトは洗って、薄切りにする。
5、パンにサニーレタス、トマト、揚げたイワシ、タルタルソースの順にはさむ。
イワシハンバーグの種を使ったメニュー2つ目チーズを入れることで、いつもと違う揚げ餃子に。
生臭みもなく、子どもでもパクパク食べられるメニューです。
(約354kcal/人)
イワシハンバーグの種…60g
(イワシのハンバーグの種は別に乗せております。そちらをご参考ください)
チーズ(ピザ用)…40g
餃子の皮…12枚(88g)
油…適量
①イワシハンバーグの種約5gをスプーンに取り皮に乗せる。
②①の上にチーズを乗せ餃子の皮で包む。
③多めの油で揚げる。
あったかご飯に混ぜるだけ。なんだかどっかで聞いたようなセリフですが、その通りなんです。食べる前にちょっとお醤油をたらしてください。
煉りわさびを入れてお茶漬けにもgoodです。
簡単なので、レシピというほどのものではありませんが・・・
①焼き鯛の身をほぐす。
②あたたかいご飯と、①、白ごまをまぜる。
③青海苔なんかかけてもいいです。
④お醤油をちょっとたらしてください。
⑤ご飯があったかいうちにどうぞ!
小鯛の頭で潮汁を作りました。ちなみに、身の方は鯛飯にしました。
潮汁はいろいろな魚で作れますが、やはりマダイは見映えが違います。王者の貫禄といったところでしょうか。
(111kcal/人)
小鯛頭・・・1尾分
塩…適量
水・・・2カップ
昆布・・・5×10cm
酒…大さじ1
塩…小さじ1/4、薄口醬油…小さじ1、みりん…小さじ1/2
万能ネギ・・・4本
木の芽・・・少々
①小鯛の頭を半分に割り、軽く塩をして10分くらいおく。万能ネギは5㎝に切る。。
②小鯛頭を5秒くらい熱湯に通し、水にとって鱗や血のよごれなどを落とす。
④鍋に水(2カップ)と②の鯛の頭、昆布、酒を入れて火にかけ、沸騰前に昆布を取り出し、アクを取る。弱火に落として7~8分煮る。塩、みりん、薄口醤油で味を調え、ネギを加えてできあがり。
⑤椀に盛り、木の芽を添える。
刺身もおいしいけれど、夏場はカルパッチョがいいですね。作るのも簡単です。セロリの香りとレモンの爽やかな酸味が食欲をそそります。
鯛の他、スズキ、イサキ、メバルなど白身の魚なら何でもOKです。
(200kcal/人)
鯛刺身用短冊・・・200g
玉ねぎ・・・1/4
ミニトマト・・・2個
セロリ(若葉)・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ4
塩・コショウ・・・適量
レモン・・・1/2
①トマトは輪切りに、玉ねぎも薄く輪切りにしておく。
②鯛を薄く削ぎ切りにし、きれいに皿に並べ、軽く塩・コショウをする。
③上にトマトと玉ねぎのスライスをのせ、セロリを散して全体にオリーブオイルをかける。上にレモンを搾ってできあがり。
桜鯛の時期は筍(タケノコ)の旬でもあります。これを合わせて炊き込みご飯にし、木の芽などをあしらえば、もう言うことなし。春をいただきましょう!
水加減が難しそうに思えますが、しょうゆ、酒などの調味料を加えて通常のご飯の水加減の分量です。作ってみればわりと簡単!
(404kcal/人)
鯛の切身・・・2切れ
塩…適量
筍(茹でた物)・・・150g
ニンジン・・・1/2本
木の芽・・・適量
米・・・2合
水・・・酒や調味料を加えて既定の目盛に
昆布・・・1切れ(5㎝×10㎝)
<A:調味料>
薄口しょうゆ・・・小さじ2、酒・・・小さじ2、みりん・・・小さじ1、塩・・・小さじ1/2
①鯛の切身に軽く塩を振って20分程度おき、洗って水気を拭く。表面をグリルで焼く※。
※ 焼くのは香ばしくするため。中まで火を通さなくてもよい。
②筍、ニンジンは食べやすい大きさに切っておく。
③米を洗って水加減してAの調味料を加え※、上に①の鯛、昆布、筍、ニンジンをのせ、ご飯を炊く。
※ 味は、吸物よりも少し薄めの程度です。塩の分量で調節してください。
④炊き上がったら、鯛の身をほぐして骨を除き、全体を軽く混ぜる。
⑤茶碗に盛り、木の芽を添える。
しゃぶしゃぶと云えば牛肉でしたが、近頃は豚や鳥などの肉類の他、魚のしゃぶしゃぶも人気です。鯛のしゃぶしゃぶも人気のひとつ。
刺身が作れる人ならば簡単にできますから、ぜひ試してみてください。
鯛の皮付き短冊(刺身用)・・・1人分で70~100g程度
水・・・適量
昆布・・・1切れ
酒、塩、みりん・・・少々
豆腐、鍋用野菜(白菜、しいたけ、えのき、春菊、白ねぎ 等)・・・適量
もみじおろし、きざみねぎ、ポン酢・・・適量
①鯛の短冊を薄めに(4~5㎜くらい)に削ぎ切りにし、皿に並べる。豆腐や野菜も食べやすく切る。
②鍋に昆布と水を入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出す。それに酒を適量と塩、みりんを少し加えて(ごく薄めの吸物程度の味)準備できあがり。
③鯛は4~5秒シャブシャブっとして、もみじおろしときざみねぎを加えたポン酢でいただきます。野菜も適宜入れて煮、同様に。
④最後はご飯を加えて雑炊に。薄切りの餅もおいしい。
マダイは白身で繊細な味なので、味付けはシンプルなものが一番です。今回は旬が同じワカメや白ねぎと一緒に淡煮にしました。淡煮は吸物よりちょっとだけ濃いめの汁で炊く煮物です。多めの煮汁に素材のダシが溶け出してとても美味しい。
※写真はマダイの頭を使いましたが、通常手に入り易い切身でレシピを書いています。
【材料(2人分)】
マダイ切身・・・2切れ(約200g)
白ネギ・・・10㎝
ワカメ・・・60g(塩ワカメを水で戻したもの)
シイタケ・・・2枚
だし昆布・・・5×10㎝
塩・・・適量
<A:煮汁>
水・・・2カップ(400ml)、薄口しょうゆ・・・大さじ2、酒・・・大さじ2、みりん・・・小さじ1
①マダイの切身に塩を振り、30~40分くらいおく。
②白ねぎは5㎝に切り、斜めに何か所か切れ目を入れる。シイタケは軸を切っておく。
③鍋に湯を沸かし、②の白ネギ、シイタケを湯通しする。同様に戻したワカメも湯通し、冷水にとってから軽く水を絞っておく。
④同じ鍋で①の切身も湯通しして霜降り、冷水でウロコや血などの汚れを洗っておく。
⑤別の鍋に だし昆布とAの煮汁、③の白ネギ、シイタケ、④の切身を加えて火に掛ける。
⑥沸騰前にだし昆布を取り出し、アクを取りながら白ネギに火が通るくらい(5分ほど)煮、③のワカメを加えて火を止める。煮汁と一緒に器に盛付けてできあがり。
2007年に農水省が主催した「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた鯛の料理です。愛媛県日振島の郷土料理「ひゅうが飯」が元になっているそうで、簡単に言えば刺身入りの卵かけご飯。
鯛の他、アジ、ハマチなど刺身にできる魚なら何でも応用できます。レシピはいろいろあるようですが、今回は宇和島市観光協会のホームページに載っているレシピをアレンジして作ってみました。
(430kcal/人)
マダイ刺身用短冊・・・約150g
卵・・・2個
きざみのり・・・少々
きざみねぎ・・・少々
みかんの皮(千切り)・・・少々
炒り白ゴマ・・・少々
ご飯・・・適量
<A:調味料>
酒・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、だし汁・・・大さじ3、醤油・・・大さじ2
①マダイの短冊は薄くそぎ切りにする。
②調味料Aの酒、みりんをひと煮立ちさせてアルコールを飛ばし、醬油とだし汁加え冷ます。
③卵を軽く解いて②に加え、①も加える。
④器に熱いご飯を盛り、③をかけ、のり、ねぎ、ゴマ、みかんの皮を散す。
「湯霜造り」は、皮付きの刺身用冊を湯引きにしてから刺身に引いたものです。湯引いた後の皮が松の表皮のように見えることから松皮造りともいいます。表面の脂を落すので、さっぱりといただく春夏向きの調理法。ゼラチン質の皮もおいしいです。
マダイの他、イサキなども湯霜造りに適しています。
マダイ刺身用短冊(皮付き)・・・適量
大根ケン、大葉、ミョウガなど付合せ用・・・適量
要はお刺身なのでレシピもなにもないですが、湯引きの仕方を覚えておくと料理の幅が広がります。
①まな板を斜めにして水切れを良くし、冊取りしたマダイを皮を上にして置く。
②マダイの上に固く絞った濡れ布巾を広げ、その上から熱湯を注ぎ、冷水にとって冷ます。皮が縮んで身が反るので、皮に切れ目を入れてもよい。
※まな板が耐熱性でない場合は、金属製のバットなどを使う。
③後はマダイの水気を布巾などでぬぐい、刺身に引いて大根のケンなどと盛付けます。
タイのあっさりとした味とクリームソースのまろやかさがよく合います。
タイ切身 1切
アスパラガス(緑・白) 適量
スナップえんどう 2コ
クリームスープの素 25g
水 1カップ
牛乳 1/3カップ
1.タイの切身に塩を振り、コンロで焼く。
2.鍋に水を入れ、ホワイトアスパラ、グリーンアスパラを敷いて煮る。
3. このとき、スナップえんどうも一緒に入れてボイルして取り出す。
4. アスパラが煮えたら、クリームスープの素を入れよく溶かす。
5. 3に牛乳を入れひと煮たちしたら火をとめる。
6. 皿にアスパラを盛りつけた上にタイをのせ、スナップえんどうを付け合せる。
7.上からクリームスープをかけて出来上がり。
刺身に添えるのは大根のケンが一般的ですが、ウチではこれです。
★お料理のポイント★
イカや白身の魚は特にキャベツの緑色との相性がよく美しく盛り付けられます。大根のケンだと残しがちですが、キャベツだと刺身と一緒に食べたり、刺身を食べた後に食べたりと残すことがありません。刺身を食事の献立に入れたときにも野菜をタップリ食べられる工夫です。ピーマンをスライスしたものでもキレイでいいと思います。
刺身、キャベツ、ピーマン、カイワレ、ニンジン
①野菜を洗って水気を切り、千切りにする。
②皿に野菜と刺身を盛りつける。
桜鯛と菜の花の取り合わせで、春にぴったりのお料理です。
食べるときはお醤油をかけてください。
タイ切身 1切
菜の花 適量
レモン 半分
塩 少々
しょうゆ 適量
1. 菜の花をゆがき、水気をしぼる。
2. タイの切身に塩を振り、コンロで焼く。
3.レモンを切る。
4.皿に盛りつける。
5.食べるときは、レモンを絞り、醤油をかける。
新しい魚の食べ方です。オリーブとプチトマトがイタリアンな一品にしてくれます。簡単に作れて、失敗も少ないですので、ぜひお試しください。タイ以外の白身魚やアサリ、ハマグリなどを使ってもおいしいです。いろいろ組み合わせてみてくださいね。
(330kcal/人)
タイ(大) 半身
ムール貝 4個
プチトマト 8個
ブロッコリー 適量
ブラックオリーブ 4個
イタリアンパセリ 適量
フレシュタイム 適量
オリーブオイル 大さじ3
にんにく 1片
塩・こしょう 適量
水 200cc
1.タイは、大きなものは3枚におろして、片身を使いますが、小さいものだとウロコと内臓を取って丸ごと使います。
2.タイの皮目に包丁で切れ目を入れて、両面に塩をして10分ほどおいておきます。
3.ムール貝は殻をよく洗う。
4.にんにくは、みじん切りにする。黒オリーブはスライスする。
5.フライパンにオリーブオイルを入れ、中火で温めて、そこにタイを皮が下になるように入れて焼き色をつける。焼き色がついたら裏返す。にんにくのみじん切りを入れる。
6.ムール貝、トマト、黒オリーブ、タイムを入れ、水を注いで蓋をして強火にする。
7.シューシューと蒸気が出てきたら、3分ほど中火にして蒸し焼きにする。
8.味を見て塩・こしょうをする。
9・イタリアンパセリをみじん切りにして散らしてできあがりです。
会社帰りに立ち寄ったスーパーで特売の天然マダイを発見。1尾798円だったので、三枚におろしてもらいさっそくゲット。刺身にするにはちょっと身が柔らかかったので昆布締めにしました。昆布締めといっても簡単バージョンの「なんちゃって昆布締め」で、昆布茶を振りかけて作ります。・・・でも、味は結構本格的。ねっとりとした食感で旨みも増し、美味しかったです。
ちなみに、頭とアラは煮物に、お腹に入っていた白子は天ぷらにしました。
タイの刺身用冊・・・1尾分
昆布茶・・・適量
付け合せの大葉、大根ケン・・・適量
①タイ刺身用冊の両面に昆布茶をふりかけ、クッキングペーパーで包み、上からラップを巻く。これを冷蔵庫に入れて3~4時間ねかせば簡単昆布締めのでき上がり。クッキングペーパーが昆布の代わりに水分を吸い取ってくれます。そのまま1日くらい寝かせておいてもOKです。
②冷蔵庫から昆布締めを取り出し、薄めの削ぎ切りにして大葉や大根ケンと盛り付けて完成。
魚のあら炊きは煮る前の下処理が肝心です。湯通しして冷水にとり、ウロコや血などの汚れをきれいに洗い流してから煮ます。湯通しは熱湯ではなく、少し差し水をして90~80℃くらいが適温。温度が高すぎると皮がむけてしまいます。
(452kcal/人)
タイのアラ…1尾分(約450g)
ゴボウ…150g
生姜…1カケ
ブナシメジ…1/2パック
生姜…1カケ
<煮汁>
醤油…大さじ4、みりん…大さじ4、砂糖…大さじ2、酒…大さじ4、水…240ml
※煮汁の量は、魚120gに対して醤油が大さじ1が目安です。魚の分量で醤油の量をきめ、砂糖やみりんはそれにスライドさせる。
①アラを湯通しして冷水にとり、ウロコや血どの汚れをきれいに洗い、水を切る。
②ゴボウは食べやすく切って水で洗う。ブナシメジは石付きを切り株分けする。生姜は千切り。
③鍋に煮汁、魚、野菜を入れ強火にかける。沸騰したたら大まかにアクをすくい、落し蓋をして中火に落とし煮る。時々、煮汁を魚にかける。煮汁が少し煮詰まって、やや辛めくらいが出来上がりの目安。
※魚は型崩れさせないように、ヘラを使って鍋から取り出し盛り付ける。取り出しやすい浅手の鍋(フライパン等)がお勧めです。
春の鯛は真子(卵巣)か白子を持っているので、これを食べるのも楽しみです。今回は雄の鯛で白子でした。家の裏の河原に行って菜の花を摘み、一緒に天ぷらにしました。
普通に天ぷらにするだけなので特にレシピというほどのこともないですが、簡単に書いておきます。
【材料】
タイ白子…1尾分
菜の花…5~6本分
レモン…少々
揚げ油
<衣>
薄力粉…大さじ3、冷水…大さじ4
①白子に塩をパラパラと振って5分くらいおき、さっと洗って水気をふき取る。
②分量の薄力粉、水をざっくりと混ぜて衣を作る。
③菜の花、①の白子に小麦粉(分量外)を軽くまぶしてよくはたき、中温の油でからっと揚げたらでき上がり。
◎レモンを絞り、塩か昆布茶をで食べます。もちろん普通の天つゆでもOKです。
連日の猛暑で食欲も減退気味。刺身にした残りの頭を豆板醤と甜麺醤を使ってピリ辛煮にしました。辛味がきいて箸がすすみます。
(500kcal/人)
鯛の頭…1尾分 約400g(二つに割ったもの)
水ナス…1個
生姜…1カケ
ニンニク…1カケ
<煮汁>
醤油…大さじ3、みりん…大さじ3、砂糖…大さじ2、豆板醤…大さじ1/2、甜麺醤…大さじ1、酒…180ml、水…180ml
①最初に鯛の下処理です。熱湯に1割程度の差し水をして鯛の頭を10秒程度浸し、取り出して流水で鱗や血などの汚れを丁寧に取り除く。差し水をして温度を下げるのは、温度が高すぎると皮がむけて見映えが悪くなるからです。
②水ナスはヘタを除いて縦に四等分し、1cm間隔で肉厚の半分くらいまで切れ込みを入れる。生姜は薄切り、ニンニクはつぶして粗切り。
③鍋に煮汁と他の材料全部を入れて強火にかけ、沸騰したら落し蓋をして中火に落とし、煮汁が1/3くらいになるまで(10分くらい)煮ればでき上がり。
アジを釣りに行ったのですが、釣れたのは20㎝ほどの小鯛。刺身には小さすぎるので、塩と酢でしめてキュウリと甘酢和えにしました。小鯛は皮が軟らかいので皮付きで使います。色がきれい。他の料理では、しめた小鯛を使った押し寿司もお勧めです。アラは潮汁などに。
小鯛…1尾
塩…適量
酢…適量
昆布茶…適量
キュウリ…1本
<甘酢>
酢…大さじ2、砂糖…大さじ1、塩…小さじ1/5、水…小さじ1、顆粒だし…少々
①小鯛は三枚におろして腹骨をすき取り、血合いの小骨も骨抜きで抜く。
②上記の下処理した小鯛にフィレの両面に軽く塩を振り、30分おく。塩を水でさっと洗って水気をきり、昆布茶をぱらぱらと振ってから酢に30分漬ける。
③キュウリは薄切りして2%の塩水に10分くらい漬け、しんなりしたら塩水から上げて強めに水気を絞る。
④小鯛のフィレを酢から上げて食べやすい大きさに削ぎ切りし、③のキュウリと一緒に甘酢に和えて出来上がり。
今回はスーパーで購入した鯛の刺身用短冊を使って昆布締めを作りました。前回紹介したのと同じ、昆布茶を使った簡単バージョンです。
マダイ(刺身用短冊)…1冊
昆布茶…適量
<添物>
キュウリ…1本
塩…適量
甘酢…適量
①鯛(短冊)の全体に昆布茶をふりかけ、クッキングペーパーを巻いてラップで包む。これを冷蔵庫で3時間くらい保存して締める。
②締めた鯛を刺身に切ります。今回は身が厚かったので半分に削ぎ、拍子木造りにしました。器に盛り、蛇腹に切ったキュウリの甘酢かけを添えました。ワサビ醬油でもよいし、スダチかレモンを絞っても美味しいです。
◎添物(蛇腹キュウリ)の作り方
添物は冷蔵庫にあったキュウリを使って蛇腹キュウリを作り、甘酢をかけました。蛇腹キュウリの作り方を簡単に書いておきます。
ⅰ)キュウリのヘタを落とし、片面に斜め45度くらいの角度で切れ目を入れる。反対側に反して、同じように切れ目を入れる。全部切り離してしまわないように、キュウリを割り箸2本で挟んで切ると切りやすいです。
ⅱ)2%程度の塩水(水1ℓに塩大さじ1強)を作り、切ったキュウリを10分くらい漬けるしんなりとさせる。よく水気を絞ればできあがり。
ⅲ)3㎝程度に切り、甘酢をかける。今回は市販の寿司酢を薄めて使いました。
鯛と春キャベツを使って。もちろん白菜でもOKです。
野菜から水分がでるので、調味料もお酒のみ!簡単メニューです。
鯛はお店で購入時、ウロコと内臓を取ってもらったのでさらに簡単!おすすめです。
(689kcal/人)
マダイ1尾(300~400gくらい)、酒 大さじ1~2 玉ねぎ1/2個
生しいたけ 3個 春キャベツ1/8個 塩 大さじ1 出し昆布 5×10cm
①タイはさっと水洗いして塩を振っておく(30分くらい)。
②鯛は半分に、玉ねぎはくし切り、しいたけは薄切り、キャベツはざく切りにしておく。
③耐熱性のボウルに野菜を敷き、鯛・出し昆布を乗せ、お酒をふりかける。
④蒸し器にお湯を沸かし、③のボウルを入れてフタをし、強火で15分蒸したらできあがり。
※お好みでポン酢やゴマドレッシングなどをつけていただきます。
塩とオリーブ油で食べるお刺身も、とても美味しいです。野菜は適当なものでOKですし、ディルとかイタリアンパセリなど適当なハーブがあれば加えると雰囲気が出ます。塩も岩塩とか使えば更に美味しそうです。
(310kcal/人)
鯛刺身用短冊・・・1冊(約160g)
塩…少々
タマネギ…1/4個
ベビーリーフ…1/2パック
レモン…1/3個
ミニトマト…4個
塩・コショウ(黒コショウ粗挽き)…少々
ガーリックパウダー…少々
オリーブ油…大さじ3
①鯛の短冊に塩をぱらぱらと薄く振り、ラップで包んで冷蔵庫で30分おく。
②タマネギは薄くスライスし、ベビーリーフと一緒に冷たい水で10分程度さらし、水気を切る。レモンは櫛形に、ミニトマトは四つに切る。
③鯛を薄く削ぎ切りして皿に並べ、塩・コショウ、ガーリックパウダーを振る。タマネギ、ベビーリーフ、ミニトマト、レモンを添えてできあがり。レモンを絞っていただきます。
アクアパッツアは私の大好きな料理のひとつ。今回は鯛のアラ(頭とカマ)で作りました。切身で作る場合でも、できれば骨付き切身を使った方が良いだしがでて美味しいです。
(468kcal/人)
鯛の頭とカマ…1尾分(頭を半分に割ったもの約350g)
アサリ…1パック(250g)
ミニトマト…6個
塩・・・適量
オリーブ油…大さじ2+1
ニンニク(みじん切り)…1個分
鷹の爪(輪切り)…1本分
白ワイン(または酒)…大さじ4(60ml)
水…300ml
黒コショウ粗挽き…適量
パセリ(みじん切り)…適量(1本分くらい)
①最初に鯛の下処理です。鯛に塩を振って20分おく。これを湯通しして流水でウロコや血の汚れを洗い、クッキングペーパーで水気を拭く。(湯通しは熱湯に1割くらい差し水して10秒程度が目安です。鯛の場合、温度が高すぎると皮がはがれてしまうので。))
②ミニトマトは半分に切る。アサリは殻をこすり合わせて良く洗っておく。
③フライパンにオリーブ油・大さじ2を入れて熱し、中火で鯛の両面に焼きめを付ける。火を落としてニンニク、鷹の爪を加えて香りをだし、アサリ、ミニトマト、白ワイン、水も加えて蓋をし、強火で蒸し煮する。
④アサリが開き、魚に火が通ったら黒コショウを加え、味見して塩味をチェック。鯛とアサリから出る塩分でほとんど塩は必要ないと思いますが、もし薄ければ塩を加える。(汁が煮詰まってしまったら場合は水を適宜加えてください。)
⑤オリーブ油・大さじ1を加え、ひと煮立ちさせて蒸し汁と乳化させる。パセリを振りかけて火を止める。器に盛りつける時はヘラなどを使い魚の形を崩さないように注意!
鯛の韓国風煮付けです。鯛はあっさりと煮付けることが多いのですが、たまにはこんなのも如何でしょうか。
(258kcal/人)
鯛切身…4切れ(約400g)
付け合せ野菜…適宜(今回は玉葱…1/2個、シメジ…1パック、ニラ…1束)
<煮汁>
醤油…大さじ3、みりん…大さじ3、酒…1/2カップ、水…1カップ、おろしニンニク…1カケ分、おろし生姜…小さじ1、唐辛子粉…大さじ1/2、コチュジャン…大さじ1
①玉葱は5mmの櫛切り、シメジは石付きをのぞいて株を分け、ニラは5cmに切る。
②鯛の切身の両面に熱湯をかけ、冷水にとって鱗や汚れを洗い、水気をぬぐう。
③煮汁の材料を鍋に入れ、②の切身と玉葱、シメジを入れて火にかけ、落し蓋をして5~6分煮る。最後にニラをく加えてひと煮立ちさせてでき上がり。
お刺身用の冷凍マダイで昆布締めに挑戦しました!皮付きのまま、鯛を昆布締めにしたのは初めて。食べる前に皮目をあぶります。
お刺身用の冷凍マダイ(柵状になっているもの)1つ
出し昆布 20cm×10cm(鯛の大きさにあわせて)
①冷凍の鯛を冷蔵庫で解凍する。
②出し昆布を縦半分に割り、出し昆布で鯛をはさんでラップで包み、さらに一晩冷蔵庫へ。
③ラップ、昆布を外したら、皮の付いている面だけ、魚焼き器の網にのせてあぶる。
④薄く切り、刺身同様、わさび醤油などでいただく。
春を先取りする和え物の定番、菜の花の辛子和えにタイの刺身を加えました。ちょっと贅沢な辛子和えです。お出汁に市販の麵つゆを使った簡単バージョン。タイは薄塩で締めて使います。
(134kcal/人)
タイ刺身用短冊・・・1/2冊(60g)
菜の花・・・1/2束(100g)
塩・・・適量
<辛子タレ>
醬油・・・小さじ2、麵つゆ(3倍濃縮)・・・小さじ1、水・・・大さじ3・1/2、練り辛子・・・小さじ1/2~1
①タイ短冊の両面にぱらぱらと薄く塩をふり、ラップで包んで30分冷蔵庫で締める。
②塩を少々加えた熱湯で菜の花を茹で、茎が軟らかくなったら冷水にとって冷ます。茹で時間は1分半~2分程度です。茹ですぎに注意!
③タイは、浮いてきた水分をペーパーでぬぐい、薄めの削ぎ切りする。菜の花は揃えて水気を絞り、3㎝くらいに切る。
④タレの材料を混ぜ合わせて辛子を溶かし、③のタイと菜の花を和えればできあがり。時間が経つと水気が出るので、食べる時に和えてください。
「フェ」と言われる韓国のお刺身です。白身魚やイカ、タコなどの魚介類をチシャなどの野菜といっしょに盛り付けてコチュジャンやごま油をかけて食べます。松の実とごまがアクセントとなっており、この一皿で魚も野菜も摂れてとってもヘルシーな料理です。
(171kcal/人)
タイ刺身 6枚
きゅうり 1/2本
サニーレタス 4枚
ミニトマト1個
かいわれ大根 1/2パック
にんにく 1かけ
ごま油 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
コチュジャン 小さじ1
酢 小さじ1、
松の実、ごま 適量
1.サニーレタスは食べやすい大きさに手でちぎる。きゅうりは千切り、ミニトマトは串切りにし、カイワレ大根は根の部分を切る。
2.にんにくの1かけの半分をスライスにし、残りをすりおろす。
3.野菜を皿に盛り付け、タイの刺身をのせる。その上から松の実とごま、にんにくのスライスをふりかける。
4.すりおろしたにんにく、ごま油、しょうゆ、酢を混ぜて回しかける。最後にコチュジャンを添えて出来上がりです。
電子レンジとシリコンスチーマーを使った簡単蒸し料理です。今回は切身に塩麹で味付けしていますが、市販の漬魚(味噌漬けなど)を使えば更に簡単。美味しくて、野菜もたくさん摂れます。
[361kcal/人(塩麹はカロリー計算に含んでおりません)]
タイ切身…1切
塩麹…大さじ1
酒(又は水)…大さじ2
マーガリン(バターでも)…15g
塩・コショウ…少々
野菜…冷蔵庫の野菜を適宜。今回はモヤシ、玉葱、ニンジン、シメジ、水菜・・・全部で約200gくらい。
①タイの切身に塩工麹をまぶし、20分おく。(時間があれば一晩くらいおくと更に味がしみて美味しい) 野菜は食べやすく切る。
②シリコンスチーマーに①の野菜を敷いて切身をのせる。マーガリン、酒を加え、塩・コショウを振って蓋をする。
③電子レンジ(500w)で5分加熱し、そのまま1分くらい蒸らせばでき上がり。
※電子レンジの容量、食材の量で加熱時間が違うので、調整してください。
春は桜鯛の季節。桜の塩漬けで味を付けた桜風味のご飯に鯛の旨味が合わさって美味しいです。
鯛は白身のお魚なので、赤身のお魚よりも低カロリーでありながら、高たんぱくなので、体重を気にしている方にもおすすめです。
「桜の塩漬け」はお茶屋さんで桜の時期に見かけます。残ったら桜茶としていただけます。
(320kcal/人)
米…1合
鯛…1切
桜の塩漬け…2~3本
水 …200ml(炊飯器の目盛にしたがってください)
お酒…大さじ1/2
みりん…大さじ1/2
振り塩…小さじ1/4
1.鯛を洗い水気を拭き取り、振り塩をして10分おく。
2.炊飯器に米2合分の水を入れ、調味料と桜の塩漬けを入れて炊く
3.鯛をグリルで13分焼き、焼き上がったら骨を取り除く。
4.鯛をほぐし混ぜ合わせる。
タンドリーといえばチキンのイメージが強いですが、ヨーグルトとカレー粉があれば簡単に作ることができます。お魚でもぜひお試しください。
(220kcal/人)
鯛(切り身)2切れ プレーンヨーグルト 100g カレー粉 大さじ1
塩こしょう 少々
①魚は、塩こしょうで下味をつける。
②ビニール袋に魚、ヨーグルト、カレー粉を入れて、2日ほど冷蔵庫で保存する。
③フライパンに油をひいて、魚の両面を焼き、お好みで仕上げにバターを入れる。
夏場はマダコの旬で入荷も比較的多く、スーパーや魚屋の店頭で生タコを販売する機会も増えます。調理は比較的簡単、ぜひ生タコの料理にも挑戦してみてください。
■鮮度の見分け方
生タコは鮮度が命です。指で突いて色が変わるくらい鮮度の良いものを求めてください。鮮度が落ちると、つやの無い灰色になってきます。
■塩もみ
生タコは、調理の前に先ず塩もみしてヌメリを落とします。
①丸ごとで頭(内臓が入っているから本当は胴です。)が付いている場合は、頭を返して内臓を取り除き(内臓の付け根は包丁で切る)、水できれいに洗います。
②ボールに入れてたっぷりと塩を振り、全体をもむようにしてヌメリを落とし、水でヌメリと塩分をきれいに洗い流します。タコが大き目の場合は、この作業を2回くらい繰り返すとヌメリがきれいに落ちます。吸盤の中にもヌメリがあるのでよくもんで落とすこと。これで調理の準備できあがり。
※通常の茹でダコの場合は、これを5~10分くらい(大きさで加減)ボイルすればでき上がり。タコが大き目の場合は頭を切り離し、足も2~3本ずつ切り離してボイルします。
【材料】
洗いタコ、野菜(今回は玉ねぎ、大葉、しいたけ)、小麦粉、冷水、大根おろし、おろし生姜
①洗ったタコの水気をきれいにふき取り、食べやすい大きさにそぎ切りにして小麦粉をまぶす。野菜も食べやすい大きさに切っておく。
②冷水に小麦粉を入れてサックリと混ぜて(粘り気がでないように)衣を作り、①のタコ、野菜を揚げます。
③大根おろし、おろし生姜を添え、盛り付けてできあがり。
タコ飯は意外と簡単に作れます。野菜たっぷり、ご飯がタコの桜色に染まって見た目にも食欲をそそります。
米・・・3カップ、茹でタコ(又は生の洗いタコ)・・・300g、にんじん・・・100g、ごぼう・・・50g、だいこん・・・50g、生姜・・・30g、薄揚げ・・・2枚(50g)、だし昆布・・・5×10cm 2枚、大葉・・・適量
<調味料>
薄口しょうゆ・・・大さじ2、料理酒・・・大さじ2、みりん・・・大さじ1、塩・・・小さじ1くらい(好みで加減)
①ごぼうは笹がきにして水にさらす。にんじん、だいこんは5cmくらいの拍子木切り、生姜は千切り。薄揚げは1cmくらいの幅に切って、熱湯で油抜きする。タコも食べやすい大きさに切る。
②大葉は千切りにしておく。
③通常にご飯を炊くのと同様に米を洗って水加減し、調味料分水を除いて調味料を全て加えます。
注意1:塩は好みで加減。薄めのお吸い物くらいが塩加減の目安です。
注意2:水加減を先にすること。具を加えてしまうと水加減が難しくなります。
④これに①の具とだし昆布を加え、通常のご飯同様に炊き上げます。
⑤炊き上がったら具をよく混ぜ、器に盛って②の大葉の千切りを散らします。
茹でタコ・・・100g
戻しわかめ・・・50g
キュウリ・・・1本
白菜キムチ・・・100g
炒り白ごま・・・小さじ1/2
<合わせ調味料>
おろしニンニク・・・1/2かけ、粉唐辛子・・・小さじ1/3、酢・・・大さじ1、醤油・・・小さじ1、砂糖・・・大さじ1
①キュウリは塩ずりし、味が浸み込み易いよう表面に格子状に隠し包丁を入れ食べやすい大きさに切る。他のタコ、わかめ、白菜キムチも適当な大きさに切る。
②合わせ調味料Ⓐを混ぜ合わせ、①と軽く合えて白ゴマをふる。
トマト味が濃いどろっとしたスープになりますので、お好みで水の分量を加減してください。
ムール貝 4個
刺身用タコ 4切
スナップえんどう 4コ
トマトピューレ 200g
新たまねぎ 1/2個
水200cc
塩 適量
ローリエ 1枚(なくてもよい)
1.タコを一口大に切る。
2.ムール貝は殻をよく洗う。
3.スナップえんどうはボイルする。
4.新たまねぎはくし切りにする。
5.鍋に水、たまねぎ、固形スープの素、トマトピューレを入れて煮る。ローリエの葉をいれると風味がよくなります。
6.たまねぎが煮えたら、ムール貝、タコを入れて煮る。あまり煮過ぎるとムール貝の身が小さくなるので、注意!
7.器に盛りつけてできあがり!
30分で結構軟らかくなり、1時間も煮れば驚くほど軟らかくなります。軟らかさはお好みで煮る時間を加減してください。炊きたて、冷やしなどお好みでどうぞ。
1.生のタコを塩もみせずに、冷凍庫で冷凍する。(塩もみはしません!)
2.冷凍したタコを解凍する。
3.解凍したタコを熱湯にサッと通す。
(ほんの表面だけ、すぐに冷水につける。)
4.冷水からタコを取り出し、表面のぬるぬるや汚れを布巾やキッチンペーパーできれいに取り除く。湯通しすることでぬるぬるが白く固まり、汚れも簡単に取れるようになる。
5.煮汁
炭酸水500cc、砂糖100g、醤油80cc
煮汁を沸騰させ、30分~1時間弱火でコトコト煮る。
煮汁の標準的な割合は、タコ1kgが基準となっています。
タコの量で分量は加減してください。
生食用のタコ足 2本
空豆 適量
グリンピース 適量
酢味噌 適量
ごまドレッシング 適量
1.生食用のタコを一口大に切る。
2.空豆は塩ゆでする。
3.生のグリーンピース等の豆があれば茹でる。
4. 酢味噌とごまドレッシングを混ぜる。
5. 皿に盛りつけ、4のドレッシングをかける。
簡単でおいしいメニューです。タウリンいっぱいで夏バテ防止によく作ります。
①生タコをブツ切りにする。
②フライパンを熱して少量のサラダ油をひき、タコを炒める。
③仕上げにバターを入れてサッと炒める。
唐揚げは、簡単で失敗なくおいしくできるのがいいですね!子どもたちにも大人気で、またお酒のあてにもピッタリです!ぜひ作ってみてくださいね!タコにはタウリンがたくさん含まれているので、疲労回復に役立ちます。
ボイルしたタコ 200g
塩、こしょう 少々
にんにく 1片
しょうゆ、酒 1:1の割合
片栗粉 適量
油 大さじ2
ピーマン 1個
1.タコを一口大に切り、塩、こしょうする。
2. ビニール袋にしょうゆ、酒、にんにくのみじん切りを入れ、そこに1のタコを入れてよくもみ、5分ほど漬けておく。
3.新しいビニール袋に片栗粉を入れ、2の水分を切って片栗粉をまぶす。
4. 熱したフライパンにサラダ油を入れて3を揚げる。
オリーブオイルでソテーするだけで、いきなりイタリアンな一品になります。付け合せの野菜もズッキーニなどにするとイタリアンの雰囲気が盛り上がります。
ボイルしたタコ 200g
ズッキーニ 1本
塩、こしょう、少々
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1
レモン 1/8個
1.ボイルしたタコを薄く切る。
2.ズッキーニを1cmの幅の輪切りにする。
3.熱したフライパンにオリーブオイルをひき、にんにくのみじん切りをいため、タコ、ズッキーニも炒めて、塩、こしょうする。
マリネは簡単で美味しいので、覚えておくと重宝します。アッサリ系にしたいので酢と油を同量にしました。砂糖をややおおめに加えて酢のきつさを押さえています。
タコの他、イカ、エビ、白身魚やサーモンの刺身などでもOK。野菜もセロリやキュウリなどを加えても美味しい。
ゆでタコ・・・100g
玉ねぎ・・・中1/2個
ニンニク・・・1カケ
パセリ・・・適量
<マリネ液>
酢・・・大さじ2(レモン汁でもOK)
オリーブ油・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1/2
塩・・・小さじ1/4くらい(塩は少なめに入れて最後に調整します)
ブラックペッパー・・・少々
①タコはそぎ切り、ニンニク、玉ねぎは薄く切る。パセリはみじん切りに。
②マリネ液を合わせて①の材料を入れ、確りと混ぜます。冷蔵庫で冷10分くらい冷やせばでき上がり。
◎白身魚やサーモンなど酢で色とびするものは食べる直前に和えます。
タコの柔らか煮の応用編です。タコからおいしいダシが出るので、一緒に里芋を炊きました。ついでにゆで卵も大サービスです。
生のタコ・・・500g
里芋・・・200g
卵・・・4個
<煮汁>
醤油・・・大さじ5
砂糖・・・60g(大さじ7弱)
炭酸水・・・1カップ(200ml)
水・・・1カップ
酒・・・1/2カップ
①タコは胴(普通、たこの頭と呼ぶ部分)を裏返して内臓を取り除き、水でよく洗う。
②多目の湯を沸騰させ、①のタコを10秒くらいつけてから冷水にとってぬめりをこそげ取り、よく洗う。
③鍋に煮汁の材料と②のタコを入れて強火で沸騰させる。炭酸水が入っているのでアク(泡)がたくさん出るので取り除き、落し蓋をして弱火で炊く。
④次に一緒に煮る里芋、ゆで卵の下ごしらえです。里芋は皮をむき、少し塩を入れた水で茹でる。卵は固茹でし、冷水にとって皮をむいておく。里芋と卵は一緒に茹でると便利。
⑤ ③のタコが柔らかくなってきたら(だいたい30分くらい)④の里芋、ゆで卵を加え、5分くらい一緒に煮る。火を止めて冷まし、味を浸み込ませば出来上がり。
※タコは煮るほど柔らかくなるので、好みで煮る時間を加減してください。
小ダコは加熱しても硬くならずプリッとした食感です。揚げないので調理も簡単、ビールのおつまみにも最適です。
茹でタコ…200g
醤油…小さじ2
酒…小さじ2
おろしニンニク…小さじ1
片栗粉…大さじ2
サラダ油…大さじ2
青海苔…少々
①茹でタコを食べやすく切り、醤油・酒・おろしニンニクをかけてよく混ぜ合せ、5分くらい味をなじませる。
②ビニール袋に片栗粉を入れ、①のタコの汁気を良くきって投入。袋を膨らませての口を閉じ、袋を振ってタコに片栗粉をまぶす。
③フライパンにサラダ油を熱し、②のタコを重ならないように入れ炒め焼きする。衣が固まるまで触らないこと。片面が焼けたら返して両面を焼く。衣が焼けて固まればでき上がり。器に盛って青海苔を振る。
生のタコが手に入ったので刺身を作りました。生タコの刺身はとても美味しいのですが、ちょっと手間と、テクニックが必要です。
活タコ
生のタコ刺は皮をむかなくてはなりませんが、この皮むきがちょっと難しいです。刺身の場合は茹でタコのように塩もみはしなくてもOKです。包丁がよく切れないと歯が立たないので、包丁を研いでから作ってください。
①タコの足を1本根元から切取り、さっと水で洗います。吸盤をまな板に押し付けるようにして足の根元から先まで皮に切れ目を入れ、皮と身の間に包丁を入れて少しずつ皮をむいていきます。むけた皮の端を左手の指でつまみながら、包丁を入れるとむきやすいです。
②皮をむいた足は1本の棒状になるので、足先の細いほうから刺身包丁で薄めに削ぎ切りにして皿に並べます。
③むきとった皮と吸盤は塩を振りかけてもみ洗いし、塩を少し加えた湯で1分くらいボイルし、氷水にとって冷まします。冷めたら取り上げ、よく水気を切って食べやすい大きさに切り、刺身と一緒に盛り付けます。
1時間くらいとろ火で煮込むとタコガとても軟らかくなります。茹でたジャガイモ等を添えてそのまま食べても良いですし、パスタに絡めても、ブルスケッタのトッピング用に使っても美味しいです。
茹でタコ…300g(生のタコでもOK)
トマト缶(ホール)…1缶(400g)
セロリ…1本
玉ネギ…1/2個
ニンニク…1カケ
鷹の爪…1本
ローレル…1枚(あれば)
白ワイン…50ml(あれば)
水…1カップ(200ml)
コンソメ(顆粒)…大さじ1
砂糖…小さじ2
塩・コショウ…適量
オリーブ油…適量
①タコは2cmのぶつ切り、玉ネギは櫛切り、セロリは1cmのざく切り。ニンニクはつぶして粗いみじん切り。鷹の爪は種を除く。セロリの葉を少し飾りように残し、細く刻んでおく。
②鍋にオリーブ油(大さじ2~3)を入れて火にかけ、ニンニク、鷹の爪を加えて香をだしたら、玉ネギ、セロリ、タコを加え、ざっと炒め、白ワインをふる。
③トマト缶と水、ローレル、コンソメ、砂糖を加え沸騰したら蓋をして弱火で煮込む。ホールトマトはキッチンはさみ等で2~3切れにカットする。
④蓋の密閉度で蒸発する水分量がちがうので、水が少なくなったら適量加える。1時間くらいでタコガ軟らかくなったら、塩・コショウで味を整えできあがり。
⑤器に盛り、セロリの葉を散らす。
冷凍庫に一月ほど前にいただいた生のタコが残っていたので、足を3本ほど切り取って大根と煮物にしました。今回は炭酸水なしで炊きましたが、それでも1時間近く煮れば十分柔らかくなります。
生のタコ…足3本(約300g)
大根…1/3本(約300g)
<煮汁>
醤油…大さじ2、砂糖…大さじ2、麺つゆ(2倍濃縮)…大さじ2、酒…大さじ2、水…適量、みりん…大さじ1(後で加える)
①生のタコは熱湯を通してから冷水に取り、よく洗って表面のぬめりを落とす。(煮物にする場合は、塩もみしてぬめりを落としません)
②大根は2cmの輪切り、それを半月型に切って面取りする。①のタコは食べやすい大きさに切る。
③鍋に煮汁(みりん以外)と大根・タコを入れて火にかける。水の量は、材料がたっぷりとかぶる程度。
④沸騰したら弱火にして落し蓋をし、40~50分間、タコが柔らかくなるまでコトコトと煮る。最後にみりんを加え、5分くらい煮たらでき上がり。火を止めて10分くらい冷ますと良く味がしみ込みます。
※火加減によっては、タコが柔らかくなる前に煮汁が煮詰まってしまった場合は、水を足してください。
タラは油との相性が抜群。から揚げにしてキノコあん仕立てにしてみました。キノコはその時期に出回っているものでOKです。
もちろん、素材はタラだけでなく、シログチ(いしもち)とかカレイとか、他の白身魚にも応用できます。甘酢あんのレシピ(調味料の分量)は覚えておくと重宝しますよ!!
(209kcal/人)
タラ切り身 2切れ(1切れ:約100g)
片栗粉 適量
キノコ 〃 (今回はシイタケ・ブナシメジ各60g)
万能ネギ 〃
《調味料》
水 大さじ10
しょうゆ 〃 4
酢 〃 2
砂糖 〃 2
塩 ″ 適量
1.先ずキノコあんを作る。調味料とキノコを鍋に入れて火にかける。沸騰したら火を止め、水溶き片栗粉でとろみをつけ、再び火にかけてあんの固さを調節します。
2.タラの両面に塩をふり、少し置いてから余分な水分をふき取る。そして片栗粉をまぶして、油で揚げます。(フライパンでOK)
3.油をきってお皿に盛り付け、キノコあんを上からたっぷりかけて、最後にネギをふりかけてでき上がり!
タラの韓国風煮魚です。コチュジャンと粉唐辛子を使うのは韓国煮魚の基本。タラの他にもサバ、タチウオなど、どんな魚にも応用できます。夏の暑い時期でも食欲がわきそうです。
タラ切身・・・2切れ(約180g)
小松菜・・・50g
水・・・1カップ
酒・・・1/4カップ
おろしニンニク・・・1かけ分
コチュジャン、味噌・・・各大さじ1
粉唐辛子・・・大さじ1/2
①タラ切身は80~90℃くらいのお湯に10秒程度浸けて水に取り、ウロコをきれいに掃除する。小松菜は5~6cmに切る。
②鍋に水と酒を入れて火にかけ、タラの切身を入れて、ニンニクやそのほかの調味料を溶き入れる。
③落し蓋をして8~10分くらい煮て、煮汁が半分くらいになったら小松菜を空いているところに入れ、しんなりしたら火を止める。
棒ダラ煮は関西のお節の定番。煮るのにちょっと、いや非常に時間はかかりますが、自分の好みの味付けができるので、出来上がった時の満足度大です。煮た汁がとてもおいしいので一緒に里芋を炊きました。
棒ダラ(水で戻したもの)・・・500g
里芋・・・500g
<煮汁>
醤油・・・大さじ5
みりん・・・大さじ5
さとう・・・大さじ5
酒・・・大さじ15(225ml)
だし汁(鰹節+昆布)・・・1,500ml
①棒ダラを食べやすい大きさに切り、たっぷりの水に入れて強火で煮立て、5分くらい下茹でする。茹でた湯は捨て、新しく水を入れ替えて、そのまま5時間くらいおく。夕方から始めたので、この日は一旦作業を終了。そのまま一晩おいて、翌日煮ることにしました。
② ①の棒ダラの表面を洗い、大きい骨があったら取り除く。小さめの骨は長時間煮ることで柔らかくなるので、そのままでOKです。
③鍋に煮汁の材料と②の棒ダラを入れて強火にかけて沸騰させ、アクを丁寧にすくい取る。しばらく煮てアクが少なくなったら、落し蓋をして弱火で煮る。後はただ持久戦です。火の番をしながらコトコトに込みます。煮汁は煮詰まるので、最初はかなり薄めです。火加減によって違いますが、だいたい2時間から2時間半くらいです。
④この間に、一緒に煮る里芋の準備をします。里芋の皮をむき、少し塩を加えた水で里芋が柔らかくなるまで(沸騰して15分くらい)下茹でしておきます。
⑤ ③で、棒ダラの頭が少し出るくらいまで煮汁が少なくなったら④の里芋を加え、20分くらい煮たら火を止め、そのままにして味を浸み込ませます。
※今回は里芋を一緒に炊きましたが、棒ダラだけで炊くときは調味料(醤油、みりん、砂糖)を3割くらい少なめにしてください。
※棒ダラが干したままの固いものの場合は、毎日水替えしながら1週間くらい水に浸けてもどして使います。重量が約2.3倍くらいまで増えます。
少量の蒸し料理は電子レンジを使うと簡単。今回はプラスティックの耐熱容器にラップをかけて作りました。シリコンスチーマーがあれば、それを使ってください。簡単で美味しく、野菜もたくさん摂れます。
タラ切身…1切
塩麹…大さじ1
酒(又は水)…大さじ2
マーガリン(バターでも)…15g
塩・コショウ…少々
野菜…冷蔵庫の野菜を適当に。今回はモヤシ、玉葱、ニンジン、シメジ、キャベツ・・・全部で約200くらい。
①タラの切身に塩工麹をまぶし、20分おく。(時間があれば一晩くらいおくと更に味がしみて美味しい) 野菜は食べやすく切る。
②耐熱容器に①の野菜を敷いて切身をのせる。マーガリン、酒を加え、塩・コショウを振ってラップでかるく覆う。
③電子レンジ(500w)で5分加熱し、そのまま1分くらい蒸らせばでき上がり。
たら白子は鍋や酢の物もいいけれど、自分的にはこの天ぷらが一番。調理のポイントは高めの温度でカラッツと揚げること。外はサクサク、中はクリーミーにできます。紅葉おろしを加えた天つゆの他、塩やポン酢でいただいても美味しいです。
たら白子・・・200g
菜の花・・・4本
紅生姜・・・少々
揚げ油・・・適量
<衣材料>
卵(M)…1個(50g)、冷水…150ml 、薄力粉…100g(1カップ弱)
①先ず、白子の下処理です。塊のまま塩を一つまみ(分量外)加えた熱湯で30秒くらい湯がき、氷水に取って冷ます。水気を切り、手で食べやすい大きさに千切り分ける。
②次に天ぷらの衣を作ります。冷水に卵を割りいれてよく掻き混ぜて卵水を作る。これに薄力粉を加え、粘りが出ないように軽く混ぜ合わせる。
③ ①の白子に軽く薄力粉をまぶし(分量外、ハケを使うと均一に付けられる)温度が高めの油で揚げる。白子の半分は紅生姜を添えて衣を付けると紅白できれいです。菜の花も同様に薄力粉をまぶし、衣を付けて揚げる。
スペインの代表的な料理のアヒージョ(オリーブ油とにんにくの煮込み料理)を冬の魚のまだらとその白子で作りました、カリッと焼いたバゲットを添えて。
ワインに良く合う一品です。
生まだら切り身…2切
白子…80g
ぶなしめじ…適量
まいたけ…適量
アスパラガス…1本
ミニトマト…4個
オリーブ油…100cc
にんにく…1片
鷹の爪…2本
塩…適量
荒挽き胡椒…適量
① たら切り身と白子は塩を振り、キッチンペーパーで包み水気を取る
② ①を一口大に切り分け、アスパラガスを4等分し、ぶなしめじ・まいたけも一口サイズに分ける。にんにくはスライスに、鷹の爪はカットして種を取る。
③ フライパンにオリーブオイルを半分ほど入れにんにくスライスを炒めて香りを付ける。
④ 具材をすべて入れ、残りのオリーブ油をかけ入れて蓋をして中火で5分ほど蒸し煮にする。
⑤ 最後に胡椒を振って器に盛り出来上がり。
アクアパッツアは、まあイタリア風の煮魚といったところ。調理は簡単だし、タラとアサリの旨みが合わさってとても美味しいお勧めの魚料理です。貝はムールガイやハマグリでもOKです。
汁を少し多めに作って、最後にスパゲッティを煮からめて食べるのもお勧め。鍋の締めみたいな感じですね。
(270kcal/人)
タラ切身…2切(約200g)
アサリ…200g
ニンニク…1カケ
鷹のつめ…1本
プチトマト…6個
パセリ…少々
オリーブ油…大さじ2+1
白ワイン…大さじ4
水…1/2カップ
塩・コショウ…適量
①切身に軽く塩・コショウを振り20分おく。ニンニクはつぶす。鷹のつめは種を除く。トマトはくし切り、パセリはみじん切り。
②フライパンにオリーブ油 大さじ2を入れて弱火でニンニク、鷹のつめを炒め香りが出たら取り出し、その油で切身の両面に焼きめを付ける。
③ニンニク、鷹のつめをフライパンに戻し、アサリ、プチトマト、白ワイン、水を加えて4~5分蓋をして蒸し煮にする。
④塩・コショウで味を調え、オリーブ油 大さじ1を加え、パセリを振ってでき上がり。
タラ豆腐はタラ入りの湯豆腐。タラはしごく淡白で、豆腐の風味をじゃましませず、よく合います。タラと豆腐だけでも十分ですが、今回はネギときのこを少々加えました。タレは湯豆腐のタレでも市販のポン酢でも美味しいです。
タラ切身・・・4切れ(約300g)
豆腐・・・1丁(約300g)
野菜・・・好みで少々(今回は白ネギ1本、シメジ1/3パック)
薬味・・・細ネギ・・・2~3本
昆布・・・10×10cm
<湯豆腐タレ>
醤油・・・大さじ3、酒…大さじ3、みりん・・・大さじ1、水・・・大さじ1、鰹節・・・5g
①先ずタラの前処理です。タラの切身にかるく塩をふって10分くらいおき、熱湯を通して冷水にとり霜降りにする。魚臭くさせないためには、この作業が大切。タラに下味も付いて美味しくなります。豆腐、白ネギは食べやすく切り、シメジは石付きを落として株を分ける。
②次にタレを作る。小鍋に酒、みりん、水を入れて火にかけて沸騰させ、アルコールを飛ばしたら醤油、鰹節を加えて火を止める。
③鍋に水と昆布を入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出す。後はタラ、豆腐を少しずつ入れ、火が通ったら薬味とタレをかけていただきます。タレは湯飲みに入れて鍋に入れ、暖めて使うとよいです。
白子、塩、油(少々)、刻み葱(少々)
小麦粉、たれ
醤油・酒・ざらめ=1・1・1/3
①たれを煮詰めて冷ましておく(少し甘いかなというくらい)
②塩水を作り白子をやさしく洗う
③水を5回ほど変える(水が澄むまで)
④水分を取る
⑤白子に小麦粉をまぶす
⑥フライパンに油を入れ、白子を軽くソテー
⑦たれを絡ませて、水分が無くなれば出来上がり
相愛大学の学生が考えてくれました。魚が嫌いでも食べやすく、揚げないのでエネルギー控えめです。
学生の母が生臭さから魚が苦手なので、生臭さが取れて、臭いを感じにくい味付けが無いかと思い考えたそうです。
じゃがいもを茹でる時間を短縮するためにレンジで加熱するのがポイントです。
【1人分】
エネルギー 282kcal
タンパク質 22g
食塩摂取量 0.8g
タラ(切り身)…1切れ
ジャガイモ…1/2個
玉ねぎ…1/4個
バター…5g
パン粉…20g
牛乳…大さじ1
カマンベール…18g
パセリ…少々
塩・コショウ…少々
1.白身魚に塩をかけ、10分程度置き、熱湯にくぐらせ、冷水でしめる。その後、しっかり茹でてから身をほぐす。
2.ジャガイモをラップに包んで500Wのレンジで5分程度加熱する。
3.玉ねぎはみじん切りにしてからバターでいため、パン粉はフライパンで狐色になるまで煎り、パセリと混ぜ合わせる。
4.ボールにじゃがいもを入れて潰し、玉ねぎ、タラ、牛乳、塩、こしょうを一緒に混ぜる。
5.カマンベールを4で作った物で包み丸める。
6.パン粉をまぶし、トースターで5分程度加熱してお好みでケチャップを付ける。
タラは牛乳や油脂類と相性が良いので、ミルク煮はタラにぴったりの料理です。今回はニンニク風味のイタリア風。一緒に煮る白菜も甘く柔らかで美味しいです。野菜は玉ネギ以外は、きのこ類やカブ、ほうれん草なども美味しいです。
タラ切身・・・2切れ
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
玉ネギ・・・1/4個
白菜・・・1枚
ニンニク・・・1/2カケ
オリーブ油・・・小さじ1
バター・・・大さじ2
牛乳・・・3/4カップ
塩…少々
刻みパセリ・・・少々
①タラ切身に塩・コショウを振って20分くらいおき、浮いてきた水気をペーパーで拭う。玉ねぎは櫛切り、白菜は3センチ程度の横切り。ニンニクはつぶして粗くみじん切り。
②タラ切身に小麦粉を薄く付ける。フライパンを熱してオリーブ油をなじませ、切身を皮目から焼き、焦げ目をつける。切身を返して表面だけさっと焼き、いったん取り出しておく。
③同じフライパンにニンニクとバターを入れ、弱火で香りを出し、火を少し強めて玉ネギと白菜の軸の部分を加えて透き通るまで炒める。
④タラ切身をフライパンに戻し、白菜の葉の部分と牛乳を加え煮立たせる。火を弱火に落として蓋をし、4~5分煮る。途中で塩味をチェック、足らなければ足す。器に移して刻みパセリを振って完成。
西京焼きはマナガツオ料理の定番です。大きめの方が味が良いけれど、そうなると恐ろしく高いので、わが家のおかずにはちょっとの小さめで。これでも十分おいしかったです!
マナガツオ・・・2切(約250g)
塩・・・適量
甘酢生姜・・・付け合せ用(あれば)
<西京味噌>
白味噌・・・50g、みりん・・・大さじ1、酒・・・大さじ1
※味噌の分量は、切身の20%程度。みりん、酒は特に計量しなくても、味噌が柔らかくなって切身に塗りやすくなる分量でOKです!
①切身の両面に軽く塩を振って2時間くらいおく。白味噌にみりん、酒を加えて柔らかく練っておく。
※料理写真は、懐石っぽくしたかったので、3枚おろしの要領で骨を除いています。骨は揚げて骨せんべいにしました。家庭でのおかずには通常の切身のままで十分です。
②切身を水でさっと洗って表面の塩分を落とし、クッキングペーパー等で水気を十分拭い、①の味噌に漬け込む。・・・漬け込むというより、味噌を節約しているので塗るといった感じです。切身の全面にまんべんなく塗り、蓋付きのタッパ等に入れて冷蔵庫で保存。1日目くらいで食べられますが、2~3日目くらいが食べ頃です。
③食べる時は味噌をきれいに拭って、盛付ける時に表になる皮側から焼きます。味噌が付いていると焦げやすい。
コリコリとした独特の食感で特に味もないのだけれど、汐の香りがして、これが旨いんですね。ナマコの場合は、どういうわけかビールでも焼酎でもなく熱燗が飲りたくなります。調理は簡単!
ナマコ・・・1匹
大根おろし・・・適量
柚子皮・・・ちょっと
ポン酢・・・適量
①先ずナマコを捌きます。水で軽く洗い、両端を1~2cm切り落とし、腹側の身の薄い部分を縦に割って開きます。内臓が残っていれば取り除いて水できれいに洗い、水気をぬぐえばOK。後は3~4㎜の薄めにスライスするだけです。
②器に入れ、ちょっと水気を切った大根おろしと千切りにした柚子皮を添え、好みのポン酢をかけていただきます。
マハタは身質が硬めなので、刺身は薄造りにします。細ネギを巻いてポン酢に紅葉おろしでいただくと、これはもう最高!!
※刺身用に薄く切って細ネギと紅葉おろしを添えただけなので、レシピは省略します。
マハタは鍋もお勧めです。今回は片身を薄造りでいただき、残りのアラと片身をちり鍋にしました。
マハタ・・・アラと片身
鍋用具材・・・適宜(今回は豆腐、椎茸、えのき、ほうれん草、白菜、玉ネギ)
昆布・・・10×10cm
①アラと身を食べやすい大きさに切る。豆腐や野菜も同様。
②次に魚の下処理をします。魚を熱湯にくぐらして冷水にとり、残っている鱗や血などの汚れを丁寧に洗う。これが肝心。
③鍋に水と昆布を入れて火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出す。後は適宜煮て、煮えばなをポン酢と紅葉おろし・刻みネギなどの薬味でいただくだけです。
関西ではよく棒寿司を作りますが、丸アジは代表的なネタで、市場内のお寿司屋さんの名物にもなっています。
魚を塩と酢でしめて寿司種にしますが、しめる時間は魚の大きさ、塩加減、脂ののりぐあいによって違ってきます。何人かに聞いても諸説さまざまで、結局、どうやってもおいしくできそう。「オレ流」で挑戦してみてください。
丸アジ・・・1尾(約300g)
塩・酢・・・各適量
昆布・・・5cm×15cm(適当に)
大葉・・・4枚
寿司飯・・・適量(棒寿司2本分) 各家庭のお好みの味で!
①丸アジは水洗いして三枚におろし、腹骨をすきとってから、皮と身の両面に強めに塩を振り(少し白くなるくらい)、冷蔵庫に入れて1時間くらい身をしめます。
②水で①の丸アジの塩をきれいに洗い、水気をふき取って昆布を敷いたバットに入れ、ひたひたに酢を注ぎ1時間くらいしめる。
③丸アジを酢からあげてよくふき、骨抜き(毛抜き)で血合いの骨を抜き、手で皮をむきます。
④寿司用の巻きすにラップを敷き、その上に③の丸アジを皮目を下にして置きます。
⑤この上に寿司飯を半分くらい載せて丸アジの大きさに形を整え、適当に切った大葉をはさみ、残りの寿司飯を載せて再度形を整えます。
⑥これをラップで包み、巻きすでしめて形を整えます。適当に切って器に盛ればできあがり。
マルアジは関西の初夏を代表する味覚のひとつ。なにより水揚げがまとまると値段が手頃になるのがよいですね。スーパーをのぞいたら3尾パック 298円で売っていたので早速購入、一夜干しを作ることにしました。
一夜干しは、コツさえのみこめば簡単。自家製の干物は一味ちがいます。
マルアジ・・・3尾
塩・・・適量
①マルアジは包丁の先でウロコをかるく取り、頭を切り落とします。
②背から包丁を入れて背開きにし、内蔵を取り除いて水で血などをきれいに洗います。
③8%の食塩水(今回は500mlの水に塩40g)を作り、②を30分くらい漬けます。
④ ③を塩水から上げてキッチンペーパーなどでよく水気をふき取り、バットにスノコを敷いた上にのせて冷蔵庫で一晩~1日水分をとばせばでき上がり。
※今回は家庭で食べるので頭を落としましたが、見映えを気にする方は頭をつけたまま作ります。その場合、腹開きの場合は頭も包丁で開きます。背開きの場合は頭を開きません。
※開き物を作る場合、今回のように塩水に漬けて塩を含ませるのを「たて塩」といい、塩分を均一にできるのが特徴です。普通に塩を振る「振り塩」でも、もちろんOKです。
子供の好きなカレー風味のムニエルです。トマトソースをかけると、ちょっとおしゃれで豪華な一品になります。“料理は愛情と一手間”・・・これが肝心です!!
アジのフィレ(A)・・・2尾分(1尾250g)
塩・コショウ・・・少々
カレー粉・・・小さじ2
小麦粉・・・大さじ4
サラダ油・・・大さじ1
バター・・・大さじ1/2
<トマトソース>
トマト・・・中2個
ベビーリーフ等・・・少々
EVオリーブ油・・・大さじ1
酢・・・大さじ1
レモン汁・・・大さじ1/2
塩・コショウ・・・少々
さとう・・・小さじ1/2
①トマトの皮に切れ目を入れ、湯むきし、1センチ各に切り、他の材料とまぜてトマトソースを作る。
②アジのフィレに軽く塩・コショウを振り、カレー粉、小麦粉を付ける。
③フライパンにサラダ油を入れ、皮のほうから先に焦げ目が着くくらいに、両面をパリッと焼く。
④器にとって、トマトソースをかけてでき上がり。
アジは酢味噌で和えても美味しいです。熱い時期にぴったり。生の刺身を和えてもいいですが、今回は塩と酢でちょっとだけ締めています。この方がアジが酢味噌になじんで美味しいと思います。
マルアジフィレ…1尾分(3枚におろして腹骨を取ったもの)
塩…適量
酢…適量
きざみ細ネギ…2~3本分
酢味噌(市販品)…適量
練り辛子…適量
①マルアジの皮と身両面に薄らと白くなるくらい塩をふって15分おく。塩を洗い流して水気を拭き、ひたひたに酢をかけて10分締める。
②骨抜きでアジの血合いの骨を抜き、頭側から皮をむいて食べやすく切る。
③きざみネギをまぶして器に盛り、酢味噌と辛子を添える。酢味噌と和えてから盛り付けると水分が出るしネギもしぼんでしまうので、食べる時に各自で和えます。
サバのみりん干を作った漬け液を捨てるのがもったいないので、マルアジのみりん干も作りました。レシピはサバと一緒ですが、一応、載せておきます。冬場のマルアジは脂がのっていて、とても美味しいみりん干ができました。
マルアジ・・・4尾
塩・・・適量
炒りゴマ(白)・・・適量
<漬け液>
醤油・・・250ml、みりん・・・200ml、酒・・・100ml、砂糖・・・25ml(大さじ2弱)
※漬け液の調合は、容量換算で醤油:みりん:酒:砂糖=10:8:4:1が目安です。好みの甘さは砂糖で調節。みりんを減らして砂糖で甘みをつける作り方もありますが、砂糖を増やすと、まったりとした甘み。上記のレシピはみりんが多いのでさらっとした甘みのみりん干になります。
①マルアジの頭を落として腹開きにし、内蔵を取除いてきれいに水で洗う。これに塩を軽く振って20分おき、さっと洗って水気をふきとる。
②マルアジに塩をしている間に漬け液を作る。材料を混ぜて鍋に入れて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばし、冷ます。
③液が冷めたら①のマルアジを5時間くらい漬ける。
④液から上げてよく液を切り、ゴマを振って、寒い時期なら網カゴにいれてベランダなどで5時間ぐらい干す。暖かい時期なら室内で扇風機の風を当てて3時間くらいででき上がり。
生姜をソースに入れることで、生臭さがなくなり、美味しく食べられます。パセリがお好きな方はパセリをたくさん入れても美味しですよ。
アジに含まれるEPAはコレステロールを下げ、血栓ができるのを防ぐ働きを持っていますが、酸化しやすいので効果を十分に発揮することは難しい面があります。これを解決するためには薬味として使われる生姜・シソ・ネギと一緒に食べることをお勧めします。今回はその中でも生姜を使用しました。また、レモンは老化防止を助けることに繋がります。
(240kcal/人)
アジ…1尾(3枚おろしにしたもの)
酒…小さじ2
塩・コショウ…少々
小麦粉…小さじ1
オリーブ油…大さじ1
バター…10g
~ソース~
レモン汁…大さじ1
醤油…2~3滴
生姜…小さじ2(すりおろしたもの)
パセリ…少々
1. アジの身に酒を振り、5分おく。レモンは絞っておき、生姜はすりおろしておく。
2. アジの水気を取り、塩・コショウをしてから、小麦粉をふるう。
3. フライパンにオリーブ油とバターを入れ、アジを焼く。
4. アジに火が通ったらフライパンから出す。
5. アジを焼いた後のフライパンを洗わずに、その中にレモン汁・生姜・醤油を入れ、ソースを作る。
6. アジに5のソースをかけ、パセリを散らす。
マルアジは血合いの色が濃いため、関西ではあまり刺身に使いませんが、味は良いです。たたきは薬味の野菜と混ぜてしまうので、血合いの色もあまり目立たないです。薬味は、今回はネギしかなかったのですが、大葉、ミョウガ、カイワレ大根、生姜など適宜加えれば更に美味しいです。
マルアジ(三枚におろしたもの)…1尾分
きざみネギ…少々
①マルアジは腹骨をすき取り、血合いの骨を骨抜きで抜く。頭の側から皮をむく。アジは包丁でも皮が引けますが、手でむいた方が表面の銀色がきれいに残ります。手でむく場合は、腹側の身の薄い部分が皮と一緒にとれてしまうので、ゆっくり丁寧に。
②後は食べやすく刺身に切って、きざみネギと合わせ器に盛り付けるだけです。生姜醤油でいただきます。
ミズガレイは一夜干しにすることが多いのですが、煮付けでも美味しいです。上品であっさりとしているので、薄味でさっと煮付けます。
<上手に作るポイント>
①煮魚は器に移す時にヘラ等が使いやすいように浅めの鍋を使う。
②カレイは煮過ぎると身がぱさつくので、煮る時間は通常の大きさの切身なら沸騰してから7~8分が目安。
ミズカレイ切身・・・2切(約240g)
ブナシメジ・・・1/2パック
鞘いんげん・・・6本
だし昆布・・・5×10cm
ショウガ・・・少々
<煮汁>
醤油・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1、酒・・・大さじ6、水・・・大さじ6
①ブナシメジは石付きを切り取ってカブ株を分ける。インゲンは塩を一つまみ入れた湯で茹で、冷水に落として色止めし、3~4cmに切る。ショウガは薄切り。
②カレイの切身に切れ目を入れた後(煮えやすく味を浸みやすくする)、80℃位の熱湯に5秒くらい浸け、冷水に取って霜降りにし、ウロコや血の汚れなどを落とす。皮を破らないように丁寧に!
※霜降りにする時に熱湯の温度が高すぎると皮が破れてしまう。
③浅めの鍋に霜降りした切身、だし昆布、ショウガ、煮汁を入れて強火にかけ、落し蓋(アルミ箔など)をして煮る。沸騰して4分位したらシメジ、インゲンを加え、更3~4分くらい煮て火を止める。
④フライ返し等を使って身崩れさせないように器に移し、シメジ、インゲンを添え、煮汁をかけてでき上がり。
メイタガレイの定番、唐揚げです。今回は1尾120gくらいの中サイズを使ったので、身と骨を分け、骨はじっくりと揚げて全部食べられるようにしました。70~80gの小さいものは身に切れ込みを入れて一緒に揚げます。
★ポイント★
唐揚げの小麦粉は揚げる直前に付けるとふんわり、からっと揚がります。
メイタガレイ(中)・・・2尾
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
しし唐・・・8本
大根おろし・おろし生姜(または七味唐辛子)・・・少々
揚げ油・・・適量
①メイタガレイはタワシ等でかるくこすってぬめり落とす。腹に切れ込みを入れて内蔵をだし、エラも取り除いて水でよく洗う。
②ペーパーなどで水気をよくふき取り、5枚おろしにして身と骨を分ける。
③骨に塩・コショウをふり、小麦粉を付けて低温(160℃くらい)の油で5~6分くらいじっくりと揚げる。(骨から水蒸気の泡があまりでなくなったらOK)
④身も同様に塩・コショウをして小麦粉を付け、中温(170℃くらい)の油で揚げる。骨ももう一度揚げて、パリッとさせる。
⑤しし唐はフォークなどで何箇所か穴をあけ、一緒に揚げる。
⑥メイタガレイとしし唐を器に盛り付け、大根おろしとおろし生姜を添える。ポン酢でいただきます。
ヒラメを探してスーパー巡りをしていたところ、偶然見つけて購入。「タマメ(鹿児島県産)」として売られていました。
白身で歯ごたえもあり、とにかく美味しいです。
やはりこの魚は刺身が美味しいです。今回は薄造りにして紅葉おろしとポン酢醬油でいただきました。
レシピと言っても薄造りの刺身にしただけなので簡単に書いておきます。
【材料】
メイチダイの刺身用短冊・・・片身分
大根・・・適量
一味唐辛子…少々
大葉…1枚
大根ケン…少々
レモン…少々
①大根をすりおろして水気をかるくしぼり、一味唐辛子と混ぜ、簡単版の紅葉おろしを作る。
②メイチダイの短冊を薄く削ぎ切りして皿に並べる。大根ケン、大葉、レモンと①の紅葉おろしを添えて完成。
一番のお勧め、グレのお造り。冬場はしっとりと脂がのって美味しいです。皮肌も赤くてきれいです。
ただお刺身に引いただけなのでレシピはなしです。
お刺身に引いただけなのでレシピはなしです。
グレにはちょっとだけクセがあるので、気になる方は韓国風の刺身がお勧め。タレは「チョ・コチュジャン」といって韓国の唐辛子酢味噌です。野菜もたっぷりと摂れます。
グレ刺身用…片身(約180g)
キュウリ…1/2本
大根…80g
大葉…2枚
<チョ・コチュジャン>
コチュジャン…大さじ2
酢…大さじ1
薄口醬油…大さじ1
砂糖…大さじ1/2
ゴマ油…大さじ1
おろしニンニク…小さじ1
炒りゴマ…大さじ1
①グレは薄めのそぎ切り。キュウリ、大根は4~5㎝の千切り、大葉も千切りにする。
②器に①のグレ刺身と野菜類を盛り付けてざっくりと混ぜ、コチュジャンタレをかける。タレは食べる直前にかけること。
刺身にして残っていた片身を中華蒸しにしました。本来は蒸し器を使って蒸すのですが、今回は電子レンジ使用の簡単バージョンで作っています。
グレ…片身
生姜…1カケ
酒…大さじ2
白ネギ…15㎝
三つ葉…少々
ゴマ油…大さじ1
<かけタレ>
醬油…大さじ2、みりん…大さじ2、水+蒸し汁…大さ5、オイスターソース…小さじ1、酢…小さじ1、コショウ…少々
①グレは腹骨をすき取り、血合いの骨も抜く。
②白ネギは二等分し、半分で※白髪ねぎを作る。半分はざく切り。生姜は薄切り。
③耐熱容器に生姜、ざく切りしたネギを敷き、上に①のグレの切身をのせる。酒を振りかけて軽くラップで覆い、電子レンジで3~4分間加熱する。容器の底に溜まった汁は棄てずにタレに使います。
④器にグレを移し、白髪ねぎをトッピングし、かけタレを熱してかける。
⑤フライパンでゴマ油を煙が出るくらいに熱し、白髪ねぎの上からジュッとかけ、三つ葉を散らす。
サラダセロリのほろ苦さが、メバチマグロの濃厚な味とよく合います。
ホワイトアスパラが無いときは、グリーンアスパラでもかまいません。
とても簡単なので、ぜひ作ってみてください。
(152kcal/人)
メバチマグロ 刺身用短冊1本
サラダセロリ 1束
ホワイトアスパラ 3本
醤油、マヨネーズ 適量
1.ホワイトアスパラを歯ごたえの残るくらいの硬さにボイルし、削ぎ切りする。
2.メバチマグロを薄く切り、皿に並べる。
3.メバチの上にホワイトアスパラを並べ、中央にサラダセロリを盛り付けます。
4.食べる直前に、全体を和えて、しょうゆ、マヨネーズをかけます。
冷凍物の脂の少ないマグロは、一手間加えて漬けにすると美味しく食べられます。通常は醤油、酒、みりんで和風にするのですが、今回は豆板醤と香味野菜を加えて中華風にしました。これも目先が変わっていいです。
(164kcal/人)
メバチマグロ刺身用短冊・・・1冊(約200g)
貝割れ大根・・・1パック
ゴマ油、ラー油・・・適量(好みで)
<香味野菜>
ニンニク・・・1カケ、 生姜・・・1/2カケ
<漬け汁>
醤油・・・大さじ3、 みりん・・・大さじ2、 酒・・・大さじ1、 豆板醤・・・小さじ1/2(量は好みで)
①ニンニク、生姜は薄切りにする。貝割れ大根は根を切っておく。
②先ず、漬け汁を作る。小鍋に酒、みりんを加えて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばしたら火を止め、醤油、豆板醤を加える。①の香味野菜も加えて鍋ごと冷水で冷ましておく。
③次にマグロを霜降りにする。マグロをキッチンペーパー等で包み、ザルに入れて両面に熱湯を注ぎ表面が白くなったら冷水に入れて冷ます。
※霜降りにすることで味が均一に浸み込みやすくなり、短冊が変形するのも防げるので美しくできます。
④キッチンペーパー等でマグロの水気をぬぐい、②の冷ました漬け汁に2時間くらい漬け込む。小さめのビニール袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫に入れておくとよい。(少な目の漬け汁でも汁が均一にまわります。)
⑤マグロを漬け汁から出して刺身のように切り、貝割れ大根を敷いた器に盛付けてでき上がり。好みでラー油やゴマ油をたらし、貝割れ大根と一緒に食べます。
※付け合せの野菜は貝割れ大根の他、白ネギや大根、キュウリの千切り等も美味しいです。野菜が多い時は漬け汁の残りを少しかけます。漬け汁用に使った香味野菜も一緒に食べられます。
缶詰のイメージがあるツナですが、マグロをオイルで煮込むだけで簡単に出来ちゃいます。
手作りのツナは身にしっかりとした歯ごたえがあり、マグロ本来の味が感じられ、缶詰のツナとはまた一味違った味わいです。
メバチマグロ…適量
オリーブオイル…適量
塩…適量
にんにく…1~2かけ(※苦手な方は入れなくてもOK)
セロリ…1~2本
ローリエ…1~2枚
①マグロに塩を振り、30分~1時間置く。
浮いてきた水分をキッチンペーパーでしっかりとふき取る。
(ザル等穴あきの容器に入れ、底を別の容器でうけると、浮いてくる水分が下に落ちます。)
②にんにくをつぶし、鍋にマグロ・セロリ・ローリエ・つぶしたにんにくを入れ、
マグロがかぶる位までオリーブオイルを入れる。
③オリーブオイルからふつふつと泡が出てくる手前ぐらいの弱火で、20~30分煮る。
④火を止め、冷めるまで置いておく。
⑤容器にオイルごとツナを入れて保存。
冷蔵庫で1週間は持ちます。
家の近くのスーパーで生のメバチ(刺身用短冊)を見つけて、思わず買ってしまいました。関西の生マグロは殆どキハダなので、生のメバチは珍しい。冷蔵庫に冷凍してあったケンサキイカと刺身に。マグロとイカは紅白なので、一緒に盛付けるときれいです。
レシピというほどのものではないけれど、ポイントだけ書いておきます。
【材料】
メバチマグロ刺身用短冊・・・1冊
ケンサキイカ刺身・・・適量
大根、大葉・・・適量
①大根は長さ5cmくらいの、できるだけ細い千切りにして水にさらす。大葉も一緒に水にさらしてしゃきっとさせる。15分くいさらしたら、よく水気を切っておく。
・・・後は刺身に切るだけですが、イカの切り方の注意点をちょっとだけ書いておきます。・・・
②イカは胴の内側の光沢がよいので、盛付ける時の表になります。胴の外側には、噛み切り易いように斜め十文字に浅い切れ込みを入れます。内側(表になる方)には縦に5mm間隔ぐらいで切り込みを入れ、刺身に切る時は横に切っていきます。切れ込みを入れているので、折り返して盛付けるときれいです。
※魚の「縦・横」は、胴を輪切りにする向きが「横」、頭と尾を結ぶ向きが「縦」です。
メバルは瀬戸内の春告げ魚。白身で繊細な味なので、旬が同じワカメや白ねぎと一緒に淡煮にしました。淡煮は吸物よりちょっとだけ濃いめの汁で炊く煮物です。素材の味が活かされて、とてもおいしいですよ!
メバル・・・2尾(約400g)
白ねぎ・・・1本
ワカメ・・・80g(塩ワカメを水で戻したもの)
シイタケ・・・2枚
だし昆布・・・5×10㎝
<煮汁>
水・・・3カップ(600ml)
薄口しょうゆ・・・大さじ3
料理酒・・・大さじ3
みりん・・・小さじ2
※煮汁の量は魚の大きさに合わせて調節してください。煮る時に、鍋に入れたメバルの8分目くらい煮汁があればOKです。淡煮の場合、通常の煮魚を作る時よりも煮汁が多くなります。
①メバルはウロコを取り、裏側(盛付ける時の)の腹に庖丁を入れて内臓を除き、エラも取って水洗いしておく。
②味がしみ込み易いように①のメバルに何か所か切れ目を入れ、軽く塩を振って30分くらいおく。
③白ねぎは5㎝に切り、斜めに何か所か切れ目を入れる。シイタケは軸を切っておく。
④鍋に湯を沸かし、③の白ねぎ、シイタケを湯通しする。同様に戻したワカメも湯通し、冷水にとってから水を軽く絞っておく。次に②のメバルも湯通しして余分な塩分を落とし、ウロコや血などの汚れを洗っておく。
⑤別の鍋に煮汁・だし昆布、④のメバルを入れて3分くらい炊き、白ねぎ、シイタケも加えて白ねぎが柔らかくなるまで炊く。最後にワカメも加え、火を止める。落し蓋をするとよい。
メバルの代表的な料理、煮付けの紹介です。煮魚の煮汁はどんな魚でもほぼ共通します。下に煮汁を作る時のポイントを書いておくので参考にしてください。
メバル・・・2尾(調理済み、約350g)
茹でタケノコ(小)・・・1/2本
菜の花・・・6本
ショウガ・・・1カケ
<煮汁>
醤油・・・大さじ3、みりん・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ1・1/2、酒・・・135ml、水・・・135ml
①メバルは味が浸みやすいように両面に切込みを入れた後、80℃くらいの湯に5秒浸けて(霜降り)冷水に落とし、ウロコや血などの汚れを洗って水気を拭う。皮を破らないように丁寧に作業してください。霜降りする時に熱湯を使わないのも皮を破らないようにするためです。
②茹でタケノコは食べやすく切る。ショウガは薄切り。菜の花は塩を一つまみ入れた熱湯で硬めに(1分)茹でて水に落とし、水気を切って食べやすく切る。
③浅めの鍋に①のメバル、②のタケノコ、ショウガを入れて強火にかけ、沸騰したら中火にし、落し蓋をして5分位煮、②の菜の花を加えて火を止める。
④5分位そのまま置いて味を含ませ、フライ返し等を使って形を崩さないように器に盛付ける。
■煮魚のポイント
・煮魚で最も難しいのは、煮る魚の量と塩分量(醤油の量)の割合です。醤油の量さえ間違わなければ、後は適当に調合してもだいたい上手にできます。
標準的な煮汁の分量は、大き目の切身(100~120g)1切に対して 醤油・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、砂糖・・・大さじ1/2、酒・・・大さじ3、水・・・大さじ3 です。この分量でプラスαの付け合せの野菜も煮ることができます。
・上記の分量は標準なので、甘めが好きならば砂糖の分量を増やし、逆に嫌いならば減らします。また、煮汁を薄める役割の水と酒は、合計が大さじ6であれば、例えば酒:大さじ1、水:大さじ5にしてもOKです。
小さいメバルは煮付けにしても骨ばかりで食べるところが少ししかありません。こんなのは空揚げが一番。上手に揚げればヒレや骨までバリバリ食べられます。ポイントは以下の2点。
①骨に直接油が当るようにメバルに切れ目を入れること。
②中低温の油でじっくりと揚げること。
メバル・・・2尾(水洗いした調理済み、2尾で約130gありました)
塩・コショウ・・・適量
片栗粉・・・適量
大根おろし、きざみ青ネギ、七味唐辛子、ポン酢・・・各適量
揚げ油
①先ずメバルの下処理をします。今回は調理済みなので、後は切れ目を入れるだけですが、これが肝心です。ヒラメなどを捌く時の5枚おろしの要領で、メバルの背側、腹側に骨に沿って背骨まで切れ目を入れ、中央の背骨の部分にも縦に切れ目を入れます(料理写真参照)。これを表裏の両面やります。メバルはエラぶたに鋭いとげがあるので、刺さないように注意してください。これで揚げた時に油が直接骨に当たります。
② ①のメバルにかるく塩・コショウをふって片栗粉をまぶし、170℃くらいの中低温の油で7~8分きつね色になるまでじっくりと揚げます。
③もみじおろしときざみ青ネギを入れたポン酢でいただきます。
メバルは250~350g位の中大サイズなら刺身にしてもおいしいです。これ以上小さい時は刺身にすると身が少なすぎるので煮付けや唐揚げにします。今回は添え物用の大葉などが無かったので冷蔵庫にあった大根と塩ワカメを使いました。頭と骨は赤だしの味噌汁にししました。
メバル・・・1尾
大根・・・適量
塩ワカメ・・・適量
刺身なので説明するほどのこともないが、一応、書いておきます。
①大根はケンを作る道具で(あると便利)ケンに引き、冷水に10分くらいさらして水気を切る。ワカメは塩を洗い流し、水で戻して水気をしぼり、食べやすく切っておく。
②メバルは水洗い(ウロコ、エラ、内臓を除いて水で洗い、水気をよく拭うこと)して三枚におろし、腹骨を庖丁ですき取る。
③血合いの部分で切って血合い部分の骨を除き、皮を引く。
④メバルは皮が付いていた方を下にして尾の方からそぎ切りし、①の大根ケン、ワカメを置いた器に盛付ける。
もずくは冷たいまま食べるものというイメージが強いですが、雑炊に入れても実はおいしいです。独特の食感が楽しめます。雑炊の味付けは塩だけにしました。食べるときには、もずくと相性の良いポン酢をかけてどうぞ!
①鍋に昆布出汁を取る。
②沸騰したらご飯を入れて、少しトロッとしてきたら
もずくを入れる。
③塩で味をととのえ、仕上げに溶き卵を入れて火を止める。
本場の沖縄では、天ぷらは代表的なもずく料理だそうです。食べ方も本場に習ってソースと七味で食べるのがお勧め。たこ焼き、お好み焼きみたいな食べ方ですが、これが美味しいです。
もずく・・・100g
タマネギ・・・1/4個(50g)
ニンジン・・・1/6本(30g)
卵・・・1個
冷水・・・1/2カップ
薄力粉・・・1/2カップ(50g)+大さじ1(8g)
塩・・・小さじ1/4
揚げ油・・・適量
①タマネギ、ニンジンは細めに切る。もずくも長いままの場合は食べやすく切る。野菜ともずくに小麦粉大さじ1を振りかけ、よく混ぜてなじませる。
②冷水に卵を割り入れ、塩を加えてよくかき混ぜて卵液を作り、小麦粉を加えてさっと混ぜる。
③ ②に①を加えて軽く混ぜ合わせ、中温の油でからっと揚げる。かき揚げを作るときは、種を木べらやスプーンに乗せて1個分づつ形を整え、油に滑り込ませます。
モズクと玉子のスープです。トマトを入れるとちょっと酸味がきいて美味しいです。好みでごま油を加えるとコクが出ます。
もずく・・・80g
プチトマト・・・4個
玉葱・・・1/4個
ニラ・・・2~3本
卵・・・1個
水・・・400ml
中華だし・・・適量
薄口醤油・・・小さじ2
塩・コショウ・・・適量
ごま油・・・適量(お好みで)
①プチトマトは半分に切る。玉葱は櫛切り、ニラは5cmに切っておく。卵は溶きほぐす。
②鍋に水、中華だし、トマト、玉葱を入れて火にかけ、玉葱が煮えたらもずく、ニラも加える。
③薄口醤油を加えたら塩・コショウで味を調え、卵を溶き入れてひと煮立ちさせてでき上がり。好みでゴマ油をたらしても美味しいです。
小ぶりなササガレイは空揚にするのが一番です。じっくりと揚げると尾やヒレ、頭などみんな食べられます。ササガレイの繊細な美味しさを味わうには、醤油などかけるのは厳禁(私見で恐縮ですが・・・)。そのままか、レモンや柚子などの柑橘類をしぼるだけでいただきます。
・・・油で揚げるだけなので、レシピ等はありませんが、揚げ方のポイントだけ書いておきます。
※今回は一夜干しを使っているので、そのまま素揚げしています。鮮魚の場合は軽く塩をして30分くらいおき、出てきた水分を拭き取った後、片栗粉を付けてから揚げます。
◆中低温の油(170℃くらい)でじっくりと揚げること。揚げたときの泡(気泡)が小さくなり、尾やヒレからは殆ど泡が出なくなるくらい(水分が抜けた証拠)まで揚げればOKです。
生からでもちろんいけますが、手に入りやすい一夜干しを使用しました。
そのまま素揚げしてもおいしいですが、一手間加えると見た目にもかわいいフライができます。
ヤナギムシガレイの一夜干し…中振りなもの2尾
大葉…8枚
塩・胡椒…適量
小麦粉…適量
卵…1個
パン粉…適量
付合せ用野菜・・・適宜(今回はレタス・トマトを使用)
①ヤナギムシガレイを柵取りする。
②柵取りした①の上に大葉をのせ、くるくると端から巻き、
爪楊枝で止める。
③②に小麦粉、溶き卵、パン粉を順番につける。
④熱した油でキツネ色になるまで揚げる。
⑤油を切り、付け合せ野菜と一緒に盛り付けて完成。
カマスの干物はもちろん製品が売っていますが、手作りの一夜干しも一味違って良いものです。なれれば簡単なので経験のない方は一度挑戦してみてください。
カマス・・・2尾
塩・・・適量
①カマスは頭を付けたまま背開きにし、内蔵とエラを取除きます。アジの場合は腹開き、背開きの両方ありますが、サンマやカマスは通常背開きです。この方が器に盛付けた時に見映えがいいからでしょうか。カマスが大きめでグリルに入りづらそうなら頭は取ってしまってもOKです。
②開いたカマスの血などの汚れを水でよく洗います。特に脾臓(背骨に沿って付いている血のようなかたまり)部分は、残っていると干物が生臭くなるのできれいに取除くこと。
③8%くらいの塩水(水0.5ℓに塩40g)を作り、②のカマスを30分くらい漬けます。
④カマスを塩水から上げてキッチンペーパー等でよく水気を拭い、新しいキッチンペーパーに包んで一晩くらい冷蔵庫に保存します。キッチンペーパーで水分を抜くので、ペーパーが身に直接当るように、開きを広げたまま包んでください。一晩おくと余分な水分が抜け、塩もなじんでおいしい干物ができます。
「フェ」は韓国のお刺身のこと。コチュジャンではなく、韓国にもある わさび をきかせています。
刺身用ならばヤリイカ他のどんなイカでも、また白身魚の刺身でもOKです。
(61kcal/人)
ヤリイカ刺身用短冊・・・60g
玉ねぎ・・・60g 貝割れだいこん・・・少々 大葉・・・2枚
<調味料:A>
ごま油・・・小さじ1 薄口しょうゆ・・・小さじ1/2 わさび・・・少々
①ヤリイカは1cmの幅に切る。貝割れは根の部分を除いて2等分に、大葉は千切り。
②玉ねぎは薄くスライスして20分ほど冷水にさらし、水気を切っておく。
③ボウルに調味料Aを入れて混ぜ、①、②を入れて軽く和え、器に盛り付けてでき上がり。
冬場はやはりこのイカですね。今回のように刺身にしても適度に歯ごたえがあって甘くておいしいですし、その他、煮ても、焼いても、揚げてもおいしいイカです。
◎刺身なのでレシピと言うほどのこともないですが、イカの捌き方中心に書いておきます。
【材料】
ヤリイカ・・・1尾
刺身に添える物・・・適宜、今回は大根ケン、大葉、レモン
①ヤリイカは軟骨のある方を上にしてまな板に置き、軟骨の上に庖丁を入れて胴を開く。下足をはずし、軟骨も取除く。下足は目の下で内臓を切り離す。この後、胴、下足とも水でよく洗う。※次の処理に入る前にまな板も良く洗ってね!
②胴はミミをはずして一緒に外側の皮をむく。内側も布巾などでよく拭き、掃除する。刺身にするので、一応、蛍光灯などにかざし寄生虫をよくチェックしてください。
③下足は目の下で内臓を切落として開く。開くと嘴(クチバシ)がでてくるので取除き、目も内側に庖丁を入れて取除く。吸盤部分を庖丁でしごいて軟骨を除き、足先をカットすれば下処理完了。ミミは皮付きのまま肉の薄い外側をカットし、両面に格子状の切れ目を入れておく。
④イカの胴の表側(皮の付いていた方)に斜めに格子状の切れ目を入れる。噛み切りやすくするためです。イカ刺しは縦切り、横切りの2通りありますが、今回は細造りにするので縦切りにしました。大きめのイカだったので横に(※魚の横とは、胴を輪切りにする方向です)3つに切り分け、縦方向に細く切ります。
⑤下処理済みの下足、ミミは熱湯を10秒くらい通して冷水で冷まし、食べやすく切る。
⑥大根ケン、大葉をセットした器に④、⑤を盛り付け、レモンを添えてでき上がり。レモンを搾り、生姜かワサビの醤油でいただきます。
お刺身にもできる船凍ヤリイカを使いました。さっと炒めるだけでじゅうぶんです。皮は引かずにそのまま輪切りにします。ほうれん草もサラダ用のものや、小ぶりのものを使うと調理時間はさらに短縮されます。
(145kcal/人)
ヤリイカ(小)・・・3~4はい
ほうれん草 1/2束
塩・こしょう 少々
しょうゆ 適量
①ヤリイカはゲソを外し、目・はらわたを落とす。軟甲も取り除く。
胴は筒切りにしておく。炒めるので皮はそのままでよい。
ほうれん草は洗って、茎と葉に分けておく。
②フライパンに油を熱して、ほうれん草の茎 → イカ → ほうれん草の葉の順でさっと炒める。食材を入れたら塩コショウをして、仕上げにしょうゆを垂らして火をとめる。
小さめのヤリイカは煮付けると柔らかで甘みがあり美味しいです。今回は豆腐と一緒にイカを丸ごと煮ました。豆腐にも味がしみ込んで美味しいです。
(311kcal/人)
ヤリイカ・・・2杯(約350g)
豆腐・・・1丁(約300g)
<煮汁>
醤油・・・大さじ2、麺つゆ(2倍濃縮)・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ3、酒・・・1/2カップ、水・・・2カップ
①先ずイカの下処理です。イカの胴から下足を引き抜き、胴の内側についている透明なプラスチックのような軟甲を引き抜く。下足の吸盤を水でもみ洗いし、角質環(ぎざぎざの軟骨のようなリング)を除き、下足を胴に戻し入れる。
※軟甲付きでも良いならば、下処理は不要。イカを丸のまま水で洗ってぬめりを落とし、そのまま煮てください。
②鍋に煮汁、イカと食べやすく切った豆腐をいれて中火にかけ、沸騰したら落し蓋をして弱火にし、30分くらい煮る。
「イカ納豆」は納豆とイカ刺身を混ぜ合わせただけの簡単な料理です。筆者は納豆大好き、イカ刺し大好き人間ですので、勿論これも大好き。酒の肴にも、ご飯にかけても美味しいです。スルメイカを使うことが多いのですが、今回は奮発してヤリイカを使った豪華版です。
(207kcal/人)
イカ刺身・・・100g
納豆・・・2パック
卵黄・・・1個分(好みで)
刻み海苔・・・少々
刻み青ネギ・・・少々
醬油・・・少々
納豆とイカ刺を混ぜるだけなので、作り方を説明するも何も無いかもしれませんが、一応書いておきます、
①通常に納豆を作る。練り辛子や、タレが付いていればそれも混ぜて作ってください。
②イカ刺を自作する場合は、イカを縦方向に切るとが味が出て美味しいです。鮮度が良い場合は身が固いので細めに、解凍物や普通の鮮度なら気持ち太めに切ります。
③器に納豆とイカ刺を盛り、好みで卵黄をのせ、刻み海苔やネギをふって完成です。醬油を少しかけ、混ぜていただきます。辛子等はお好みで。甘いめのタレが好みなら、酒・みりん 各大さじ1を煮切ってアルコールを飛ばし、醬油 大さじ2を加えて冷ましたものがお勧めです。
ワカサギ料理の定番、空揚げです。こういう小さい魚は空揚げが一番。骨も柔らかいので丸ごと食べられます。ほろ苦い内臓の味がアクセントになってたまらない!!
ワカサギ・・・1パック(約150g)
塩・コショウ・・・適量
小麦粉・・・大さじ1
シシトウ・・・6本
レモン・・・適量
①ワカサギは水でさっと洗ってから水気をよく拭き取り、軽く塩・コショウします。シシトウはヘタを除き、楊枝で等で刺して何箇所か穴を開けます(爆発しないように)。
②小さめのビニール袋に小麦粉と①のワカサギを入れ、空気を入れて袋を膨らまし、よく振ってワカサギに小麦粉を付けます。こうすると少量の小麦粉で、均一に衣を付けることができます。
③揚げ油を火にかけ、先ず160~170℃の中低温でシシトウを先に揚げ、油の温度を上げてからワカサギを揚げます。野菜(特に青物)は低め、魚は高めの温度で、が揚げ物の基本です!
骨も柔らかく、内臓の苦味がアクセントになってとても美味です。
ワカサギ・・・200g
タマネギ・・・80g
ニンジン・・・20g
ピーマン・・・1個
サラダ油・・・小さじ2
塩・コショウ、揚げ油、小麦粉・・・各適量
<南蛮酢>
酢・・・大さじ4、砂糖・・・大さじ4、水・・・大さじ1、塩・・・小さじ1、薄口しょうゆ・・・小さじ1、顆粒ダシ・・・少々、赤トウガラシ(輪切り)・・・1本分
①ワカサギをさっと水で洗い、キッチンペーパーでよく水気を拭き取ってから軽く塩・コショウを振って15分位おく。
②タマネギは櫛形の5㎜幅に切り、ニンジン、ピーマンは千切りにする。
③鍋に南蛮酢の材料を入れ、温めて砂糖、塩を溶かし冷ましておく。
④フライパンを熱し、サラダ油で②のタマネギ、ニンジンをしんなりするまで炒め、③の南蛮酢に漬ける。ピーマンは生のまま加えて漬ける。
⑤ワカサギの表面に浮き出した水分をよく拭き取り、小麦粉を付けて170~180℃くらいの油でからっと揚げ、熱いうちに④の南蛮酢に漬け込む。
⑥魚を取り出して器に盛り付け、野菜を魚の上に乗せ、南蛮酢をかけてでき上がり。
おうちでも、簡単にできておいしいです。
生茎わかめ1㎏
くぎ煮用のたれ 500g(それぞれの商品に書かれている分量)
好みで山椒や生姜等を入れるとよい
①生の茎わかめを水洗いし、ゴミ等を取り除く。
②大き目の鍋にくぎ煮のたれを入れて、煮立てる。
③②の中に、少しずつ入れる。
④煮汁が少なくなってくると焦げやすくなるので注意して、煮汁がなくなったら、火を止める。
⑤器に移し、手早く団扇で扇いで手早くさましてツヤを出す。
メカブ丼は刺身の漬けと一緒に丼にすることが多いのですが、今回はクックパッドさんのレシピサイトで人気の温泉卵を使った丼を参考に作ってみました。卵がとろ~っとして美味しいです。
生メカブ・・・2本(220gありました)
卵・・・2個
麺つゆ(2倍濃縮の市販品)・・・大さじ1・1/2
ご飯・・・茶碗2杯分
きざみネギ、きざみ海苔、ごま・・・適量(あるもので適当に)
①最初にメカブの茎からヒダをはずします。外から見ただけではちょっと分りませんが、ヒダは茎の両サイドに付いています。ステーキ用のナイフ(ぎざぎざが付いている)をノコギリのような感じで使うと簡単に切り離せます。丼に使うのはヒダの方だけ、茎は硬いので使いません。茎は湯通しして千切りし、ニンジン、やゴボウ、大根の皮などとキンピラにすると美味しく食べられます。
②はずした①のヒダを熱湯に漬けて緑色になったら冷水で冷まし、水気を拭ってから細かく切り刻みます。ある程度細かく刻めたら、さらに庖丁でトントンたたきます。粘りが出るくらい細かくなればOKです(フードプロセッサーを使っても良い)。これを器に移して麺つゆを混ぜます。
③湯のみ茶碗に水を半分ほど注ぎ、生卵を入れて電子レンジ(500W)で1分間加熱します。これで温泉卵のでき上がり。器に割って生過ぎるようならば追加で10秒くらい加熱してください。
④丼にご飯を盛り、②のメカブと③の卵をトッピングし、ネギ、海苔、ごまなどを振ってでき上がり。味が薄かったら追加で麺つゆを少しかけてください。
メカブの耳を切取った後の茎は、葉の部分の茎よりだいぶ硬いので捨ててしまうことも多いのですが、今回はキンピラにしました。硬いので薄めに切ってください。食物繊維やミネラルはたっぷりありそうです。
メカブの茎・・・100g
ニンジン・・・1/3本(50g)
ごま油・・・小さじ2
炒りゴマ・・・少々
<調味料>
醤油・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、砂糖・・・大さじ1/2
だし汁・・・大さじ2(叉は水+顆粒ダシ少々)
①メカブ茎、ニンジンは長さ3~4cmの短冊に切る。メカブ茎は薄めに切ること。メカブ茎は塩辛いことが多いので切った後、1分くらい茹でて塩を抜く。
②鍋を熱してごま油を入れ、①を加えて炒め、全体に油がまわったら調味料とだし汁を加え、ニンジンが柔らかくなるまで煮る。
③器に盛って炒りゴマを振ってでき上がり。
春に食べたい旬の一品です。筍とワカメの歯ごたえの良さを味わってください。
ワカメは生ワカメでも、塩ワカメでも、乾燥ワカメでも作れます。
ワカメを煮過ぎないのがコツです。
塩ワカメ 100g
水煮タケノコ 2個(250g)
だし汁 2カップ
薄口醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
1.ワカメは生ワカメを使う場合は水洗いする。乾燥ワカメを使う場合は、水で戻してから使う。
塩蔵ワカメの場合は、よく水洗いして塩を落とし、沸騰した湯に10秒ほどくぐらせてすぐに冷たい水にさらしてひきしめる。
2.水煮したタケノコは上の細い部分はくし形に切り、下の堅い部分は半月型に切る。
3.鍋にだし汁、調味料、たけのこを入れて煮る。煮立ったら弱火で15分ほど煮て火を止めて味をふくませる。
4.3の鍋を火にかけ、煮立ったら1のワカメを入れて1~2分煮る。ワカメを入れてから長時間煮ると、ワカメが溶けてドロドロになってしまいますので、短時間で煮てください。
春の酢の物です。若布とタコときゅうりで作るのが定番ですが、ホタルイカもいれました。
塩ワカメ 50g、きゅうり1本、ボイルタコ(小)1/3匹、ホタルイカ4匹
ミツカン寿司酢 適量
1.塩ワカメは水洗いし、沸騰した湯で10秒ほどボイルし、冷水にとってひきしめ、食べやすい大きさに切る。
2.きゅうりはヘタを落として薄切りにする。
3.ボイルタコは食べやすい大きさに小さく切る。
4.ホタルイカは、目と口、ケンをとる。
5.ぼうるに、1~5の材料を入れてざっくり混ぜ、ミツカン寿司酢を適量かけて5分ほどおいておく。
6.器にこんもりと盛る。
春にだけ出回る生わかめを使った食感のよいお汁です。
生わかめ 70g
卵 1個
ごま油 小さじ1/2
ミツカン「プロが使う白だし」 大さじ1
水 180ml
青ネギ 1/2本
①湯を沸かし、生わかめをさっとゆでる。色が変われば取り出して冷水にとる。
②①のわかめを食べやすい大きさに切る。
③卵を溶く。
④人数分の湯を沸かし、ミツカン「プロが使う白だし」を入れる。
⑤④の中に溶いた卵を流し入れてかきたまを作る。すぐにかき混ぜないで、ある程度固まってからかき混ぜる。
⑥⑤にごま油を入れる。
⑦椀に、②のわかめをいれる。
⑧⑦に⑤の汁を注ぎ、切った青ネギをちらす。
ワタリガニ、塩 適量、
1.水を入れた深めの鍋に縛ったワタリガニを入れ火にかけます。
2.沸騰して10分くらいグラグラと煮ます。(蒸す場合は20分ほど蒸します。)
洋風煮魚アクアパッツァです。
野菜は冷蔵庫にあるものを適宜使ってください。
魚とあさりの出汁がとけこみニンニクが利いた煮汁は、ぜひ余さずパンを浸してお召し上がり下さい。
今回は1尾丸ごと使用していますが、アイナメは小骨が多いため、
3枚に卸して小骨を抜くか、ハモのように骨切りをしてから使用すると、食べやすいです。
アイナメ…1尾(今回は約600gサイズを使用)
アサリ…1パック(事前に砂抜きをしておく)
プチトマト…10個
アスパラガス…4本
パプリカ…1個
ニンニク…1カケ
鷹の爪…2本
白ワイン…1カップ
水…3/4カップ
オリーブ油・塩こしょう…適量
①アイナメのウロコを取り、エラ・内臓を取り除き、塩こしょうを全体に振りかけておく。
②砂抜きしたアサリを、殻同士をこすり合わせて洗う。
③アスパラガスは根元を切り、根元側数cmの皮を剥き、3~4等分に切る。
パプリカは種を取り一口サイズにざく切りする。ニンニクはつぶす。
④フライパンにオリーブ油・つぶしたニンニク・鷹の爪を入れて熱する。
油に香りが移ればニンニク・鷹の爪を一度取り出す。
その油でアイナメの両面に焼き目をつける。
⑤ニンニク・鷹の爪をフライパンに戻し、アサリ・プチトマト・アスパラガス・パプリカ・
白ワイン・水を入れ、フタをして約8分蒸し煮にする。
⑥アサリの口が開き、野菜に火が通れば、塩こしょうで味を整えて完成。
南蛮漬けといえば小あじが定番ですが、小アユの南蛮漬けもおいしいですよ。
小アユ・・・1パック(約(120g)
玉ねぎ・・・1/4個
長ネギ(青ネギ)・・・2本
ニンジン・・・1/3本
鷹の爪・・・1~2本(今回は無かったので糸唐辛子を使った)
小麦粉・・・少々
揚げ油・・・適量
<漬け汁:A>
だし汁・・・150ml
醤油・・・大さじ3
みりん・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ3
酢・・・大さじ5
①漬け汁Aに鷹の爪の輪切りを加え、人に煮立ちさせてバットに入れておきます。
②玉ねぎは薄くスライス、長ネギとニンジンは千切りにします。
③小アユは軽く塩を振ってぬめりを落とし、水で洗い、水気をぬぐいます。
④ ③の小アユに小麦粉をまぶし、低めの温度の油で気長に、最後に強火にして温度を上げてカリッと揚げ、①の漬け汁につけます。
⑤アユを器に盛り付けて、上に②の野菜をのせ、漬け汁をかけます。
※何日か保存する場合は、漬け汁に野菜も加えて漬け込みます。
小アユは春~初夏にかけては最高の揚げ物素材です。今回は天ぷらですが、唐揚げもおいしい。どちらも少し高めの温度でカラッと揚げるのがポイントです。頭や骨も柔らかくって全部食べられます。魚を捌く必要が無いので調理も簡単です。
小アユ・・・6尾(約60g)
塩・・・少々
小麦粉・・・少々(打ち粉用)
小麦粉、冷水・・・適量
野菜各種・・・一緒に揚げる野菜です。今回は大葉2枚、シシトウ6本(爪楊枝などで何箇所か穴をあけておく)、ニンジン 少々。
①小アユは塩で表面のヌメリを落とし、軽く水で洗ってキッチンペーパーなどで水気を切って打ち粉をする(小麦粉を付ける)。
②冷水に小麦粉を振るって軽くまぜて衣を作り、野菜から揚げていきます。小アユは最後に油に入れ、2分くらい揚げたら最後に火を強めて温度を上げ、カラッとさせます。
6月になりアユ漁の解禁のニュースが流れだしました。
アユの塩焼きは最高においしいですが、ひと手間かけて炊き込みご飯にしても絶品です。
なんだか難しそうですが、とっても簡単です。ぜひ一度作ってみてください。
お好みで三つ葉のきざんだものを散らしてください。
(77kcal/人)
アユ 3尾
米 3合
だし汁 550㏄
醤油 大さじ3
みりん 大さじ2
料理酒 大さじ2
1.アユは鱗とヌメリを取り水気を取る
2.軽く塩を振り、グリルで焦げ目が付く程度焼く
3.米は洗ってからザルに移し水を切る
4.米の水が切れたら内釜に移す
5.先に醤油・みりん・料理酒を入れる
6.だし汁を足していき、3合炊きのメモリに合わせる
7.焼きあがったアユをそのまま米の上に置き炊き上げる
8.炊き上がったらアユを取り出し、頭・中骨・ひれ・腹骨・内臓を取り身だけを戻す
9.軽く混ぜ込み、器に盛って出来上がり
初夏を彩る旬魚! ふわっとした身が最高!
ぬめりは一度洗い流しても、
そのまま置いておくとまた出てきます。
必ず調理直前に下処理をして下さい。
アユ…2尾
塩…適量
①包丁でウロコを取る。
②肛門の付近をキッチンペーパーで軽く押さえ、苦みの元となる糞を出す。
③うろこと共に、ぬめりを洗い流す。
④キッチンペーパーで水気をふき取り、全体に塩をまぶす。
ひれや尻尾を焦がしたくない場合は、ひれや尻尾にたっぷりと塩を付ける。(化粧塩という)
⑤魚グリルにアユを並べ、15分ほど弱火で様子を見ながら両面焼く。
⑥皿に盛りつけて出来上がり。お好みで、たで酢やレモン汁をかけてお召し上がりください。
「みどり会」(大阪市立環境科学研究所付設栄養専門学校同窓会有志)の先生に市場の料理教室で教えていただきました。
いさき(上身)200g
サニーレタス 4枚
スプラウト 1パック
ミニトマト 8個
めんたいこ 1/2腹
マヨネーズ(ハーフ)80g
酢 大さじ1
1)いさきは薄くそぎ切りにする。
2)サニーレタスは3cm角にちぎる。
3)めんたいこは薄皮をとってボウルに入れ、マヨネーズ、酢をよく混ぜ、いさきを加えて和える。
4)器にレタスを敷き3)をのせ、スプラウト、ミニトマトを散らす。
市場の料理教室で「みどり会」(大阪市立環境科学研究所付設栄養専門学校同窓会有志)の先生に教えていただきました。
いさき 4切れ
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
小麦粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
パプリカ(赤・黄)各1個
しめじ 1パック
サラダ油 大さじ1
塩・こしょう 少々
グリーンソース
ソラ豆(さや付) 300g
牛乳 大さじ2
生クリーム 大さじ3
バター 小さじ1/2
塩・こしょう 少々
1)いさきは、塩・こしょうをふってしばらくおく。
2)パプリカは種を取り細切り。しめじは石づきをとり子房に分ける。
3)フライパンにサラダ油を加えて小麦粉をうすくはたいたいさきを両面焼く。
4)ソースを作る。そら豆は塩ゆでし、皮をとって牛乳と共にフードプロセッサーにかける。
5)鍋に、そら豆、生クリーム、塩を入れて火にかけ、沸騰寸前に火からおろし、バターこしょうで味をと
とのえる。
6)器にいさきを盛り、ソースをかけ、しめじ、パプリカを添える。
梅雨時のイサキは真子(卵)や白子を持っているので、これも楽しみです。今回は白子だったので、ボイルしておろしポン酢仕立てにしました。数ある魚の中でもイサキの白子は絶品だと思います。
イサキの白子…1腹(1尾分)
塩・・・少々
酒…少々
大根おろし…適量
ポン酢(市販品)…少々
刻み細ネギ…少々
①小さめの鍋に湯を沸かし、塩と酒を少々加えて白子を茹でる。白子が浮いてきて一呼吸(20秒程度)したら冷水に取って粗熱を取ります。白子の大きさで変わりますが、今回は約2分ボイルしました。活物のイサキの白子は生や半生が美味しいとの話も聞きますが、今回は中心まで火を通しています。
②白子の水気を拭って一口大に切り、器に盛ってざっと水気を切った大根おろしを添え、ポン酢をかけます。刻み細ネギをあしらって出来上がり。ピリ辛が好みなら大根おろしを紅葉おろしにしてください。
ホイル焼きもイサキの白子料理の定番です。運良くお腹から白子が出てきたら、ぜひ作ってみてください。絶品です。
イサキ白子…1腹(1尾分)
ブナシメジ…1/8株くらい
レモン薄切り…半切り2枚
刻み細ネギ…少々
塩・コショウ…少々
日本酒…小さじ2
バター…10g
①アルミホイルを20㎝くらいにカットし、中央にバターを塗る。その上に白子、ブナシメジをのせて塩・コショウと日本酒をふり、残りのバター、薄切りレモンを1枚乗せてホイルで包む。
② ①をオーブントースターに入れて7~8分加熱する。取り出してホイルを開き、残りの薄切りレモンを添え、刻み細ネギをあしらえば出来上がり。
イサキは皮目の下にあぶらがあるので、皮付きが手に入ったら皮目を炙って刺身にすると美味しいです。
イサキ(皮付きの刺身用)・・・適量
添え物・・・大根ケン、大葉、ミョウガなど適宜
①料理用のトーチ(バーナー)でイサキの皮目を炙り、すぐに氷水で冷やしてから水気をよく拭う。樹脂性のまな板の上で作業するとまな板が焦げるので、金属製のバットや木の板等を使ってください。トーチが無い場合は魚焼き用の網にのせて炙ってもよいです。
②炙ったイサキを削ぎ切りし、添え物の大根ケンなどと器に盛りつける。ワサビ醤油でもポン酢で食べても美味しいです。
水なますは千葉県の郷土料理で、簡単に言えば冷たい味噌汁に刺身と香味野菜を入れたもの。汁のままでも、温かいご飯にかけても美味しいです(写真はご飯にかけたもの)。魚はアジやイサキを使うことが多いようです。元は漁師さんが船上で作った漁師飯だそうで、材料の種類や分量にあまりこだわらなくてもよいですが、一応目安のレシピを書いておきます。
イサキ刺身用・・・大きめ片身
水・・・2カップ
味噌・・・大さじ3
氷・・・適量
キュウリ・・・1本、ミョウガ・・・1個、大葉・・・6枚、細ネギ・・・2本
塩・・・適量
※味噌と水の割合は少し濃いめです。氷で割ってちょうどよくなります。
①キュウリは薄めの小口切りにして2%の食塩水に10分くらい漬け、しんなりしたら水気を絞る。
②ミョウガ、細ネギは小口切り、大葉は千切りにする。イサキは刺身に切る。
③水で味噌を溶いて氷を適量入れて冷やし、イサキの刺身と他の野菜を加える。
※刺身と香味野菜は食べる時に汁と合わせます。混ぜておくと野菜が色とびしたり、しんなりとしてしまいます。
なめろう は千葉県外房の漁師料理だそうですが、今ではすっかり全国版になっています。刺身を味噌や香味野菜と一緒にたたいて混ぜ合わせたもの。アジ、イワシ、サンマなどの青魚で作ることが多いですが、今回はイサキで作ってみました。酒の肴にしても、温かいご飯にのせて丼にしてもおいしいです。だし茶漬けなども美味しいそう。
イサキ…2尾(400~450g)
味噌…大さじ1・1/2
酒…小さじ1
醬油…小さじ1
細ネギ…3本(30g)
生姜…15g
大葉…4枚+4枚
①先ず香味野菜の準備です。細ネギは小さめの小口切り、生姜はみじん切り、大葉4枚は縦半分に切って細くきざむ。
②イサキは3枚におろして腹骨をすき取り、皮と血合いの骨も除き刺身用の短冊を作る。これを包丁で粗めにきざむ。(上記のイサキで約160g)
③味噌に酒を加えて軟らかくし、醬油と一緒に②のイサキに混ぜる。香味野菜も加えて包丁でたたいて細かく切りながら全部をざっくりと混ぜ合わせる。魚(刺身)の形がなくなるくらい細かくたたいてしまうなめろうもありますが、今回はざっくりと刻みました。この方が魚の食感が残り、また出来上がりもきれいだと思います。
④器に大葉を敷き、盛り付けて完成。
※スーパーなどで買ってきた刺身からでもできます。その場合は、刺身80gに味噌と醬油合計で大さじ1くらいが目安です。
ひゅうが飯は愛媛県の郷土料理だそうで、簡単に言えばお刺身入りの卵かけご飯です。鯛の刺身を使えば「宇和島鯛めし」になります。卵かけご飯が好きな人には、その豪華版ですから不味いはずないですね。美味しくいただくポイントは、食べる直前に卵をかけること。
イサキ刺身用短冊…150g
卵…2個
きざみネギ…少々
きざみ海苔…少々
ミカンの皮…少々(皮の裏の白い部分を除いて、千切りする)
白炒りゴマ
ご飯…丼2杯
<タレ>
醬油…大さじ2、酒…大さじ1、みりん…大さじ1、だし汁…大さじ3
①最初にタレを作ります。小鍋に酒、みりんを入れて火にかけ、煮切ってアルコールを飛ばしたら火を止めて醬油、だし汁を加え冷ましておく。だし汁は鰹と昆布でとれば本格的ですが、お湯に顆粒だしを少々加えてもよいです。
②イサキは薄めに削ぎ切りする。薄めに切った方が出汁と卵に絡んでおいしいです。
③タレ①に卵を加えて軽く溶き、②の刺身も加える。
④丼にご飯を盛ってきざみ海苔を散らす。③をかけて、刻みネギとミカンの皮、炒りゴマを振って完成。
イサキ 1尾
長ネギ 1本
塩 少々
料理酒 50㏄
胡麻油 大さじ2
ポン酢 適量
1.イサキの鱗・エラ・内臓を取り綺麗に洗い水分を取る
2.イサキの中骨までの深さまで切込みを2か所入れる(裏面も)
3.表面とお腹の中に軽く塩を振りしばらく置く(5~10分)
4.イサキが入る深めの器に移して、料理酒を掛ける
5.ラップをしてレンジで加熱600wで6分ほど(蒸し器なら15分ほど)
6.5の間に長ネギを細切りにしておく
7.蒸し上がったら白髪ねぎを乗せる
8.胡麻油をフライパンで湯気が出るくらいに熱して全体に掛ける
9.ポン酢を添えて召し上がってください
ぱりっと焼いたイサキの皮とふわふわな身に、レモンの酸味がきいたこくのあるバターソースがよくマッチします。醬油とみりんを使ったちょっと甘めの和風仕立てなので、ご飯にもよく合います。甘めが好みでなければ、みりんの代わりに日本酒を使ってください。
(332kcal/人 野菜はじゃがいも、アスパラ、トマトで計算しております)
イサキ…フィレ2枚(1尾分)
塩・コショウ…少々
小麦粉…少々
サラダ油…大さじ1
レモン(輪切り)…2枚
<付け合せ野菜>
適宜…今回は、塩ゆでのアスパラ1本、ジャガイモ1個、とトマト1/3個です。
他では、茹でたジャガイモなどもお勧め。
<レモンバターソース>
バター…20g、薄口醬油…大さじ1、みりん…大さじ1、レモン汁…大さじ1、パセリみじん切り…大さじ2
①イサキは腹骨、血合いの骨があれば取り除き、縮みを防ぐため皮に何か所か切れ目を入れる。塩・コショウをふって2~3分なじませ、薄く小麦粉をまぶして余分な粉をはたく。
②フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、油がさらっとしてきたら中火でイサキを皮目から焼く。身が反るので、フライ返しなどで抑えてややるといいです。皮に焦げ目がつき、上面の身の色が半分くらい白く変わってきたら反して身側も火を通す。焼けたら取り出して余分な油を良く切る。
③フライパンの油をキッチンペーパーで拭く。バターを入れて中火にかけ、褐色に焦げ目がついてきたら火を止める。醬油、みりん、レモン汁を加えて余熱で火を通し、最後にパセリのみじん切りを加える。煮詰めすぎると塩辛くなってしまうので注意!
④イサキを器に盛り、付け合せの野菜とレモンスライスも添える。
⑤最後にソースをかけ、お好みで添えたレモンスライスを絞っていただく。
胡麻サバは、サバの刺身を胡麻の入った甘めの醬油ダレでいただく九州の郷土料理で、いわばサバの漬け刺身です。今回はイサキで作ってみました。イサキのなめろう同様このまま酒の肴にしても、温かいご飯と丼にしても、出汁かほうじ茶をかけてお茶漬けにしても旨いです。
イサキのおろし身…2枚(1尾分)約150g
炒り白ゴマ…大さじ3
刻み細ネギ…2本分
大葉…2枚
<漬けタレ>
醬油…大さじ2、みりん…大さじ2、酒…大さじ2
①最初に漬けタレを作ります。みりん、酒を小鍋に入れて火にかけ、アルコールをとばしたら醬油を加え、火を止める。鍋のまま冷水に浸けて冷ましておく。九州の甘い醬油があれば、煮切った酒で2~3倍に薄め、そのまま使ってもOKです。
②胡麻は、粒がまだ残っているくらいにざっくりとすりつぶす。包丁で刻んでもいいです。
③イサキの腹骨をすき取り、血合いの骨も抜いて皮を引く。削ぎ切りで刺身にする。刺身になっているものを購入したらそのまま使ってください。
④刺身に漬けタレをからめ、ゴマと細ネギも加えてざっくりと混ぜる。器に大葉を敷いて盛り付ける。上記のタレの分量は少し多めなので、味をみながら適量加えてください。
先に紹介した胡麻イサキの半分をお茶漬けにしました。これも旨いです。かける出し汁は市販の麵つゆを薄めた簡単バージョンです。もっと簡単なら市販のお茶漬けの素です。
胡麻イサキ…80gくらい
大葉(刻む)…1
焼のり…少々
ワサビ…少々
ご飯…丼1杯分
<出し汁>
水…1カップ、麵つゆ(3倍)…大さじ1
説明するほどのこともないですが、簡単に書いておきます。
①最初に出し汁を作ります。水を熱して麵つゆを加えるだけです。吸い物くらいの濃さが目安で、薄ければ塩を少々加えてください。市販のふりかけ茶漬けの素とかでもOK。
②丼に温かいご飯をよそい、焼のりを適当にちぎってのせる。これに熱い出し汁をかけ、胡麻イサキと刻んだ大葉、ワサビを添えて完成です。他に香味野菜があれば適宜。塩もみしたキュウリなども合うと思います。
イサキは蒸し物も美味しいです。中華蒸しはイトヨリでも紹介しましたが、開高健氏・オーパの料理人の谷口博之氏のレシピです。
イサキ…1尾(調理済み250gくらい)
塩・・・少々
白ネギ…1本
生姜…1カケ
水菜…1/2株
日本酒…大さじ2
サラダ油…大さじ1
<かけタレ>
濃口醬油…大さじ1、たまり醬油…大さじ1、みりん…大さじ1、砂糖…大さじ1/2、酢…小さじ1、オイスターソース…小さじ1/2、蒸し汁+水…75ml、コショウ…少々
①先ず白髪ネギを作ります。白ネギの白い部分を5~6cmに切り、縦に切り開いて芯を除き、縦にできるだけ細く刻む。これをザルに入れて水にさらし、手で柔らかくもみ込んでネギのぬめりを落とし、水を替えて10分くらいさらし、水切りする。
②水菜は水に浸けてぱりっとさせ、水切りして5cm程度に切る。(茎の部分、葉の部分に分けておく)
③イサキの両面に数か所切れ目を入れて軽く塩を振り、15分くらいなじませる。これに熱湯をかけて霜降りにして冷水に取り、ウロコや血などの汚れをきれいに掃除する。これで魚の下処理が完了。
④次に③のイサキを蒸します。白ネギの青い部分を適当に切り、ショウガは薄くスライスする。深めの皿にネギ、ショウガの半分を敷き、イサキをのせ、残りのネギとショウガを上にのせて日本酒を回しかける。
⑤蒸気の上がった蒸し器で④を12~15分蒸し、蒸しあがったら皿ごと取り出して器に盛り付ける。皿に残った蒸し汁はタレに使います。
⑥次にタレを作る。タレの材料を鍋に入れて火にかける。煮立ったら②の水菜の茎を加え、ひと煮立ちさせたら⑤のイサキにかける。
⑦ ①の白髪ネギと②の水菜の葉を⑥のイサキの上にのせる。
⑧フライパンを熱してサラダ油を入れ、煙が立つくらいまで加熱したら⑦の白髪ネギの上にジュッと回しかけてでき上がり。イサキの身をほぐし、白髪ネギや水菜と一緒にタレにつけていただきます。
ウナギは鼻やのどの粘膜を保護して風邪をひきにくくする「ビタミンA」や、脳の働きをよくするDHAがたくさん含まれ、受験生にピッタリの食材です。雑炊は消化も良く、体を温めてくれ、調理も簡単で夜食に最適。がんばれ受験生!
ごはん 2膳分(約300g)
ウナギ蒲焼 中1尾(約180g)
卵 2個
生しいたけ 中2枚
三つ葉 適量
だし汁 4カップ(800cc)
みりん 大さじ1
薄口しょうゆ 小さじ2
塩 小さじ4/3
①ウナギ蒲焼きは1㎝幅、生しいたけは薄切り、三つ葉は適当な長さに切る。
②ごはんはザルに入れ、流水でヌメリを落としておく。
③鍋にだし汁を煮立て調味料、しいたけ、ごはんを入れて煮る。
④三つ葉を入れ、ときほぐした卵を入れて火を止め、蓋をして1分くらい蒸らしてできあがり。
電子レンジで簡単、しかも美味しくて、覚えておくと重宝するウナギ料理です。ウナギはビタミンA、B1や血行を良くするEも豊富。タンパク質の他カルシウム、鉄などミラルも多い豆腐と組合せたスタミナメニューです。
ウナギ蒲焼き・・・100g
木綿豆腐・・・2/3丁(220g)
<A>:タレ
だし・・・大さじ2
酒・しょうゆ・みりん・・・各小さじ2
粉さんしょう・・・少量
ショウガ千切り・・・適量(半カケ分くらい)
①ウナギ蒲焼きは2㎝巾くらいに切り、Aを合わせておく。
②豆腐を1/3に切って深めの器に入れ、①の蒲焼きを乗せ、Aを上からかける。
③器に軽くラップをして電子レンジで2分30秒~3分加熱する。
④粉さんしょうを振りかけ、ショウガ千切りを乗せてでき上がり。
名古屋発のウナギの食べ方のようですが、薬味が入って美味しいし、鰻重とか鰻丼と違い各人の好きな量だけ食べられるので合理的。また鰻重ほどかしこまらず、敷居が高くないのもいいですね。これも全国区の食べ方になった要因でしょうか。
ご本家・名古屋では、これに吸物程度に味付けただし汁をかけ、ワサビと刻み海苔を添えてお茶漬け風にしても食べるそうです。
米・・・2合
鰻蒲焼き・・・1尾
蒲焼きタレ・・・適量(30ml程度)
大葉・・・4枚
粉サンショウ・・・少々
①フライパンにクッキングシートを敷き、蒲焼きを乗せて日本酒を振りかけて蓋をし、3分くらい弱火で温める。
②大葉は幅広の千切り。①の蒲焼きも1cm弱程度に切る。
③普通に炊いたご飯にタレと②の切った蒲焼きを加えてザクッと混ぜる。
④茶碗に盛り、②の大葉を散らし、粉サンショウを振る。
蒲焼きが少量でもボリューム感があって満足できる経済的なメニューです。野菜も入って栄養のバランスも良く、なにより半熟の卵がふんわ~りとして美味しい。
ウナギ蒲焼き・・・(大)1/2尾(100g)
タマネギ・・・1/2個(100g)
三つ葉・・・20g
卵 ・・・2個
ご飯・・・丼2杯分
A:煮汁
醤油・・・大さじ1.5、みりん・・・大さじ1.5、日本酒・・・大さじ1.5、砂糖・・・小さじ1、だし汁・・・100ml
①ウナギ蒲焼きは2cm幅に切る。タマネギは櫛型に、三つ葉は4cmに切る。Aの煮汁を合わせておく。卵はかくる溶きほぐす。
②浅めの小鍋(フライパン等)にAの煮汁、タマネギを入れて火にかけ、タマネギがしんなりしたらウナギ蒲焼きをタマネギの上に並べて入れる。
③ウナギが温まったら溶き卵を加え、ひと煮立ちさせて三つ葉を散らし、火を止めて蓋をし1分くらい蒸らす。
④丼にご飯を盛り、③のうな玉をヘラ等を使ってご飯に乗せてでき上がり。好みで粉サンショウ、きざみ海苔を振りかけてください。
ちょっと手間がかかりますが、キビナゴの刺身はおいしいです。手開きにしますが、なれれば結構簡単。水道水を少しずつ流しながら作業するのがポイント。挑戦してみてください。
キビナゴ・・・適量
その他・・・添え物の大根ケン、大葉、レモンスライス等適宜
①キビナゴを水道水でさっと洗い、イワシと同じ要領で手開きにします。具体的には、親指の爪でつまんで頭を取り、腹側から親指の爪を包丁代わりにしてキビナゴの背骨に沿って上側の身を開く。尾のすぐ側で背骨をつまんで折り、つまんだまま背骨をはずし取ります。背びれと、腹びれが残っているので、これをつまんで取り除けばでき上がり。
※水道水を少しづつ流しながら作業すると内臓などが洗い流されてきれいにできる。
②海水より薄め(2%くらい)の氷水をボールに作っておき、キビナゴを開いたら漬け、冷やして身をしめます。
③氷水からあげて、ペーパータオルで軽く水気をふき取り、大根ケンや大葉と器に盛り付ければでき上がり。写真のように折りたたんで盛り付けると立体感が出てきれいです。酢味噌か生姜醤油でいただきます。
唐揚げは簡単だし、丸ごと食べられるのでキビナゴに最適の料理。普通は塩・コショウで下味をつけるのですが、今回はニンニク醤油にしました。ビールにぴったりです。
キビナゴ…100g
おろしニンニク…小さじ1、醤油…大さじ1/2
ししとう…8本、レモン1/4
片栗粉…適量
揚げ油…適量
①キビナゴにニンニクと醤油をまぶし、10分くらいおく。ししとうに竹串などで数箇所突き刺し穴を開けておく(揚げた時に破裂しないように)。
②キビナゴの醤油をよく切り、片栗粉をまぶして中温の油でからっと揚げる。ししとうも一緒に揚げる。
③器に盛り付けてレモンを添えてできあがり。
レモンの酸味でさっぱりと食べられるマリネです。野菜もたくさん摂れます。今回はキビナゴを開いて使いましたが、丸のまま唐揚げにしてマリネにしてもOKです。
キビナゴ…100g
塩・コショウ…適量
片栗粉…適量
揚げ油…適量
トマト…1個、キュウリ…1/2本、パプリカ…1/4個
<マリネ液>
レモン汁…大さじ2、オリーブ油…大さじ2
塩…小さじ1/2、砂糖…小さじ1
おろしニンニク…小さじ1、おろし玉ねぎ…大さじ1、きざみパセリ…大さじ1
①野菜(トマト、キュウリ、パプリカ)を食べやすい大きさに切る。ボールにマリネ液の材料を混ぜ合わせておく。
②キビナゴを手開きにして塩・コショウをふり、片栗粉をつけて中温の油でからっと揚げる。フライパンに少量の油を熱し、両面を焼いてもOKです。
③切ってある野菜と揚げたキビナゴをマリネ液に入れてざっくりと混ぜればでき上がり。
会社帰りに寄ったスーパーで、キビナゴ1パック270円で購入。全体に小さめだったので、大きいものを選って刺身の漬け丼に、小さいのは天ぷらに、残りの数匹は居候のネコにサービスしました。漬け丼はニンニク風味、黄身ものっけてスタミナ満点バージョンです。キビナゴは年中出回りますが、いつ食べても美味しいですね。
キビナゴ・・・1/2パック(約120g)
卵黄・・・2個分
刻み青ネギ・・・1本分
薄切りニンニク・・・1個分
ご飯・・・丼2杯分
<漬けタレ>
みりん・・・大さじ2、酒・・・大さじ2、醬油・・・大さじ3(あれば刺身たまりと醬油を半々)
①最初に漬け用のタレを作ります。小鍋にみりんと酒を入れて煮切り、アルコールを飛ばしたら醬油を加え冷ます。鍋ごと冷水に浸けて冷ますと早いです。
②キビナゴは冷水でさっと洗い、イワシの手開きの要領で頭をちぎってから開き、中骨を除く。水道水を少しずつ流しながら開くときれいにできます。
③冷めたタレにニンニクを加え、開いたキビナゴを漬け込む。冷蔵庫で1時間程度です。
④丼にご飯を盛り、汁気を切ったキビナゴをご飯の上に並べて盛りつける。キビナゴの尾は盛り付ける時にちぎって除いてください。中央に卵黄をのせ、刻みネギをあしらって完成です。つけ汁は残しておいて、食べる時に丼に適量かけてください。
天ぷらはキビナゴの定番料理。頭を取ったりせず、丸のままでOK。高温でからっと揚げると、頭も骨もさくさくとして美味しいです。塩・コショウで下味を付け、レモンでいただきます。衣の卵白は漬け丼に黄身を使った残りの一部です。冷蔵庫にあった玉ネギと大葉も一緒に揚げました。
キビナゴ・・・1/2パック(約120g)
玉ネギ・・1/2個
大葉・・・4枚
レモン・・・1/4個
塩・コショウ・・・少々
薄力粉(打粉用)・・・20gくらい
揚げ油・・・適量
<衣材料>
薄力粉・・・1/2カップ(50g)、冷水・・・75ml、卵白・・・1個分
①キビナゴに塩・コショウをふり10分くらいおき、下味を付ける。玉ねぎを1㎝厚の櫛切りにする。そのままだと玉ネギがばらけるので、爪楊枝で刺してとめておく。
②次に衣を作ります。冷水に卵白を加えてよく混ぜる。これに薄力粉を加えて軽く混ぜれば衣の完成です。薄力粉は必要量を事前に金ザル等で振るってダマを除いてください。
③キビナゴ、玉ネギ、大葉に薄力粉を薄く付ける(打粉)。打粉をすると衣が剝れにくくなってきれいに揚がります。
④玉ネギと大葉に衣を付け、中低温(160~170℃)の油で揚げる。大葉は裏面のみ衣を付けます。次に、キビナゴに衣を付け、高温(180~190℃)の油で揚げる。レモンと一緒に盛り付けて完成。
サワラやサバのすき焼き(魚すき)は大阪でもよく食べられますが、今回はキビナゴで作りました。これもなかなか美味しくて、けっこうはまります。キビナゴのすき焼きは、九州ではよく食べられるそうです。
キビナゴ・・・200g
豆腐、玉ねぎ、シメジ、水菜など、鍋用の野菜適宜
<煮汁>
醬油…大さじ4、みりん・・・大さじ4、だし汁・・・大さじ6~8
※だし汁は水に白だしとか、顆粒だしとか適宜加えればOKです。
作り方は説明しようもないくらい簡単。鍋に煮汁を煮たてて、キビナゴや豆腐、野菜を加え、煮ながらいただきます。キビナゴは煮すぎない方が美味しい。キビナゴは、基本的に頭と骨を残し、身だけいただきます。本場の九州では、煮えたキビナゴの頭をつまんで尾の方から口に入れ、つまんだ頭を引っぱると骨がついてきて身だけが口に残る、といった食べ方をするそうです。挑戦してみましたが、これはかなり難しい。煮え方が浅いと身が骨から離れないし、煮すぎると頭と骨が分かれてしまう。やはり本場の勘所、テクニックがあるのかも?
神戸では、いかなご漁のある早春には、家庭でいかなごをたく家が多く、我が家の味をご近所に配ったり、親戚に送ったりします。
市販の「くぎ煮のたれ」を使って、我が家の味を手軽に楽しむことができます。生姜、山椒、白ごま、かつお節の粉等を、お好みで入れることで、オリジナルな味になります。
意外と簡単ですので、ぜひ挑戦してみてください。
いかなご 1kg
くぎ煮のたれ 500ml(商品に書かれている分量)
お好みで山椒や生姜を入れて下さい。
①生のいかなごを水を張った桶で水洗いし、ゴミを取り除き、ザルにあけて、水気を切る。
②大き目の鍋にくぎ煮のたれを入れ、沸騰させる。(生姜等を入れる場合はこのときに入れておきます。)
③少しずついかなごを入れる。このとき、いかなごを入れた後、再びたれが沸騰してから、次のいかなごを入れます。
④いかなごを入れ終わって、たれが煮詰まってくると焦げやすくなるので、弱火にします。
⑤煮汁がごくわずかになったら火からおろして、ザルにとって、ひろげて冷まします。
⑥手早く団扇や扇風機で熱をとってつやをだします。
⑦熱が取れて常温になると出来上がりです。
スーパーをのぞいたら、かますごが1パック100円だったのでさっそく購入。旬のものなので春先になると食べたくなります。
釜揚げしているのでそのままでも食べられますが、ちょっと炙ると香ばしくておいしいです。
グリルでちょっと炙るだけなのでレシピは特にありません。熱いうちに生姜醤油かポン酢でいただきます。頭や骨も全部食べられます。
春になると、どうしても食べたくなるのがこの新子丼です。ふわぁ~とした新子に、生姜とポン酢の風味がきいて絶品。 春満喫です!
新子釜揚げ・・・80g
きざみ青ネギ・・・1本分
大根おろし・・・適量
おろし生姜・・・適量
ポン酢・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1
ご飯・・・茶碗2杯分
説明するほどのこともなさそうですが、一応書いておきます。
①丼にご飯を盛り、全面に新子を乗せネギを散らす。
②少し水気を切った大根おろし、おろし生姜をトッピングし、ポン酢と醤油を1:1で混ぜたタレをかけてでき上がり。
タレは醤油だけでも、ポン酢だけでも好みで!
釜揚げのカマス子(イカナゴの親)は唐揚げもおすすめ。市販の唐揚げ粉は便利で味も良いですが、塩茹でしてあるカマス子には味が濃すぎるので、片栗粉と混ぜて使っています。簡単でおいしい。ビールにぴったりです。
カマス子(釜揚げ)・・・1パック(約150g)
シシトウ・・・1パック
唐揚げ粉(市販品)・・・大さじ1
片栗粉・・・大さじ1
レモン・・・1/4個
揚げ油・・・適量
①ビニール袋に唐揚げ粉と片栗粉を入れ、空気で膨らませて口を閉じ、よく振って混ぜる。カマス子を入れて同様に振り、粉を付ける。
②粉を付けたカマス子を中温の油で揚げる。シシトウは破裂防止に爪楊枝で何か所か刺し、素揚げする。器に盛り付けてレモンを添えて完成。
新仔の釜揚げは春だけの旬の味。そのまま大根おろしとポン酢でいただけば十分おいしいですが、卵とじの丼もいいですね。もちろん釘煮を作る生の新仔でもOKです。
釜揚げ新仔・・・1パック(80~100g)
玉ネギ・・・1/2個
三つ葉・・・1/2パック
刻み海苔・・・適量
卵・・・3個
ご飯・・・丼2杯分
<煮汁>
薄口醤油・・・大さじ2、みりん・・・大さじ2、だし汁・・・1・1/4カップ(250ml)
①玉ネギは櫛形の薄切り、三つ葉は3㎝に切る。
②フライパン等の浅手の鍋に煮汁と玉ネギを入れて火にかける。玉ネギに火が通ったら新仔と三つ葉を加え、溶き卵でとじ、火を止める。卵は2回に分けて加え、2回目の分を半熟に仕上げると美味しいです。
③丼のご飯に卵とじをのせ、刻み海苔を散らして完成。
イトヨリはとても淡白なので、空揚げしてあんかけにするには最適の魚です。今回は甘酢あんにしました。野菜もたっぷり摂れます。
酸っぱいのが苦手なら、中華あん(天津どんのあん)にしてもおいしいです。
イトヨリ・・・中 2尾(約350g)※ウロコ、えら、内臓を取って水洗いしたもの
片栗粉・・・適量
タマネギ・・・1/3個
ニンジン・・・1/3本
ブナシメジ・・・1/2パック
ピーマン・・・2個
揚げ油・・・適量
<甘酢あん材料>
水・・・250ml
薄口醤油・・・大さじ6
酢・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ3
オイスターソース・・・大さじ1/2
水溶き片栗粉・・・適量
①タマネギは櫛切り、ニンジン、ピーマンは千切り、ブナシメジは石付きをとってバラしておく。
②先ず甘酢あんを作る。甘酢あんの材料(水溶き片栗粉以外)にタマネギ、ニンジンを加えて火に掛け、8割方火が通ったらピーマン、ブナシメジを加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
※火の通りやすいピーマン、ブナシメジは後から加えること。ピーマンは煮すぎると色が飛んでしまう。
※水溶き片栗粉は30秒くらいしっかりと煮ること。あんがサラッとしたら煮えた目安です。
③イトヨリに適当に切れ目を入れ(火が通りやすいように)、片栗粉を付けて中温の油でカラッと揚げる。器に盛付けて②の甘酢あんを掛けてできあがり。
佐賀県の料理名人、筋肉料理人さんのブログを読んでいたら、中華風姿蒸しのレシピが載っていいて、とても美味しそうなので参考にして作ってみました。筋肉料理人さんは開高健さん・オーパの大ファンで、その中に出てくるレシピを参考にしているとのこと。ブログはシロアマダイを使ったレシピですが、同じ白身のイトヨリで作りました。大きなイトヨリだったので、姿(1尾まるごと)ではなく骨付きの切身片身分を使っています。
下のレシピは長々と書いていますが、実際に作れば簡単です。とても美味しかったので、ぜひ挑戦してみてください。魚は白身ならば何でもOK。
イトヨリ切身・・・2切(片身分約250g)
※魚が250~350gならば、その他の材料の分量は同じでOK
白ネギ・・・1本
水菜・・・1/3株
ショウガ・・・20g
日本酒・・・大さじ2
<かけタレ>
魚の蒸し汁+水・・・75ml、濃口醤油・・・大さじ1、たまり醤油・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、砂糖・・・大さじ1/2、オイスターソース・・・小さじ1/2、酢・・・小さじ1、コショウ・・・少々
サラダ油・・・大さじ1 (あればピーナッツ油)
①先ず白髪ネギを作ります。白ネギの白い部分を5~6cmに切り、縦に切り開いて芯を除き、縦にできるだけ細く刻む。これをザルに入れて水にさらし、手で柔らかくもみ込んでネギのぬめりを落とし、水を替えて10分くらいさらし、水切りする。
②水菜は水にさらしてぱりっとさせ、水切りして5cm程度に切る。(茎の部分、葉の部分に分けておく)
③イトヨリの切身に軽く塩を振り、15分くらいなじませる。これに熱湯をかけて霜降りにして冷水に取り、ウロコや血などの汚れをきれいに掃除する。これで魚の下処理が完了。
④次に③のイトヨリを蒸します。白ネギの青い部分を適当に切り、ショウガは薄くスライスする。深めの皿にネギ、ショウガの半分を敷き、イトヨリを乗せ、残りのネギとショウガを上に乗せ、日本酒を回しかける。
⑤蒸気の上がった蒸し器で④を12~15分蒸し、蒸しあがったらイトヨリを取り出して器に盛り付ける。
⑥次にタレを作る。タレの材料を鍋に入れて火にかける。煮立ったら②の水菜の茎を加え、ひと煮立ちさせたら⑤のイトヨリにかける。
⑦ ①の白髪ネギと②の水菜の葉を⑥のイトヨリの上に乗せる。
⑧フライパンを熱してサラダ油を入れ、煙が立つくらいまで加熱したら⑦の白髪ネギの上にジュッと回しかけてでき上がり。イトヨリの身をほぐし、白髪ネギや水菜と一緒にタレに付けていただきます。
イトヨリで鯛めしを作りました。本家の鯛に負けないくらい美味しいです。今回は土鍋で炊いていますが、炊飯器でもOK。もっと簡単です。
イトヨリ切身・・・2切(約300g)
塩・・・適量
米・・・2合
昆布・・・10×10cm
細ネギ・・・4本
<調味料>
淡口醤油・みりん・酒・・・各大さじ1、塩・・・小さじ1/3くらい (水・・・390ml)
①切身に塩を軽くふって20分おき、さっと洗って水気を拭き取ったら表面を焼く(表面だけ少し焦げ目をつける)。米は洗って30分浸漬し、水を切っておく。細ネギは小口切り。
②土鍋に米、水、調味料を入れて昆布、切身を乗せ、蓋をして強火~中火で炊く。火加減は、沸騰したら中火で5分、弱火で4分、最後に強火で5秒で火を止め、そのまま10分蒸らす。
③一旦、切身を取り出して骨を除き、身を戻してざっくりと混ぜる。細ネギを散してでき上がり。
※作る分量が異なる場合、水加減は米の容量の1.2倍が目安です。調味料を加えるので、そこから調味料分をマイナスします。今回は米が2合(360ml)、調味料が計大さじ3(45ml)なので、360×1.2-45 ≒390 mlとなります。炊飯器で炊く場合は、昆布、切身を入れる前の状態で米の量の通常の水加減をし、そこから調味料分だけ水を除く。
※土鍋で炊く場合の火加減も作る分量で異なりますが、米の表面に水がなくなった状態が弱火に落とすタイミングです。
淡煮は薄味で炊くので、イトヨリの色合いや繊細な味を活かすのに適した煮物です。今回は片栗でとろみをつけて、あんかけ風に仕上げました。
イトヨリ切身・・・2切(約160g)
塩・・・少々
ニンジン・・・30g
シメジ・・・30g
三つ葉・・・5本
水溶き片栗粉・・・適量
<煮汁>
水・・・1・1/2カップ(300ml)
昆布・・・10×10cm
薄口醤油、酒、みりん・・・各 大さじ1・1/2
①切身にかるく塩を振って20分おき、熱湯をかけて霜降りにする。
ニンジンは3cmの短冊切り、シメジは株を分け、三つ葉は3cmに切る。
②鍋に切身とニンジン、シメジ、煮汁の材料を入れて火にかけ、5分くらい煮る。
③材料に火が通ったら切身のみを器に移し、煮汁に水溶き片栗粉でとろみをつけてから三つ葉を加え、切身にかければでき上がり。
イトヨリはやはり蒸し物がいいです。塩と酒だけのシンプルな味付けで、ポン酢をたらしていただきます。秋から冬のイトヨリは脂がのっていて美味しいです。
イトヨリ切身・・・2切
塩・・・少々
酒・・・大さじ3
昆布・・・5×10cm
シイタケ・・・2枚
生姜の薄切り・・・2枚
青ネギ・・・少々
大根おろし・・・適量
ポン酢・・・適量
①イトヨリの切身に軽く塩を振って20分おき、熱湯をかけて霜降りにする。シイタケは軸を切る。青ネギは細く千切りにして水にさらす。
②深皿に昆布を敷いて生姜の薄切りを置き、その上にシイタケ、①の切身を乗せて酒を振りかける。
③蒸気の上がった蒸し器にいれ、アルミホイルを軽くかぶせて(蓋から伝った水滴が入らないように)10~12分くらい蒸す。
④蒸しあがったら蒸し器から取り出して、大根おろし、青ネギの千切りを添える。ポン酢を少したらしていただきます。
会社の帰りに寄ったスーパーでウルメイワシを見つけました。寒い時期のウルメは脂があっておいしいけれど、あまり売ってないのが難点。体長25cm近くあって大きめ、鮮度もまあまあなのでさっそくGet。3尾 198円。刺身にすることにしました。
ウルメイワシの脂はサラッとしていて、刺身にするならば私はマイワシよりこっちの方が好きです。
ウルメイワシ
刺身に添えるもの適宜・・・今回は大葉、大根ケン、ミョウガ、生姜
①頭を胸ビレの下で切落とし、腹骨の部分も肛門にかけて斜めにカットし、内臓を除いて水洗いする。脾臓部分(背骨に沿った血のかたまりのようなの)をきれいに洗い、よく水気を拭くこと。
②これを手開きで3枚におろし、庖丁で腹骨の残りをすき取る。血合い部分の骨も、頭に近いほうの大きめのものだけ骨抜きを使って抜く。骨が小さいので、それほど丁寧に抜かなくても大丈夫です。この後、頭のほうから薄い皮をむく。
※イワシの3枚おろしは庖丁を使った方がきれいにできますが、手開きの方が小骨が背骨に付いて一緒に取除けるので、できるだけ手開きで!
③皮が付いていた方の身を下にしてまな板に置き、尾の方からそぎ造りにして、大根ケンや大葉をセットした皿に並べていく。ミョウガや生姜を添えてでき上がり。生姜醤油でいただきます。
※そぎ造りにするのは、残っている小骨が口に当らないようにするためです。
イカ刺しではレシピと云えるほどのものは書けないけれど、アオリイカ料理の第一候補はやはり刺身なので、載せることにしました。
甘みがあってとてもおいしく、関西では冬イカの代表です。ちょっとモッチリとしていて、食感ではモンゴウイカとケンサキイカの中間くらいの感じです。
このイカは大きいので1回では食べきれず、刺身にしたのは胴の部分だけ。下足と大きなミミ(ヒレ)は冷凍して次回食べることにしました。
アオリイカ刺身用・・・胴の部分のみ(開いて皮をむいたもの)
大根のケン、大葉、スダチ・・・適宜
①イカの表側に5㍉間隔くらいで、格子状に浅く切れ目を入れ、次に裏側(元の内臓側)に5㍉間隔で縦に切れ目を入れる。
※刺身でイカを盛付ける時は、通常 裏側(元の内臓側)を表にして使います。
②イカの大きさに応じて縦に2等分~4等分して短冊にし、後は食べやすく刺身に引いて盛付けるだけです。・・・ううう、簡単すぎ!!
加熱しすぎると固くなるので、タレが早く煮詰まるよう酒を除いています。手早く仕上げてください。
(180kcal/人)
アオリイカ・・・100g(皮をむいた身の部分)
サラダ油・・・少々
<タレ>
醬油・・・大さじ1、みりん・・・大さじ1、生姜の絞り汁・・・少々
①皮をむいたイカの表側(厚い皮が付いていた側)に、斜め格子状に切りこみを入れる。裏側は縦に5㎜間隔で切りこみを入れる。切りこみは身の厚さの半分程度。
②タレの材料を混ぜ合わせておく。
③フライパンを熱して油少々を加え、イカの両面をさっと焼いたら、タレを加えて煮詰めながらからめれば完成。
五島(長崎)の親類から冷凍のアオリイカが届きました。ラッキー! 早速1尾さばいて、身は漬け丼にしました。活イカの歯応えもいいですが、冷凍してもっちりとした食感と甘味もアオリイカの醍醐味でしょうか。ちなみに、残ったミミとゲソは酢の物にしたので、それも別に紹介しておきます。
(612kcal/人)
アオリイカ(刺身用)・・・200g
卵黄・・・2個分
ご飯・・・丼2杯分
刻み海苔・・・少々
刻みネギ・・・少々
<タレ>
醬油・・・大さじ2、みりん・・・大さじ1、酒・・・大さじ1
①イカの身は横(胴を輪切りにする方向)半分にカットし、縦に細く切ってイカそうめんを作る。
②タレの材料を混ぜ合わせ、①のイカそうめんを5分ほど漬ける。
③ご飯に刻み海苔を散らし、漬け込んだイカと卵黄をのせ、ネギをあしらって完成です。
※酒とみりんは、本来は煮切ってアルコールを飛ばした方がアルコールの辛み、えぐみが消えて更に上品な味になります。今回のように少量作る場合は手間なので、そのままでも許容範囲。
アオリイカのミミとゲソ(足)をキュウリと三杯酢で和えました。イカは茹でますが、加熱しすぎると固くなるので、70℃くらいで処理しています。こうするとプリッとして軟らかく仕上がります。アオリイカの皮は肉厚なので、一緒に茹でて使うと美味しいです。
(158kcal/人)
足、ミミ、皮・・・イカ1杯分(約120gありました)
キュウリ・・・1本
塩・・・適量
ゆず皮・・・少々(あれば)
<三杯酢>
米酢・・・大さじ3、醬油(薄口)・・・大さじ1・1/2、砂糖・・・大さじ2、だし汁・・・大さじ2(水+顆粒だし少々)
①最初に足とミミの下処理です。足の下処理は基本的にスルメイカと同じ。足を裏側(白い方)で開き、くちばしと眼球を除きます。眼球は包丁の先で眼球を覆っている皮に切れ込みを入れて取り出してください。長い2本の足(触腕)は先端の吸盤の部分を切り落とす。短い足は吸盤の部分を包丁の刃でしごき、先を切りそろえる。ミミに付いている皮ははがす。以上、終了したら全体を水でよく洗ってください。これで下処理完了です。
②鍋に下処理した①と、たっぷり目の水を加え火にかける。イカが少し丸まって白っぽくなってきたら(70℃前後)すぐに引き上げて冷ます。これで火が通っています。粗熱が取れたら足、ミミ、皮とも食べやすい大きさに切る。
③キュウリは薄く輪切りにして2%塩水(水1ℓに塩・大さじ1強)に10分漬ける。しんなりとしたら塩水からあげてきつく水気を絞る。
④イカとキュウリをボール等に移し、三杯酢の材料を混ぜ合わせて和えれば完成です。器に盛り、ゆず皮の千切りをあしらう。
ホッケの開きをフライにしてみました。
ホッケの開き 1枚
片栗粉 適量
ヒガシマル カレーうどんスープ 1/2袋
1.ホッケの開きを食べやすい大きさに切り分けます。(6コくらい)
2.ビニール袋に片栗粉を入れ、1を袋に入れて振って粉をまぶします。
3.油を熱して2をカラッとから揚げします。
4.3にヒガシマルカレーうどんスープを軽くふってできあがりです。
通常カマスは一夜干か塩焼きで食べることが多いのですが、今回は焼いて椀種にしました。ちょっと手間がかかりますが、身がふわ~ぁと柔らかく美味しいです。時間に余裕があれば挑戦してみてください。
カマス・・・1尾(中小サイズ)
ブナシメジ・・・1/3パック
三つ葉・・・1株
だし汁(カツオ、昆布)・・・360ml
日本酒・・・小さじ2
塩・・・小さじ1/4
みりん・・・小さじ1/2
薄口醤油・・・小さじ1/2
①ブナシメジは石付きを切り、株を分ける。三つ葉は根を落とし、のノ字に結ぶ。
②カマスは頭、内臓を除き、水洗いする。3枚におろし、骨抜きで血合いの骨を抜く。頭に近いほうから1/3くらい抜けばOKです。その下の骨は小さいのでそのままで結構。
③ ①のカマス(フィレ)の両面に軽く塩を振り、10分くらい置く。水でさっと洗って塩気を落とし、よく水気を拭き取る。
④ ②のカマスを、皮を下にして置き、尾の側から巻いて楊枝で留め、グリルでこんがりと焼く。楊枝を回しながら(身を崩さぬよう)抜けば焼カマスの完成。
⑤だし汁を熱して調味料とシメジを加え、一に立ちさせて火を止める。
⑥汁椀に④のカマス、①の三つ葉を入れ、⑤のシメジを移してから熱い汁を注げばでき上がり。
料理屋さんではカマスの刺身が人気とのことで、挑戦してみました。カマスの身は水っぽい(柔らかい)ので、そのまま刺身にせず、塩で身を締めてから刺身に造ります。皮もおいしいのでさっと炙った焼き霜造りです。身が水っぽいと書きましたが、こうした魚は焼いてもあまり固くならず、また蒸し物にしても身がふわ~っとしてとてもおいしいです。カマスの他では、アマ鯛、レンコ鯛(キダイ)が同様です。
カマス・・・1尾(丸で約200g)
塩・・・少々
昆布茶・・・少々
つま等・・・適当な野菜(今回はタマネギ、ミョウガ、スダチ)適量
①カマスを3枚におろして腹骨をすき取り、身の側に昆布茶をパラパラと振っておく。
②バットか皿に塩を薄く振り、①のカマスの身側を下にしてその上に乗せ、皮側にも塩を軽く振る。ラップをかけてそのまま冷蔵庫で20分くらい寝かし、身を締める。
※上の作業は簡易な昆布締めです。塩の量の目安は、はなはだ主観的ですが、焼いて食べたらちょっと塩辛いかなあと思うくらい。
③ ②のカマスを冷蔵庫から出してさっと水で洗い、7~8本ある血合いの大きい骨を抜いて、炙っても身が反らないよう皮に格子状の切れ目を入れる。
④ ③のカマスを金属バットの上に皮を上にして置き、料理用のトーチバーナーで皮目を焼いたら即氷水で冷やす。1分位して冷めたらクッキングペーパー等で水気をぬぐう。
※料理用のバーナーは1本備えておくと便利です。魚のたたきを作る他、グラタンやお菓子に焦げ目をつけたりするのにも使えます。
⑤ ④のカマスを食べやすい大きさに切り、スライスして水にさらしたタマネギ、薄切りのミョウガと一緒に盛付け、スダチを添える。
※昆布締めと同じく塩味が結構付いているので、スダチを絞ってそのまま食べます。
淡白な味の白身で、酒蒸しにすると身がふわっとして大変おいしいです。薄い塩味で美味しいです。お好みでポン酢をかけてください。野菜から出た水分とお酒だけで水を足す必要はありません。お汁が残ったら、ご飯にかけてどうぞ。三枚におろすと食べやすく、幅広い年齢層の方に召し上がっていただけます。ここでは蒸し器を使っていますが、新しいカマスが手に入れば、片手鍋などでさっと作ることができます。薄い塩味で美味しいです。お好みでポン酢をかけてください。野菜から出た水分とお酒だけで水を足す必要はありません。お汁が残ったら、ご飯にかけてどうぞ。
カマス2尾 出し昆布10cm×10cm程度 白菜1/8、人参1/4、
白ネギ1/2本 塩適宜 酒大さじ6
1.カマスは頭と腹をとり、3枚におろすか、ぶつ切りにする。塩をして
しばらく置いておく。
2.野菜は一口大の大きさに切る。出し昆布は半分にしておく。
3.耐熱容器に野菜、出し昆布、魚を順に重ねていく。2回ほどに分けて
重ねる。上から酒を回しかける。
4.蒸し器で10分、強火で火を通したら出来上がり。
赤貝は酢が合います。今回はウドと辛子酢味噌で和え、彩りに菜の花を添えました。赤貝のオレンジ色が冴えてきれいな春の和え物です。
赤貝・・・4個(開いたものでも結構)
ウド・・・9cm
菜の花・・・4本
<辛子酢味噌>
白味噌・・・大さじ2、練辛子・・・小さじ1/2、酢・・・大さじ1、薄口醤油・・・小さじ2、砂糖・・・小さじ2
①赤貝はヒモと貝殻の間にヘラを差し込んで身を取り出し、ヒモをはずす。身を開いて、エラやウロ(内臓)を除き、洗って水気を拭き取る。
②ウドは厚めに皮をむき、長さ3cmの短冊に切って酢水にはなつ。菜の花は塩を一つまみ加えた湯で1分間茹で、冷水で冷ました後に水気を拭い半分に切る。
③辛子酢味噌の材料をよく混ぜ合わせておく。
④以上①、②を器に盛り、③の辛子酢味噌で和える。和えるのは食べる直前に!
近所のスーパーに寄ったらアカアマダイ(調理済み)が1尾380円で売っていました。ちょっと小ぶりだが鮮度もまあまあだし「お、お買い得!」・・・と、さっそくGet。久々に酒蒸しをつくることにしました。
アマダイは名前の通り身に甘みがあり、繊細な味わいで、酒蒸しのように酒と塩だけのシンプルな味付けがおいしさを引き立てます。
アカアマダイ・・・1尾
酒・・・少々
塩・・・少々
昆布・・・5cm×10cm(適当に)
細ネギ・・・1本、ショウガ・・・少々
木の芽・・・1枚(飾り用、あれば)
※今回は調理済みのアマダイを使いましたが、丸のままの場合は、ウロコの取り方が他の魚と違います。アマダイは身が柔らかいので通常のウロコ取り器は使わず、良く切れる包丁で尾の方からウロコをそぎ切りににして取ります。慣れていないとちょっと難しいので、お店に調理を頼みましょう。
①アマダイを2つに切り、身に適当に切れ目を入れ、軽く塩をして(お腹の中やエラ蓋の内側にも)20分くらい身を締め、下味を付ける。
②ネギは5cmくらいに切り、ショウガは千切りにしておく。
③アマダイを水でさっと洗って塩を落とし、②のネギ、ショウガをお腹に詰める。
④少し淵のある器に昆布を敷き、③のアマダイを並べて上から塩少々と酒を適当に振り掛け、蒸し器に入れる。
⑤器の上に※アルミホイルかクッキングシート(ケーキを焼くときなどに使うもの)を掛け、15~20分強火で蒸してできあがり。
※器の上に何も掛けずに蒸すと、蒸し器の蓋から水滴が落ちて汁があふれてしまう。
アマダイの繊細なおいしさを活かすのに蒸し物は最適の料理法です。今回は京風の蕪蒸し。アマダイに卵白を加えたおろし蕪をかけて蒸し、あんをかけたもので、寒い時期にぴったりの蒸し物です。冬場は料理の温さが何よりの御馳走ですね!
アマダイ切身…2切(約100g)
塩…少々
蕪…1/4個(約250g)今回は聖護院蕪を使いましたが他の蕪でもOK
ぶなしめじ…1/4パック
卵白…1個分
わさび…少々
<あん>
だし汁…100ml、淡口醤油…小さじ2、みりん…小さじ2、水溶き片栗粉…少々
①アマダイに軽く塩を振って10分おき、熱湯をかけて霜降りにする。冷水に落として鱗などを洗い水気をふき取る。血合い部分の骨が残っていれば除く。しめじは石付きを切る。
②蕪は皮をむいてすりおろす。卵白を泡立て、水気を軽く切った蕪に塩を一つまみ加えて混ぜ合わせる。
③器に①のアマダイ、しめじを盛り付けて②の蕪をかけ、水滴が入らないように軽くラップかアルミホイルで覆う。蒸気のあがった蒸し器で12分程度蒸す。
④蒸している間に、あんを作ります。小鍋に片栗粉以外のあんの材料を煮立たせ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
⑤蒸したアマダイに④のあんをかけ、わさびを天盛りに添えてできあがり。
アマダイの淡い味には甘い白味噌がよく合います。これも代表的なアマダイの料理・西京焼きです。
アマダイ切身…2切(約160g)
塩…少々
白味噌…50g(大さじ3弱)
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
①アマダイの切身に軽く塩を振り15分おく。出てきた水気をキッチンペーパーでよくふき取る。
②味噌と酒、みりんをよく混ぜ合わせ、①の切身にまんべんなく塗りつける。ラップ等で覆い、冷蔵庫で1~2日漬け込む。
③これで完成です。焼くときは、焦げやすいので味噌をよくぬぐってから焼きます。筆者の場合は、切身を洗ってから焼いています。
酒蒸しは簡単でアマダイの上品な味わいを活かす調理法です。酒蒸しは以前にも紹介しましたが、今回は大根おろしとポン酢のちり酢を添えました。
アマダイ切身…2切(約160g)
塩…少々
酒…大さじ3
昆布…5×10㎝
ぶなしめじ…1/4パック(石付きを除く)
<ちり酢>
大根おろし…100g
ポン酢…大さじ1・1/2
きざみ細ねぎ…1本分
①アマダイに塩を少々ふり、15分おく。これに熱湯をかけて霜降りにし、冷水にとって鱗や血などの汚れを洗い、水気をぬぐう。これで魚の下処理完了。
②器に昆布を敷き、上に①のアマダイとシメジを載せ、酒を振りかけて、アルミホイルかラップで軽く覆う。(蒸したときに蓋から落ちた水滴が入らないように)
③蒸気の上がった蒸し器に②を入れ、12分くらい蒸してできあがり。
④大根おろしとポン酢を混ぜ、きざんだ細ねぎを散らした ちり酢で熱いうちにいただきます。
ムニエルはシタビラメの定番料理です。ムニエルにレモンを搾るだけでも充分に美味しいのですが、ちょっと手間でもソースを添えるととっても豪華な一皿になります。
今回は酸味のきいたトマトソースでさっぱりとした味。バジルはトマトととても良くあいます。ちょっとイタリアン!
アカシタビラメ・・・中2尾
塩・コショウ・・・少々
小麦粉・・・適量
オリーブ油・・・大さじ1
バター・・・大さじ1
付け合せ…適宜(今回は粉ふきいも)
<トマトソース>
トマト・・・中1個
生バジル・・・7~8枚
EVオリーブ油・・・大さじ1
レモン汁…大さじ2(なければ酢1~1.5)
塩・コショウ・・・少々
①アカシタビラメはタワシなどで鱗を除いて洗い、頭を切り落として頭のほうから皮をむきます。尾の先やヒレを切り落として整形してください。
※皮も食べられますが、むいたほうが焼いた時にパリッと仕上がります。
②トマトは熱湯でさっと湯がき、冷水にとって皮をむき、さいの目に切っておきます。
③ ①のアカシタに塩・コショウをふり、小麦粉を付けてオリーブ油で焼き、最後にバターを入れて風味をつけます。
④バジルは飾り用を4枚残して残りを適当にち切り、②のトマトとその他の調味料と混ぜ合わせてトマトソースを作ります。
⑤器に③のアカシタを移し、トマトソースをかけてバジルを飾ります。粉ふきいも(レシピ省略)も添えてください。
スーパーで3尾450円(税抜)で購入。岡山ではシタ類(アカシタ・ウシノシタなど)は煮つけにしていただくそう。皮つきでもよかったのですが、皮をむいてから煮つけたので蒲焼風になりました。ご飯にのせて煮汁をかけたら丼風になります。
アカシタビラメ 3尾
すき焼きのタレ 120ml
水 180ml
しょうが(チューブ)大さじ2
①アカシタビラメは、水洗いして内臓を取る。
②鍋にすき焼きのタレと水を入れ、沸騰したらアカシタビラメ、しょうがを入れる。
③ときどき煮汁をかけながら、10分ほど煮付けたらできあがり。
定番のムニエル、今回は焦がしバターソースです。簡単に言ったらシタビラメのバター焼き。少し多めの油で焼くことで表面がパリッと、中はふんわりと仕上がります。
シタビラメ…2切れ(皮をむいたもの2切れで約300g)
塩・コショウ…少々
小麦粉…少々
サラダ油…大さじ2
バター…大さじ1(焼き用)
レモン…1/2個(飾り用輪切り+レモン汁用)
刻みパセリ…大さじ1
バター…大さじ6(ソース用)
付けあわせ野菜…適宜(今回はジャガイモ2個、ニンジン1/2本、アスパラ2本)
①シタビラメの両面に塩・コショウを軽く振り、小麦粉を付け余分な粉をはたく。小麦粉を付けたらすぐに焼くのが上手に作るポイント。
②フライパンにサラダ油とバターを熱し、盛り付けたときに上になる面から焼く。きれいに焦げ目がついたら切身を反して弱火にし、裏面も焼いて全体に火を通す。竹串などで切身を刺して、抵抗なく刺されば焼き上がりです。
③切身を皿に盛りつけ、レモン汁をふる。付けあわせの野菜も一緒に盛り付けておく。皿は温めておいてください。
④フライパンの油をざっと拭き取り、ソース用のバターを入れて中火にかける。バターが沸騰して最初は大きな泡、やがて泡が細かくなって薄茶色に焦げてきたら火を止め、すぐに皿に盛りつけた切身にかける。余熱で焦がしすぎないように。
⑤切身に刻みパセリをふり、レモンのスライスを添えて完成。
※ジャガイモ、ニンジンは食べやすい大きさに切って面取りし、茹でたもの。ジャガイモは粉ふきにしておく。グリーンアスパラは根元の皮をピーラーでむき、食べやすく切って塩ゆで。ジャガイモは塩を入れずに水から茹でるとホクホクにできます。茹で時間は大きさにもよるが、ニンジン8~9分、ジャガイモ7~8分、アスパラ2~3分程度です。
シタビラメはムニエルなど洋風料理ばかりでなく、和風に煮付けても美味しいです。関西でたくさん出回る赤シタビラメの場合は皮も軟らかいので皮付きで煮ます。煮汁を冷やせば煮こごりもできます。
シタビラメ…2切れ(約300g)
生姜…1カケ
細ネギ…2~3本
<煮汁>
醬油…大さじ2、みりん…大さじ2、砂糖…大さじ1、日本酒…大さじ3、水…大さじ3
①細ネギは斜めに千切りし、水にさらす。生姜は半分の皮をむいて千切りし水にさらす。半分は薄切りする。水にさらした細ネギと生姜は軽くもみ洗いし、水気を切っておく。
②次に魚の下処理です。切身を熱湯で湯通しし、冷水にとって鱗や血などの汚れを洗う。
③鍋に煮汁の材料と薄切り生姜、切身を入れて火にかけ、落し蓋をして煮る。カレイやヒラメは煮すぎると身がぱさつくので、6~7分までが目安です。
④火を止めてそのまま10分程度冷まし、器に盛る。千切りの細ネギ、生姜をあしらってできあがり。
シタビラメは唐揚げも美味しいです。今回は大き目で肉厚だったので、鶏肉の唐揚げのようにニンニク醬油の下味をつけて唐揚げにしました。小ぶりなら塩・コショウ少々に小麦粉をつけるだけで揚げ、紅葉おろしにポン酢でいただいても美味しそうです。
シタビラメ…1尾(鱗、内臓など除いたもの 約300g)
塩・コショウ…少々
溶き卵…1/2個分
片栗粉…大さじ2
小麦粉…大さじ2
揚げ油…適量
付け合せ野菜…適宜(今回はキャベツ、トマト、しし唐、レモン)
<漬け込みタレ>
おろしニンニク…大さじ1、おろし生姜…大さじ1、醬油…大さじ1/2、酒…大さじ1/2
①シタビラメ(赤したびらめ)は皮付きのまま食べやすい大きさに切る。軽く塩・コショウをふり、漬け込みタレの材料を混ぜたものに30分くらい漬け込む。
②ざっと汁気を切ったシタビラメに、溶き卵、片栗粉、小麦粉を加えて混ぜる。
③中温の油でからっと揚げる。油に投入したら衣が固まるまでさわらない。最後に油の温度を高めにするとからっと揚がります。
※しし唐は竹串などで数か所突いて穴をあけ、一緒に上げてください。
④油切りした唐揚げを器に盛り、付け合せの野菜を添える。
赤ガレイを中華風に食べる。パリパリとした食感がおいしい!
熱いうちに食べると魚卵の味とあいまっておいしい。
【お料理のポイント】
魚には多少の切れ込みをすること。
熱いうちに食べること。
赤かれい切身 2切(約200g) 中サイズ1尾分
モヤシ、ニンジン、ピーマン 各50g程度
ショウガ 少々
油
【調味料(中華あん)】
水 3/4カップ(150ml)
しょうゆ 大さじ4
酢 〃 2
砂糖 〃 2
①赤ガレイを片栗粉でまぶして、色目がつくまで油でカラッと揚げる。
②野菜を炒め、水に片栗粉を溶かしたものを入れて加熱する。この時、生姜をすりおろすか、千切りにして入れるとおいしい。
③野菜のあんができたら、すぐに①の魚にかける。
④できたてを食べる。
魚も野菜も一つの鍋で料理したら楽だと思って作りました。魚から出汁が出るので、一緒に煮た野菜も、煮汁もおいしいと思って食べています。料理の基本や魚のおいしい食べ方を知らないので、「おすすめ」に応募するにはお恥ずかしいレシピですが、みなさんに教えてもらえればうれしいです。
★お料理のポイント★
魚の煮付けというよりも、汁物のような感覚で、煮汁も飲んでしまうぐらいのすっきりした味つけにしています。魚を小さめに切り、汁物としてお椀に盛ってもいいと思います
カレイ、里芋、蓮根、蕪、葱など
出汁(昆布)、
酒、みりん、塩、しょうゆ・・・・・A
片栗粉
①カレイはウロコとヌメリをとり内臓を除いて、味が染みやすいように表面に包丁を入れる。(お好みで適当な大きさに切る。)
②里芋、蓮根、蕪は皮をむき、食べやすい大きさに切る。
③材料がかぶるぐらいの出汁と里芋、蓮根を鍋に入れて火にかけ、軽く火が通るぐらいまで煮てAで調味する。
④鍋の中の野菜を寄せて鍋底にカレイを置き、蕪を加え、あくを取りながら弱火で煮る。
⑤いい具合に煮えたらカレイを皿に取りだす。
⑥鍋に刻んだ葱を加え、水溶き片栗粉で緩めにとろみをつけ、⑤のカレイにたっぷりかける。
赤ガレイの定番料理、煮付けの紹介です。他のカレイやヒラメ等でも美味しくできます。カレイは長く煮ると身がぱさつくので(コラーゲンが煮汁に溶け出してしまうからだそうです)、7~8分位の短時間で煮るのがポイント。今回は、煮汁を薄めにしてワカメや野菜も一緒に炊きました。
赤ガレイ切身・・・2切れ(約250g)
タマネギ・・・1/4個(50g)
ブナシメジ・・・1/2パック(50g)
ワカメ(水で戻して水気をしぼったもの)・・・50g
生姜・・・1/4カケ(約10g)
<煮汁>
醤油・・・大さじ3、みりん・・・大さじ3、砂糖・・・大さじ1.5、酒・・・大さじ6(90ml)、
水・・・大さじ9(135ml)
①タマネギは櫛切り、シメジは石付きを切って株をほぐす。ショウガは薄切り。水で戻したワカメは食べやすい大きさに適宜切る。
②カレイに味が浸みやすいように切れ目を入れ、※80~90度くらいの湯に5秒くらい漬けて冷水に落とし霜降りにする。ウロコや血の残りを、皮を破らないようにそっと洗い落とし、水気を拭っておく。
※熱湯で霜降りにすると皮がむけてしまうので、少し温度を落として作業します。
③煮汁を※鍋に入れ、カレイとワカメ以外の材料を加えて強火にかける。沸騰したら大ざっぱにアクを除き、落し蓋をして中火で7~8分煮る。カレイが子持で身が厚いときなどはもう少し時間がかかるので時間は適宜。
※鍋は魚を取りだす時に身崩れさせないように浅めのものが便利です。私はいつもフライパンを使います。カレイを重ならないように鍋に入れ、空いている隙間に野菜を入れて煮ます。
④最後にワカメを加えて一煮立ちさせて火を止めます。ヘラやフライ返し等を使って、身崩れさせないように器に盛付けます。
アカガレイ(子持ち)切身 2切
小麦粉 適量
オリーブオイル、バター(60g)
醤油 適量
添え野菜:ブロッコリー、エリンギ、スダチ(又はレモン)
(添え野菜は、ブロッコリー、エリンギはバター炒め)
1.アカガレイの切身に小麦粉をまぶし、しばらく置いてなじませる(5分程度)
2.オリーブオイルとバター(40g)を入れたフライパンを熱し、皮目より焼き裏返して蓋をして、中まで火を通す。(時折、フライパンのオリーブオイルをかけ、皮をパリッとさせる)
3.焼き上がったアカガレイを取り出し、残ったフライパンに醤油を適量落とし、ソースを作る
4.アカガレイに3)をかけ、出来上がり
赤ガレイの刺身をボイルした子(卵巣)でまぶしたもので、鳥取県の郷土料理だそうです。「こまぶり」とは「子まぶし」のことと思われます。
大阪では赤ガレイを刺身であまり食べないのですが、美味しそうなので作ってみました。ボイルした子の食感がぷちぷちとしてなかなか良いです。
赤ガレイ(子持ち)・・・1尾
塩・・・適量
赤ガレイは通常の魚と同じく、5枚におろしてから皮を除き刺身に引きます。子(卵巣)は身からはずしてとっておきます。問題は卵を茹でてばらばらにする方法なので、それを簡単に書きます。
①子を小鍋に入れてたっぷりと塩をふり、手でよくもんでどろどろの状態にする。卵がばらばらになり、薄皮とも分かれるので、薄皮は取り除く。
② ①の鍋に適当に水を加えて火にかけ、塩水で卵を3~4分茹でる。布巾で卵を越しとって軽く水洗いし(塩抜き)、布巾を強めに絞って水気を切る。
③刺身に②の卵をまぶせばでき上がり。普通の刺身同様、ワサビ醤油でいただきます。
アカガレイは秋になると卵を持ち始めます。これはやはり定番の煮付けが一番でしょうか。
アカガレイ切身・・・2切れ(約250g)
生姜・・・1カケ
青ネギ・・・少々
<煮汁>
醤油、みりん、砂糖・・・各 大さじ2
酒・・・大さじ4
水・・・大さじ10(150ml)
①切身を80~90℃の熱湯に5秒くらい浸けて霜降りにしたら冷水にとり、鱗などを丁寧に洗って水けを拭う。
②生姜の半分を薄切り。生姜のもう半分と青ネギは千切りして水にさらす。
③鍋に煮汁の材料を入れて沸騰させ、切身を加えて強火で煮る。出てきたアクをすくったら中火に落として煮汁をかけながら汁が半分くらいになるまで6~7分煮る。薄切り生姜は最初から加えると香りが飛んでしまうので、途中で加えてください。
④器に盛り付け、千切りの生姜と青ネギを水けを切って添える。
アカガレイの切身 2切、
ごぼう、かぶ等の根菜を適量
・調味料
醤油、みりん、砂糖、酒、水、生姜
①鍋に調味料を入れ、沸騰させる。
②ごぼう、かぶは食べやすい大きさに切る。
③煮立った①の鍋に赤ガレイの切身を重ならないように入れ、ごぼう、かぶをまわりに入れる。
④材料を入れて煮立ったら、弱火にして10分煮る。
⑥お皿に盛るときは、フライ返し等を使って崩れないように盛るときれいに盛れる。
アサリは貧血に効果のあるビタミンB12や鉄が豊富。なにより春のアサリは身が張っていておいしいエキスがたっぷり!パセリもビタミンA(βカロテン)やCが豊富です。彩り良く、たっぷりと入れてください。
アサリは塩分を含んでいるので塩加減に注意!
パスタ・・・160g
塩・・・適量
アサリ・・・250g
ニンニク(みじん切り)・・・2カケ
赤唐辛子(輪切り)・・・1本
糸唐辛子・・・少量(あれば)
オリーブオイル・・・大さじ2
白ワイン・・・カップ1/2
塩・コショウ・・・少量
①たっぷりの湯に塩を一つまみ入れパスタを茹でます。
②フライパンにオリーブオイルを大さじ1、ニンニク、赤唐辛子を入れ、弱火で香りを出します。
③これにアサリ、白ワインを入れて蓋をし、中~強火で貝が開くまで蒸し煮にします。
④パスタが茹で上がったら③に加えて塩・コショウで味を調え、オリーブオイル 大さじ1をまわしかけ、パセリを加えてざっと混ぜればできあがり。
⑤器に盛り付けて飾りのパセリをふります。
定番のアサリの吸い物です。旬の野菜や海藻も加えて季節感も演出しましょう。彩りも美しくなります。
アサリから塩分が出るので塩加減に注意してください。
アサリ・・・100g
水・・・2カップ
昆布・・・5×10cm
菜の花・・・40g
ワカメ(水で戻したもの)・・・30g
生姜(千切り)・・・少々
薄口醤油、みりん、塩・・・各 少々
①菜の花は湯に塩を一つまみ入れて1分~1分半茹でて冷水にとり、軽くしぼって食べやすく切る。ワカメも水で戻して絞り、カットする。
②鍋に水、アサリ、昆布を入れて火に掛け、沸騰する前に昆布を取り出し、アクを除く。
③貝が開いたら火を止め、薄口醤油、みりん、塩で味を調える。
④お椀にアサリを移し、①の菜の花、ワカメをきれいに盛る。
⑤火を入れて③を温めなおし、④のお椀に汁をはり、生姜を添える。
※貝が開いてからは長く煮ないこと!!
春のアサリは身が太って旨み成分のコハク酸もたっぷり。アサリ自体の旨みやほのかな潮の香りを活かすため、薄味に仕上げた丼です。アサリも卵も火を通しすぎないことが美味しく作るポイント!
アサリ・・・2パック(360g)
京揚げ(油揚げ)…1/2枚
酒・・・大さじ4
だし汁…1カップ
醬油…大さじ1
みりん…大さじ2
白ネギ・・・1本
三つ葉・・・1束
卵・・・3個
きざみ海苔…少々
粉さんしょう…少々
①白ネギは5㎜の斜め切り、京揚げは5㎜幅の短冊切り、三つ葉は4㎝のざく切りにする。卵はざっくりと溶きほぐす。
②フライパンにアサリと酒、だし汁を入れて火にかけ、蓋をして蒸し煮にする。貝が開いたら火を止め、すぐアサリを取り出す。
③アサリの身を貝からはずして取り出しておく。フライパンのだし汁はクッキングペーパ等で濾す。
④だし汁に醬油、みりんを加えて火にかけ、白ネギ、京揚げを加えて煮る。白ネギに火が通ったらアサリ、三つ葉を加え、卵でとじる。卵は半熟くらいが美味しいです。
⑤丼にご飯を盛って卵でとじたアサリをのせ、きざみ海苔を散らして粉山椒をふる。
クラムチャウダーは貝が入った具だくさんのクリームスープのこと。色もきれいだし、アサリのダシが出てとても美味しく、比較的簡単に作れます。野菜類は、タマネギは必須ですが、他は季節のものや冷蔵庫にあるものを適当に組合せてもOKです。
白ワインがとてもよく合います!
アサリ・・・400g
白ワイン・・・50ml
水・・・200ml+300ml
ベーコン・・・3枚くらい
タマネギ・・・1個
ニンジン・・・1/2本
ジャガイモ・・・2個
セロリ・・・1本
ブナピー(白いブナシメジ)・・・1株
バター・・・40g
小麦粉・・・大さじ2
コンソメ・・・1個
牛乳・・・400ml
塩・コショウ・・・
パセリ(みじん切り)・・・適量
①ブナシメジは株の下を切ってばらし、他の野菜、ベーコンは荒めのさいの目に切ります。アサリはこすり洗いして貝殻の汚れをおとしておきます。
②フライパンにアサリ、白ワイン、水(200ml)を入れ、蓋をして蒸し煮にします。殻が開いたら火からおろし、少し冷ましてから身だけ取り出しておきます。スープ(蒸し汁)は砂などを除くため上澄みをとって残しておきます。
③鍋にバターを溶かして①のベーコン、野菜類を炒め、タマネギが透き通るくらいになったら小麦粉を加え、小麦粉がなじんで粉っぽさがなくなるまで炒めます。
④ ②のスープと残りの水(300ml)、コンソメを③に加え、野菜が柔らかくなるまで(10分くらい)煮ます。
⑤ ④に牛乳を加えて塩・コショウで味を調え、沸騰したら②のアサリの身も加えて火を止めます。器に盛ってパセリのみじん切りを散せばでき上がり。
アサリの酒蒸しに豚肉を加えたものです。蒸し煮にした豚肉はふわぁ~として口当たりが良く、アサリの出汁を吸ってとってもおいしいのです。
アサリ・・・200g
豚肉薄切り・・・100g
オリーブ油・・・小さじ1
ショウガ・ニンニクみじん切り・・・各小さじ1
鷹の爪千切り・・・1本分
酒・・・大さじ4
きざみネギ・・・2本分
①フライパンにオリーブ油を入れてショウガ、ニンニク、鷹の爪を弱火で炒める。
②香りがでたらアサリを加え、その上に豚肉を乗せて酒をふりかけ、蓋をして強火で3分くらい蒸す。アサリの口が開き、豚肉に火が通ったらでき上がり。
③器に盛りきざみネギを散す。
※塩味はアサリから出る塩分で十分と思いますが、味が薄いようならば塩を少し加えてください。
アサリ 1パック
オリーブ油 適量
国産レモン 1個
1アサリは砂抜きをし、レモン1/2コを輪切りにする。
2.熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、アサリ、レモンの輪切りを入れて蓋をする。
3.アサリの殻が開いたら残りのレモン1/2コをしぼってかける。
料理はとっても簡単にできます。
ポイントは、砂抜きです。
3%の塩水に、なるべく重ならないようにヒタヒタに漬け、暗い静かなところで、4時間ほど置いておきます。かなりの距離、水を噴き出すので、お風呂場等に置いておくとよいかもしれません。また、一度吐いた砂を他の貝が吸い込まないように工夫すると早く砂抜きができます。
また、料理を始める前に貝に刺激を与えると、貝柱が簡単に取れるそうです。(筋肉が緊張して縮むそうです。)一度試してみてください。
あさり 120g
水 250cc、塩 適量
①砂抜きしたアサリをこすりあわせるようによく洗う。
②鍋に水とアサリを入れ、熱する。
③アサリが口を開けたら、おつゆの味をみて塩加減をする。
④お椀についでできあがり。
具材はお好みでいろいろ代えてみてください。チーズを入れてもおいしいですよ。
チヂミの粉200g(なければ小麦粉150gと片栗粉50g)
卵 1個、水 250cc
アサリむき身 大さじ1
スルメイカ 小4匹
ニラ 1束
にんじん 1/2本
ごぼう 1/2本
油 大さじ4
ごま油 適量
レモン 1/2個
(たれ)
ぽん酢
ラー油
豆板醤
砂糖 コチジャ
1.スルメイカは、内臓、目、トンビを取り除き、1センチの幅に切る。
2.卵と水をよく混ぜ合わせ、チヂミの粉をよく混ぜる。
3.ニラは、4cmの長さに切る。にんじんは千切り、ごぼうはささがきにする。
4.2にイカ、アサリ、3の材料を混ぜ合わせる。
5.熱したフライパンに油をしき、4をお玉に1杯すくって流しいれる。このとき、お玉でうすくひろげるようにする。
6.両面をよく焼き、フライパンにごま油をまわりにたらす。
7. 焼きあがったら、まな板にとり食べやすい大きさに切ってから皿に盛りつける。
お好みでレモンをしぼってかけるのもおすすめです。
8.たれの材料を混ぜ合わせて、たれを作る。材料の配合はお好みで。
今や定番のアサリと春キャベツのパスタです。アサリの旨味を吸ったパスタもキャベツも美味しいです。濃厚な味が好みなら最後にバターを少々加えてください。
スパゲッティー…160g
塩・・・適量
アサリ…1パック(250g)
春キャベツ…200g
オリーブ油…大さじ2+1
ニンニク(みじん切り)…1カケ分
鷹の爪(輪切り)…1本分
ベーコン…2枚
白ワイン…大さじ4
水…大さじ4
塩・粗挽き黒コショウ…適量
①アサリは良く洗っておく。キャベツはざく切り、ベーコンは1㎝幅くらいに切る。
②湯を沸かして塩を加え、表示の時間パスタを茹でる。茹であがる1分くらい前にキャベツも加えて一緒に茹でる。塩は湯の1%程度(湯2ℓなら塩は大さじ1強)。
③フライパンにオリーブ油・大さじ2とニンニク、鷹の爪を入れて、弱火で香りを出し、ベーコンも加えてさっと炒める。アサリ、白ワイン、水を加えて蓋をし、強火で蒸し煮する。
④アサリが開いたらパスタとキャベツを加え、塩とコショウで味を調える。美味しい蒸し汁をパスタに吸わせるイメージです。水分が少ないようならパスタの茹で汁を適量加える。
「小鍋立て」は少人数向けの簡単お鍋のこと。具材もシンプルで準備も簡単です。
今回は、寄せ鍋風のだし汁で仕立てたアサリと大根の小鍋立て。具材を少しずつ入れて、煮えたらすぐ食べます。具材は他の物でも勿論OK。出し汁のレシピも書いていますが、市販の寄せ鍋のだし汁パックならさらに簡単です。
アサリ…300g
大根…300g
京揚げ(油揚げ)…1枚
三つ葉…1束
<鍋だし>
出し汁(鰹・昆布)…4カップ、酒…大さじ4、薄口醬油…大さじ2、みりん…大さじ2、塩・・・小さじ1
①大根は薄めの短冊に、三つ葉は5㎝程度に切る。京揚げはクッキングペーパーに挟んで油をぬぐい1㎝幅に切る。アサリは擦りあわせて貝殻の汚れを洗う。
②後は鍋だしの材料を煮たてて、具を入れ、煮えたら食べるだけです。具は少量ずつ入れて煮えたら小皿に汁と一緒に取り、すぐ食べます。好みでポン酢、七味なども加えて。
※寄せ鍋風のだし汁の基本は、鰹・昆布のだし汁15に、薄口醬油1、酒1、みりん0.5 程度。色を薄く仕立てる場合は、薄口醬油を減らして塩を加える。薄口醬油 大さじ2が塩小さじ1と同程度です。
生ザケ(トラウトサーモン)の他にカレイ、エビなどクセのない淡白な魚でマヨネーズを使った簡単で手早くできるお料理です。
【ポイント】
このソースは淡白な魚類なら何にでもよくあい、お弁当にはアルミカップに盛り付けると良いと思う。
マヨネーズは塩分が含まれているので、調味するときは考慮しておく。
トラウトサーモン 3切
卵 1個
マヨネーズ 大さじ3
塩、コショウ 適量
牛乳 少々
パセリ 少々
①卵は固ゆでにし、パセリはきざんでおく。
②①の卵を荒くきざみ、塩、コショウを少々、マヨネーズと牛乳を入れ混ぜておく。
③サケは焼き、皮をはがし、小骨をとり、荒くほぐしておく。
④器に③を盛り付け、その上に②をかけ、パセリを少々ふりかけ、オーブンで少しこげめをつける。
お刺身用サーモンを昆布締めにして使いました。ちらし寿司の素(市販)を使うことで野菜や根菜もいっしょに摂ることができるのでおすすめです。
でも、このレシピはどちらかというと大人向け。サーモン好きな子供たちには酢飯ではなく、白ご飯に白ごまをまぜて、昆布締めではなくお刺身のままでマヨネーズでどうぞ!
サーモン(刺身用)1柵 ご飯3合分 ちらし寿司の素(市販)3合用 1袋
①サーモンは薄切りにし、出し昆布をすこし湿らせたものにはさんで冷蔵庫で一晩置いておく。
②ご飯に散らし寿司の素を混ぜて冷ましておく。
③お弁当箱にラップを敷き、サーモン・ちらし寿司の順につめてからラップでくるんで、
上から水筒の底などで押す。
④しばらくなじませたらできあがり(右上写真)。
※食べるときに切り分けましょう。付け合せには薄く切って水にさらした玉ねぎがおすすめです。
最近アメリカではやっているパワーサラダ。今回は野菜、フルーツ、サーモン、豆を使い、動物だけでなく植物性のタンパク質も取れるように工夫しました。
(273kcal/1人)
スモークサーモン…100g
パプリカ赤…1/4個(30g)
パプリカ黄…1/4個(30g)
ベビーリーフ…150g(市販の小パック1つ)サラダ用蒸し豆…40g(市販のサラダ用蒸し豆の1/2パック)
リンゴ…1/8(25g)
じゃがいも…2個(300g)
バター…10g
牛乳…大さじ1
塩・コショウ…少々
①じゃがいもをゆで、ゆであがったら冷める前につぶす。
②①バターを加え、塩・コショウで味を調える。(まっしゅポテト完成)
③パプリカは型抜きで抜き、残りはあらみじんにする。(全てあらみじんでもOK!)
④ボールにベビーリーフ、刻んだパプリカ、豆を加え混ぜ合わせる。
⑤リンゴを薄く切る。
⑥サーモンはバラの形に巻く
⑦最後にマッシュポテトを真ん中に置き、ベビーリーフやパプリカ、サーモンをリースになるように盛り付ける。
ビストロやカフェなどのメニューに多く取り入れられ、日本でも最近人気の調理法「コンフィ」の紹介です。コンフィは低温の油で煮る調理法で、できあがりは柔らかく、煮たものとも揚げたものとも違う新食感。ワインや洋酒のおつまみにも最適です。ホームパーティーなどでぜひ作ってみてください。
サーモン(刺身用)・・・200g
オリーブ油・・・適量
大葉・・・4枚
白ネギ・・・1/2本
レモン・・・1/4個
<塩漬液>
水・・・2カップ(400ml)、塩・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ2
①小さめの容器に塩漬液の材料を入れてよく溶かし、サーモンを約1時間漬け込む(冷蔵庫で)。
②サーモンの水気をよく拭き取り、フリーザーバッグ(ジップロック)に入れてサーモン全体にまわる程度のオリーブ油を注ぐ。中の空気を追いだして袋の口を閉じ密閉する。ボール等の容器に水をくみ、袋の底を水に浸して作業すると空気を追い出しやすいです。
③電気炊飯器の釜に45℃の湯を入れて②のサーモンを浸し、炊飯器の蓋をして1時間おく。途中で温度チェックし、40℃を切るようなら一時的に保温スイッチで温度を上げ、40℃~45℃を保つ。
●料理用の温度計が必要です。風呂の温度は41~42℃が普通なので、抵抗がない方は密閉した袋を風呂に浸けておけばOK。温度計不要です。
④これで火が通って軟らかくなっています。冷蔵庫で数時間保存すれば更にしっとり。袋から取り出してカットし、白ネギと大葉の千切りを水にさらしたものをトッピングする。レモンを添えて完成。
◎保存は袋のまま冷蔵庫で3日程度。コンフィは細菌が繁殖できる温度帯で調理するので素材は生食用を使い、塩漬も冷たい水で。完成後の保存も低温を保ってください。
ニジマスの定番料理、ムニエルの紹介です。ちょっと手間でもソースを作って添えると、とても豪華な一品になります。今回はエリンギをつかったバターソース。きのこは他にマッシュルームでも、シメジでもOK。バターで炒めるだけなので簡単です。
ニジマス・・・2尾(200g)
塩・コショウ・・・適量
小麦粉・・・適量
A:バター・・・小さじ2、サラダ油・・・小さじ2
ジャガイモ・・・200g
ブーケレタス・・・4枚
プチトマト・・・4個
チャービル・・・少々(あれば)
エリンギ・・・1パック(約100g)
B:バター・・・大さじ2、サラダ油・・・大さじ1
①ニジマスのヌメリを洗い落とし、盛付けた時に下側になる方の腹に庖丁を入れて内臓を取り除き、エラも取ってから腹の中をきれいに洗う。キッチンペーパーでよく水気を拭き取り(腹の中も)、軽く塩・コショウを振って15分位おく。
②エリンギは半分に切り、手で適当に縦に割る。
③ジャガイモの皮をむいて食べやすい大きさに切り、茹でてから粉吹きいもにし、塩・コショウで味付けする。
④ ①のニジマスの塩で浮いてきた水分をきれいに拭き取り、薄く小麦粉をまぶす。余分な小麦粉ははたき落とし、薄めに粉を付けること。フライパンを熱してAのバター、サラダ油を入れ、盛付けて上になる方を下にして中火で2分くらい焼いて焦げ目をつけ、返して蓋をし、5分くらい蒸し焼きにする。
⑤焼けた魚を他の器に移し、フライパンの余分な油をキッチンペーパーで拭い、Bのバター、サラダ油を加えて②のエリンギをしんなりするまで炒め、塩・コショウで味を調える。
⑥器に③のジャガイモ、その他の野菜、ニジマスを盛り付け、⑤のソースをかけてチャービルを添えてでき上がり。
メバルは白身で淡白なので料理はいろいろありますが、やはり一番のお勧めは煮付けです。今回は旬のタケノコと炊き合わせにしました。キヌサヤなど緑の野菜も加えると彩がきれいです。
ウスメバル・・・2尾(約400g)
タケノコ(茹でたもの)・・・80g
キヌサヤ・・・6枚
ショウガ(千切り)・・・少々
昆布・・・5cm×10cm(適当に)
木の芽(あれば)・・・2枚
<煮汁:A>
水・・・3/4カップ
砂糖・・・大さじ1
醤油・・・大さじ4
みりん・・・大さじ4
酒・・・大さじ2
①メバルはウロコ、エラを取り、盛り付けたときに裏側となる方の腹に包丁を入れて内臓を取り、きれいに水洗いします。
②水洗いの済んだメバルを、キッチンペーパーなどで表面、お腹やエラぶたの内側もきれいに水分、汚れをふき取ります。生臭くない魚料理を作るには、この作業が肝心です。
③メバルの表、裏とも適当に切れめを入れます(食べやすく、味がしみこみやすい)。
④鍋に煮汁の材料Aを入れ、メバル、タケノコ、千切りショウガ、昆布を加え、落し蓋(アルミホイルなど)をして強火で5~6分煮ます。最後にキヌサヤを加えて火を止め、そのまま5分くらい冷まして味を含ませます。
⑤煮魚はヘラなどを使って形を崩さないように盛り付けるのがポイント。浅手の鍋が使い勝手がよい。メバルを器に移してタケノコ、キヌサヤを盛り付け、木の芽を添えます。
メバルは煮付けが定番ですが、淡白な白身はどんな料理にもむきます。今回はムニエル。春野菜のクリームソースを加えることで、とっても豪華な一皿になります。
ウスメバル・・・1尾(約300g)
塩・コショウ・・・適量 小麦粉・・・適量
サラダ油・・・大さじ1
ソラマメ・・・8粒 菜の花・・・6本
<クリームソース>
バター・・・30g 新タマネギ・・・1/2個
白ワイン・・・大さじ4 生クリーム・・・大さじ4
トマト・・・1/2個 塩・コショウ・・・適量
①ウスメバルはウロコ、内臓、エラを取って水洗いして3枚におろし、身の中央にある太い骨(血合い骨、4本くらいある)を骨抜きで抜く。できあがったら塩・コショウをしておく。
②新タマネギはみじん切り、トマトは湯むきして1cmくらいの角切り。菜の花、ソラマメは塩を一つまみ入れた湯で硬めに茹で、菜の花は半分に切り、ソラマメは皮をむいておく。
③クリームソースを作る。小さめのフライパンにバターを溶かしタマネギのみじん切りを透き通るまで炒める。そこに白ワインを加えて1/3くらいまで煮詰め、生クリームを加える。ソースがとろりとした感じになったら塩。コショウで味を調える。トマトを加えてさっと火を通し、最後にソラマメ、菜の花を加えて火を止める。
④①のメバルの水分をキッチンペーパーでぬぐい、小麦粉を軽くまぶしてサラダ油で両面をこんがりと焼く。器に盛り付け、③のソースをかけてでき上がり。
アサリやミニトマト・筍なども一緒に入れると味にも深みが出て美味しくなりますし、残ったスープにご飯を入れてリゾット風に、チーズを入れて仕上げてみてください。
白ワインが止まらなくなりますよ
(492kcal/人)
ウスメバル…2尾(約280g/1尾)
アサリ…200g
ニンニク…1カケ
鷹のつめ…1本
ミニトマト…5個
グリーンアスパラ…2本
筍の水煮…4切
EVオリーブ油…大さじ2+1
白ワイン…1/2カップ(お酒でも)
水…3/4カップ
塩・コショウ…適量
①メバルは下処理して塩・コショウを振り10分おく。ニンニクはスライス。鷹のつめは種を除き輪切り。ミニトマトは半分に切り、アスパラは4等分に。
②フライパンにEVオリーブ油 大さじ2を入れて弱火でニンニク、鷹のつめを炒め香りが出たら取り出し、中火にしてその油でメバルの両面に焼き目を付ける。
③ニンニク、鷹のつめをフライパンに戻し、アサリ、ミニトマト、アスパラ、タケノコ、白ワイン、水を加えて5~6分蓋をして蒸し煮にする。
④塩・コショウで味を調え、オリーブ油 大さじ1を加えてフライパンをゆすりなじませる。アサリと魚から塩分が出るので、塩は味見をしてからに。
⑤スープが残ればご飯を入れてリゾット風に。
カワハギ類は片身を鍋に、そして片身が刺身が我が家の定番です。刺身はフグと同じように薄造りにします。調理も簡単で、もみじおろしを入れたぽん酢で食べると、こればまたうまい。至福のときですなあ。
鮮度が良かったので、肝はボイルして刺身に添えました。
ウスバハギ…片身分
肝…適量
ニンジン…1/4本
キュウリ…1/3本
細ネギ…2本
大根…少々
大葉…2枚
一味唐辛子…少々
①最初に添え物の野菜類の準備です。ニンジン、キュウリは桂むきにして細い千切りにし、それぞれ10分くらい水にさらしてしゃきっとさせ水気をきる。細ネギは4cmに切る。大根はすりおろして水気を軽く絞り、一味唐辛子と混ぜて簡易もみじおろしを作る。
※ニンジン、キュウリの桂むきを千切りにする時は、横方向(輪切りにする方向)に切ります。
②肝は塩を一つまみ入れた熱湯で中心まで火が通るまで(2分くらい)茹で、氷水にとって冷まし、水を切ります。
③ウスバハギは三枚おろしにしてから柵取りします。
※カワハギ類を鍋などに使うときは丸のまま手で皮をむいて使いますが、刺身にする場合は皮付きでさばき、最後に刺身包丁で皮をとります。先に手で皮をむいてしまうと、薄皮が残ってしまうので。
④柵取りしたウスバハギを薄く削ぎ切りにして皿に並べ、②の肝、①の野菜類を添えます。
薄造りで細ネギを巻き、ポン酢・もみじおろしで食べます。
イイダコを煮ると良い出しがでるので里芋とゆで卵を一緒に炊きました。おかずにも、ビールのあてにもピッタリの煮物です。柔らかく煮るために、ソーダ水を使っています。
今回は生のイイダコを使いましたが、下処理済みのイイダコを使う場合は、下記【作り方】の①、②は不要です。
イイダコ・・・1パック(約300g)
里芋・・・400g
卵・・・3個
だし昆布・・・10×10cm
<煮汁>
ⅰ)醤油、みりん、砂糖・・・各大さじ3、 酒・・・1/2カップ(100ml)、ソーダ水・・・1カップ、水・・・1カップ
ⅱ)醤油、みりん、砂糖・・・各大さじ1(後から追加する分)
※ソーダ水は無糖を使っていますが、砂糖が入っているサイダー等の場合は砂糖の分量を減らしてください。
①最初にイイダコの下処理をします。先ずは墨抜きです。墨は胴(通常の頭)の内側に入っているので、目の付いている反対側から胴を裏返し、銀茶色の墨袋を破らないように手で根元からちぎり取る。卵黄のような飯(卵)があれば破らないように! 裏返した胴を元に戻し、足先を2cmくらいカットする。
※丁寧にするなら眼とクチバシも除きます。眼は両目の間に庖丁で切れ目を入れて抜き取る。クチバシは足をひっくり返して押し出し、摘み取る。
②次に熱湯に5秒くらい漬けて冷水に取り、表面のぬめりをよく洗い落とす。水気を拭き取れば下処理完了です。
③里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切ってから面取りし、塩を一つまみ加えた湯で下茹でする。卵は熱湯で10分くらい茹でて皮をむき、ゆで卵を作っておく。これで全て下準備完了。
④鍋に煮汁ⅰ)と②のイイダコを入れて強火にかけ、沸騰したら大まかにアクを除く。火力を中弱火に下げ、落し蓋をして30分煮る。
⑤ ③の里芋、ゆで卵と追加の調味料ⅱ)を加え、更に15分位煮る。汁が減って甘辛いくらいになったらでき上がり。
⑥そのまましばらくおいて味を含ませたら器に盛付けます。一晩か1日くらいおくと卵にも味が浸み込んで更に美味しいです。
子のたくさんつまったプチプチとした食感がおいしいです。
イイダコ(子持ち)5匹
水 600cc
醤油 120cc
みりん 120cc
砂糖 大さじ1
1.イイダコは、腹の中をひっくりかえして内臓や墨を洗い流す。目、くちばしを取り除き、足先を2cmほど切り落とす。イイダコが大きい場合は、食べやすいように腹と足を切り離し、足は2本ずつに切り離す。
2.鍋に水、調味料を入れて沸騰させ、そこに1のイイダコの腹から入れる。腹を入れてもう一度煮立ったら、足を入れる。4~5分煮たら火をとめる。
スーパーで長崎産ムツを380円(消費税抜き)で購入。調理済み(内臓をとったもの)で100gくらいのムツが4尾入り。すき焼きのタレを使って簡単に煮付けました。身がやわらかくポロッと取れて食べやすい!店頭で見かけたらぜひお試しください(写真はクリックすると大きくなります)。
ムツ(調理済み)4尾 すき焼き用のタレ(市販のもの)180ml 水270ml
① ムツをさっと水洗いする。
② なべに、すき焼き用のタレ・水を入れ火にかける。
③ ②が沸騰したら、ムツを重ならないようにならべ、アルミホイルなどで落し蓋をして
弱めの中火で約10分、ときどき煮汁をかけながら煮る。
身が甘くておいしいです。
足を輪ゴムでしばり、3%の食塩水の中に入れ、強火で沸騰させて、15分ほどゆでる。活けガニは水から茹でると足がはずれにくい。
ボイル冷凍物は、冷蔵庫内で自然解凍するのがよい。
・毛ガニのさばきかた
1.カニを裏返し、三角形のふんどしと呼ばれる部分をはがす。
2.甲羅をはがす。
3.出刃包丁で、足を切り離す。
4.胴についている灰色のガニと呼ばれる部分をはずす。黄土色のカニミソを取り除いてしまわないように注意する。
5.胴を半分に切る。
6.足はトゲのついている面を下にしてこの面を包丁でそぎ取るように切る。ハサミのついた部分は、内側から包丁を入れて切り開く。
お魚博士のおすすめの一品です。
「これを食べると南フランス プロバンスの風が吹きます。」
アンコウ・・・・・・・市販の調理済み品400g~500g
市販のブイヤーベーススープ・・・・2カップ
白ワイン・・・・・・・・・・・・・半カップ
塩、粒胡椒・・・・・・・・・・・・少々
★作り方★
①アンコウに塩、胡椒をして下味をつけてから、フライパンで表面をほんの軽く焼きを入れておく。
②ブイヤーベーススープを鍋に入れ、煮立ったらアンコウと白ワインを入れて、蓋をして中火、弱火で13~15分煮る。
★アン肝が付いていればこの時にすり潰して入れる。
(煮あがる寸前にお好みで、食べやすい大きさに切ったブロッコリー、人参などを入れてもよい。)
★豪華なブイヤーベース:アンコウの他に貝類、海老などを入れるとさらに美味しく豪華。貝や海老は煮すぎると硬くなるので、火が通ればOKです。出来上がり寸前に入れる事が美味しさポイント。
③塩、胡椒でお好みの味に調え器に盛って、どうぞ召し上がれ。
市販のスープじゃなくて、自分で作りたい!という方はこちら
★手造りブイヤーベーススープ:4人前目安★
材料
ジャガイモ・・・・・・・・・・・・・1個
ニンニクのみじん切り・・・・・・・・一片分
オリーブ油・・・・・・・・・・・・・大さじ2
トマトソース・・・・・・・・・・・・1/2カップ
固形スープの素・・・・・・・・・・・1個
水・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
★その他に、「魚のあら・骨・小魚」や玉葱、人参、葱等なくても別に問題はありません。
作り方
①:鍋にオリーブ油を熱し、ニンニクをよく香りが出るまで炒め、これに小さく切ったジャガイモを加え油がなじむまで炒める。
②:①に水、固形スープの素、トマトソース、白ワインを加えジャガイモが柔らかくなるまで中火15分くらい煮る。
(魚や野菜があれば、魚が生の時は煮立ってから入れ、湯通しした魚や野菜は煮立つ前に入れてもよい。)
③:魚や野菜を取り出し、ジャガイモを押しつぶしてスープに溶け込ませれば、これで基本ブイヤーベーススープの出来上がりです。
お魚博士より一言、
「これを食べると、南フランス プロバンスの風が吹きます。」
アンコウ・・・・・・・市販の調理済み品400g~500g
市販のブイヤーベーススープ・・・・・・1カップ
温野菜用ブロッコリー、人参など・・・・適量
オリーブ油・・・・・・・・・・・・・・少々
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・少々
塩、胡椒・・・・・・・・・・・・・・・少々
片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・・少々
★作り方★
①アンコウに塩、胡椒で下味をつけておき、これをフライパンで少量のオリーブ油で焼き目が付く程度に炒める。
②鍋にブイヤーベーススープ、白ワイン、付属のアン肝(すり潰す事)を入れて煮立ったら、①のアンコウを入れて、中火で5分程度煮る。この間にお好み野菜の温野菜を作る。
③煮上がったら、塩、胡椒でアンコウだけを取り出し洋皿に温野菜とともに盛る。残った煮汁に少しの水溶き片栗粉を混ぜてとろみをつけソースを作る。
④洋皿に盛ったアンコウにこのソースをかけてどうぞ。
★市販のスープじゃなくて、自分で作りたい!という方はこちら
★手造りブイヤーベーススープ:4人前目安★
材料
ジャガイモ・・・・・・・・・・・・・1個
ニンニクのみじん切り・・・・・・・・一片分
オリーブ油・・・・・・・・・・・・・大さじ2
トマトソース・・・・・・・・・・・・1/2カップ
固形スープの素・・・・・・・・・・・1個
水・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
★その他に、「魚のあら・骨・小魚」や玉葱、人参、葱等なくても別に問題はありません。
作り方
①:鍋にオリーブ油を熱し、ニンニクをよく香りが出るまで炒め、これに小さく切ったジャガイモを加え油がなじむまで炒める。
②:①に水、固形スープの素、トマトソース、白ワインを加えジャガイモが柔らかくなるまで中火15分くらい煮る。
(魚や野菜があれば、魚が生の時は煮立ってから入れ、湯通しした魚や野菜は煮立つ前に入れてもよい。)
③:魚や野菜を取り出し、ジャガイモを押しつぶしてスープに溶け込ませれば、これで基本ブイヤーベーススープの出来上がりです。
ちょっと小さめだけれどアンコウが1尾手に入ったので、捌いてちり鍋にすることにしました。アンコウ鍋は味噌仕立てに肝を溶いた「どぶ汁」や、寄せ鍋風の味付けなど地域によっていろいろとあります。関西ではあっさりとした ちり鍋や寄せ鍋風の薄いお出汁で炊いた鍋が人気です。
アンコウ鍋をおししく作るポイントは鍋にする前の下処理をきちんとすること。塩を振ってしばらく置き、霜降りにしてから鍋に使ういます。皮・胃袋・肝などは1分くらい湯がき冷水で洗います。アンコウはちょっただけクセがあるので、こうした下処理をすることでおいしく食べられます。
アンコウ(身・ヒレ・皮・胃袋・肝)・・・800g(鍋用のパック製品でOKです)
塩…適量
出汁昆布・・・1枚(10㎝×20㎝:約10g)
水 ・・・1,200ml
鍋用野菜・・・菊菜、にんじん、白菜、ねぎ、しいたけ、えのき 等適量
豆腐・・・1丁
ポン酢・・・適量
薬味(もみじおろし、きざみねぎ)・・・適量
①切り分けたアンコウに5%くらいの塩を振り、15分くらいおき、塩を洗い流す。
②たっぷりめの湯をわかし、身、骨、肝を10秒くらい霜降りにして冷水で冷ます。同様にゼラチン質のヒレ・皮や胃袋、1分くらいボイルし、水でヌメリや汚れなどを良く洗い流す。これらを、水を切って器に盛ればアンコウの下処理完了。野菜や豆腐は食べやすい大きさに切っておく。
③鍋に出汁昆布と水を入れて火にかけ、沸騰する前に出汁昆布を取り出す。後はアンコウや野菜、豆腐を入れ、煮えたらポン酢に薬味の紅葉おろしやきざみねぎを入れたタレでいただきます。薬味は、柚子コショウもおいしい。
③最後はご飯を入れて雑炊に・・・もう最高です!!
※好みですが、肝をボイルして裏ごしし、タレのポン酢に入れてもOKです。
鍋用の身欠きで簡単に作れる唐揚げです。
身もアラも余すと来なく食べられます。
アンコウ(身欠き)…300g
めんつゆ…大さじ2
酒…大さじ1
片栗粉…大さじ2
揚げ油…適量
1.あんこうの水気をよくふき取る。
2.ビニール袋にアンコウ、めんつゆ、酒を入れ、もみこみ、10~20分つけておく。
3.余分な水分を拭き取り片栗粉をつける。
4.多めの油でしっかり揚げる。
5.盛り付けて完成
こちらはクロマグロを使用していますが、マグロであればどんなものでも作ることができます。少しだけ(5分くらい)置いておく味が染みて美味しくなります。新玉ねぎは普通の玉ねぎより、水分を多く含んでいるので、水が出て味噌が薄まり、水っぽくなるので置きすぎには注意していてください。
今回は甘口麦みそを使用しましたが、どんな味噌でも美味しく作ることができます。その場合は味噌の固さがありますので、酢で調整してください。
1.玉ねぎをスライスしておく。マグロは食べやすい大きさに切っておく。
2.すり鉢に味噌と砂糖、からしを入れ、すり混ぜる。
3.2.に少しずつ酢を入れていく。
4.玉ねぎを先に入れ、和える。
5.4.にマグロを入れさっと混ぜて完成。
カツオはたたきでも美味しいですが、刺身でも美味しくいただけます。マグロの山掛けはよく聞きますが、カツオもなかなかおいしいです。是非、試してみてください。
【材料(2人分)】(422kcal/人)
カツオ(刺身用)…200g
青ネギ…10g
長芋…30g
醤油…お好みで
【作り方】
炒飯にはチャーシューが入っています。それをブリの照り焼きに変えてみました。ブリの脂とごま油の風味が混ざって美味しいです。
ご飯を焼き付けるように炒めるとパラパラになります。
【材料(2人分)】
ブリ…2切れ
塩…少々
照り焼きタレ
★醤油…大さじ2
★酒…大さじ2
★砂糖…大さじ1
★みりん…大さじ2
ごま油…適量
青ネギ…20g
ご飯…2合
卵…2個
ごま油…大さじ3
生姜…1カケ
醤油…大さじ1
塩・胡椒…少々
【作り方】
サヨリは淡泊なお魚なので、焼いても、揚げても、煮ても刺身でも美味しいお魚です。繊細な和風料理にもよくあいます。
(342㎉/人)
【材料(2人分)】
サヨリ…6尾
酒…大さじ1
小麦粉…大さじ2
卵…1個
油…適量
酢…1/4カップ
砂糖…大さじ2
生姜(吸ったもの)…1カケ
水溶き片栗粉
片栗粉…大さじ1/2
水…大さじ1/2
【作り方】
パプリカやレモンはビタミンCが豊富な食材です。ビタミンCは免疫機能をあげる働きがあると言われています。しかし、ビタミンCは体内で作ることができないうえ、熱に弱く水に溶けやすいという弱点があります。
今回の料理はビタミンCが加熱に弱い事を考慮し、火を止めてから、最後に果汁を加え和える程度にしています。
(222㎉)
【材料(2人分)】
エビ…100g
酒…大さじ1
塩・胡椒…少々
アボカド…1個
パプリカ…1/2個
オリーブオイル…大さじ1
塩…少々
コショウ…少々
レモン果汁…大さじ1/2
醤油…小さじ1
【作り方】
サワラを生で食べることはあまりないと思いますが、手に入った時には是非作ってみてください。
【材料(2人分)】
サワラ(生)・・・150g
酒・・・大さじ2
酢…大さじ2
オリーブオイル…大さじ2
醤油…小さじ1/2
塩、コショウ…少々
ゆず…1/4個
ねぎ…1/4本
人参…10g
【作り方】
1時間ほど冷蔵庫にいれて完成。
普通のすし酢し一工夫。さわやかなちらし寿司になります!
しらすは骨ごと食べる食品なのでカルシウムを多く含んでいます。また、レモンはカルシウムの吸収をよくするビタミンCを多く含んでいる為、とてもいい組み合わせです。
お好みで胡麻をふると、胡麻の触感や風味でまた違った味わいになります。
【材料2人分】(492kcal/人)
釜揚げしらす…100g(混ぜ込み用70g・飾り用30)
ご飯…1.5合
酢…大さじ1
砂糖…大さじ2
塩…小さじ1/2
レモン汁…大さじ1/2
生姜…1カケ
しそ…6枚
みょうが…1個
レモン…20g(飾り用)
【作り方】
具だくさんでボリュームたっぷりのお魚バーガーです。
お好みでアジを焼くときに、ニンニクと一緒に焼いても美味しいです。
【材料(2人分)】(360kcal/人)
アジ(3枚に下ろしたもの)…4枚(2尾分)
しそ…2枚
ピクルス…30g(大きめのもの1本)
たまねぎ…1/8個
トマト(スライス)…40g
小麦粉…大さじ1
チーズとろける…2枚
パン…2つ
みそ…小さじ1
マヨネーズ…大さじ2
オリーブオイル…大さじ1
塩、コショウ…少々
【作り方】
お米を入れるのではなく炊いたご飯を入れるので失敗知らず!ご飯をパンパンに詰めて食べ応えたっぷりに!
げそを個細かく切ると、かむ力の無い子どもや老人まで食べやすくなります。
【材料(2人分)】(528kcal/人)
スルメイカ…4杯(ちいさめ)
ご飯…200g
玉ねぎ…1/4個
椎茸…2個
人参…1/4本
にんにく…1カケ
バター…10g
トマト缶…200g
コンソメ…1個
砂糖…小さじ1
ケチャップ…小さじ1
白ワイン…大さじ1
ローリエ…1枚
水…200ml
オリーブ油…大さじ1
塩・コショウ…少々
【作り方】
鯛は高タンパクではありますが、消化しやすいので、小さなお子様やお年寄りにもおすすめの魚です。 大豆のイソフラボンやワカメに含まれるカルシウム、マグネシウムは骨密度の維持を助ける働きが期待されるので、このサラダは骨粗鬆症の予防に繋がるサラダです。
【材料(2人分)】(309kcal/人)
鯛(刺身用冊)…150g
蒸し大豆…100
ワカメ(戻した物)…10g
マヨネーズ…大さじ2
醤油…小さじ1
練からし…小さじ1/2
レモン果汁…小さじ1/2
トマト…10g(飾り)
塩・こしょう…少々
【作り方】
アサリも大豆も鉄を含みますので、貧血の方におすすめです。
牛乳を加える時、一気に入れると小麦粉がだまになってしまいますので、少しずつ入れてください。
またアサリを早くから入れてしまうとかたくなってしまうので、最後に入れて、温めるくらいにしておきましょう。
【材料(2人分)】(264kcal/人)
アサリ(殻付き)…150g
大豆の水煮…100g
玉ねぎ…1/4個
にんじん…1/4本
牛乳…150ml
バター…15g
小麦粉…15g
水…200ml
コンソメ(固形)…1/2個
白ワイン…大さじ1と1/2
塩・こしょう…少々
乾燥パセリ…少々
【作り方】
夏野菜を使用し、ぴり辛でさっぱりとした味でしあげているので夏にぴったりです。
お好みで、野菜とポン酢を和えたものは冷やしておくのも冷たくなって夏にはおすすめです。
【材料2人分】(254kcal/人)
カラスガレイ…2切れ
トマト…2個(小)
きゅうり…1本
酒…50ml
塩・コショウ…少々
一味唐辛子…少々
ポン酢…大さじ3
【作り方】
カレイに火が通ったら、皿にカレイと蒸した汁をいれ、その上から3をかけて完成。
トマトの旨味とカラスガレイの煮汁が一緒になり美味しいです。しっかりアルコール分を飛ばしてから作ると、子どもでも食べられます。
【材料2人分】(229cal/人)
カラスガレイ…2切れ
トマト…2個(中)
白ワイン…50ml
水…50ml
コンソメ…1/4個
塩・コショウ…少々
乾燥パセリ…少々
【作り方】
夏にあう大根おろしと生姜。フライパン1つですぐできる簡単スピードメニュー
お好みで酒蒸しで出た汁をかけると美味しくいただけます。
【材料2人分】(225kcal/人)
カラスガレイ…2切れ
塩・コショウ…少々
酒…50ml
大根…100g
生姜…1カケ
醤油…少々
【作り方】
シバエビと貝柱の存在感が良い一品です。
エビや貝柱は固くなりやすいので、揚げる時間が長すぎに様に気を付けてください。
油に入れた瞬間はおおきな泡ですが、だんだん泡が小さくなり、ぷつぷつという感じになったら揚がっています。
【材料(2人分)】(㎉)
シバエビ…100g
ヒオウギ…100g
★小麦粉(エビ・貝柱用)…小さじ1
玉ねぎ…1/2個
人参…2/3本
みつば…1/2束
◆小麦粉(野菜用)…大さじ1
天ぷら粉
卵…1個
水…150ml
小麦粉…90g
片栗粉…20g
揚げ油…適量
【作り方】
揚げあがったら完成。
甘エビの甘みは脂質からのものではなく、
アミノ酸のグリシンやアラニンです。その為、低カロリー、高タンパクな食材です。
ビタミンEを豊富に含んでいるので活性酸素を抑える働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防に役立つと考えられています。
甘エビはお刺身用のものを使用しているので、軽く火を通すだけで構いません。あまり火を通すと旨味が逃げてしまうので注意してください。
(117kcal/人)
甘エビ…45g(むき身で)
ほうれん草…1束
マッシュルーム…100g
ニンニク…1カケ
オリーブオイル…大さじ1
バター…10g
塩・こしょう…少々
イカの旨味と豆板醬の辛みが食欲をそそります。今回は麺にかけていますが、ご飯にかけても美味しいですよ。
イカにはタウリンが多く含まれているので、疲労回復やコレステロール分解に役立ちます。
(475kcal/人)
スルメイカ…2杯(168g)
茄子…2本(170g)
生姜…1カケ(10g)
ニンニク…1カケ(10g)
サラダ油…大さじ3
ごま油…大さじ1
中華麺…2人分
麻婆のタレ
☆豆板醬…小さじ1
☆酒…大さじ1
☆醤油…大さじ1
☆砂糖…大さじ2
☆赤味噌…大さじ2
☆チキンスープ…100ml
卵…2個
青ネギ…お好みで
水溶き片栗粉…適量
(片栗粉:水=大さじ1/2:大さじ1)
アジの旨味と生もずくのシャキシャキが美味しい冷や汁です。味噌にトマト?と思いますがトマトの旨味も加わって美味しいですよ。
もっと冷たい冷や汁にするときは氷を入れるのがおすすめですが、その時は味噌の量ふ増やしていただくと薄まらずに美味しくいただけます。
263kcal/人)
アジの干物…1枚
もずく(生)…20g
きゅうり…1本
トマト…1/2個
みょうが…1個
しそ…5枚
顆粒出汁…小さじ1と1/2
水…400ml
味噌…大さじ2
すりごま…大さじ2
醤油…小さじ1/2
ご飯…茶碗2杯分
1.水に顆粒出汁を溶かし、冷やして置く。
2.アジの干物を焼いて、骨を取り、ほぐしておく。
3.きゅうりはスライスし、トマトは角切り、みょうがは
小口切り、しそは千切りにしておく。
4.ボールに味噌とすりごまをしっかり混ぜ、1で冷やして
置いただし汁を加えながら、ゆっくりと溶いていく。
5.味噌が溶けたらきゅうり、トマト、みょうが、
2のアジを入れ軽く混ぜたら、醤油を入れる。
6.あたたかいご飯にかけ、しそ、もずくを乗せたら完成。
グラタン皿などで作るとそのまま食卓に並べられるので、簡単ですよ。
スズキは白身魚なのでタンパク質が多く、低カロリー、高タンパクな魚です。また、ビタミンAが多く含まれており、鰻や内臓ごと食べる魚を抜くと、特に多いと言われています。ビタミンAは目の疲れに効果的な栄養素で、欠乏すると眼球乾燥や夜盲症などを引き起こします。目を使う人が多いご時世ですので、是非スズキを食べてください。
(282kcal/人)
スズキの切り身…2切れ
パプリカ…1/2個
ミニトマト…6個
ズッキーニ…1本
ニンニク…2個
塩・コショウ…少々
オリーブオイル…大さじ2
塩・こしょう…少々
ローズマリー…2本
ホワイトソースを家で作るのは難しいと思っていませんか?今回のホワイトソースを覚えておけば失敗なしで簡単に作ることができますよ。
ワタリガニはアミノ酸のバランスが良い食材です。今回は身だけでなく内蔵も食べるのでミネラルも一緒に摂ることができます。
ワタリガニ(茹で)…2杯(1杯約500g)
マカロニ…50g
玉ねぎ…1/4個
★ホワイトソース
バター…大さじ1
小麦粉…大さじ1
牛乳…200ml
塩…2つまみ
コショウ…少々
とろけるチーズ…適量
ワタリガニの茹で方
アキサケの切り身…2切れ(150g)
塩…少々
米…2合
水…2合分
舞茸…100g
ごぼう…50g
にんじん…20g
★合わせ調味料
酒…大さじ1
醤油…大さじ1
塩麹…大さじ1
顆粒出汁…小さじ1
塩…少々
シンプルヘルシーで簡単なレシピです!
ラップをする時に、両側を開けてラップをすると、そこの部分は熱くなりにくいです!
秋サケ・・・1切れ
人参…1/4
エノキ…1/2袋
酒…大匙2
塩昆布…大匙1
オリーブオイル…大匙2
塩…少々
胡椒…少々
ポリ袋に残った衣を後から入れる事で、鰹節の香ばしい匂いが引き立ちます!
簡単なお酒のあてに
カツオ(刺身用)・・・180g
酒…大匙2
醤油…大匙1.5
だし醤油…大匙1
鰹節…2g
塩…小匙1
片栗粉…大匙4
油…大匙2
サバ(3枚におろした物)…2枚
塩…少々
小麦粉…大さじ1
玉ねぎ…1/2個
ニンニク…1カケ
トマトソース缶…200g
バジル(生)…少々
唐辛子…1本
水…100ml
白ワイン…大さじ1
オリーブオイル…適量(大さじ1)
フランスパン…適量
(塩・こしょう…少々)
数の子…2本
胡瓜…1本
クリームチーズ…20g
にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
塩…小さじ1/3
ごま油…小さじ1/2
醤油…少々
市販の油淋鶏の素を使った、簡単お魚アレンジレシピです!
外はサクッ中はふっくらしたサワラに、味の濃いタレがよく合います!!
サワラは皮を引かずに使うと皮と身の間の脂がジューシーで美味しいですよ。
サワラ・・・300g
市販の油淋鶏の素…1袋
ねぎ…適量
油…大匙2
塩コショウ…適量
サワラの旨辛が凝縮されて美味しいです
サワラ・・・200g
市販の天ぷら粉…100g
水…160ml
揚げ油…適量
塩コショウ…適量
減塩に挑戦したレシピです。三つ葉の香りもあり、塩分が少なくても美味しく食べることができます。
【材料(2人分)】(265kcal/人・塩分0.75g/人)
マグロの切り落とし…120g
みつば…10g
のり…適量
卵…2個
ご飯…400g
★タレ
★酒…大さじ1
★みりん…大さじ1
★醤油…小さじ1
★減塩ほんだし…小さじ1/4
【作り方】
・お好みでブラックペッパーをかけても美味しいです
・辛さは食べるラー油で調節してください
スズキ(刺身用)・・・約100g ご飯…お茶碗1杯 ●醤油…大匙2 ●みりん…大匙1 ●食べるラー油(ガーリック入り)…大匙1 刻みねぎ…適量
スズキ 1匹
スズキを三枚おろしにし、中骨を取り除きます。
皮目に脂がある為、切れ込みを入れて、炙るのもおいしいです。皮を引いてもおいしいです。
・カマンベールチーズがコクを出し、見た目も豪華になります。
・アンコウはコラーゲンもたっぷり!
アンコウ・・・300g
キムチ…1パック
エリンギ…1パック
もやし…1掴み
カマンベールチーズ…1個
水…500ml
昆布…1枚
塩コショウ…適量
・ショウガがいいアクセント!
・魚の脂は皮と身の間に多いです。皮ごと
焼きましょう。
1ブリを一口大に切り、塩コショウをして片栗粉でコーティングします。
2レンコンは皮をむき、薄切りにして洗っておきます。ショウガも皮をむき薄切りにします。
3フライパンにサラダ油を引き、ブリを焼き色がつくまで炒め、冷ましておきます。
4ボールに●とレンコンとショウガを入れ、混ぜ合わせレンジで3分熱し、一度混ぜ、再びレンジで2分ほど加熱します。
・ブリの独特の臭みはこってり味で消え、食べやすくなります。
・ブリに片栗粉をコーティングすることで外はカリッ中はふんわりに仕上がります。
1ブリを一口大に切ります。皮はついたままの方が脂もあり美味しいです。
2レンコンも食べやすい大きさに切り、水にさらしておきます。水菜は4cmほどに切ります。
3ブリの両面に塩コショウをし、片栗粉でコーティングします。フライパンを熱し、サラダ油を引き、レンコンとブリを入れ焼く。
4フライパンの余分な脂を拭き取り、●を入れ、一煮立ちしたら火をとめます。
5お皿に水菜とともに盛り付けごまを振り完成。
サワラ | 1 | フィレ |
バター | 30 | g |
薄口醤油 | 2 | 大さじ |
コショウ | 少々 | |
塩 | 少々 | |
白ネギ(青いところ) | 3 | 本 |
レモン | 1/2 | 個 |
サラダ油 | 1 | 大さじ |
片栗粉 | 10 | g |
ⅰ)白ネギ(青いところ)を斜めに切る。
ⅱ)サワラを切り身にする。7等分に切る。
ⅲ)サワラに軽く塩をして10分ほど置き、
浮き出た水分をキッチンペーパーで
ふき取る。両面をコショウと片栗粉でコーティングする。
ⅳ)フライパンにサラダ油をしき、熱したら皮目から
焼いていく。両面2分ずつ焼いて焼き色を付ける。
ⅴ)別のフライパンにバターを入れ、白ネギ(青いところ)が
しんなりするまで炒め、醤油を入れて火を止める。
ⅵ)焼いたサワラにⅴ)のソースを盛り付け完成。
サワラ | 2 | 柵 |
ブロッコリー | 2 | 房 |
トマト(大) | 1 | 個 |
●オリーブオイル | 3 | 大さじ |
●醤油 | 3 | 大さじ |
●粒マスタード | 1 | 大さじ |
●砂糖 | 1 | 小さじ |
●コショウ | たっぷり | |
●レモン汁 | 1/2 | 個 |
塩 | 1 | 小さじ |
ⅰ)トマトとブロッコリーを適当な大きさに切る。お湯1Lに塩小さじ1入れる。
ⅱ)沸騰したお湯に茎を入れ30秒茹でる。小房を加え、再沸騰したら火を止める。
ⅲ)●を合わせてドレッシングを作る。味見をする。
ⅳ)サワラを刺身に引き、茹でたブロッコリーとドレッシングをトッピングして完成。
子持ちのアカガレイお使用しました!
外はかりっと中はふんわりで美味しいです。
アカガレイ…1尾
塩…適量
小麦粉…大匙2
ダイコン…100g
ポン酢…適量
コショウ…適量
1.アカガレイに塩をして、10分置きます。
2.アカガレイから出た余分な水分をふき取り、小麦粉を全体につけます。
3.温めた油で、皮目から揚げていきます。
4.揚がったらおろしたダイコンをかけて、ポン酢とコショウで完成。
レンコダイは、水分の多い魚なので、一度焼いて皮目をパリパリにするのがポイントです!
身はふっくら、味は出汁が効きながらもさっぱりと老若男女に好まれる味ですよ☺
レンコダイ・・・1尾
筍…1本
鰹節…適量
塩…少々
オリーブオイル…大匙1
夏のケンサキイカが沢山入荷してきました!
イカとジャガイモは相性抜群です!!
ケンサキイカ…約200g(小イカ10杯) じゃがいも…2コ
しょうゆ…大さじ2 みりん…大さじ2 砂糖…小さじ2 水…大さじ4
にんにく(おろし)…小さじ1 だししょうゆ…大さじ1
1. じゃがいもは一口大に切り、水にさらしておく。イカも一口大に切る
2. 水と調味料を鍋に入れ、沸騰させる
3. 鍋にじゃないもを入れ、アルミホイルなどで落としぶたし、約10分間煮る
5. お皿に盛り付けて完成
生のホタテ貝を殻から外して使用するのがお勧めです。
ホタテの出汁がしみます!
ホタテ…3コ キャベツ…1/4コ パセリ…少々
白ワイン…80ml 塩・こしょう…少々 オリーブ油…小さじ1
1. ホタテの身を殻から外し、黒い部分(ウロ)を取り外して水洗いでよくぬめりをとる
2. キャベツは1~2cmぐらいのざく切りにする
3. 鍋にオリーブ油を入れ、キャベツを軽く炒める
4. 3にホタテを入れ、ワインを回し入れて塩・こしょうをしてふたをし、弱火で7~8分
蒸し焼きにする