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イシダイ


旬は産卵前で漁獲の多い春とされるが、通年おいしい。夏が旬とも言われるが、夏は白身の代表タイやヒラメの味が落ちる時期なので、イシダイの美味しさが際立つからかもしれない。食べ方は何と言っても刺身。しっとりとした脂があって味が濃く、夏場の刺身の中では抜きん出た存在。残りのアラは潮汁にするとよい。皮は厚めで、湯引きにして食べると旨い。

調理例
石鯛の薄造り
石鯛の薄造り

石鯛はやはりお刺身が一番です。鮮度が良く身が固かったで、薄造りにしました。残った皮も湯引きにして添えています。石鯛の皮は厚く硬いので、30秒くらいしっかりと茹でて使います。

材料

石鯛…刺身用冊
添え物…大根ケン、大葉、すだち 適量

作り方

※刺身なのでレシピというほどのものはないですが、簡単に書いておきます。

①石鯛の皮を引く。小鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ入れて皮を柔らかくなるまで(30秒くらい)茹でる。冷水にとって鱗の残り等をきれいに洗い、水切りして細くきざむ。
②器に大根ケンと大葉をセットし、石鯛を薄く削ぎ切りして盛り付ける。①の皮とすだちを添えて完成。

石鯛のあら煮
石鯛のあら煮

刺身にして残ったアラを煮付けました。石鯛はちょっとクセがありますが、脂があっておいしいです。

材料

石鯛のアラ…1尾分(約400g)
生姜…1カケ
<煮汁>
醤油…大さじ4、みりん…大さじ4、砂糖…大さじ2、酒…大さじ8(120ml)、水・・・大さじ12(180ml)

作り方

①湯を沸かしてアラをさっと(5秒くらい)湯通しし、冷水にとって鱗の残りや血などの汚れをきれいに洗う。
②鍋に煮汁の材料と生姜の薄切り、①の下処理したアラを入れて強火で沸騰させる。浮いてきた灰汁を除いたら中火に落とし、落し蓋をして7~8分煮ればできあがり。

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