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キハダマグロ


身色は他のマグロ類(ビンナガを除く)より薄い赤色だが個体差が大きく、かなり深い赤色から薄いピンクのものまで様々。平均して色の濃いものの評価が高い。変色、退色は遅く、身崩れしにくい。他のマグロ類より脂肪分が少なく、あっさりとした旨味が持ち味。ただ、秋に高緯度の海域で獲れるものはしっとりと脂がのって美味。
刺身の需要が大半だが、ステーキ、つけ焼き、フライなどにも使われる。ビンナガ同様に缶詰にも使われる。

調理例
キハダマグロのコチュジャン和え
キハダマグロのコチュジャン和え

マグロを使った刺身の韓国バージョンで、焼肉屋さんで食べるユッケのイメージ。調理はとても簡単です!

(111kcal/人)

材料

キハダマグロ刺身用短冊・・・60g
長いも・・・60g
貝割れダイコン・・・少々
卵(卵黄のみ)・・・1個
<調味料:A>
コチュジャン・・・大さじ1
酢・・・大さじ1/2
醤油・・・小さじ1

作り方

①マグロと長いもは2cmくらいに角切り、貝割れは根を除いて2等分する。
②調味料Aをよく混ぜておきます。
② ボウルに①を入れ、Aを加えて軽く和える。
③ 器に盛り付け、卵黄をトッピングします。
※調味料と素材を和えるのは食べる直前に。時間がたつと水分が出てしまいます。

手まり寿司・雛寿司
手まり寿司・雛寿司 子供と一緒に作りましょう!

ひな祭りのご馳走と言えばお寿司。中でも、ちらし寿司、手まり寿司が定番です。今回は手まり寿司と、プラスαで雛寿司も作りました。子供と一緒に作れば、子供も大喜び、おいしさも倍増すると思います。

材料

ご飯・・・800g(2合半 ※1合:320g)
すし酢・・・酢:大さじ5、砂糖:大さじ2、塩:大さじ1/2(よく混ぜておく)
しいたけ・・・小さめ8個
絹さや・・・4枚
しいたけ煮汁・・・だし汁:150ml、醤油:大さじ1・1/2、みりん:大さじ1・1/2、砂糖:大さじ1/2
タイ(刺身用短冊)・・・100g
昆布茶・・・少々
マグロ(刺身用短冊)・・・100g
マグロ漬け汁・・・薄口醤油:大さじ2、みりん:大さじ1、酒:大さじ1/2
カニ蒲鉾・・・40g
卵・・・1個
卵焼き調味料等・・・薄口醤油、砂糖、みりん、水溶き片栗粉:各 小さじ1
サラダ油・・・少々

桜でんぶ・・・小さじ2
青のり・・・小さじ2
うずら卵(水煮)・・・2個
焼き海苔・・・少々
黒ごま・・・少々
イクラ・・・20g

作り方

【手まり寿司の作り方】
①シイタケと絹さやを煮ます。
シイタケは軸を切り落とし、絹さやは筋を取り除きます。シイタケを煮汁に入れて火にかけ、落し蓋をして汁が少なくなるまで5~6分煮ます。絹さやも一緒に煮ますが、長く煮ると色が悪くなるので、途中で鍋に加えて1分間煮て取り出し冷ましておきます。シイタケの軸も後で作る雛寿司の具材に使うので、一緒に煮ます。
②タイとマグロをすし種に切り、下味を付けます。
タイ、マグロとも10gくらいに薄めの削ぎ切りにします。タイには昆布茶を振りかけ、簡易昆布締めにします。マグロは漬け汁に漬け込んでおきます。手まり寿司は醤油を付けずに食べるので、すし種に下味を付けるのが基本です。
③薄焼き玉子を作ります。
卵に調味料と水溶き片栗粉を混ぜて溶き、サラダ油をひいたフライパンで焼きます。水溶き片栗粉を入れると薄焼き玉子が破れにくくなります。砂糖、みりんが入って焦げやすいので弱火で焼くのがポイント。片面を焼いて表面が固まったら、裏返して両面を焼き、形を崩さないように取り出します。
④すし飯を作ります。
ご飯を少し硬めに炊き、熱いうちにボールに移してすし酢をかけまわし、しゃもじで切るように混ぜます。濡れ布巾をかけて10分くらい置くと酢がなじみます。
⑤仕込みの仕上げ
すし種に汁気が多いと手まり寿司を作ったときに崩れてしまうので、シイタケ、マグロともキッチンペーパー等でよく汁気を切ります。タイも昆布茶を振って浮き出た水気をぬぐいます。薄焼き玉子は円形の4辺をカットし、中央の正方形を四等分に切ります。切り取った4辺のうち、1辺は後で作る雛寿司のお雛様の着物にするのでそのまま残しておきます。他は雛寿司の具材にするので細長くきざみます。
⑥手まり寿司を作ります。
手まり寿司は手で握るのではなく、茶巾絞りの要領でラップを絞って作ります。正方形に切ったラップの上にすし種を置き、その上にすし飯15gくらいを軽く丸めて乗せ、ラップで包んで絞ります。指で軽く押さえて形を整えてください。きつく押さえすぎるとすし飯が締まりすぎておいしくなくなるので、軽くふんわりと形を整えるのがポイントです。
すし酢を少し多めに作っておき、2倍に薄めたもので手をぬらして作業すると、すし飯が手に付かず、きれいにできます。

【雛寿司の作り方】
①菱形(菱餅風)の台を作ります。
空の牛乳パックを8cmくらいの筒型に切って型を作ります。次にすし飯180gを3等分し、桜でんぶ、青のりを混ぜて桜色、緑色のすし飯を作ります。3分の一は白いすし飯のままです。ラップを広げて牛乳パックの型を置き、緑色のすし飯、白いすし飯、桜色のすし飯と順に詰めていきます。最後に型を抜けば台の出来上がり。薄めたすし酢で型の内側を濡らしておくと抜けやすくなります。間にカニカマ、シイタケの軸をきざんだもの、薄焼き玉子の細切り、タイやマグロの切れ端等を挟むとおいしいです。

②雛人形を作ります。
最初に人形の体の部分を作ります。猪口等の内側をすし酢で湿らせ、すし飯を詰めて型抜きします。これを2個作り、①の上にひっくり返して乗せればOKです。男雛の方には海苔を巻き、女雛の方には薄焼き卵を巻いて楊枝で留め衣装にします。次にうずら卵の水煮で顔の部分を作ります。目は楊枝でちょっと刺して、黒ゴマを入れて作ります。後は創意工夫で雛人形を作ってください。いろいろと考え、工夫するのも楽しいです。最後にイクラを飾って出来上がりです。

マグロのポキ丼
マグロのポキ丼

摂南大学ラグビー部のお料理教室で作りました。一人暮らしの学生さんが家に帰って簡単に作れるおいしい丼です。マグロと納豆が入っていてタンパク質がたっぷりとれます。ミツカンさんにレシピを考えていただきました。

(718kcal/人)

材料

マグロ 60g
納豆 1パック
ご飯 丼1杯
レタス 1/10個
きゅうり 1/2本
青ねぎ 1/2本
ミツカン味ぽん 大さじ2
ごま油 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/4
いりごま 小さじ1/2

作り方

①マグロを1.5cm角に切る。
②レタス、きゅうりを千切りにする。青ネギは小口切りに切る。
③ボウルに、ミツカン味ぽん、ごま油、砂糖、いりごまを入れてよく混ぜる。
④③に、①のマグロをいれてよく味がしみこむように和える。
⑤丼にごはんをよそい、その上に、レタスときゅうりをのせる。
⑥よくかき混ぜた納豆を⑤の上にのせる。
⑦さらにその上にマグロをのせて、上からたれをかける。
⑧青ネギを上からちらして出来上がりです。

マグロとイカのユッケ丼
マグロとイカのユッケ丼

ピリ辛味で夏にぴったりのユッケ丼です。今回はマグロとイカをミックスしました。他にアボガド、長芋の角切などもあれば加えてください。お好みで卵黄や温泉卵なども加えれば更にパワーアップです。

(637kcal/人)

材料

マグロ(キハダ)刺身用…120g
イカ(スルメイカ)刺身用…50g
刻み青ネギ…2本分
白炒りゴマ…少々
焼のり…1/4枚
ご飯…丼2杯分
<ユッケたれ>
コチュジャン…大さじ1・1/2、醬油…大さじ1、砂糖…小さじ1、酢…小さじ1、ゴマ油…小さじ1、おろしニンニク…小さじ1/2

作り方

①マグロはサイコロ状に、イカは縦に細く切る。
②ユッケたれの材料をボール等で混ぜ合わせ、①刺身を加えてざっくりと混ぜる。
③丼のご飯に焼のりをちぎって散らし、②をのせ、刻みネギと炒りゴマを振る。好みで卵黄、温泉卵なども。

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