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コウイカ(はりいか)


比較的サックリと歯切れのよい食感で、春先の木の芽和えは旬の時期の代表的な料理です。その他、刺身、寿司種、八宝菜などの炒め物、天ぷらやフライ、酢の物など、通常のイカ料理はすべて使用できます。

調理例
コウイカと筍の木の芽和え
コウイカと筍の木の芽和え

コウイカ(針いか)は筍のシーズンが産卵期で浅瀬に寄ってくるので、この時期には瀬戸内で獲れたものがよく出回ります。熱を加えると他のイカよりもサクッとした食感があり、歯ごたえを楽しむ筍との相性が抜群。木の芽和えは彩りも美しく春を感じさせる逸品です。

(221kcal/人)

材料

コウイカ(刺身用短冊)・・・60g
A:酒・・・大さじ1  塩・・・ごく少量 
筍(茹でたもの)・・・100g
B:だし汁・・・100ml 薄口しょうゆ・・・大さじ1/2 みりん・・・大さじ1/2
木の芽・・・5枚
ほうれん草(茹でたもの)・・・葉の部分4枚くらい
C:白みそ・・・30g 砂糖・・・大さじ1/2 だし汁・・・大さじ1
木の芽(飾り用)・・・2枚

作り方

①刺身用のコウイカを1.5cm角に切り、鍋に入れて火にかけ、Aを加えて炒り煮にする。サッと火が通ればOK、火を通しすぎないこと。終わったら鍋底を水につけて冷ます。
②茹でた筍も1.5cm角に切り、Bを加えて3分くらい煮て味を含ませ、同様に冷ましておく。
③次に木の芽の和えダレを作ります。茹でたほうれん草を細かく刻んですり鉢にいれ、軸を取り除いた木の芽を加えてよくすりつぶし、きめ細かくなったらCを加えてよく混ぜる。
④和えダレ③に①、②を加えてかるく和え、器に盛って飾り用の木の芽を添えてできあがり。

※ほうれん草は緑の色づけに使います。木の芽だけで色づけすると木の芽が大量に必要で、苦くなってしまいます。きれいに仕上げるには木の芽ダレを裏ごししますが、通常はそのままでも十分です。

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