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スルメイカ


調理例
スルメイカと豆腐の煮物
スルメイカと豆腐の煮物

スルメイカは煮すぎると硬くなるので、煮るのはせいぜい5~6分。豆腐は同程度の時間でも煮えるので、一緒に炊くのに最適です。豆腐にイカの味がしゅんで(しみ込む の関西弁)とってもおいしい。今回は、焼き豆腐を使っています。普通の豆腐の場合は煮汁の水を少し減らしてください。青みは、同じくらいの時間で煮えるチンゲンサイを一緒に炊きました。冬場ならヤリイカを使えば更に高級な煮物になります。(一人前286kcal)

材料

スルメイカ・・・2杯(500g)
チンゲンサイ・・・1束(150g)
焼き豆腐・・・1丁(400g)
A(煮汁):水・・・3/4カップ、しょうゆ・みりん・酒・・・各大さじ4、砂糖・・・大さじ2

作り方

1.スルメイカは内臓と足を抜き、透明な軟骨を除いて水洗いし、胴を輪切りにする。
2.足は眼の下で切り離し、足先も切り取る(くちばしと目、足先は捨てる)。吸盤を包丁の背でしごいて軟骨を取り除き、2~3本に切り分ける。
3.材料全部とAの煮汁を鍋に入れ、落し蓋をして5~6分煮る。10分程度そのままにして味をしみ込ませばできあがり。

スルメイカの丸茹で
スルメイカの丸茹で

【田舎漁師のするめの食べ方】
尾鷲(三重)では、こうやって食べます。
これがイカ本来の味を一番楽しめておいしいと思います。

★お料理のポイント★
 丸ごと茹でることで、イカのおいしい味が抜けません。茹ですぎると硬くなるので注意しましょう。輪切りにするとき、まな板は少々黒くなります。

(63kcal/人)

材料

スルメイカ

作り方

①鍋に湯を沸かす。
②沸騰したらスルメイカを丸ごと入れる。
③色が変わり、火が通ったら鍋から取り出す。(茹ですぎない。)
④軟甲(骨のようなもの)を抜き取り、輪切りにする。
*ポン酢や醤油を付けて食べる。
※茹でる時間は、大サイズ(約300g)で5~6分。
 3分程度だと身は柔らかくて美味しいが、肝が生煮えで生臭く、また寄生虫も心配。

スルメイカのケチャップあん
スルメイカのケチャップあん

うずらの卵にケチャップ味、どちらも子供が大好きです。イカは火を通しすぎないことがポイント。今回はスルメイカを使っていますが、他のイカでもOKです。

(332kcal/人)

材料

スルメイカ・・・2尾(胴の部分のみ使用)
玉ねぎ・・・1個
にんじん・・・1/2本
ピーマン・・・3個
しいたけ・・・3個
うずら卵(水煮)・・・8個
サラダ油・・・適量
水溶き片栗粉・・・適量
<合わせ調味料>
トマトケチャップ・・・カップ1/2、砂糖・・・小さじ1、醤油・・・大さじ1、スープ・・・カップ1(水+スープの素でOKです!)

作り方

①スルメイカ(開いて皮をむいたもの)は外面に十字の切れ込みを入れ、食べやすい大きさに切る。
②野菜も食べやすい大きさに切り、ピーマン以外は半分火が通るくらい湯通ししておく。
③熱した中華なべにサラダ油をなじませ①のイカと②の野菜を入れて、さっと炒める。
④これに うずら卵、スープ、合わせ調味料を加えてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

海鮮チヂミ
海鮮チヂミ

チヂミはお好み焼きの韓国版です。お好み焼きよりも水を多めに加え、薄めに焼きます。海鮮チヂミの具材はイカの他、カキとか、手っ取り早いところでシーフードミックスでもOKです。
ごま油の香りが、けっこうクセになります。

材料

イカ・・・1尾分
ニラ・・・1束
サラダ油・・・適量
<生地>
小麦粉・・・120g、白玉粉・・・40g、水・・・240ml、卵・・・2個、出汁の素・・・少々、醤油・・・小さじ1
<タレ>
醤油・・・大さじ3、酢・・・大さじ1、ゴマ油・・・大さじ1/2、コチュジャン・・・小さじ1、細ネギみじん切り・・・5本分、白いりゴマ・・・小さじ1

作り方

①イカは身、みみは細切りに、足も1本ずつに切り分ける。ニラは3cmに切る。タレの材料は混ぜ合わせておく。
②ボウルに生地の材料を入れ、泡だて器でなめらかになるまで混ぜ、①のイカ、ニラを加える。
③ホットプレート(叉はフライパン)を熱し、②の生地を入れて中火で両面をこんがりと焼く。
④焼けたら適当な大きさに切り、タレをつけていただきます。

スルメイカのしゃぶしゃぶ
スルメイカのしゃぶしゃぶ

イカのしゃぶしゃぶって知っていますか? これが意外と言うか、とても美味しいのです。2009年もいろいろと魚料理に挑戦しましたが、美味しさと意外性を加味すればベスト3に入りそうな傑作です。イカは料理も簡単なので、ぜひ試してみてください。

材料

スルメイカ・・・2尾
豆腐・・・1丁
鍋用野菜・・・シイタケ、菊菜、ネギ、白菜、人参等適宜
水・・・適量
昆布・・・適量
かつおだし(顆粒)・・・少々
ポン酢、紅葉おろし、きざみネギ・・・適宜

作り方

①スルメイカは刺身を作るのと同じ要領で、足を抜き、皮をむいて開き、よく洗う。足は目の下で内臓と切り離して目と嘴を除き、足先を切り揃え、吸盤部分を庖丁でしごいてからよく洗い、2~3本ずつ切り離す。エンペラ(ひれ)は周辺の薄い部分をカットして形を整え、皮をむく。
②イカの胴の表側に斜め格子状に軽く切り込みを入れる。裏側に返し、縦方向にも軽く切り込みを入れる。同様にしてエンペラの両面にも切り込みをいれておく。
③ ②のイカの胴を縦に半分に切り、横に2cm幅程度に切り、エンペラも食べやすい大きさに切って器に並べる。①の足も盛付ける。
④鍋にかつおだし(顆粒)と昆布で出汁をつくり、イカをしゃぶしゃぶして、紅葉おろしを入れたポン酢でいただきます。豆腐や野菜も適宜煮てポン酢でいただきます。

いか飯
いか飯

いか飯は、作るのにちょっと時間はかかるけれど、作ってみればわりと簡単です。特売でイカが安い時などにまとめて買って作ってみてください。とてもおいしいです!

(460kcal/人)

材料

スルメイカ・・・3杯
もち米・・・120㏄

<煮汁>
醤油・・・大さじ6、砂糖・・・大さじ4、みりん・・・大さじ4、酒・・・0.5カップ、だし汁・・・2.5カップ(水+顆粒ダシでもOKです)

作り方

①もち米を洗って3時間くらい水に漬け、ザルで水を切る。
②スルメイカは全体を洗ってぬめりを落とした後、下足を内臓ごと引き抜いて透明な軟骨を抜き、胴の中をきれいに洗う。下足の処理は刺身の時と同じですのでそちらを参考に。
③もち米にニンジン、うす揚げ、生姜を混ぜて③のイカの胴に詰め、楊枝で留める。もち米が膨らむので6分目くらいの感じで。
※今回は、もち米にニンジンとうす揚げを混ぜて詰めました。他の具材では、ゴボウ、シイタケ、タケノコなどもお勧め。また、具を入れずもち米だけでも良いですし、イカの下足を詰めてもおいしい。イカ下足は、今回は一緒に炊きました。
④鍋に煮汁の材料を入れて混ぜ、割り箸を3~4本底に敷いて、上に④のイカを乗せる。空いているところに下足も入れる。割り箸を敷くとイカが鍋底に直接当らないので、皮が破れにくいです。
⑤④を強火にかけて沸騰したらアクを除く。その後、イカに落し蓋を乗せ、通常の鍋の蓋もして中火で50分前後煮る。途中で2回くらいイカの上下を返す。煮る時間は、火力とイカの分量で違いますが、煮汁がイカの高さの1/3くらいまで煮詰まって、甘辛くなる程度が目安です。時々煮汁の分量をチェックして焦さないように!!
⑥煮あがったら鍋から取り出し、荒熱がとれたら輪切りにして器に盛る。そのま食べても良いし、味が薄いようならば煮汁を少しかける。できればラップ等をかけて、1~2時間冷ました方が全体に味がなじんでおいしいと思います。

スルメイカのトマト煮

イカの定番料理「トマト煮」です。梅雨時の小さいイカ(新イカ)は柔らかくて本当においしい。もちろん夏から秋の大きいのでもOKです。
今回は日曜日で時間があったのでトマトソースも自作しましたが、市販のトマトソースでも十分美味しく、簡単です。

(280kcal/人)

材料

スルメイカ(新イカ)・・・2尾(250~300g)
オリーブ油・・・大さじ1
白ワイン(叉は酒)・・・大さじ2

【ソース】
トマトソース(市販品)・・・カップ3/4(約150g)
オリーブ油・・・大さじ1
塩・コショウ・・・少々
生バジル・・・少々(パセリのみじん切りでもOK)

作り方

①スルメイカは内臓を取って前処理し(他のイカ料理を参照)、胴を1cmの輪切り、足は2~3本に切り分ける。
②フライパンを熱してオリーブ油大さじ1を加え、①のイカを炒めて白ワインを振りかける。
③イカに火が通って白くなってきたらトマトソース、水を加え(水の量はトマトソースの濃さで増減)、ソースが温まる程度に火を通す。塩・コショウで味を調え、仕上げにオリーブ油大さじ1を加えて火を止める。
④器に盛付けてバジルかパセリのみじん切りを散らせばでき上がり。

◎好みでタマネギやセロリを入れても美味しいです。その場合は野菜を炒めた後でイカを加えます(イカが硬くなるので)。オリーブ油やトマトソースの量も少し増やしてください

麦イカとキュウリのコチュジャン和え
麦イカとキュウリのコチュジャン和え

初夏の麦が実る頃に出まわる小さいスルメイカは「麦イカ」とも呼びます。柔らかくて甘みがあり、とてもおいしい。今回はさっと茹でてコチュジャンで和えました。

(134kcal/人)

材料

小スルメイカ・・・4尾(約350g)
キュウリ・・・2本
三つ葉・・・1株
<コチュジャンたれ>
コチュジャン・・・大さじ3
しょう油・・・大さじ1
酢・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
ゴマ油・・・小さじ1
炒りゴマ(白)・・・大さじ1

作り方

①スルメイカは下処理して胴を1cmの輪切り、足は2等分する。塩と酒少々(分量外)加えた湯で1分くらいボイルして冷水に落とし、水気を切る。
②キュウリはすりこ木等で軽くたたき、2~3cmに切る。三つ葉も2~3cmに切る。
③コチュジャンたれの材料を混ぜ、①のスルメと②のキュウリ、三つ葉を和える。

スルメイカの刺身
スルメイカの刺身

関西でのイカ刺はケンサキイカなどが巾をきかしていて、スルメイカはあまり使いませんが、スルメイカの刺身もとても美味しいです。ただし、まだ身が硬い鮮度の良いものを使うこと。
※スルメイカは少し鮮度が落ちると肝の色が身に移って刺身にしたときの見映えが悪く、また歯ごたえがなくなってあまり美味しくありません。(加熱調理用に使えば十分美味しいです)

(146kcal/人)

材料

スルメイカ・・・1尾
大根のケン、大葉、すだち等、適宜

作り方

① スルメイカは足を抜いて胴から軟骨と内臓の残り取り除き、ミミをはずして胴の皮をむく。一度洗ってから水気をふき取り、薄皮もむく。
② ①の表側は斜めに格子状の切れ目を入れ(肉厚の1/3位の深さで)、裏側は縦に切れ目を入れる。
③ 足は目の下で切り離し、開いてクチバシと目を取り除く。両目の内側に庖丁で切れ目を入れると、目を簡単に取り出せます。足先を切って吸盤の軟骨を包丁の先でしごいて除く。2~3本ずつ食べやすく切り離す。ミミは皮付きのまま周囲をカットし、胴と同じく両面に切れ目を入れ、食べやすく切る。
※ミミをボイルせずに刺身にする場合は皮をむく。
④ ③を10秒くらいボイルして冷水でさまし、水気をぬぐっておく。
⑤ ②を縦に二等し、横方向に刺身に引く。大根のケン、大葉等と盛付ける。④の足とミミも一緒に盛付ける。イカの胴は、裏側(イカの内側)を表にして盛付けたほうが艶があって美しい。

◎イカ刺しを作る時はアニサキスに注意。慣れれば簡単にチェックできますが、自信がなければ止めること!

あさりとイカのチヂミ
あさりとイカのチヂミ

具材はお好みでいろいろ代えてみてください。チーズを入れてもおいしいですよ。

(459kcal/人 
たれのエネルギーは含まれておりません)

材料

チヂミの粉200g(なければ小麦粉150gと片栗粉50g)
卵 1個、水 250cc
アサリむき身 大さじ1
スルメイカ 小4匹
ニラ 1束
にんじん 1/2本
ごぼう 1/2本
油 大さじ4
ごま油 適量
レモン 1/2個
(たれ)
ぽん酢 
ラー油
豆板醤
砂糖 コチジャ

作り方

1.スルメイカは、内臓、目、トンビを取り除き、1センチの幅に切る。
2.卵と水をよく混ぜ合わせ、チヂミの粉をよく混ぜる。
3.ニラは、4cmの長さに切る。にんじんは千切り、ごぼうはささがきにする。
4.2にイカ、アサリ、3の材料を混ぜ合わせる。
5.熱したフライパンに油をしき、4をお玉に1杯すくって流しいれる。このとき、お玉でうすくひろげるようにする。
6.両面をよく焼き、フライパンにごま油をまわりにたらす。
7. 焼きあがったら、まな板にとり食べやすい大きさに切ってから皿に盛りつける。
 お好みでレモンをしぼってかけるのもおすすめです。
8.たれの材料を混ぜ合わせて、たれを作る。材料の配合はお好みで。

ゆでイカのサラダ
ゆでイカのサラダ

捌いたイカを丸ごと水から茹で、沸騰前に取り出すのが柔らかく仕上げるポイントです。

(271kcal/人)

材料

スルメイカ(小さめ)・・・2尾
貝割れ大根・・・1パック (根を切って除く)
キュウリ・・・1/2本 (千切り)
ニンジン・・・少々 (千切り)
白ネギ・・・10cm (※白髪ねぎにする)
白炒りゴマ・・・少々

<ドレッシング>
ポン酢・・・大さじ4
サラダ油・・・大さじ1・1/2
おろし生姜・・・小さじ1

作り方

①イカの胴から足を抜き、内臓・嘴等を除いてよく洗う。
②鍋に水と①のイカを入れて火にかけ、胴が丸く膨らんできたら取り出して冷ます。
③切った野菜を混ぜ合わせて器に敷き、②のイカを輪切りにして並べ、炒りゴマを振る。
④ドレッシングの材料を混ぜ合てかければできあがり。

※白髪ネギの作り方
①白ネギを5cmに切り、縦に切れ目をいれて芯を除く。
②周りの白い部分をできるだけ細く千切りにし、水にさらして軽くもみ洗いする。
③水を3回くらい代えながらもみ洗いを繰り返し、ネギがちじれてきたらOK。水を良く切って白髪ネギのできあがり。

豆腐と新スルメイカ丸煮
豆腐と新スルメイカ丸煮

晩春から初夏に出回る小ぶりな新スルメイカは加熱しても柔らかで煮物に最適。今回は豆腐と一緒に炊きました。好き嫌いがありますが、肝も一緒に炊いています。

(361kcal/人)

材料

小スルメイカ…2尾(250g)
焼き豆腐…1/2パック(150g)
オクラ…4本
生姜…少々
<煮汁>
醤油…大さじ3、みりん…大さじ3、砂糖…大さじ3、酒…大さじ6、水…大さじ6

作り方

①イカは下足を内臓と一緒に抜き、プラスチックのような軟骨も抜き、胴の中を洗う。
②下足は肝との境で切り離し、目と嘴を除く。肝の下についている胃袋を切り離して捨て、肝についている墨袋も除く。これでイカの下処理完了。
③焼豆腐は食べやすく切る。オクラは塩で軽くこすって洗い、斜め半分に切る。生姜は薄切り。
④煮汁の材料と①②③を鍋に入れて強火にかけ、沸騰したら灰汁をすくい、落し蓋をし、中火で5分煮る。火を止めたら10分くらい放置して味を染ませれば完成。

スルメイカとかぶらの煮物
スルメイカとかぶらの煮物

4月下旬、富山県産の新物・スルメイカを購入。サラダ用のかぶらと煮物にしました。「まるごと・わたごと」煮物にしたのでちょっと大人向け(!?)。火の通りやすい食材の組み合わせはスピード料理にもってこいです。お豆腐との組み合わせもおすすめ。調味料は1:1:1で。少ない目に感じる煮汁も、出来上がるころにはちょうどいい感じに。

(353kcal/人)

材料

スルメイカ500g  かぶら1個   しょうゆ・酒・砂糖 各大さじ4

作り方

①スルメイカはさっと水洗いして、水気をふく。かぶらは皮をむいて半月切りにする。葉があれば水洗いしてから、ざく切りにして使う。
②なべに調味料を入れ、沸騰したらスルメイカを入れ、煮汁をかけながら数分煮たあと、かぶらを
入れて落し蓋をし、さらに数分煮る。
③食べやすい大きさに切っていただきます!

大阪のイカ焼き
大阪のイカ焼き

大阪のイカ焼きは、お好み焼きやタコ焼きと同じ「粉もん」のひとつで、いわばイカ入りのクレープです。お好み焼き同様、大阪のイカ焼きも簡単に作れて美味しいので、ぜひ作り方をマスターしてください。大阪にはイカ焼きの銘店がいくつかあって、作り方・味もいろいろですが、今回は筆者お勧めのイカ焼きを紹介しましょう。

(302kcal/人)

材料

スルメイカ(胴)…1杯分
醤油…少々
お好み焼き粉(市販品)…1カップ(100g)
水…180ml
卵…2個
刻み青ネギ…適量(30gくらい)
お好み焼きソース…適量
マヨネーズ…適量
サラダ油…適量

作り方

①イカを開いて短冊状に切る。お好み焼き粉を水で溶いて生地を作る。
②ホットプレートを熱して油を引きイカを炒める。醤油を少量たらして下味をつけ、取り出しておく。イカは8割方火が通ればOK。
③ホットプレートに油をひき、焼き面の半分に生地を流して薄く丸く広げ、上に②のイカをのせ、刻み青ネギを散らして焼く。
④生地の上面が半焼けのうち、ホットプレートの空いている面に卵を割り落とし、コテで軽くつぶす。卵の上に生地の表裏を返してのせ、コテで軽く押えながら焼く
⑤焼けたら表裏を返して皿に移し、お好み焼きソースとマヨネーズを塗って完成。

イカそうめん
イカそうめん

イカ刺しの定番、イカそううめんです。関西ではスルメイカはあまり刺身で食べないけれど、初夏の小ぶりのスルメイカで作るイカそうめんは、甘みがあってとてもおいしいです。
※生イカの刺身は寄生虫のアニサキスがいる場合があるので、皮をむいて開いた時に光に透かし、よくチェックしてください。

材料

スルメイカ・・・1尾
おろし生姜・・・少々
添え物・・・適宜(今回は大根ケン、大葉、ミョウガ、レモン)

作り方

①イカを捌いて皮をむく。
※イカの捌き方は「スルメイカの刺身」に書いてあるので参考に。
②ポイントはイカそうめんを作るときの切り方です。イカの筋繊維が横方向(イカが泳ぐ方向に直角)に走っているので、繊維を断ち切るように縦方向に細く切ります。こう切るとイカの甘み、美味しさが増します。イカを刺身にする時は、イカの内側(内臓が入っている側)を表にして使いますが、細く切るので刺身の時のように反対側に切れ目を入れなくてOKです。

イカ肝バター炒め
イカ肝バター炒め

超簡単、イカの肝バター炒めです。梅雨時の小ぶりのイカで作ると柔らかくておいしい。肝を加えることでこくが出ます。
ビールがほしい!!

(366kcal/人)

材料

スルメイカ(小)・・・2尾(250g)
刻みネギ・・・少々
バター・・・20g
酒・・・大さじ1
塩・コショウ・・・適量
醤油・・・少々

作り方

①イカを捌き、胴は輪切り、足は2~3本づつ切り離す。わた(肝)は墨袋を除き、ボウル等に搾り出して切ったイカの身と混ぜ合わせておく。
②フライパンにバターを入れて熱し、①のイカを加えて炒める。色が変わってきたら酒を加え、塩・コショウで味を調え、最後に醤油をたらして火を止める。
③器に盛り、刻みネギを振ってでき上がり。

イカ塩辛
イカ塩辛

手間と時間はかかるけど、作り方自体はとてもシンプル、簡単です。味付けも好みで変えられます。今回作るのは「白造り」といって、皮をむいたイカを使います。皮付きならば「赤造り」、墨を入れて作れば富山名物「墨造り」になります。

材料

スルメイカ・・・2杯
塩・・・適量
みりん、酒・・・適量

作り方

①イカを捌いて身(胴)の部分の皮をむく。ゲソ(足)は目の下で内臓と切り離す。肝を傷つけないように注意。
②皮をむいたイカの身を、クッキングペーパー等でよく水気を拭き取り、食べやすい大きさに短冊に切る。これをビニール袋等に入れて、肝が熟成するまで冷凍保存する。水分をよく拭き取っておかないと塩辛が水っぽくなるので注意。
③肝に沿って付いている墨袋をはずし、肝が真っ白になるくらいたっぷり塩をまぶしてタッパ等に入れ、冷蔵庫で2~3日熟成させる。
④冷凍してある身を解凍し、③の肝の中身を搾り出してよく混ぜ合わせ、みりん、酒を少々加えて好みの味にする。塩味が足らなければ、塩を少々加える。
⑤冷蔵庫に入れて、時々かきまぜ、半日くらいして味がなじめばでき上がりです。冷蔵庫で4~5日保存できます。

※イカのミミ、ゲソは煮物などに使ってください。

イカとセロリの炒め物
イカとセロリの炒め物

セロリとイカの相性は意外と合います。今回はスルメイカで作りましたが、他のイカでも美味しく作ることができます。コクのあるタレに絡めればご飯のおかずだけでなく、おつまみにもぴったりです。
イカは最近まではコレステロールが高いので高脂血症の人は食べてはいけないと言われていましたが、イカに含まれるタウリンが血中コレステロールを下げる働きがあるので、近年では適量食べるべきだと言われています。

材料

スルメイカ…2杯
セロリ…1/2本
生姜…1カケ
白ネギ…10cm
鷹の爪…1本
サラダ油…大さじ1
☆酒…大さじ1/2
☆醤油…大さじ1
☆砂糖…大さじ1/2
☆酢…大さじ1/2
☆水…大さじ1
水溶き片栗粉…大さじ1/2
(片栗粉:水=1:1)

作り方

1.イカのはらわた、口、軟骨の様な物を取り除き、輪切りにする。(気になる人は吸盤も取り除く。)
2.セロリは斜めに切り、生姜は千切り、鷹の爪、白ネギは5㎜幅の輪切りにする。
3.☆マークの付いた調味料をボールで合わせておく。
4.フライパンにサラダ油を入れ熱し、生姜と白ネギと鷹の爪を入れて香りをつける。
5.ネギがしんなりしたら、セロリを入れ、セロリが少し透き通るくらいまで炒める。
6.次にイカを入れ、火が通ったら、3のタレと水溶き片栗粉を入れ全体にからめる
7.タレの色に濁りがなくなったら完成。

イカとネギのぬた
イカとネギのぬた

酒のアテ(肴)を作ろうと冷蔵庫を物色していたら、冷凍の壺抜きイカが残っていたので、ネギと合せてぬたを作りました。イカは茹でて使いますが、硬くならないように70℃程度の加熱です。冬場のネギは柔らかく甘味があって美味しいですね。飲み過ぎでした。

(186kcal/人)

材料

スルメイカ(胴)・・・1/2杯(約100g)
青ネギ・・・1/2束
辛子酢味噌(市販品)・・・大さじ1~2
※辛子酢味噌自作の場合(作りやすい分量)
 味噌・・・大さじ2、砂糖・・・大さじ1、酢・・・大さじ1、練り辛子・・・小さじ1/2

作り方

①イカは凍っていれば水で解凍する。小鍋にイカとたっぷりめの水を入れて火にかけ、温度が上がりイカが丸まってきたら取り出して、そのまま冷ます。温度は70℃くらいです。
②青ネギは茹で時間が違う白い茎の部分と、青い葉の部分に切り分けて茹でる。沸騰した湯にネギの白い部分を入れて1分程度茹で、青い葉の部分も加えて30秒程度茹でる。冷水にとって冷ます。
③イカは長さ3㎝程度の短冊に切る。ネギは揃えて水気を絞り、同じく3㎝程度に切る。辛子酢味噌をかけて和えればできあがり。時間が経つと水気が出てくるので、食べる前に和えてください。

いかめしのトマトソース煮込み
いかめしのトマトソース煮込み

お米を入れるのではなく炊いたご飯を入れるので失敗知らず!ご飯をパンパンに詰めて食べ応えたっぷりに!

げそを個細かく切ると、かむ力の無い子どもや老人まで食べやすくなります。

材料

 

 

【材料(2人分)】(528kcal/人)

スルメイカ…4杯(ちいさめ)

ご飯…200g

玉ねぎ…1/4個

椎茸…2個

人参…1/4本

にんにく…1カケ

バター…10g

トマト缶…200g

コンソメ…1個

砂糖…小さじ1

ケチャップ…小さじ1

白ワイン…大さじ1

ローリエ…1枚

水…200ml

オリーブ油…大さじ1

塩・コショウ…少々

作り方

【作り方】

  1. イカは内臓をぬいてゲソと胴に分ける。ゲソは食べやすい大きさに切っておく(げそを個細かく切ると、かむ力の無い子どもや老人まで食べやすくなります。)
  2. しいたけ、人参、にんにく、玉ねぎをみじんぎりにしておく
  3. フライパンにバターを敷き、②で切った野菜を炒める。
  4. 食材が全体的に透き通ってきたらゲソを入れ、ゲソに火が通ったらご飯を入れ、具材と混ざったら火を止め、塩、コショウを軽くし、混ぜて味を調え、冷ます。
  5. ご飯が冷めたら、イカにご飯を詰め、爪楊枝で口をふさぐ。
  6. ご飯を炒めたフライパンにオリーブ油を入れ、温まったら、にんにくを入れ、香りが立つまで炒める。
  7. 香りが立ったら、トマト缶、コンソメ、白ワイン、ローリエ、砂糖、水を入れる
  8. ひと煮立ちしたら⑤のイカを入れ弱めの中火で20分くらい煮込む。
  9. 最後に塩、コショウ、ケチャップで味を調える。
イカと茄子の麻婆混ぜ麺
イカと茄子の麻婆混ぜ麺

イカの旨味と豆板醬の辛みが食欲をそそります。今回は麺にかけていますが、ご飯にかけても美味しいですよ。

イカにはタウリンが多く含まれているので、疲労回復やコレステロール分解に役立ちます

材料

(475kcal/人)

スルメイカ…2杯(168g)

茄子…2本(170g)

生姜…1カケ(10g)

ニンニク…1カケ(10g)

サラダ油…大さじ3

ごま油…大さじ1

中華麺…2人分

麻婆のタレ

☆豆板醬…小さじ1

☆酒…大さじ1

☆醤油…大さじ1

☆砂糖…大さじ2

☆赤味噌…大さじ2

☆チキンスープ…100ml

卵…2個

青ネギ…お好みで

水溶き片栗粉…適量

(片栗粉:水=大さじ1/2:大さじ1)

 

作り方
  1. イカの胴体は輪切りにし、足は食べやすいように2~3ぐらいになるように切り分け、全体に酒を降っておく。
  2. 茄子は細くなるように切り、生姜とニンニクはみじん切りにしておく。☆マークの付いた調味料をボールで合わせておく。
  3. フライパンにサラダ油を大さじ2入れて茄子に焼き目が付くまで焼き、焼きあがったら一度、皿に取り出す。
  4. 同じフライパンにサラダ油大さじ1を入れ、温まったら豆板醬を入れて香りを引き立たせる。
  5. 豆板醬の香りが立ったら、ニンニク、ショウガ順で、これも香りを立たせるように炒める
  6. イカを入れ、火が通ったら茄子も入れて一緒に炒めた後、麻婆のタレ(☆マークの調味料)を入れひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉を入れる。
  7. 麺は茹でおく。
  8. 最後に麺の上に7を乗せ、お好みで葱や卵をトッピングして、完成。

 

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