「シマガツオ」という名前よりも「エチオピア」という呼び名のほうがポピュラーである。『現代おさかな事典』によると、「昭和30年代に大漁に漁獲された時期にエチオピアの皇族が来日したため」とある。水深150~400mの深場に生息しているが、夜になると表層に浮上してくる。以前は、流し網で漁獲していたが、公海の流し網が禁止になってからは、延縄で漁獲されている。成長すると90cmにもなる。身は脂ののった白身。