旬 | 夏 |
主産地 | 東京湾、大阪湾、瀬戸内海の漁港 |
漁法 | 篭、底曳き網、延縄、釣 |
岩の割れ目や穴になどに身を潜めていることから「穴子」。その他、体側に棒秤の目盛りような白点があることからハカリメと呼ばれていた。三陸ではハモと呼ばれる。
マアナゴの開き太平洋岸は北海道道東以南、日本海側は鳥取から北部九州に至る各県沿岸部に分布する。海藻の多い砂泥底に生息し、冬期は深場に移動する季節回遊をお行なうようです。砂に潜る性質があり夜活動します。
産卵はウナギ同様に黒潮海域を南下し、西南諸島で春から夏に行われるとみられている。その後、レプトケファルス幼生の時期を経て翌年の春から夏に変態して稚魚になる。餌はエビ・カニ類やシャコなどの甲殻類、ハゼ、キス、カナナゴなどの小魚で、生後2年で30cm前後、その後年間10cmくらいづつ成長し、70cmくらいまでなる。