旬 | 夏から翌春 冷凍は周年 |
主産地 | 国内物は九州西側 |
漁法 | 底曳網 |
外套長が約20cm程。沖合いに分布。産卵期は春から夏にかけて。寿命は1年。市場では通常「モンゴウイカ(紋甲いか)」で呼ばれているが、正式和名は「カミナリイカ」。
◆冷凍モンゴウイカ(輸入)
国産のカミナリイカをモンゴウイカとも呼ぶのでちょっとややこしいが、本来モンゴウイカは輸入される甲イカの総称。
市場で流通している「冷凍モンゴウイカ」には、アフリカ西海岸沿岸からヨーロッパで漁獲される「ヨーロッパコウイカ」と、インド洋沿岸、東南アジアの海域で漁獲される「トラフコウイカ」がある。「ヨーロッパコウイカ」は外套長が45cm4kg程になる。外套には虎紋模様がある。「トラフコウイカ」は外套長が36cm4kg程になる。こちらにも虎紋模様がある。
カミナリイカ 写真
カミナリイカ 写真
シリヤケイカ
胴の先から茶褐色の粘液を出し、白い腹部が焼けたように見えることからシリヤケイカの名があります。コウイカより小型で、甲羅の長さはせいぜい12㎝程度。コウイカと一緒に水揚げされることが多いが、背中が黒っぽくて全面に米粒を散らしたような模様があることから簡単に見分けられます。市場には冬場に和歌山から少量入荷する程度。丸のままでなく、たいてい写真のように甲と内臓を除いて開いてあります。身はやや硬めだが美味しいイカです。
カミナリイカ 天ぷら
天麩羅
カミナリイカ 寿司
寿司
料理方法 | おすすめ度 | 料理例 |
---|---|---|
刺身物 | ◎ | 刺身 |
焼物/炒め物 | ○ | 八宝菜、照り焼き |
揚げ物 | ◎ | 天ぷら、フライ |
酢の物 | ○ | ぬた、酢の物 |
麺・ご飯物 | ○ | パエリヤ |