旬 | 冬、夏 |
主産地 | 大分、熊本、長崎、鹿児島 |
漁法 | 小型底曳網・刺網、手繰り網、打瀬網 |
日本では最も馴染みの深いエビで味も折紙つきだが、価格の高いのが難点か。カニと同様、市場には殆どがサイズ別に分け、おが屑に詰めて活かしたものが入荷する。
太平洋西部からインド洋、紅海、地中海東部まで広く分布し、内湾の水深100㍍前後の砂泥底に生息。日本では、ほぼ本州以南の各地。夜行性で昼間は海底の砂泥中に潜っています。
市場への入荷は通年平均しており、7~8割は養殖物が占める。天然物の割合が多いのは産卵期の7月~9月。天然物は大分、熊本などからの入荷。養殖物は熊本、鹿児島、沖縄の他、中国などからも航空便で輸入されている。
味が良いのは水温が下がって甘みが増す冬場ですが、通常は天然物の入荷が多い夏場が旬とされる。
料理は、生のおどりも良いが、熱を加えてこそクルマエビの甘み、風味、食感が生きる。天ぷらが一番か。その他、フライ、塩焼き(鬼殻焼き)、含煮、椀種など、生でも、煮ても、焼いても、揚げても美味し