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ハタハタ

冬~春
主産地島根から青森の日本海側
漁法刺網、定置網
特 徴

漢字で魚偏に「雷」の字が充てられるのは、冬の日本海が時化て雷がなる頃に獲れるから。夏場は沖合いの水深400mくらいの深場に棲んでいるが、11月から12月になると産卵のために沿岸部の浅瀬に近づき、多く漁獲される。
1980年代後半から漁獲量が減って6,000トンくらいにまで低迷したが、種苗の放流や禁漁を実施した(秋田県)こと等の効果か、近年では15,000トン(2008年)まで復活している。
漁獲が多いのは主に日本海で、関西市場への入荷も島根県から青森県にかけての各県からある。入荷は通年あるが、2月~4月頃までが最も多い。
淡白な白身で、塩焼きや小ぶりなら唐揚げに。酢で締めたり、昆布締めにするのもよい。本場秋田のしょっつる鍋は有名。しょっつるとはハタハタから作った魚醤で、これを使って鍋の味付けをする。ハタハタの卵は直径5cm前後のボール状で「ブリコ」と呼ばれ、秋田では好んで食べらる。

分布・生態
食べ方

ハタハタの一夜干し

ハタハタは身質がプリプリとしており、干すことによって旨みが凝縮されています。焼き物や揚げ物にすると大変おいしいです。

料理方法おすすめ度料理例
焼物/炒め物

塩焼き
鍋物

しょっつる鍋
揚げ物

から
酢の物

酢じめ、昆布じめ
塩干物

一夜干し
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